「1830」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第2回・全3回) 2019年6月6日
 副島隆彦です。今日は2019年6月6日です。

 映画「バイス」論の第2回です。

 失脚したニクソンの次に大統領になったジェラルド・フォードというのはどうでもいい男です。実はもうここではっきり言うと、デイヴィッド・ロックフェラー(David Rockefeller、1915-2017年、101歳で死亡)、実質、世界皇帝、ダビデ大王、の、直属の連中なんです。フォードは気の弱い、副大統領あがりなんです。


デイヴィッド・ロックフェラー

 ところがフォード大統領の横に副大統領をしていた重要な男がいるんです。それがネルソン・ロックフェラー(Nelson Aldrich Rockefeller、1908-1979年、71歳で死亡)です。ニューヨーク州知事もしていました。


ネルソン・ロックフェラー

 ネルソンがロックフェラー家の三代目の弟です。三代目当主はジョン・ロックフェラー三世(John Davison Rockefeller Ⅲ、1906-1978年、72歳で死亡)です。気の弱い男でした。上品で立派な男で、ネルソンはそのすぐ下の弟です。


(左から)デイヴィッド(五男)、ウィンスロップ(四男)、
ジョン・D三世(長男)、ネルソン(次男)、ローレンス(三男)

 ネルソンはもう、暴れん坊で、凶暴でした。自分は大統領になる、と決めていた男です。だから副大統領になった。実はこのネルソンが、カリフォルニア・オイル、カリフォルニアのエクソン・モービルが巨大石油会社で、もう一つある。エッソ・スタンダード、エッソと、カルテックス、テキサコもそう。テキサス・オイルも。これは、ネルソンのものだったんです。

 長男坊がエクソン・モービルを持っていました。これはもうロックフェラー一世、二世以来の、ニューヨークとニュージャージーを中心にして、東部を中心にした世界最大の石油資本です。当時はセブン・シスターズとか言われているけど、1番目と2番目。2番目は、エッソ。エッソ、カルテックス、テキサコなんです。それが今は、シェブロンになっています。これはネルソン・ロックフェラーの持ち物だったんです。

 このネルソン・ロックフェラーが、ヘンリー・キッシンジャー(Henry Alfred Kissinger、1923年?)をハーバード大学の30歳ぐらいの学者の頃からずっと育てている。能力を見込んで援助したんです。


副大統領ネルソン・ロックフェラーと国務長官ヘンリー・キッシンジャー(左)

 ところがここから先は、副島隆彦は、たくさん『世界権力者人物図鑑』でも書いたし、ずっとアメリカ研究でも何回か書いたんだけど、このネルソンが凶暴だったので、五男坊のダビデが、ネルソンを殺すんです。実はね。愛人の女の家で腹上死した、というのが真実なんだけど。要するに心臓病か何かで死んだんでしょうが。本当に殺したのは、実は、ラムズフェルドなんです。ラムズフェルドの本当の親分は、ダビデ大王なんです。これは、言ってはいけないことになっている。アメリカ国内でも、相当の政治の裏側を知っている人達しか、言ってはいけないことになっているんですよ。

 だから私は「お庭番」と呼んでいます。ラムズフェルドというのは恐ろしい男なんですね。だからあの本物のアメリカの優れた映画監督であるオリバー・ストーンが、ぼーっと周りが、光がぼーっと、仄暗い光が光るような男として描いていた。


映画「W.」でラムズフェルドを演じるスコット・グレン

 それに比べると、ディック・チェイニーの方が、人格がいいんです。私はこれは、「拓大右翼」と呼んでまして。「国士舘右翼」とか。いかにもなんだか右翼の親分で、裏があんまりないんです。悪いことはいっぱいするんですが。

 もっと簡単にいうと、このチェイニーは、副大統領のときに、安倍晋三が1年間だけ、まず1回目の首相をしたことがあったときに、「何?アベはムーニー(Moonie、文鮮明主義者)か。統一教会か。じゃあ俺はアベには会わない。」と言ったんです。

 そういう立派な男なんです。ある意味で。チェイニーという男は。リンという奥さんが横にくっついていますから。「会わないほうが良い」という、そういう判断力は、あるんです。だから比較して、ラムズフェルドはあまりにも悪すぎる、ということで、チェイニーを表に出したんです。

 映画「バイス」で見てびっくりしたのは、チェイニーは大学中退なんですね。アメリカでは大学は入学まではできるんだけど、卒業ができない。チェイニーは中退で飲んだくれて、電気工事士をやっているんです。高い電信柱に登って、同僚が落ちて、下に落ちているところでぼーっと立っているとか、そういうシーンが描かれていまして。そういう工事とか、土木作業員みたいなこともやっていたようです。そこから這い上がった男ですから、不思議といえば不思議なのね。

