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「2061」 大正昭和の文学者たちの全体像について話します(第3回・全3回) 2023年5月29日

「2060」 大正昭和の文学者たちの全体像について話します(第2回・全3回) 2023年5月22日

「2059」 大正昭和の文学者たちの全体像について話します(第1回・全3回) 2023年5月15日

「2058」 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権による親北反日勢力の弾圧はバイデン政権の意向 永山卓矢(ながやまたくや)筆 2023年5月8日



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「2062」 映画『ギャング・オブ・アメリカ』(2021年)を評論する(第1回・全2回) 2023年6月3日

「2055」 根尾知史(ねおともし)著『大恐慌と戦争に備えて 個人資産の半分を外国に逃がす準備を!』(秀和システム)が発売 2023年4月23日

「2053」 定例会インターネット動画配信を開始します 古村治彦(ふるむらはるひこ)記 2023年4月14日

「2052」 西森マリー著『カバール解体大作戦』(秀和システム)が発売 2023年4月3日

「2050」 小室直樹著『「天皇」の原理』が発売になる。 2023年3月28日

「2048」 学問道場からのお知らせをいたします、是非お読みください。 2023年3月21日

「2044」 2023年4月9日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「核戦争か。もう×陰謀論者と言わせない」です。2023年3月4日

「2043」 藤森かよこ著『ニーチェのふんどし いい子ぶりっ子の超偽善社会に備える』が発売 2023年3月2日

「2040」 【再掲載】「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日【再掲載】(第2回・全2回) 2023年2月9日

「2039」 【再掲載】「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日【再掲載】(第1回・全2回) 2023年2月8日

「2036」 副島隆彦・孫崎享著『世界が破壊される前に日本に何ができるか』が発売 2023年1月24日

「2034」 副島隆彦・ベンジャミン・フルフォード著『世界人類を支配する悪魔の正体』が発売 2023年1月19日

「2031」 新年のお慶びを申し上げます 2023年1月1日 加筆で副島隆彦が年頭の文。1月4日

「2030」 副島隆彦著『習近平独裁は 欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』(ビジネス社)が発売 2022年12月24日

「2028」 藤森かよこ著『馬鹿ブス貧乏本 第3弾』を褒める 2022年12月4日

「2025」 藤森かよこ著『馬鹿ブス貧乏な私たちが生きる新世界無秩序の愛と性』(ベストセラーズ)が発売された 2022年11月11日

「2024」 『日本は世界最低の英語教育の国だ。英文法の謎を解くが甦る(上・下)』が発売になる 2022年11月1日

「2021」 副島隆彦最新刊『金融暴落は続く。今こそ金を買いなさい』(祥伝社)が発売 2022年10月22日

「2019」 副島隆彦、佐藤優著『欧米の策略を打ち破り よみがえるロシア帝国』が発売になる 2022年10月10日

「2017」 『新装版 小室直樹の学問と思想』(橋爪大三郎、副島隆彦著)が発売された 2022年10月5日

「2013」 副島隆彦最新刊『愛子天皇待望(たいぼう)論』(弓立社)が発売 2022年9月12日

「2010」 西森マリー著『カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓』(秀和システム)が発売 2022年8月29日

「2004」 下條竜夫著『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』(秀和システム)が発売 2022年7月11日

「2001」 『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』 2022年6月20日

「1996」 副島隆彦最新刊『有事の金。そして世界は大恐慌へ』が発売 2022年5月22日

「1995」 第43回定例会動画配信はまだまだ受付を継続しています 2022年5月14日

「1989」 2022年5月15日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「第3次世界大戦に向かう悪魔のシナリオ」です。2022年3月27日

「1987」 西森マリー著『カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体』が発売 2022年3月14日

「1983」 小室直樹著『戦争と国際法を知らない日本人へ』が副島先生の解説文付きで復刊される 2022年2月22日

「1978」 副島隆彦・佐藤優著『「知の巨人」が暴く 世界の常識はウソばかり』(ビジネス社)が発売 2022年1月27日

「1976」 根尾知史のデビュー作『政府が狙う!あなたの個人資産を何があっても守り抜け!!』が発売 2022年1月14日

「1974」 新年のご挨拶をいたします。2022年1月1日  下に 副島隆彦が年頭の文を加筆しました。1月2日。

「1971」 『日本一バズってる元教師: ~先生がTikTokerになった理由』(静岡の元教師すぎやま著、ゴマブックス)が発売 2021年12月13日

「1968」 副島隆彦最新刊『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』(ビジネス社)が発売 2021年11月29日

「1965」 ジョシュ・ホウリー著『ビッグテック5社を解体せよ』(古村治彦訳、徳間書店)が発売 2021年11月15日

「1960」 『コロナ対策経済で大不況に突入する世界』(副島隆彦著、祥伝社)が今月末に発売 2021年10月19日

「1958」 『ミケランジェロとメディチ家の真実 隠されたヨーロッパの血の歴史』が発売される。 2021年10月4日

「1952」番。続けて私の「 mind は、× 心 ではない。マインドは、思考、知能、精神だ」論を載せる。後半 2021.8.10 副島隆彦

「1951」番 私が、23年前(1998年)に出した本の重要な個所をデジタル画像で読んでもらう。前半 2021.8.4 副島隆彦

「1949」 『ヒトラーは英国スパイだった!』を評論する(第2回・全2回) 2021年7月28日

「1946」 世界史の巨大な真実 『 ヒトラーは英国スパイだった ! 』を評論する(第1回・全2回) 2021年7月14日

「1944」 『[新版]ディープ・ステイトの真実』が発売になる 2021年7月5日

「1941」 副島先生最新刊『目の前に迫り来る大暴落』(徳間書店)が7月1日に発売 2021年6月21日

「1939」 西森マリー著『世界人類の99.99%を支配する カバールの正体』が6月29日に発売 2021年6月10日

「1935」 古村治彦(ふるむらはるひこ)の最新刊『悪魔のサイバー戦争を始めるバイデン政権』が発売 2021年5月19日

「1932」 「世界頭脳(ワールド・ブレイン)」とは何か(第2回・全2回) 2021年5月5日

「1929」 『世界頭脳(ワールド・ブレイン)』とは何か(第1回・全2回) 2021年4月21日

「1925」 副島隆彦最新刊『裏切られたトランプ革命 ―― 新アメリカ共和国へ』が発売 2021年3月16日

「1921」 副島隆彦著『世界覇権の大きな真実 ロスチャイルド230年の歴史から読み解く近現代史』が発売。 2021年2月22日

「1918」 「重たい掲示板」に掲載された副島先生の最重要文章をこちらに転載する 2021年2月6日

「1916」 2021年1月17日開催定例会動画配信開始日迫る。お申し込みはお早めにお願いします。 2021年1月25日

「1914」 副島隆彦先生の最新刊『アメリカ争乱に動揺しながらも中国の世界支配は進む』が発売 2021年1月18日(1月20日に冒頭加筆)

「1913」 新年あけましておめでとうございます。2021年は定例会からスタートです。更に、副島先生の最新刊『今、アメリカで起きている本当のこと 大統領選〝不正選挙〟から米国内戦へ』 2021年1月5日

「1911」 『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。』(藤森かよこ著、ベストセラーズ刊)が発売になった 2020年12月25日

「1909」 『ウイルスが変えた世界の構造』(副島隆彦・佐藤優著、日本文芸社)が発売される 2020年12月16日

「1904」 2021年1月17日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「悪辣(あくらつ)なディープ・ステイトと戦い続けるトランプとアメリカ国民」です。2020年11月17日

「1901」 『金(きん)とドルは 光芒(こうぼう)を放ち決戦の場へ』(副島隆彦著、祥伝社、2020年11月)が発売になる 2020年10月26日

「1897」 田中進二郎著『秀吉はキリシタン大名に毒殺された』が発売される 2020年9月22日

「1893」 次の首相は菅義偉(すがよしひで)だろう。去年5月、アメリカで”首実検” 済みだから。

「1889」 副島隆彦著『日本は戦争に連れてゆかれる 狂人日記2020』(祥伝社新書、2020年)が発売 2020年8月1日

「1883」 副島隆彦との対談が収録されている、西森マリー著『ディープ・ステイトの真実』が発売される 2020年7月4日

「1879」番 コロナ問題の決着。遠藤誉(えんどうほまれ)女史の優れた評論文を紹介して、真実を抉(えぐ)り出す。副島隆彦記 2020.5.30 さらに6月10日に末尾に長い記事を載せた。

「1875」 『もうすぐ世界恐慌 そしてハイパー(超)インフレが襲い来る』(副島隆彦著、徳間書店、2020年5月)が発売される 2020年4月24日

「1871」 『本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史』(副島隆彦著、秀和システム)が発売される 2020年3月24日

「1869」 『経済学という人類を不幸にした学問』(副島隆彦著、日本文芸社、2020年3月)が発売される 2020年3月1日

「1867」 2020年アメリカ大統領選挙に関する情報を簡単に紹介します 古村治彦(ふるむらはるひこ)記 2020年2月11日

「1864」番  映画「サフラジェット」(2015年制作)、日本語題「未来を花束にして」について語りました。副島隆彦 2020.1.8

「1863」「副島隆彦の学問道場」から新年のご挨拶。2020年1月1日

「1860」 副島隆彦著『全体主義(トータリタリアニズム)の中国がアメリカを打ち倒すーーディストピアに向かう世界』が発売される 2019年12月20日

「1859」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第3回・全3回) 2019年12月11日

「1858」 『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』(藤森かよこ著、KKベストセラーズ、2019年11月27日)が発売される

