「1349」  選挙が始まっての 直近での動き を読む 副島隆彦・記 2012年12月7日
副島隆彦です。 今日は、2012年12月6日です。

 野田首相が、自分を操(あやつ)っているジェラルド・カーティスの要請と助言に従って、急きょ、クーデターのようにして衆議院解散して、年末に大急ぎでの総選挙となった。

 この 衆議院議員選挙(一国の国民にとっての最も重要な選挙だから総選挙=そうせんきょ=とも言う。ジェネラル・エレクション )があるぞ、という公示が、一昨日の12月4日(月)にあって、その日は、候補者の届出で大混乱したようだ。 

 夕刻、午後5時の締め切り、と中央選管は勝手に言っているが、時間までは法律で決めていない。 その日の夜遅くまでかかって、全国11ブロックの比例代表の候補者の確定の作業があったようだ。 

 日本未来の党(小沢一郎が指導する政党)の副代表の 森ゆうこ議員が、必死で、選挙管理委員会と掛け合って、なんとか、未来 は、駆け込みで10人を足して、合計120名の候補者を立てることが出来た。私たちは、嘉田由紀子(かだゆきこ・滋賀県知事)という新しい顔の清新な女性政治家を“ 顔 ”に選んで、小沢一郎の意思と判断で 新しい政党が出来た。


候補者を応援する嘉田由紀子・日本未来の党代表(12月6日・船橋駅前で)

 私は、”選挙の神さま”でもある小沢一郎の すぐれた政治指導を信じ、彼の眼力で、この人は大丈夫、と判断したのだから、未来の候補者たちを応援すべきだ。

 やはり、ここは、日本国民の女性(票)に期待するしかない。男たちでは、すぐに 長いものには巻かれろで、職場や、組織の言うことに、従ってしまう。

「戦争への道への反対」「アメリカによって計画的に、日本が中国にぶつけられることへの反対」を叫んで、全国の女性に期待して、この選挙戦も闘うべきだと思います。 私、副島隆彦も、私を嫌がらないで呼んでくれる未来の候補者のところに応援に行きます。

(転載貼り付け始め)

「衆院選 過去最多1504人が立候補 」

毎日新聞  12月4日(火)

4日公示された衆院選の立候補の届け出は同日午後5時に締め切られ、立候補者数は小選挙区1294人、比例代表210人(重複立候補者を除く)の計1504人で確定した。小選挙区比例代表並立制の導入後、初めて行われた96年の1503人が現行憲法下で最多だったが、これを上回った。女性候補は225人で、過去最多だった09年の229人に次ぐ2番目となった。 

 比例代表には政党要件を満たさない幸福実現党を含む12党が届け出た。日本未来の党の届け出が遅れ、締め切り直前に総務省の中央選挙管理会に全国11ブロック分の書類を駆け込みで提出したものの、比例名簿の審査に手間取り、受理は深夜にずれ込んだ。

 中央選管では、届け出の締め切り後に未来の森ゆうこ副代表が会場に駆けつけ、選管職員に「責任者に会いたい。話をさせてほしい」と要求。一時、東北、中国、四国ブロックの名簿がそろわない事態となり、森氏が選管側に懸命に受理を求める場面もあった。

 比例名簿については自民党の四国ブロック、日本維新の会の東北ブロックも届け出が午後にずれ込んだ。自民党はいったん比例近畿ブロックで届けた元職を名簿から外し、四国ブロックに届け直す手続きに手間取った。日本維新の会は宮城1区と重複させる予定だった新人が当日になって出馬を断念したことで名簿の修正に追われた。【松尾良、佐藤丈一】

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 この6日(水)時点での、政治の直近での 動きを報告すると、こうなる。 

 どうも、石原慎太郎が、自分だけが「維新の比例第一位」で当選しさえすれば、あとは、橋下徹・松井一郎たちと、再度、分裂して、自分だけ、今度出来る 安倍晋三の自民党政府に副総理で入れれば、それでいい、という動きに出ている。維新の党の中で、相当の内紛が起きている。


石原慎太郎・日本維新の会代表と橋下徹・代表代行(11月29日、都内)
 
 対立の中心は、どうも、今の日本国の “ワルの最高指導者”である 竹中平蔵(たけなかへいぞう)が、郵政民営化に反対して自民党を出た 平沼赳夫(ひらぬまたけお)たちと激しくいがみ合っていることだ。 

 維新の会の 候補者の選定・決定の権限も、竹中平蔵が「候補者選定の委員会の委員長」をやって、ひとりひとり首実検(くびじっけん)していた。それに強く反発した石原慎太郎らが、「竹中、なんだ、あいつ」と“不規則発言”を繰り返して、それで、橋下徹が頭を抱えている。石原と橋下は、互いに、記者会見の席でも、顔を背(そむ)け合っている。 橋下たちが石原の古狸(ふるだぬき)にだまされたのだ。 従って両者は、選挙の後、分裂するだろう。 だからアメリカが当選者の数字までも、うまく匙(さじ)加減して50人ぐらいに押しとどめるだろう。

