このスコット・ウォーカーという人は、6年ぐらい前かな。このウィスコンシン州にウィスコンシン大学というのがあるんですけど、ここの大学労働組合というか、教職員の労働組合の強いのがある。kろえををたたきのめしたんですね。 College University Union といいますが、一言で言うと、日本でも評判の悪い日教組(にっきょうそ)みたいな図式ですね。安倍晋三首長たち 日本の 右翼勢力は、日教組を目の敵にしている。北朝鮮並みに扱う。日本では、ほとんどは、公立の小中学校が中心です。高校にもありす。高教祖(こうきょうそ)と言います。 このアメリカ版の、教職員組合が、アメリカ国内でも、国民レベルでは、一番の左翼的なのかな。 給料の値上げの要求と、待遇改善を厳しく言う。それ以外に、民主党の 左派、急進リベラル派もたくさんいる。大学の先生たちですから。左翼もいる。
このナンシー・ペロシというおばさんは、実はおやじが相当な人で、はっきり言ってしまえばマフィアの親分みたいな人です。・・・・ダレッサンドロという。この、お父さんがですね、凄い人だったのだ。ナンシーは、その娘なんです。それで、今は、結婚してカリフォルニアの北のほうから選挙に出ている。・・・ダレッサンドロは、全米の National Construction Union、全米建設労働者組合の大幹部だった。このナンシー・ペロシのお父さんがここの大親分だったんですね。
だから、同じ、泥臭い業界で、やっぱり関係が深くて、ペロシとトランプは、うまくやってゆける。こういう話なんですね。それに対して 全米の Carpenter Union 大工組合、工務店組合 というのがあって、これはいわゆる大工さん組合です。 大工組合は、一戸建ての家が多くて、木造2階建てみたいな。豪邸もあります。それらの住宅街を作る。 それにくっついているのが、不動産業者たちだ。一戸建ての家がずらりと建っている住宅街も、アメリカにずっとある。
Construction Union と この Carpenter Union および中小の、地元密着型の不動産業者たちは仲が悪いんです。全米の建設労働者組合と、それにかかわっている建設業の経営者たちも、共和党の支持母体なわけですから、建設会社もですね。それと、この労働者たちの考えが合うように、なんとか、すりあわせて、ナンシー・ペロシとトランプでアメリカ国内の建設をやっていこうという動きになりました。
この「哀れみを持つ保守という考え方を持ちましょう」と、トランプに対して、直接、一緒懸命、説得している長官たちがいる。今のトランプ政権を支えている長官(閣僚)たちで、地位が安定しているというか、トランプに嫌われて、話が合わなくなって、辞める、ということがない長官たちがいる。たとえば、アイリーン・ラン・チャオ(Elaine Lan Chao、1953年-)。台湾系の人で、台湾のエバーグリーンという大きな船会社、飛行機会社もやっていますが、――のオーナーの一族の人です。夫が、ミッチー・マコーネルで、共和党の上院の、重鎮、マジョリティー・リーダー(院内総務)です。