「1856」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第2回・全3回) 2019年11月13日

「1854」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第1回・全3回) 2019年10月23日

「1851」 『米中激突恐慌』(祥伝社、2019年11月)のまえがき と あとがき を急いで紹介する 2019年10月10日

「1849」 『決定版 属国 日本論』(副島隆彦著、PHP研究所刊、2019年9月)発売される 2019年9月24日

「1845」 『隠された十字架 江戸の数学者たち』(六城雅敦著、副島隆彦監修、秀和システム、2019年)の書評をします 2019年9月5日

「1843」 六城雅敦(ろくじょうつねあつ)研究員 のデビュー作 『隠された十字架 江戸の数学者たち』(秀和システム、2019年8月)が発売になる 2019年8月29日

「1841」 最新DVDに収録されている2019年6月30日の定例会のアンケート結果を発表します 2019年8月24日

「1839」 『すべての経済学を貫くY=Mの衝撃 『絶望の金融市場』及び『国家分裂するアメリカ政治』発刊記念講演会』(DVD)頒布のお知らせ。 2019年8月14日

「1833」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第3回・全3回) 2019年6月23日

「1830」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第2回・全3回) 2019年6月6日

「1828」 2019年6月30日(日)開催の定例会のお知らせ。「全ての経済学を貫く「Y=M」の衝撃(仮)『絶望の金融市場』及び『国家分裂するアメリカ政治』発刊記念講演会」2019年5月21日

「1825」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第1回・全3回) 2019年5月8日

「1822」 『絶望の金融市場──株よりも債券崩れが怖ろしい』(副島隆彦著、徳間書店)が発売される 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2019年4月25日

「1819」 レイチェル・ワイズ主演の映画『否定と肯定(Denial:Holocaust History on Trial)』の話をします(全2回・第2回) 2019年4月10日

「1817」 『生命保険はヒドい。騙しだ』(幻冬舎新書、2019年3月)が発売される 2019年3月28日

「1816」番 副島隆彦と佐藤優の『激変する世界を先読みする』が発売される。 2019年3月21日

「1814」 レイチェル・ワイズ主演の映画『否定と肯定(Denial:Holocaust History on Trial)』の話をします(全1回・第2回) 2019年3月15日

「1812」 『国家分裂するアメリカ政治 七顚八倒(しちてんばっとう)』が発売になります 2019年3月7日

「1811」 公開中の映画『ナディアの誓い』の主人公ナディア・ムラドの話から中東情勢について語ります(第2回・全2回) 2019年2月28日

「1809」 『思想劇画 属国日本史 幕末編』が発売される。 2019年2月23日

「1807」 公開中の映画『ナディアの誓い』の主人公ナディア・ムラドの話から中東情勢について語ります(第1回・全2回) 2019年2月14日

「1804」番  副島隆彦が、「ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の真実の復元を賞賛する」を論じます 」 の 2回目(後半)を載せる。 2019.1.31

「1802」 副島隆彦の復刊書 『あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法』(知恵の実文庫)を紹介する。 2019年1月25日

「1800」 『世界「帝国」衰亡史~世界の歴史は覇権国・属国理論でやはり見抜ける』(DVD)頒布のお知らせ。DVD全品、一斉値下げ! 2019年1月15日

「1797」新年明けましておめでとうございます。2019.1.2  副島隆彦が、「ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の真実の復元を賞賛する」を論じます。

「1796」 アメリカ中間選挙の結果とアメリカ政治の分析をします(第2回・全3回) 2018年12月28日

「1794」 『副島隆彦の歴史再発掘』(副島隆彦著、ビジネス社、2018年12月18日発売)が発売になりました 2018年12月20日

「1792」 アメリカ中間選挙の結果とアメリカ政治の分析をします(第1回・全3回) 2018年12月13日

「1789」 ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の書評を掲載します(第2回・全2回) 2018年11月21日

「1786」 ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の書評を掲載します(第1回・全2回) 2018年11月10日

「1784」 副島隆彦先生の最新刊『「トランプ暴落」前夜』(祥伝社、2018年11月1日発売)をご紹介いたします 2018年10月28日

「1782」 副島隆彦先生の最新刊『日本人が知らない真実の世界史』(日本文芸社、2018年10月27日発売)をご紹介します。 2018年10月20日

「1780」 2018年12月2日(日)開催の定例会のお知らせ。菅野完(すがのたもつ)氏をお迎えします。副島隆彦先生の世界史理解最高到達点も語り尽くします。 2018年10月10日

「1779」 『評伝 小室直樹(上)(下)』(村上篤直著、ミネルヴァ書房、2018年9月)が発刊されました 2018年10月5日

「1777」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第4回・全4回) 2018年9月28日

「1775」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第3回・全4回) 2018年9月19日

「1772」 副島隆彦先生の最新刊『傷だらけの人生 ダマされない知恵』(ベストセラーズ刊、2018年)が発売となります 2018年9月9日

「1770」 『英文法の謎を解く』再訪 「仮定法の文」 の巨大な謎 。 ×「かもしれない」という卑怯で愚劣な日本語のコトバを、廃語(はいご)にすべきだ論 (第2回・全2回) 2018年8月31日

「1768」 『英文法の謎を解く』再訪 「仮定法の文」 の巨大な謎 。 ×「かもしれない」という卑怯で愚劣な日本語のコトバを、廃語(はいご)にすべきだ論 (第1回・全2回) 2018年8月22日

「1765」 『思想劇画 仕組まれた昭和史 日中、太平洋戦争の真実』(副島隆彦著、青木ヨシヒト画、コスミック出版[電波社]、2018年8月)が発売になります 2018年8月7日

「1763」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第2回・全4回) 2018年8月1日

「1760」 『「北朝鮮処分」後のアジア及び世界の今後を考える』(DVD)が完成しました 2018年7月20日

「1758」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第1回・全4回) 2018年7月10日

「1755」 『金儲けの精神をユダヤ思想に学ぶ (祥伝社新書) 』(副島隆彦+SNSI副島国家戦略研究所著、祥伝社新書、2018年7月1日発売)をご紹介します。 2018年6月26日

「1753」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第3回・全3回) 2018年6月14日

「1750」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第2回・全3回) 2018年5月31日

「1748」 『真実の西郷隆盛』(副島隆彦著、電波社[コスミック出版]、2018年5月21日)が発売になりました 2018年5月24日

「1746」 『迫りくる大暴落と戦争〝刺激〟経済』(副島隆彦著、徳間書店、2018年5月)をご紹介します 2018年5月18日

「1744」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第1回・全3回) 2018年5月9日

「1740」 『今の 巨大中国は 日本が作った』(副島隆彦著、ビジネス社、2018年4月28日)をご紹介いたします 2018年4月30日

「1738」 石井利明研究員の初の単著『福澤諭吉フリーメイソン論』(副島隆彦監修、電波社、2018年4月16日)が発売になりました。2018年4月20日

「1736」 2018年6月17日(日)開催の定例会のお知らせ。「北朝鮮処分」後のアジアと世界について話します。 2018年4月11日

「1733」 『サピエンス全史』について話します(第3回・全3回) 2018年3月31日

「1731」 『サピエンス全史』について話します(第2回・全3回)副島隆彦  2018年3月23日

「1729」 『サピエンス全史』について話します(第1回・全3回) 2018年3月12日

「1726」 『米軍の北朝鮮爆撃は6月! 米、中が金正恩体制破壊を決行する日』(副島隆彦著、光文社、2018年3月)が店頭発売となります 2018年2月28日

「1723」 「米軍の北朝鮮爆撃 は 有る」と 真剣に論じた自衛隊幹部OB が書いた優れた文を載せる。 副島隆彦 2018.2.15 

「1721」 忍者の歴史と全体像について説明します(第2回・全2回) 2018年2月5日

「1718」 西部邁(にしべすすむ)の自殺死に対して、私が思ったこと。副島隆彦 2018.1.24  

「1716」 忍者の歴史と全体像を理解する(第1回・全2回) 2018年1月15日

「1712」 「トランプが、エルサレムを首都承認した」問題を徹底的に解説する。日本人は、中東アラブ、イスラエル問題を大きく理解するために、歴史を勉強するべきだ(続編)。 副島隆彦 2017.12.25 /新年明けましておめでとうございます。2018.1.1

「1710」 「トランプが、エルサレムを首都承認した」問題を徹底的に解説する。日本人は、中東アラブ、イスラエル問題を大きく理解するために、歴史を勉強するべきだ(前編)。 副島隆彦 2017.12.19 」

「1707」『海外記事を20年、どのように読み解き分析してきたか~「学問道場」が田中宇氏に質問する』(DVD)が完成しました 2017年12月10日

「1703」 『世界権力者図2018』(副島隆彦、中田安彦著、ビジネス社、2017年11月)が発売になります 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年11月15日

「1699」 副島隆彦先生の最新刊『銀行消滅 新たな世界通貨(ワールド・カレンシー)体制へ』(祥伝社、2017年11月2日)をご紹介します 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年10月25日

「1695」 『東芝はなぜ原発で失敗したのか』(相田英男著、電波社、2017年10月7日)が発売されます 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年9月26日