 私としては、 この 極右(きょくう)大連合に少しでもヒビが入ることが、日本国にとって、一番、望ましいことだ。 どうせ、安倍晋三など、またしても1年も保(も)たない。2009年に政権を、下痢で放り投げたのと同じことになる。 暴走老人の石原慎太郎も、このキツイ政局では、体力があと1年も保たないだろう。野田たちは、消費税の増税を強行した時点で、すでに日本国民に捨てられている。 

 いくら、アメリカからの圧力と 強要が厳しかったからと言っても、それでも国民の利益への配慮をして、徹底的な苦渋の抵抗を、額に滲(にじ)ませて、属国の代表としてするべきだったのだ。それがあの、軽薄極まりない、手先、犬コロ、チンコロ振りだ。 何が、「 国民の皆さまの厳しいお叱りを受けて」だ。馬鹿どもめが。

 期待すべきは石破茂(いしばしげる)たちへである。石破は、まるで旧・宏池会( 吉田茂の アメリカへの面従腹背の勢力)のような 、本当に温厚で 賢慮の 全国の自民党員の 資産家、経営者たちの 日本民族の良識に、私は、密かに期待している。

 「金持ちケンカせず」の 重厚な構えで、日本国の平和と繁栄を守らなければならないのだ。今の日本は、もう かなりの衰退国家( ×「マイナス成長」などという人を馬鹿にした専門用語がある。「マイナス成長」というコトバを、変だと思わない人間は、感覚の鈍い人だ。 × negative growth  などと訳しても滑稽だ。 本当は 衰退 decline , downfall だ ) になってしまった。日本は大国だ、という自己規定も今や消えつつある。

 米民主党系である ジェラルド・カーティスが、20年前から、虎視眈々(こしたんたん)と菅直人と 野田佳彦を 20年も掛けて、手懐(てなず)けて、育てて来た。だから、カーティスが、あわてて動いている。「野田たちをあまりに早くお払い箱にするな」と。カーティスが、アメリカの議会とオバマ政権に掛けあって、

「あまりに急に 日本の民主党を弱体化させて、バタバタ落選させるのはよくない。 イシハラ と ハシモトでは、アメリカの意思に従わないで、暴走して、憲法改正と 自力での核保有に突き進む可能性がある。だから、野田佳彦たちを落選させるような急激な変化は好ましくない」

と 、アメリカの日本への手綱(たづな)を引き締めつつある。今の日本の戦後憲法体制を作って与えたのは
アメリカであり、日本の核保有を、属国の勝手な暴走として、 一番、嫌がるのはアメリカである。

 共和党系である凶暴なアーミテージとマイケル・グリーンたちでさえも、急激な日本の右傾化、右翼政権下、極右化を 心配し始めている。だから、彼らは、中国と日本の尖閣諸島での領土紛争の話し合いを自分たちが「仲介しましよう」と動いている。 自分たちが計略で、火を付けて、今の日本国の、外交面での騒乱状態を招いたくせに、まったく“盗人猛々(ぬすっとたけだけ)しい”やつらだ。

 たとえ石原慎太郎が、次の連立政権(まさしく大政翼賛会 だ。公明党は、恥知らずにもうさっさと加わる気だ) で 副総裁にならなくても、それでも、新政権は、「予備自衛官(よびじえいかん) 5万人を新たに募集」とかの政策を発表するだろう。 

 予備自衛官とは、アメリカのROTC(アール・オウ・ティ・シー リザーブ・オフィサー・トレイニング・コース )の物真似である。 このROTCの 実態は、貧乏学生たちに、学費とかの面倒を全額、国が見てやるから、年3ヶ月とかの軍事教練を課して、かつ幹部候補生(将校)の待遇で、ということにする、若者だましの手口である。

 この ROTCの若者たちが、イラク戦争(2003-2011年)では、さっさと招集されて、恋人にも手紙も(メールも)掛けなくさせられて、州兵(ナショナル・ガード)のまま、騙されて、いつの間にかイラクにまで連れて行かれて、 新兵として、何もわからないのに、イラクの各都市の警護の任務に付けられて、 それで ラビット(ウサギちゃん)と、古参兵、職業軍人たちから、扱われて、 自分たち古参兵が死なないで済むように、囮(おとり)として、市中の警備の軽装甲車(ブラッドレー車)ごと、地雷を踏んで、吹き飛んで殺されるための、可哀想な若者たちのことだ。 

戦争とはそういう、「私は愛国者で、国に尽くす軍人です」と、思い違いをした、可哀想な貧しい若者たちをだまして、人さらいをして、戦場で、どんどん処分する 国家行為のことを言うのだ。 「中国に立ち向かう覚悟(は出来ているか)」という本を最近、出版されている台湾華僑娘(兼 アメリカCIAの手先)の 桜井よしこ女史の、本のような 戦争扇動に、まんまとひっかかって、「中国と対決する自分は勇ましい日本男児だ」 になりたい人は、なればいい。 私、副島隆彦は、今後のすべての成り行きを、間近で、じっと見ている。