 だから何でチェイニーが、1941年生まれだから、33歳で大統領補佐官になれるか。この間の秘密は、描かれていません。誰にも分かりません。大学中退で、ワシントンに出てきていたのは何故なのか、が分からない。

 奥さんのリンはしっかりしていて、ウィスコンシン大学の大学院まで出て。文学少女なんです。小説のようなものも、何作か書いている。全米人文科学基金(National Endowment for the Humanities、NEH)という基金がある。リンはこの基金の会長(1986―1993年)を務めました。これは大学や博文館などの文化機関や学者たちに補助金を出す基金です。このヒューマニティーズ(Humanities)という言葉が、日本人にはよくわからない。

 サイエンス、要するに近代学問の下の、下等学問・初級学問のことを、ヒューマニティーズというんです。この学科に入ります。一言でいうと、文学部のことなんです。歴史学もここに入ります。古文書とか、古い文字の文章を調べるのも、このヒューマニティーズです。下等学問なんです実は。それを日本人がまだ理解できない。日本の学者たちまで含めて。


学問の分類

 小説を書いたりして、そのまま大学教授になったりする人も、ヒューマニティーズなんです。人文学、と訳さなければならない。その代わり人文科学という馬鹿な言葉を使ってサイエンスと混ぜちゃって。それで私が文科省に電話して「いい加減しろ」って叱ったのは、私なんです。その頃から人文と、いわゆるサイエンス・科学とを、分けるようになった。

 でもまあ、この映画なんかでは、人文科学という言葉を平気で使っている程度の、世界基準での学問枠が分かってない奴らが、日本の知識人には山ほどいます。Humanities というのは、小説とか、文学研究みたいな人たちの学会の会長なんです。

 でも実際のリンは、旦那が這い上がって行ったら、同時に軍需産業ロッキード・マーチンの役員になるんですね。ロッキードとマーティン・マリエッタが合併して出来た企業。ジェネラル・ダイナミックスみたいな、恐ろしい軍需産業の役員です。ミサイルや戦車や核兵器まで作っているような会社達の経営者たちの集まりの会の会長もしてた、と私は記憶している。リンは恐ろしい女なんです。

 それでこの映画で見て、驚いたのは、このチェイニーはフォードの首席補佐官なんだけど、この後、あんまりだ、ということで、フォードの次にジミー・カーター(Jimmy Carter, Jr.、 1924年―、95歳)という大統領が出てくる。ピーナッツ畑の経営者と言われていました。


ジミー・カーター

 田舎者でしたが、アメリカ政治がその前に、あまりにも汚れた、というニクソン政治の後の、フォード政治も汚れたということで、1977年から81年まで。1980年の選挙で負けちゃったんです。これは1979年のイランのアメリカタイ新歓人質事件で人質になっていた大使館員を助け出すために、特殊部隊の最精鋭部隊をバグダッドのそばの砂漠に何機か着陸させました。それで何十人かで救出作戦(イーグルクロー作戦)をやろうとしたら飛行機同士がぶつかっちゃって、特殊作戦部隊も死んじゃったりして失敗しました。選挙の最中に1980年4月にそれが起きて、それでカーターは次の選挙で落ちた。

 大きな意味では仕組まれていたんですね。この時ブレジンスキーがカーターの横にいた。ズグビニュー・ブレジンスキー(Zbigniew Brzezinski、1928―2017年、)が世界戦略家です。彼は大統領首席補佐官をやっていた。この頃のアメリカ政治で非常に大切な言葉は、一言で言うと、「ある程度の独裁政治で、人権弾圧等があっても、認める」という発言とかをして。国務長官にはなれなかったウォルター・ラキュール(Walter Laqueur、1921-2018年、97歳で死亡)という人物もいました。カーターの時代は、「人権外交」という言葉を作って、ブレジンスキーがそれを実行したんです。独裁政治に反対する、みたいな。


ズグビニュー・ブレジンスキー(左)とカーター

カーター大統領は弱い政治だった。強硬派の保守の連中からワーワーと批判されました。結局、1981年から、ロナルド・レーガン(Ronald Reagan、)の政権ができた。その後に親父ブッシュの政権が89年から、1992年の大統領選挙でクリントンに負けて、93年までです。親父ブッシュはガルフ・ウォー、湾岸戦争をやりました。


レーガン(左)と父ブッシュ

ブレジンスキーとヘンリー・キッシンジャーは世界戦略家で仲がいい。本当の凶暴な連中に比べたら、穏やかなんです。いくらアメリカ政治の中枢にいるといっても。交代ばんこになるんです。