「1692」『世界政治 裏側の真実』(副島隆彦・佐藤優著、日本文芸社、2017年)が発売となります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年9月14日

「1689」定例会のお知らせ。今回は国際情勢解説者の田中宇(たなかさかい)氏をゲストに迎え、学問道場一丸になって、世界の今後の行方と大きな枠組みについて解明します。2017年8月19日

「1688」花街(かがい)から歌舞伎の世界について(上)2017.8.11 副島隆彦

「1684」 書評 『中国がいつまでたっても崩壊しない7つの理由』  副島隆彦の中国研究、10年の勝利である。 副島隆彦

「1682」 講演会DVD『ディヴィッド・ロックフェラー死後の新世界秩序“G3”を予言する』が完成しました。講演会内容の復習などにぜひご利用ください。2017年7月8日

「1678」 『ニーチェに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ! ―まず知識・思想から』(副島隆彦著、成甲書房、2017年6月18日)が発売されます 2017年6月15日 古村治彦(ふるむらはるひこ)記

「1677」 日本の「国家秘密警察長官」である 菅義偉・官房長官の正体がわかる二冊の本を紹介する。(2) 2017年6月10日

「1674」新刊のお知らせ。『老人一年生-老いるとはどういうことか』(幻冬舎)が発刊されます。「老人とは痛いのだ」ということを思い知らせてくれる一冊です。2017年5月28日

「1672」 『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)という本を読んだ。これが文学だ。副島隆彦 2017年5月15日

「1668」 副島先生の新刊『アメリカに食い潰される日本経済』(徳間書店)の発売が4月28日に決まりました。ぜひお求めください。2017年4月21日

「1666」 第37回 副島隆彦を囲む会主催定例会「ディヴィッド・ロックフェラー死後の世界新秩序“G3”を大予言する」(2017年5月28日(日曜日))のお申込みをお待ちしております。2017年4月12日

「1664」 橋下徹・元大阪市長がアメリカで講演した件、それから売国官僚・高見澤将林(たかみざわのぶしげ)について 2017年4月2日

「1660」相田英男氏の緊急寄稿「東芝=ウェスティングハウス問題」について対話形式で理解する。2017年3月15日

「1657」お知らせ2つ。副島先生の新刊『税金恐怖政治(タックス・テロリズム)』(幻冬舎)の発刊の紹介。 それから、今、国会を揺るがしている、森友学園への「国有地ほとんどタダで払い下げ問題」(=安倍晋三記念小学校問題)を追いかけている作家の菅野完氏との対談の内容を動画と文で載せます。2017年3月1日

「1654」斎川眞(さいかわまこと)『天皇とは北極星のことである』(PHP研究所)の紹介。日本国の 天皇という称号はどのようにして生まれたか。 2017年2月16日

「1653」これは必読の一冊。下條竜夫(げじょうたつお)著『物理学者が解き明かす思考の整理法』(ビジネス社)が発売されます。小保方晴子、星占い、金融工学を理科系の視点で理解するほか、思考の整理法の実践編として好評だった前作に続いての新刊です。2017年2月10日

「1648」天皇陛下の譲位問題。この問題は「ワールドヴァリューズ(世界普遍価値)と民族固有価値(ナショナルヴァリューズ)のどちらを重視するか」という問題であり、天皇陛下と安倍晋三がその2つの価値観を巡って熾烈な争いを繰り広げている、ということなのである。副島隆彦・記 2017年1月16日

「1644」【講演DVD】「鳩山由紀夫元首相が見た『属国・日本』の真実」(2016年11月20日)の講演ビデオについてお知らせします。鳩山元首相が日本の対米従属政策の問題点、今の民進党の問題点、アジア・インフラ投資銀行(AIIB)の実像について語ります。2016年12月26日

「1642」 北方領土まったく返還なし記念。 「自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界」。自民党によるネット上の言論操作を暴いたNHKの番組を載せる。 2016年12月18日

「1640」先日の鳩山由紀夫元首相をお呼びしての講演会の会場で皆様から頂いたアンケート結果です。2016年12月6日

「1637」  アメリカ大統領でトランプが勝利してから私がアメリカ大統領選挙について書いた、「重たい掲示板」への投稿を載せます。副島隆彦 2016年11月22日 

「1634」副島隆彦の、 最新の金融本 『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』( 祥伝社)が発売。 恒例のエコノ・グローバリスト・シリーズの第19弾。2016年10月29日

「1631」 副島先生の緊急出版 の 新刊『Lock Her Up! ヒラリーを逮捕、投獄せよ』(光文社)が発売されました。注目の米大統領選挙の真の争点を理解するために是非お読みください。2016年10月10日

「1627」来る11月20日に私達の秋の定例会を特別ゲストを呼んで開催します。今回は、鳩山由紀夫元首相をゲストにお招きして、世界の行方、東アジアの今後、日本の将来についてじっくりお話をうかがいます。2016年9月15日

「1624」番 『明治を創った幕府の天才たち 蕃書調所=ばんしょしらべしょ=の研究』(成甲書房刊)が発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2016年9月4日

「1620」番  ” Lock Her Up ! ” 「 ヒラリーを逮捕せよ、 投獄せよ !」 の嵐が アメリカ全土でわき起こっている。 2016.8.11  副島隆彦記 

「1616」 最新DVD『アメリカ名物「トランプ・ポピュリズムの嵐」と最新の世界情勢』のお申し込み受付を開始します。9月以降の米大統領本戦本格化を前に是非ご視聴ください。2016年7月20日

「1612」 副島隆彦のアメリカ分析 の最新刊 『トランプ大統領とアメリカの真実』(日本文芸社)が発刊。2016年6月27日

「1610」 【橋本徹・ムッソリーニ論】橋下徹(はしもととおる)前大阪市長はなぜ危険なのか。 それは国家社会主義(こっかしゃかいしゅぎ)の思想を持っている恐ろしい男だからだ。 副島隆彦 2016年6月16日

「1607」 重たい掲示板 [1938]私たちの定例会は盛況に終わりました。あとは最新の情報。 をこちらにも転載します。 2016年6月3日

「1605」番 あの2年前に突然、行方不明になったマレーシア航空機は、その後どうなったのか? 驚くべき事実が明らかになった。日本国内では初公開の情報である。 2016.5.21 副島隆彦  

「1603」【講演会】5月29日(日)の学問道場主催『ドナルド・J・トランプの<アメリカ名物>ポピュリズム旋風と現在の国際政治・経済情勢を読み解く』(東京・御茶ノ水)を宣伝します。ポピュリズム政治家の分析では日本の第一人者である副島隆彦のトランプ論をご期待ください。2016年5月9日

「1601」 4月28日発売 新刊書のお知らせ 。 日銀・黒田は、自分たちのインフレ目標が遅々として進まないのを居直った。マイナス金利導入で分かった日銀の真の思惑。 副島隆彦新刊『マイナス金利「税」で凍りつく日本経済』(徳間書店)で、日銀の「隠された真意」の謎が明かされた。 2016年4月28日

「1599」【2016年定例会のお知らせ】 5月29日に今年第一回目の学問道場の定例会を開催します。テーマは「アメリカ大統領選挙と最新の国際政治・経済情勢」です。ドナルド・トランプ旋風の原動力 “ポピュリズム”と”アメリカファースト!”とは何か、改めてじっくり語ります2016年4月20日

「1596」 副島隆彦先生の新著『日本が中国の属国にさせられる日』(ベストセラーズ社)が発刊。日本が中国の影響下に呑み込まれるとき、私たちはどのような態度をとるべきか。20世紀の右翼・左翼の両翼思想のタブーを、反権力の思想家である副島隆彦が抉り出す大著です。2016年3月28日

「1594」米大統領選挙、共和党はトランプが躍進し、民主党はヒラリーが候補を指名獲得し、二者の対決になりそうだ。2016年3月18日

「1591」 新刊のご案内『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』(祥伝社)のご案内です。海外の金融メディアは軒並み、「黒田は弾切れ」(Kuroda's Bazooka is out of ammunition)と言い始めています。2016年3月2日

「1588」副島隆彦著作、その他の「学問道場」関連書籍を期間限定で割引販売します。この機会に是非ご利用ください。2016年2月21日

「1584」 ドナルド・トランプはどこで失速するか。急浮上してきたマルコ・ルビオ上院議員とはどういう背景を持つ政治家か。2016年アメリカ大統領選挙の予備選挙について。2016年2月4日

「1581」 『BIS(ビーアイエス)国際決済銀行 隠された歴史』(アダム・レボー著、副島隆彦監訳、古村治彦訳、成甲書房、2016年)が発売になります。古村治彦記 2016年1月21日

「1579」 学問道場関連の新刊書籍二冊、『暗殺の近現代史』(洋泉社、中田安彦が参加)と、『天皇家の経済学』(同、吉田祐二・著)が発売されています。ぜひ、お求めください。2016年1月14日

「1577」「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2016.1.1 /1月3日加筆 「崩れゆくアメリカ」を見てきて。短期留学修了を受けての報告。 中田安彦 2016年1月3日

「1576」 『物理学者が解き明かす重大事件の真相』(下條竜夫著、ビジネス社、2016年1月9日)が発売となります。古村治彦記 2015年12月24日

「1574」 『信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた』(副島隆彦著、PHP研究所、2015年12月17日)が発売となります。古村治彦筆 2015年12月15日