 日本が 中国と対決するために、「20万人の若者を、防衛軍(自衛隊の改称後の名前)に 編成する。“国土を強化する”。失業している20万人の若者 の 雇用対策にもなる」 と、 誰も反対できない( 小沢一郎系の議員でも)ことを 、年明けには、発表するだろう。いよいよ 軍国主義、軍事国家への道である。 戦争への道だ。 
 
 だから、今の予想では、200人ぐらい当選するとされる自民党を、私が、予想するとおり150まで落として、その代わり 現職の民主党の大臣たちまで落選させたらいけない、という、アメリカ大使館の日本政治の管理部門の ジャパン・ハンドラーズたちが動いている。 

 自分たちアメリカ大使館員が、大使公邸( 虎ノ門の ホテル・オークラの隣り)に次々に何回も呼んで、フランス料理を食べさせながら、柔らかく指導(=恫喝)して教育(=洗脳)した、あの 民主党の若い政治家たちに、各選挙区で、票を回させるために、新人の自民党候補者をなるべく受からせないで、商工会議所や、各種の業界団体に手を回して、民主党の現職の方に、保守票を回すように操作せよ、という動きになっている。だから民主党が140議席ぐらい取るだろう。

 首相の野田佳彦の選挙区の千葉4区(船橋市)で、未来の三宅雪子(みやけゆきこ)にあまりにたくさんの支持が集まりそうなら、自民党の候補者を干しあげてでも、商工業者たちの票を回せそうにもないなら、投票数を操作してでも、野田を当選させよ、という動きになる。実際の選挙というものの、裏の裏は、そういうことをする。 

 今のアメリカは、本当に、そういうことまでする。 日本にも、そういう 謀略政治の手法を植えつけたことは、この3年間の民主党の代表選挙の インチキ、コンピュータ操作、投票用紙の改竄、大量の廃棄などを、私たちが感づいたとおりである。 あいつらは、どんな穢(きたな)い手でも使うのだ。 デモクラシーの制度の幻想などに 自分で自分が騙されてはならない。

 自分たちが勝ち続けるためには、どんな手段でも使って、どんなヒドイことでもする。彼らは、政治活動家としての犯罪者たちだ。私たちは、この事を知っていなければいけない。それでも 日本国民の多数意思である、「アジア人どうし戦わず」「戦争だけはしてはならない」「戦争をさせられるような“国民への扇動”の動きに対しては、徹底的に反対する」という 決意を新たにしなければいけない。

副島隆彦拝



(記事の資料 貼り付けはじめ)

「 鉄砲玉では終わらない?三宅雪子氏 」 東スポ 

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/56438/

2012年11月24日 東スポ

 野田佳彦首相(55)の地元・千葉4区に小沢一郎代表(70)率いる「国民の生活が第一」から刺客として送り込まれた“小沢ガールズ”の三宅雪子前衆院議員(47)が20日、国替え後、第一声となる街頭演説会を行った。無謀ともいえる対決だが、小沢氏は勝算ありと踏んでいるという。

 群馬4区から千葉4区への三宅氏の国替えは、1週間前に決まったばかり。解散後は地元での説明、あいさつ回りに追われた中、三宅氏はこの日、都内の自宅からスーツケース1個だけの“嫁入り道具”で千葉・船橋での第一声にこぎつけた。

 三宅氏といえば国会委員会での転倒騒動、自宅マンションからの転落劇とお騒がせの連続。政治的実績、知名度では野田首相に遠く及ばず、国替えは単なる“パフォーマンス”“冷やかし落下傘”とやゆされている。

 ところが、三宅陣営は意外にも自信をのぞかせる。 「たしかに現職の首相相手に普通ならダブルスコアで負けてもおかしくない。ただ小沢氏との話の中でもこの選挙区では、勝機はあると判断された」(陣営関係者)

 裏づけは3年前の選挙。三宅氏は解散から1週間後に自民党の福田康夫元首相(76)の刺客に送り込まれ、約1万票差に迫る接戦を繰り広げた。

「福田陣営は当初、三宅を相手にせず、気が緩んでいたが、投票直前で雰囲気が変わってきたことで慌てて動き出し、逆に三宅に注目が集まった。今回も似ている。野田首相は三宅を無視し、公務や全国遊説で忙しくなる。いざ動くとしても実は野田首相は地元に強固な組織を持っていない。浮動票がカギを握る選挙区で前回よりもやりやすいともいえる」(同関係者)

 三宅氏はこの日「野田首相はシロアリ退治するといって、シロアリになってしまった」と気勢を上げた。過去に現職首相の落選劇はなく、勝利すれば歴史的な大金星となるが――。

(貼り付け終わり)

副島隆彦拝
※重たい掲示板に投稿されたものを再掲しました

copyright(c) 2000-2009 SNSI (Soejima National Strategy Institute) All Rights Reserved.