ブレジンスキー(左)とキッシンジャー

だからさっきの話の続きをすると、ネルソン・ロックフェラーを殺した。それはデイヴィッド・ロックフェラーの自伝の中に、お兄さんのネルソンに向かって、五男坊のデイヴィッドが、「長男坊のお兄さんをいじめるな」って叫ぶ場面が本当に書いてあるんです。ネルソンはその後、死んでいる。ネルソンの子分だったキッシンジャーは、五男坊のデイヴィッドのほうの家来になった。

キッシンジャーは、ニクソン大統領の横にくっついて、まず国家安全保障大統領補佐官をやる。それからフォード政権のときに国務長官になるんだけど、追い出されている。追い出された後に、ラムズフェルドとチェイニーが入っている。同じダビデ大王の家来たちといっても、色合いと肌合いが違って、派閥闘争になるんです。その次はまたひっくり返して、カーター政権の時には今度はブレジンスキーが出てくる。

カーターという大統領は、本当に周りからも言われたけど、「大統領でなければよかった大統領」と呼ばれています。「人権外交」でその後北朝鮮に行ったりしました。穏やかな政治をした。嘘をつかない人、ということで、バプティストです。ニクソンはクエーカー教徒だった。これも嘘をつかないというキリスト教の思想で、カーターもそうなんです。嘘をつかない人、と周りも思っていて。事実、そうなんです。後々、変な文書が出てきたり、変な発言がバレるとかいうこともない。融通が利かない。

それで、カーター政治が終わった後の、1980年の選挙でレーガンが勝ちました。そして、1988年に親父ブッシュが選挙に借りました。この親父ブッシュのときに、非常に景気が悪かったんです、アメリカは。ニューヨークの株価は、7600ドルだったかな。どうしていいかわからないうちに、1992年の選挙でビル・クリントンに負ける。ビル・クリントンがやったのは、日本を叩き潰して、イギリスも実は叩き潰されたんだけど、金融ビッグバンとかいって金融自由化をして資金をアメリカに集めました。


ビル・クリントン

それは、あまり話は広げないけれども、マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher、1925-2013年、87歳で死亡)という首相なんかは、イギリスの保守派の女首相で「鉄の女」っていわれたけど、本当はアメリカの言うことを聞いたイギリスの保守なんです。本物のロスチャイルド系のイギリス保守は、サッチャーのことが大嫌いだった。

しかし、ソビエト帝国を打ち倒した。「ランブイエの七人の騎士」とかいって先進国首脳会談(サミット、G7)の国々が勝利したということになった。日本の中曽根康弘(1918年―、100歳)もいたんですけど。それで1991年12月までに、ソビエト帝国を崩壊させた。ロシアっていう国になったんです。ソビエトが弱体化した、崩壊した、その年に湾岸戦争をやっているんです。そのとき、ソビエトは全く応援できない。


1985年ボン・サミットの各国首脳集合写真

本当はサダムフセイン政権だって育てたのはアメリカで。アメリカの重戦車やファントム戦闘機をいっぱい、イラクにあげたんです。そしてイラクとイランを戦争させたんです。それが、「イラ・イラ戦争」という言葉で残ってる。イラク・イラン戦争。これはもう、8年間くらいやっていたんです。大変だったんですこれも。

ところがイランのほうも、武器弾薬に困ってしまって、裏側から、つまりアメリカから供給してもらったんです。安く買ったんです。これが不思議なんです。戦争商人、死の商人たちがいますから。両方に武器弾薬を売った。軍需産業というのは恐ろしいんです。それが「イラン・コントラ事件」というやつなんです。親父ブッシュのときの事件です。

1980年の選挙で勝って、8年間はレーガン政権時代だった。レーガン大統領というのは、カリフォルニアの映画俳優で、映画俳優組合です。「ムービー・アクターズ・ギルド」という労働組合なんだけど、威張っている組合。ギルドといいますが。職人組合です。これの会長あがりで、反共産主義。共産主義イデオロギーに近かったリベラル左翼の映画監督や、俳優たちをいじめる側の人だった。その後、カリフォルニア州の州知事をして。それから大統領に選ばれている。

レーガンは、人間として立派だった、と今も言われている。でももうレーガンは、自分が大統領になった途端に「いや、俺には閣僚任命する権限は何もないんだ」と。「全部、上のほう。すなわちデイヴィッド・ロックフェラーが決めるんだよ」と、悲しそうに言ったという話がある。

事実、1980年代はもう、こういう奴らなんですよ。ダビデ大王の直属の。だからチェイニーとかラムズフェルドがもういるんですよ、ここにね。まだ若いけど。

だけど今のトランプ大統領は、実はレーガン大統領の再来といわれていて。自分たちも、そのように思っている。トランプを支えている女評論家の、激しい保守の連中も、「自分たちはレーガン政権の、レーガン革命の申し子だ」という言い方をします。トランプはレーガンの再来なんだ、と。