「1572」番 今の世界の中心の課題である ロシアによる シリアのIS爆撃、殲滅は、プーチンによる「ロシアから愛をこめて」である。最新の映画「OO7/ スペクター」の中にこれからの世界の動きの秘密が隠されている。 副島隆彦 2015・12・9 

「1569」 ダニエル・シュルマン著、古村治彦訳『アメリカの真の支配者 コーク一族』(講談社、2015年)が2015年12月8日に発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2015年11月30日

「1566」 宗教改革の始まりにおいてルターとローマ法王はどういう言葉の応酬をしたか 2015年11月13日

「1563」 『再発する世界連鎖暴落 貧困に沈む日本』(副島隆彦著、祥伝社、2015年10月30日)が発売となります。古村治彦筆 2015年10月29日

「1560」番  今のアメリカ政治の真の焦点である、「ベンガジ事件」での下院の特別委員会を、ヒラリーはなんとか 乗り切る。そして、シリアでのサリン爆弾の真犯人たちのこと。 2015.10.15 副島隆彦  緊急で冒頭加筆します。 10月16日 副島隆彦  

「1557」 安倍晋三は国民がどれだけ「鈍感」かを試して喜んでいる。気付いている敏感な国民とそうではない国民に二極化している。2015年9月25日

「1555」 昨日、2015年9月14日に国会議事堂前で行われた安保法制反対抗議デモに行ってきました 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆2015年9月15日

「1552」 学問道場の定例会DVD『副島隆彦が、今の重要なことを洗いざらい語ります』(2015年5月31日開催、約330分)の予約受付を始めました。ご案内が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。2015年8月25日

「1551」番 栗原康 (くりはらやすし)著 『現代暴力論』 という新刊書 がすばらしいので、私が書評して強く推薦します。 副島隆彦  2015年8月25日 

「1548」 好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(2) 2015年8月13日

「1547」好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(1) ※会員ページに掲載したものを再掲 2015年8月10日

「1544」 副島隆彦先生の新刊・中国研究本の第7弾! 『中国、アラブ、欧州が手を結び ユーラシアの時代 が勃興する』 が先週末に発売。ロンドン金(きん)の値決めに中国の二大民間銀行が参加、人民元決済圏の拡大 から 南沙諸島問題も含めてユーラシア大陸の時代 を余すところなく分析。2015年7月26日

「1542」番 戦後七十周年企画  なぜ日本は戦争に向かわされたのか(1)   日本共産党の戦前最後の委員長 野呂栄太郎(のろえいたろう)の命がけの闘いから昭和史の真実が見えてくる。 津谷侑太(つやゆうた)2015年7月13日

「1539」番  俳優 高倉健(たかくらけん)の生き方 と死に方について考えたこと。 副島隆彦 2015.6.27(転載)

「1536」現下の政治状況を勢力分析する。大阪都構想の住民投票に現れた、若い世代のファシズムへの欲求。それを支える橋下徹・菅義偉の背後にある勢力とは。安倍・菅の野党分断の動きに対し、維新の党の執行部をおさえた旧小沢グループが巻き返しにでている。2015年6月11日

「1535」 佐藤優氏との対談本、『崩れゆく世界 生き延びる知恵』(日本文芸社)が刊行されました。「発売後、即重版」で非常に好評です。副島理論を真っ向から佐藤氏が受け止めている重厚対談です。2015年6月6日

「1532」番  来たる 6月7日(日)に 横須賀市で私の講演があります。 いらしてください。「軍港 横須賀の150年の歴史」にちなんだ話をします。 副島隆彦 2015年5月27日日

「1529」5月31日に都内で開催する、学問道場自力主催講演会の具体的な講演内容が固まってきまたのでお知らせします。参加者はまだまだ大募集中です。ぜひおいでください。2015年5月11日

「1526」 副島隆彦の最新金融本、『「熱狂なき株高」で踊らされる日本』(徳間書店)が発売されました。第5章、アベノミクス金融緩和など金融政策の理論的支柱となっている「合理的期待(予測)形成学派」の正体を暴いたところが非常に学問的には重要な本です。2015年4月27日

「1523」来る5月31日に講演会『副島隆彦が、今の重要な事を洗いざらい語ります』を開催いたします 2015.4.16

「1520」 AIIB「アジアインフラ投資銀行」の設立をめぐるゴタゴタの真相を載せます。 副島隆彦 2015年4月1日 (重たい掲示板から転載)

「1517」 新刊2冊『余剰の時代』(ベスト新書)と『日本に恐ろしい大きな戦争(ラージ・ウォー)が迫り来る』(講談社)が発売されます。生き延びるための政治思想とアメリカ政治本です。2015年3月13日

「1515」 「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第2回)2015年3月5日

「1514」「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第1回)2015年2月25日

「1511」カナダの政治。カナダの歴代首相を、隣国の大国アメリカとの「帝国-属国」関係において明快に解説します。2015.2.7

「1508」 新刊本二冊を紹介します。『副島隆彦の政治映画評論 ヨーロッパ映画編』(ビジネス社)と、先生が巻頭文を書いた吉本隆明(よしもとりゅうめい)の評論集『「反原発」異論』(論創社)の二冊です。 2015年1月26日

「1505」 中田安彦です。私の新刊『ネット世論が日本を滅ぼす』(ベスト新書)が発刊されました。数年間「ネット世論」に密着して観察して学んだ結果を一冊の本にまとめました。ネット言論の理想主義はなぜ次々と自滅していくのか?その答えを知りたい人はぜひお読みください。2015年1月12日  

「1501」番 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2015.1.1 続けて 「1503」番として、「1495」番の谷崎潤一郎論の第3部(終章)を載せます。副島隆彦 記

「1500」最新講演DVD『2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている』が完成しました。ぜひ御覧ください。2014.12.25

「1497」オーストラリアの歴代首相について。 日本人が知らない、オーストラリア政治の基本骨格を副島隆彦が分かり易く解説します。2014.12.17

「1496」番 俳優の菅原文太氏が亡くなった。 「1194」番会員ページ に載せた副島隆彦との対談を再掲します。 2014.12.13

「1493」 自力主催講演会「2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている」(2014.11.16)のアンケートの回答結果を掲載します。2014.12.4

 「1491」番 ノーベル物理学賞受賞の中村修ニが、なぜ重要であるのか、の本当の理由。10年前のここの、私たちの文を再掲載する。副島隆彦 2014.11.22 

「1487」 『官製相場の暴落が始まる――相場操縦しか脳がない米、欧、日 経済』(副島隆彦・著、祥伝社)発刊のお知らせ。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。 2014.10.26

「1485」書評:アメリカの著名ユダヤ人小説家、フィリップ・ロスの小説「プロット・アゲンスト・アメリカ」(集英社)/架空歴史小説を手がかりに「アメリカ国内優先主義」(アメリカ・ファースト)の美名を表と裏で使い分けた米財界人の冷酷な世界戦略が見えてきた (その1) 2014年10月14日

「1481」 来る11月16日に都内・上野で「政治・国際情勢・経済」についての時局講演会を開催します。聴講希望者を現在募集中です!2014年9月29日

「1479」 『英語国民の頭の中の研究』(副島隆彦・著、PHP研究所)発刊のお知らせ。大幅に加筆修正が加えられています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.9.22

「1476」番   文学とは何か の 2 。 日本文学とは何か 論。 を 載せます。 副島隆彦 2014.9.6

「1472」 『日本の歴史を貫く柱』(副島隆彦・著、PHP文庫) が8/4から発刊されています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.8.27

「1470」 夏休み特集。アルチュール・ランボー論。パリ・コミューンという政治的事件を書き残そうとした文学について。2014.8.16

「1466」 お知らせ:『税金官僚に痛めつけられた有名人たち』(副島隆彦・著、光文社刊)が8/1に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.7.24

 「1460」 7月1日に、SNSI論文集第7弾『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』が出ます。従来の教科書や歴史書では描かれない明治期以降の日本真実の姿を描き出しました。2014年6月25日

「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日 

「1454」 【今読み返す副島本】 米同時多発テロ事件前に発表された、副島隆彦の「集団的自衛権」論をそのまま転載します。 今こそ読み返してほしいと思います。 2014年6月3日

「1451」【中国を理解する】『野望の中国近現代史 帝国は復活する』(ビジネス社・刊)(原題:Wealth And Power:China's Long March to the Twenty-First Century)という本を紹介します。中国の近現代史を正しく理解しなければ、日本は中国の台頭に向き合うことは出来ない。2014年5月25日

「1448」番  私が、今やっている仕事、考えていること、書くべき文章のことなどを、まとめて報告します。 副島隆彦  2014.5.11 

「1443」最新講演DVD『キャロライン・ケネディと安倍晋三』が完成しました。このDVDで米オバマ政権と安倍政権の暗闘の実態が分かります。現在の日本政財界に影響を与えるハーヴァード大学人脈についても解説。ぜひ御覧ください。2014年4月16日

「1441」 副島隆彦先生の最新金融本『金融市場を操られる 絶望国家・日本』(徳間書店・刊)が発売されます。日本は、アベノミクスに浮かれて「成長国家」どころか、「貧乏国家」となってしまった。この現実から逃れることが出来ない。世界の金融も統制されている。2014年4月5日

「1436」 後藤新平―日本の「セシル・ローズ」論(全4回/第1回) 中田安彦・記 2014年3月16日

「1433」『靖国問題と中国包囲網』(副島隆彦・著、ビジネス社刊)が3/7に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.2.27

「1429」 【寄稿・偉人伝の裏側を見破る】 自由民権運動の父・板垣退助はフリーメイソンだった!~伊藤博文のフリーメイソンネットワークに加入した板垣退助~津谷侑太(つやゆうた)筆 2014年2月5日

「1426」古村治彦研究員の新刊『ハーヴァード大学の秘密』(PHP研究所)の紹介と、その出版記念を兼ねた「囲む会」主催の2014年初めての主催定例会『キャロライン・ケネディ駐日大使着任が日本政治中枢に与えている衝撃』(仮題)のお申込みのご案内を致します。2014年1月21日

「1423」 明治期の慶応義塾で 最先端の学問を教えたのは ユニテリアン(フリーメイソンリー)だった 石井利明(いしいとしあき)研究員 2014年1月11日

「1421」TPP交渉と平行して、水面下で進む「民法改正」の動き。大新聞は連帯保証人(個人保証)制度の改正部分だけをクローズアップするが、実際はこの民法改正はアメリカによる日本社会改造計画の一つである。2013年12月29日

「1418」孫崎享・副島隆彦講演ビデオ『外務省の正体』のご予約を承ります。日本の国家の行く末を大きく左右する外務省(MOFA)の内部と歴史はどうなっているのか、必見の講演です。2013.12.10

「1414」新刊『説得する文章力』(KKベストセラーズ)と『闇に葬られた歴史』(PHP研究所)をご案内します。2013.11.27

「1411」副島隆彦新刊金融本『帝国の逆襲―金とドル 最後の戦い Empire Strikes Back, Again.』(祥伝社)が発売されました。今年前半から中盤の主な金融ニュース(TPP、シェールガス、金価格の急落についても)を副島隆彦独自視点で分析しています。2013年11月16日

「1409」 腰痛(ようつう)と首、肩の痛みは治るようである。 「トリガーポイント・ブロック注射」という治療法を紹介する。 副島隆彦記 2013年11月6日

「1406」新刊『税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産』(2013年10月、幻冬舎刊)発刊のお知らせ。官僚たちはいかにして資産家からお金を奪い取ろうとしているか。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2013.10.18

「1404」【最新版】世界権力者人物図鑑 刊行が発売中です。2010年発刊の第一弾から全面リニューアルのデザイン・内容です。2013年9月30日

「1402」 来月、10月26日(土)開催予定の「囲む会」秋の定例会のお申し込み開始お知らせ。今回は元外務省元国際情報局長の孫崎享先生をお呼びして「過去現在未来の日本外交」を語りつくします。ご期待ください。2013年9月16日

「1399」鬼塚英昭(おにづかひであき)氏の『日本の本当の黒幕』(下)を読む。戦前の日本政治の闇を象徴する田中光顕(たなかみつあき)という怪物を知る。それは現在の日本政治を支配するヤクザたちを知ることでもある。2013年9月1日

「1396」 新刊『中国人の本性』の紹介。私たちはどれだけ中国の思想史について知っているだろうか? そこで副島先生が中国亡命知識人の歴史を中共からの亡命知識人である石平(せきへい)氏に徹底的に質問しました。夏のうちに是非読んで下さい。2013年8月8日

「1394」定例会完全収録のDVD『いい加減にしろ!マイケル・グリーン/恐ろしいヨーロッパの秘密―フランドルからフローレンスへ』が完成しました。2013.7.29

「1392」 参議院選挙が終わって、次の日本国民の課題に向かう。アベノミクスとはA-sset B-ubble E-conomy(資産バブル・エコノミー)のことである。金融緩和派の経済学者のおかしさを理路整然と暴いた野口悠紀雄氏を評価する 副島隆彦 2013年7月25日

「1389」参院選後、日本の各階層(金持ち・サラリーマン・貧乏人)への、安倍政権による国家統制が進む可能性がある。その兆しとして参院選初日に福島県の総理演説会で自民党職員らが行った、一般国民の「表現の自由」への取り締り行為の動画がある。決して貴方の一票は自民党には投票してはなりません。それから先日の講演会のアンケート結果を載せます。 中田安彦(アルルの男・ヒロシ) 2013年7月13日

「1387」 『統制が始まる 急いで金を買いなさい』(祥伝社・刊、2013年6月)の宣伝を載せます。2013.7.4

「1384」再度、6月29日の定例会のお知らせをします。タイトルが「いい加減にしろ!!マイケル・グリーン~米中“新秩序”に取り残される日本」になりました。米日関係その他の政治経済の話題に縦横無尽に切り込みます。2013年6月13日

「1381」 私たちの福島復興活動本部 を 閉じて 撤退式をします。6月23日です。時間のある人は福島の現地まで自力で来てください。 副島隆彦 2013年6月2日

「1379」先週土曜日の会員交流会開催後のお礼の報告と、次の6月29日の講演会のお知らせ。2013年5月20日

「1376」 最新DVD『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(2013年3月3日、講師:副島隆彦・藤森かよこ)と、新刊・映画本『アメリカ帝国の滅亡を予言する』(日本文芸社)頒布のお知らせ。お待たせしました!2013.5.4

「1375」黒田金融緩和と金価格急落、そしてBRICS開発銀行の設立。新しい秩序に向けて世界は動いている。副島先生の最近の「重たい掲示板」への書き込みをまとめて載せます。2013年4月20日

「1372」副島先生の新刊『浮かれバブル景気から衰退させられる日本』(徳間書店)ではTPP交渉とアベノミクスの欺瞞について詳しく紹介。今回も豊富な図表・資料付きです。また、新しい試みとして会員同士の交流会(会員交流会 自由におしゃべり)もまだ募集中です。講演会とは別の形で交流(情報交換)いたしましょう。2013年4月4日

「1370」 日米地位協定に続いて、日米原子力協定(1988年)を暴く。中曽根康弘の周辺の「原子力外務官僚」たちが、アメリカに抵抗するカードとして持ちだした「日本の核武装論」には全く意味が無い。六ケ所村の再処理工場を維持してきた日本原電は中曽根派の利権の巣窟であるからすぐに破綻させるべきだ。(苫米地英人『原発洗脳』(日本文芸社)と有馬哲夫『原発と原爆』(文春新書)を書評する。)(その1) 2013年3月27日

「1366」書評:前泊博盛・編著『本当は憲法より大切な 日米地位協定入門』(創元社)を読む。ジャパン・ハンドラーズと外務官僚が威張れるのも日米安保と地位協定があるからだ。2013年3月8日

「1363」新刊『それでも中国は巨大な成長を続ける』(ビジネス社)の刊行のお知らせ。アメリカでは、巨大な中国とどう付き合っていくかは熱心に議論されていても、中国崩壊論など真面目に受け取られていない。2013年2月18日

「1361」 副島隆彦を囲む会・定例会、第29回定例会・自力主催講演会『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(講師:副島隆彦・藤森かよこ、開催日:2013年3月3日、日曜日)開催のお知らせ。2013.2.8

「1358」 アダム・ヴァイスハウプト著 『秘密結社・イルミナティ 入会講座<初級篇>』(KKベストセラーズ)が発刊されました。ドイツ啓蒙主義から生まれた「イルミナティ」はフリーメーソンなど秘密結社のルールブックを制定した集団である。2013年1月21日

「1356」番。 年末からの2週間の「産みの苦しみ」のあとで、副島隆彦が全力で書きます。 「ヒラリーの終わり」論文です。 今年もよろしく。 2013年1月8日

「1354」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2013.1.1

「1351」自民党・公明党・日本維新の会の圧勝と民主党勢力の壊滅大敗北を受けて、「個人の力量によるサバイバル」というものが必須になってくる。そのことを選挙の数カ月前に副島先生の新刊『個人備蓄の時代』(光文社)では予測していた。みなさんも早く手を打ったほうがいい。2012年12月17日

「1349」  選挙が始まっての 直近での動き を読む 副島隆彦・記 2012年12月7日

「1346」 副島隆彦・最新DVD『ミケランジェロ、メディチ家、ルネサンスの真実』(2012年11月3日、講師:副島隆彦・松尾雄治)頒布のお知らせ。「教科書」と本編DVDのお得なセットも、個数限定で実施します。2012.11.29

「1343」緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。2012年11月15日

「1340」橋下徹(はしもととおる)大阪市長や一部大阪市特別顧問による「週刊朝日」に対する“言論弾圧”問題について考える。言論の自由が死ぬときとは、デモクラシーが死ぬときである。2012年11月5日

「1337」尖閣問題について。橋下徹・大阪市長の言う「国際司法裁判所」における解決の提案を支持します。副島隆彦・記 2012.10.18

「1334」新刊を二冊紹介します。権力者共同謀議という合理的選択で概ね、歴史は動いてきたから、私たちは世界の支配層の行動原理、思想、そして企業活動に現れる彼らの「合利的」な動きを理解しなければならない。2012年10月1日

「1332」 副島隆彦を囲む会・定例会、第28回定例会・自力主催講演会『ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ダンテ、マキアベッリ、メディチ家、ルネサンスとは何だったか』(講師:副島隆彦・松尾雄治、開催日:2012年11月3日、土曜日)をご案内します。2012.9.25