それは、真実だと思う。本当の保守なのだ、と。自分達は本当は、ロックフェラー家の言うことを聞きたくないんだ、と。しかし、その問題は、私たちも触れないようにしている、という感じです。

だけどもうダビデ大王も死んじゃって。ロックフェラー家もあまりお金がなくなって、石油の時代でもないから、いよいよもうドナルド・トランプの独裁。世界独裁体制になります。ただトランプを裏側で動かしているものが何者か、今も私も分からない。もういないと思う。ダビデ大王が死んじゃったら。キッシンジャーも来年ぐらいに死ぬと思うけど。もうちょっと生きるのかな。今は97歳だったかな。トランプが73歳ですから。まだ若いといえば若いんだな。


レーガン(左)と若き日のトランプ


キッシンジャー(左)とトランプ

この映画で印象深かったのは、だから、この映画では描かれていないんです。大学中退でうろうろしていた頃のチェイニーが、どうやってダビデ大王に認められて、直属の人間になっていったのか。そこが一番、悪い話なんです。それで親分がラムズフェルドであると。この映画はそこを絶対に描かない。私はそこが、この映画を監督したアダム・マッケイ(Adam McKay、1968年―、51歳)という男に対して、ちょっと批判的なところです。


アダム・マッケイ

アダム・マッケイは、描きかたとしては、リバータリアンであるクリント・イーストウッド(Clint Eastwood、1930年―、88歳)や、いわゆる本当の左翼映画人の筆頭のオリバー・ストーンと似たような描きかたをしているから、うまいんです。映画としては。泥臭い。泥臭いということは、現実の泥臭い、汚れた経営者や政治家をきちんと描ける。あまりいないんです。そういうのは。マイケル・ムーア(Michael Moore、1954年―、65歳)なんて、ダメなんです。あんなのは。薄っぺらで軽いんです。貧乏人、労働者を一所懸命描くというところだけがリアリティで、あとは大したことないんです。

それに比べれば、このアダム・マッケイはオリバー・ストーンの跡継ぎだろう、と思います。きっともう、ハリウッドでそう言われていると思う。ところがさっき言ったように、深い人間の味を出せる映画を作れる人間なんだけど、どうもやっぱり怪しくて。右翼・保守的なんです。映画を見ていると。

アダム・マッケイが2015年に、英語の原題、タイトルは「Big Short(ビッグ・ショート)」というんだけど、日本語では「マネー・ショート」という変な英語だった。金融もの描いた大作です。だから「ウォール・ストリート」と「ウォール・ストリート2」を描いたのは、これもオリバー・ストーンだから、これの跡継ぎなんです。


マネー・ショート華麗なる大逆転 (字幕版)

もう一つは、重要な映画は、「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」を作った、イタリア系の映画監督のマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese、1942年―、76歳)です。あの金融映画の大作に連なっているのが、この「ビッグ・ショート」です。

「ビッグ・ショート」というのは、「ショート・マネー」と言ったほうが分かりやすいんだけど、核爆弾級の力を持っている、超短期間で動かす、恐ろしい、巨大に膨らませたお金なんです。200倍ぐらいのレバレッジ(投資倍率)をかけて、一気に、ある国の為替とか国債や、大企業の株に襲いかかるんです。ガラガラと売り崩したり、暴騰させたりするのが ビッグ・ショート・マネーなんです。これが2008年のサブプライム・ローンとリーマン・ショックのときに荒れ狂った、ということを描いたのが「ビッグ・ショート」という映画です。

アダム・マッケイはこれを作ったから、もう地位を確立しているんです。だけど今度の「バイス」は、泥臭い政治家像をちゃんと描いているから、いい映画なんだけど、あんまりヒットしないと思う。なぜかというと、チェイニーを扱ったということだけでも、非常に映画自体が、地味になってしまうんです。私もあんまり見に行く気がなかったんだけど、一応見とこうと思ったら、勉強になりました。ということです。

例えば何が面白いかというと、息子ブッシュの、このモンチッチの息子ブッシュの描きかたが非常に上手なんです。いかにも軽薄です。アホなんですね。アホ兄ちゃんなんです。それが非常によく描かれていて、この役を演じている役者もうまくて。こいつらもみんな、アダム・マッケイのグループの映画俳優たちなんです。アホな感じが良く出ている。「お前、俺の副大統領をやってくれよ」みたいなシーンもうまくできているんだけど。


息子ブッシュを演じるサム・ロックウェル

真実はそんなものじゃなくて、皆、ダビデ大王の家来たちですから。ジョージ・ブッシュの、お父さんのほうは秀才です。イェール大学を出た秀才で、CIA長官と中国大使までしていた男です。ヘンリー・キッシンジャーが横についていたわけですから、中国派です。

(続く)

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