「1330」SNSI・夏季研究報告から 「今こそ3分で読む小室直樹の『新戦争論』」六城雅敦(ろくじょうつねあつ)・記 2012年9月14日

「1327」共和党候補、ロムニーの安全保障政策を知る。最新刊『アメリカが作り上げた“素晴らしき”今の世界』(The World America Made)(ビジネス社刊)の紹介。古村治彦研究員の翻訳で刊行されています。2012年8月27日

「1324」  副島隆彦著の仏教論、『隠された歴史:そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)の読みどころを解説します。2012年8月12日

「1322」副島先生の仏教論の集大成『隠された歴史~そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)とロン・ポール米下院議員の『連邦準備銀行を廃止せよ(END THE FED)』(佐藤研一朗・訳、成甲書房)が発刊されました。 2012年7月29日

「1319」 副島先生の新刊本2冊。『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』(日本文芸社)と石平(せきへい)氏とのケンカ対談『中国 崩壊か 繁栄か!? 殴り合い激論』(李白社)が発刊されました。世界の実像を知るのにおすすめの2冊です。 2012年7月19日

「1317」 副島隆彦・最新DVD『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』(2012年6月2日、講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直)/最新刊『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る』(副島隆彦・植草一秀・高橋博彦・著、祥伝社刊)ラインナップ追加のお知らせ。2012.7.8

「1314」 「増税談合勢力」 の 野合(やごう)の増税に反対する。2012年6月25日

「1312」 第27回副島隆彦を囲む会主催定例会『橋下徹の登場と政治思想の歴史』に来場された会員の皆様のご意見をご報告します。 2012年6月19日

「1310」 ロマノ・ヴルピッタ『ムッソリーニ』を読む。現在の日本で重要な意味をもつ「ファシズム」とは何かを再考する 2012年6月4日

「1306」 爆弾のような破壊力を持った一冊!! 古村治彦著『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所)を強力に推薦する。2012年5月13日

「1304」 副島隆彦を囲む会・定例会、第27回自力主催講演会(講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直、開催日:2012年6月2日、土曜日)をご案内します。演題は『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』と決定しました!※金融・経済のお話はありません。2012.5.6

「1301」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)のアンケートの結果を掲載します。2012.4.25

「1300」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)/『欧米日 やらせの景気回復』(副島隆彦・著、徳間書店刊)のお知らせ。2012.4.19

「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日

「1294」アメリカの共和党予備選で公然と囁かれる不正投票の横行。スーパチューズデーを終えて共和党予備選挙の様子、大統領選挙予備選挙・党員集会の複雑な仕組み、衝撃的な内部事情を現地から緊急報告します。 2012年3月24日 佐藤研一朗・筆

「1292」 (1) 4月28日(土)~30日(月)の「福島原発・難民キャンプツアー」のお知らせ。/(2) 6月2日(土)の「政治思想・日本政治の歴史(1960年代からこっち)講演会」のご案内。/(3) SNSI研究員・崎谷博征(さきたにひろゆき)氏の新刊『医療ビジネスの闇』(学研パブリッシング。2012/2/28刊)が出ました。2012.3.13

「1289」 (1) 3月24日(土)の「学問道場」定例会『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(副島隆彦)の再度のお知らせ。/(2) 対談CD『日中殴り合い対談』(石平、副島隆彦。李白社)をご紹介します。2012.3.6

「1288」 日本は、「新・知日派」の台頭でも基地移設問題でアメリカの要求に屈服してはいけない 2012年3月2日

「1285」 「小沢一郎・陸山会裁判」の急展開。小沢一郎側が勝利しそうである。「ぼやき・会員ページ 1284」に掲載された文章の後半部分を、こちらにも転載します。2012.2.19

「1283」 まんが家・イラストレーターのぼうごなつこさんによる、政治漫画「小沢一郎・陸山会事件説明まんが お天道様がみてる」を掲載します。2012.2.10

「1280」 本年度初の副島隆彦を囲む会・定例会、第26回自力主催講演会(講師:副島隆彦先生・古村治彦研究員、開催日:2012年3月24日)をご案内します。2012.1.30

「1278」書評『父・金正日と私』(五味洋治・著)と『後継者・金正恩』(李永鐘・著)を読む。北朝鮮は改革開放に乗り出せるのか。“属国論”の観点で北朝鮮の対中外交を整理する。2012年1月23日

「1276」 新刊『中国は世界恐慌を乗り越える』(ビジネス社)と『衰退する帝国・アメリカ権力者図鑑』(日本文芸社)が発売されました。中国の発展の姿は100年前のアメリカ帝国そのものである。2012年1月10日

「1273」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2012.1.1  下に加筆します。1月5日です。副島隆彦です。


「1712」 「トランプが、エルサレムを首都承認した」問題を徹底的に解説する。日本人は、中東アラブ、イスラエル問題を大きく理解するために、歴史を勉強するべきだ(続編)。 副島隆彦 2017.12.25 /新年明けましておめでとうございます。2018.1.1


あけましておめでとうございます。
昨年中は色々とお世話になり心よりお礼申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

2018年1月1日

副島隆彦の学問道場

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副島隆彦です。今日は、2017年12月25日(月)です。

「2009番」に載せた、この問題の 続編(後編)を続けて話します。

さらに歴史の話をしますが、この「神殿の丘」の話はなかなか複雑だ。



 前編で説明したとおり、ちょうど紀元前1000年に 36年間ダビデ王の世(BC997-931の 36年間)だ。イスラエル(=ユダヤ)民族にとって最も聖なる礼拝所である、神殿の丘の至聖所(しせいじょ)の聖なる場所に納めたのは、「契約の箱 」( Ark of the Covenant アーク・オブ・ザ・コヴナント )だ。

 ここには、モーセが、シナイ山で、自分たちの民族神ヤハウエ(本当は、アメン神官団)から与えられた「十戒(テン・コマダメンツ)」の石版である。これがユダヤ人にとって最も大切な「神との約束=契約 」が入っていた聖なるお櫃(ひつ)(四角くて、上から蓋をする箱)だ。これが、映画「インディ(アナ)・ジョーンズ」の『(レーダース)失われたアーク / 聖櫃(せいひつ) 』(1981年制作 )の話だ。聖なる証文を入れた箱が、次のソロモン王の時代が過ぎて、そのあとの大混乱で、失われたという話だ。 

 今はもうこの箱、聖なるお櫃は、どこに行ったのか分からない。だから、ザ・ロスト・アーク「失われた聖櫃」だ。この櫃(ひつ)というのは、「飯櫃(めしびつ)」と言うと、漆(うるし)で塗った木製の箱で炊いたご飯を入れたので、古い日本語だが、今の日本人にも分かる。

 この契約の箱の中に、モーセがエホバ、ヤハウェ(Yahaweh , Jehovah)と約束したコトバが書かれた十戒と他の書物が安置されていた。そこ場所が、King Solomon's Temple =Mount Temple 「神殿の丘」の真ん中の至聖所 (礼拝所)だ。

そうすると、サウロ、ダビデ、ソロモン王たちは、どこで暮らしていたのか、というと、この至聖所の南の南側に神殿を作って、そこにいたのだ。今は、そこが、アル・アクサー・モスクだ。 そのときから2千年がたった、紀元後1000年代の、十字軍のエルサレム公国のときには、テンプル騎士団(彼らは主力軍)が、この神殿を自分たちの兵舎にした。 国王(西洋白人の ボールドウィン王は、どこにいたのかな? 

 紀元前721年と、紀元前587年 に、ユダヤ人の王国は、ふたつとも滅んでしまう。帝国(大国)に吸収され併合された。ソロモン王の死のすぐあと、紀元前931年に分裂していた、イスラエル国とユダ国が、順番に滅んだ。北のイスラエル国は、アッシリア帝国(サルゴン2世王)に滅ぼされた。

 滅ぼされた、というけれども、占領されて併合(へいごう)されたということだ。民衆が皆殺しになったわけではない。王族と、戦闘で戦った者たちは殺される。 そのあと134年後に、今度は、新バビロニア帝国(ネブカドネザル2世王) が、南のユダ(ヤ)国 (ここがエルサレムとその周辺)を併呑(へいどん)した。

 このとき、民族の神を祭った神殿は徹底的に壊された。そして、バビロン捕囚(ほしゅう)の目に合う。実は、バビロン捕囚は2回ある(BC597年にも)。国が滅びるということは、その中心の守るべき信念(信仰)が壊される、ということだ。

 だから日本の右翼、あるいは民族精神を大事にする人たちは、天皇家を護持して崇拝する伝統を守ろうとして必死になる。それなのに現実の目の前のアメリカ(海洋帝国だ)による支配には全く、何も言わない。それは、西側のユーラシア大陸の、チャンコロ、チョーセンジン、ロスケ(ロシア)がコワイからだ。

 バビロン捕囚すなわち、ユダヤ人の王家(と言っても、本当は、宗教指導者のラビ Rabbi たち、とその家族)が、帝都バビロンに連れて行かれた。捕虜として。 この時期の、「エゼキエル書」とか、「ダニエル書」とかが書かれているが、彼らは、新バビロニア帝国や そのあとの、アケメネス朝ペルシア帝国の、官僚(高官)になったりして、うまく、内部に入り込んでゆく。ここからが、ユダヤ人たちの、

本当の、優れた頭脳、ずば抜けた 王朝経営の財政家たち、金融業者(宮廷ユダヤ人)の伝統が、始まる。このことは重要だが、今回はもう話さない。

 モーせ5書すなわち、 Torah トーラ、これは、出エジプト記、創世記、レビ記(神=神官たちへのお供え、食事の提供の儀式を詳しく書いている) 、民数記、申命記の 5巻だ。 

このあと、の、ヨシュア記、サミュエル記、列王記、歴代誌、・・・などのそれぞれの時代と、意味、意義 については、そのうち、まとめて話します。

 このバビロン捕囚から、わずか、50年後に、なんと、新バビロニア帝国があっけなく滅んでしまった。帝都バビロンが陥落した。アケメネス朝ペルシア(キュロス2世) という遊牧民が強大になって、攻めてきて打ち負かした。ペルシアというのは、イラン高原のことだ。ここから、50万頭とかの馬で、西の方に、ドドドと、攻め下って、それで、「世界の中心地」である バビロン(バグダッド)を攻め落とすのだ。

この「 遊牧民(ノウマド nomad )による、もの凄い勢いの、馬による、ドドドの 攻め下り 」を理解すると、人類の世界史は、一番、大きいところで分かる。この世界中の大陸のどこででも起きた「ドドド」が分かるといいのだ。

 ただし、15世紀からは、「海の時代」「大航海時代」、西洋白人の時代になって、大陸の時代=馬の時代が終わる。

 こうして、イスラエルつまりパレスチナは、アケメネス朝ペルシア帝国の 皇帝(ネブカドネザル2世王)が、紀元前538年に、「もうお前たちユダヤ人は、バビロンから、自分の国に帰っていいぞ」となった。エホキアムという王族(ラビ Rabbi たちだ)と、ゼデキア王族(「エゼキエル書」のラビ)だ。

 バビロンというのは、今のバグダッドの南、100キロぐらいのところにある。イラクの首都バグダッドの外(はず)れだ。 「エデンの園(ガーデン)」もこのそばだ。「バベルの塔」も この近くの山だ。こういうことを、日本人は、世界地図を自分で開いて、みんなはっきり知るべきなのだ。今では、これらの場所もはっきりしていて、遺跡が発掘されてている。

 


 繰り返すが、バグダッドが、世界の中心であり、世界一栄えていたところで、すべての人類の文明の中心である。人類の5千年の歴史は、たったの5千年だ。この数字を覚えなさい。人類史は、それ以上には遡=さかのぼ=らない。本当だ。だから紀元前3000年が、人類史=世界史の 始まりだ 。そのまえは、100人から1000人ぐらいの血縁の原始共同体(ゲンス)があっただけだ。中国でも、インドでもそうだ。

だから世界のの中心は、バグダッド(メソポタミア文明)だ。ここが一番、ずっと3千年間、栄えていた。

 それを、欧米白人の歴史学者たちが、ギリシア・ローマ文明(=西洋白人文明)を中心とする世界観=世界史に、作り替えて、決めつけて、歴史を書き換えて、世界中に教えてきた。16世紀からは西洋白人が、近代学問(サイエンス)と近代資本主義で、ものすごく強く、優秀になったからだ。

 日本人も、イギリス、そしてアメリカに支配、征服されて、この150年間、そのように教えられる(学校教育で)から、それで、私たちの脳(思考力)も、それに支配されている。

 チグリス川とユーフラテス川が、かなり接近したところがバグダッド、すなわちバビロンだ。ここが一番、由緒がある文明であるメソポタミア文明だ。他の文明は、すべて、これの真似で、あれこれと、文物(ぶんぶつ)や、知識や、制度の作り方を、バグダッドから輸入したのだ。

 エジプト文明も同じぐらい、古い(紀元前3000年からだから)のだが、エジプトも メソポタミア文明(バグダッドが中心)の亜流だと、考えるべきだ。

それでも、さらに真実は、エジプト古王国 のセソトリス王が、メソポタミアにまで遠征(エクスペディソナリー)して攻めてきて(当時は、中東は、森林が茂った緑の地帯が多かったのだ)バビロンを征服した、征服王朝があった。シュメール人たちは、支配された。この事実は、ヘロドトスの「歴史」の始めに書いてある。しかし、欧米の白人の歴史学者たちは今も認めていない。

 世界史(人類史)が始まった時(紀元前3000年)から、ぐっと時代が3000年間、下がって、紀元前168年ごろローマが、フェニキア=ポエニ=カルタゴ と ギリシアの盟主アテネの同盟 を  まとめて制圧して打ち壊した。そしてローマが帝国になった(紀元前27年に)。 

 歴代の ローマ皇帝( 本当は、貧乏貴族で、軍隊を指揮した軍人たちが次々となった )は、西のゲルマン人 と、東の パルティア帝国( アッシリア帝国の再来のような国)と戦うために、ローマ皇帝たちは遠征、進撃して、そして、パルティアとの戦いで、何人かの皇帝が捕まったり戦死したしている。
 
 紀元前538年に、バビロンから、ユダヤの王(本当はラビたち)が、もう帰っていいぞと言われて、ユダヤ人たちがイスラエル=パレスチナ(=カナンの地、エルサレムが中心)に帰ってきた、そして、神殿を作り直した(再興した)話が、歌劇(オペラ)「ナブッコ」だ。

 ナブッコとは、ネブカドネザル2世という残酷な王様のことで、彼が悔い改めて、ユダヤ教に改宗した、という作り話(ウソ)で出来ているオペラだ。本当は、ナブッコ王の息子が、ユダヤ教に、少しだけ、共感、改宗したという歴史事実があるようだ。 

 それでも、もう帰っていいぞと言われたのでBC538年に、王族(ラビたち)が帰ってきた。そして、よかった、よかった、で、再び至聖所とソロモン神殿をつくった。

 でも、もうユダヤ人には国家はない。ただハスモン家という一族などがいた。日本語では「士師(しし)の時代」とユダヤ学者が説明するから、訳が分からない。士師(しし)というのは、ラビ rabbiのことだ。律法学者とも訳す。 ユダヤ教の宗教指導者で、聖職者たちだ。ユダヤ人は、王さまを持てなくなったが、自分たちの自治組織があってこれがずっと続いたのだ。

『世界史年表』(岩波書店版、1995年刊から)




 ラビ(ラーバイ)では、ハスモン家というのが一番有名で、この人たちを中心に国のようなものを持った。これがずっと続く。ラビ(宗教指導者)たちによる自治組織だ。これが、ずるずると、紀元前400年、300年、200年と続いた。そして紀元前200年ぐらいからローマ帝国が強くなる。

 だが、その時期よりも、少し前の、BC333年からのアレキサンダー大王(ヘレニズムの思想を作った人)と、そのあと、ギリシア人たちの支配がある。それが、150年刊続く。つまり、イスラエル(パレスチナ)の次の支配者はギリシアだったのだ。 

この目まぐるしい歴史の転変に、ついて行けないので、自分の目(と頭が、ぐるぐる回ってしまって)ほとんどに人は、歴史の勉強を放り投げる。「私は、バカだから、もう、ついて行けんわー」となる。

 ギリシア(ヘレニズム)の時代から、150年経(た)って、強大になったローマ帝国が攻めてきた、というより、も当然のように、のしのしと行進してきた。BC63年から、ローマ帝国(有力将軍ポンペイウス)の属国、属州(ぞくしゅう。プロヴァンキア)になった。



その前、紀元前183年に、ローマ軍は、あの、”カルタゴの英雄” ハンニバルを、追いかけて来て、彼を匿(かくま)っていたセレウコス朝シリア( セレウコスは、アレキサンダーの幕僚のひとりで、帝国を引き継いだ)を滅ぼしている。

 だから、ギリシアを滅ぼしたのは、ローマだ。BC(紀元前)168年に、ローマ軍が、ギリシアの盟主(アカイア同盟)のアテネを制圧して陥落させたのだ。そして、あの世界史的に、有名なパルテノン神殿を燃やした。この事実を、欧米白人の歴史学者たちが、書きたがらない。あの壮麗なパルテノン神殿を見るも無惨に破壊した、そして、今もそのときの残骸のままだ。円柱(エンタシス)だけは何とか立てている。この破壊をやったのはローマ(軍)なのだ。

 パルテノン神殿は、この紀元前168年の「アテネ陥落」のときから、そのままの残骸だ。西洋白人たちは、今も、このことをあまり言いたがらない。だから「アテネ陥落」が、世界史の年表に載っていない。

だから、日本人は、ボーッとなって、何が何やら、ここでも世界史が分からなくなる。

 ギリシアが、フエニキニア(=ポエニ Phoenicia 人 Phoenicans フェニシアンズ。今のレバノンのレバノン人だ。このように決めつけることが、何よりも大事なのだ !  副島歴史学! カルタゴ、さらには、何と、ベネチアも、フェニキア人の一部)と 同盟を組んで、ローマの地中海支配と激突した。 

 フェニキア人というのは、ユダヤ商人とそっくりだ。後生(こうせい)、あくどい、銭の亡者のユダヤ商人というイメッジは、フェニキア商人から受け継いだものである。 フェニキアとギリシアは、同じ文明だ。私、副島隆彦は、ニーチェを研究していて、ディオニュソス神の享楽の精神の 研究で、このことに鋭く気づいた。

 フエニキア人とは、今のレバノン国の レバノンたちだ。土地も人間も、2000年間、今のままだ。中東人なのに、まるで西洋白人のような立派な顔立ちの人たちが多い。シリア人は、アレキサンダー=ヘレニズムの影響か? 西洋白人のような人が多い。フェニキア=レバノンなのだ、ということを日本人が誰も知らない、分かろうともしない(歴史学者たちまでが)から、ここでも、頭がぼーっとなる。

 日本人は、ポエニ戦争というと、北アフリカの、にっくきカルタゴを攻め滅ばした戦争だ、とばかり思っている。そればっかり習う。 本当は、カルタゴの本国であるフェニキア( Phoenicia はポエニとも読めるでしょ )との戦争だったのだ。

 のちの中世のベネチア国 のベネチア人たちも、実は、フェニキア人だ。ロンバルデイア平原に入り込んだ、船に乗ってきたフェニキアからの海洋性の 商業民族と融合してベネチア国(共和国、王さまがいない)を作った。 塩野七生(しおのななみ)の、「海の都の物語」は、こういう、根本、土台の研究が出来ていない。

 ビザンチン帝国(=東ローマ帝国。 1453年、オスマン帝国に滅ぼされた。首都コンスタンチノープルが、壮麗に陥落した )にも、船をたくさんもっていた大きなフェニキア商人地区があって栄えていた。

これより200年前に、1258年に、「自然な感覚で」世界征服を目指した、モンゴル軍(イル・ハン国を作る)が、当時の中東世界を支配していた アッバース朝(セルジュク朝トルコを家来にしてた)のカリフが、バグダッドの城門を開いて、上から目線で、迎え入れて、折伏(しゃくぶく)しようとしたら、

モンゴル(チンギス・ハーン 大可汗=大ハーンの 息子)は、「なに、こいつ。何を威張っているんだ」で、そのまま馬で蹴り殺した。 そして、バグダッドで、80万人を虐殺して、征服した。

当時は、文明度の高さで、西洋さえも見下していた、イスラム帝国(=サラセン帝国)といっても、こういう、びっくりするような 目に遭っているのだ。おもしろいでしょう、歴史の勉強というのは。

でも、このあと、モンゴル軍は、ダマスカスまでは攻略(攻め落とすこと)出来ずに、引き返した。

これと、話は、急に飛びますが、 西暦(紀元)751年の、「タラス河の戦い」が重要だ。今の、キルギス国のイシククル湖 から流れ出ている、タラス河で、隆盛していたイスラム軍と、大唐帝国(タン・ダイナスティ)の、唐の遠征軍が、ぶつかった。そして、唐(中国人)が負けた。この時以来、中国人(漢人、ハン・レイス)は、それよりも西には、二度と侵攻できなかった。これは、世界史の上では、ものすごく重要な事実だ。

 だから紀元前の2世紀には、フェニキアとギリシアが同盟を組んでいたのだ。イスラエル(パレスチナ)は、その支配下にあった。そして全地中海(スペインにまで)に、ギリシアの植民都市がたくさんあった。 だから、憎きカルタゴだけでなく、ギリシア本国をも ローマ軍が攻撃して崩壊させたのだ。このことを、日本の世界史の教師たちが知らないから教えない。

 以後、ギリシアは立ち直れなかった。スペインとか、シシリア島のギリシアの植民地(コロニー)は、ローマ式に作り替えられていった。ここにアルキメデスとか、ピタゴラス教団とがいたのだ。

ギリシア語、のすばらしさは、今日は、もう話さない。 ギリシア語が、実は、ローマ帝国の 高級語で、官僚語で、公式、正式の言語だったのだ。 これを、Linga Franka リンガ・フランカ 普遍言語、といって、ローマ帝国の 貴族や、僧侶や、官僚たちは、みな、ギリシア語で文書を書いたのだ。

このことの凄(すご)さを、私たちは、知るべきだ。400年代ぐらいまで、ずっと、ギリシア語が、公用語だった。いや、もっと本当のことを書くと、15世紀の イタリア・ルネサンスは、ギリシア語の文献を読むことから、始まったのだ。ギリシア語が、ラテン語(ローマ語)よりも、ずっと格が高かったのだ。

「新約聖書」すなわち、イエス・キリスト(という変な男)の物語、弟子たちによる言行録は、ギリシア語で書かれていたらしい。イエスたちが話していたのは、現地語のアラム語だ。それと、エルサレレムのヘブライ語が、どういう関係だったのか、私、副島隆彦も、まだ、よく分からない。

アラム語は、今のシリア人たちが(今のアラビア語とは別に)知っているコトバのようだ。

 アテネの陥落(西暦168年)のあと、ローマ人によって、ギリシアの知識人たちは、ローマに連れて行かれて、奴隷身分としてローマの貴族たちのお屋敷で、子供たちの教育に当たった。それで、文学(ぶんがく)なるものが生まれたという重要な文学理論がある。 自分たちの国を失った誇り高い、ギリシア知識人たちが、脳の中に、妄想の自由の国を作った。それが、文学(リテラリュア)なるものの誕生だ。

 イスラエルは、アテネ(ギリシア)陥落(紀元前168年)の4年後の、紀元前164年に、ギリシアの支配から脱出している。

 なぜなら、だから、ギリシアの地中海覇権が、ローマによって崩壊させられ、奪い取られたからだ。このときイスラエル(ユダヤ人)は、大幅な自治権を獲得した。やれやれ、だ。しかし、だが、このすぐあとにローマ軍がやってきた。

 あ、そうだ。この時よりも320年前に、あの「ペルシア戦争」があった。このペルシア戦争、というコトバがおかしいのであって、「本当は、ペルシア帝国による、ギリシア侵略(侵攻)戦争」だ。こう教えないから、日本人は、訳が分からない。

 BC490年に、バビロン(バグダッド)を治めて強大になったペルシア(ドドドの、アケメネス王朝)が、ギリシアに攻め込んできた。このアケメネス朝ペルシア帝国と戦って、それでもギリシアは、何とか負けなかった。BC480年にも再度攻めてきた。 

 前述した、ユダ王国を支配していた新バビロニア帝国を滅ぼした、アケメネス朝ペルシアが、イスラエル(パレスチナ)を制圧して支配した。そのあとギリシアにまで攻め込んだのだ。それが「ペルシア・ギリシア戦争」だ。ギリシアはかろうじて負けなかった(紀元前490年、マラソンの戦い)。

 そのあと、それに対する激しい反動として、150年後の、紀元前333年に、たったの 20歳?のアレキサンダー大王が逆襲して、ペルシア帝国に攻め込んで圧勝した(イッソスの戦い)。そしてこのあと、ペルシア高原(今のイラン)の全部を占領して、ペルシア帝国の領土全部を、10年かけて、アレキサンダーは、ずっと、うろうろして回った。

 彼が何を求めたのか。財宝なのか、不死の薬なのか、分かりません。アレキサンダー大王という男は、本当に神がかりの人物だったようだ。自分を “ 不死身の神 ”、だと本当に信じたようだ。戦争になると、自分が真っ先に突っ込んでいって斬り合いをやったようだ。彼は、ギリシア人の一種だが、ギリシアの北のほうのマケドニア国の王だ。

フィリッポ2世の息子。マケドニアに征服されて、ギリシア人たちは、相当に不愉快だったようだ。それでも、アレキサンダーは、自分が一緒に育った将軍たち(幕僚)によって、「私たちは、もう、自分の国に帰りたいよー。こんな神がかりの変なやつの命令は、もう十分だ 」で、彼らに毒殺された(BC323年)。

 その将軍の1人のプトレマイオスが、「俺は帰らないよ」と、エジプトのほうに行き、プトレマイオス王朝をつくった。そして、今のエジプトのアレキサンドリアに首都をつくった。それがプトレマイオス王朝だ。その18代目の国王が、あの クレオパトラだ。だから、クレオパトラは、自分(たち)のことを、ギリシア人だと思い、ギリシア語を話していたようだ。 顔は白かったようだ。

そうでなければ、カエサル(シーザー)が、コロッとクレオパトラに参らない。ギリシア語で、話している人間に、リーマ人は、劣等感が激しい。 今の、アメリカの支配階級が、イギリスの貴族階級が話す、オックス・ブリッジ英語に、劣等感を感じて複雑な気持ちに、今でもなる、という。人類の歴史は、そういうものだ。

 絶世の美女(7カ国語を話したという)クレオパトラは、紀元前48年に、ローマ(帝国)” ゼロ代皇帝 ” のカエサル(シーザー)と愛し合った。そのシーザーが殺された(BC44年)後に、シーザーの幕僚(弟子)のアントニウス(アントニー)がローマの権力を握るが、このアントニウスとも、クレオパトラは愛し合った。1950年代の大繁栄のハリウッドの、アメリカ映画の「アントニーとクレオパトラ」(・・作)のとおりだ。 ふたりは12年間、愛し合った。そのあと、ふたりで紀元前30年に自殺して死んだ。オクタビアヌスとの戦いに負けたからだ(アクチウムの海戦。首都アレキサンドリアの目の前の海で。紀元前30年)。

 オクタビアヌスという悪賢い男が出てきて、彼は、アウグストゥス(さらにプリンケピア)という称号をローマ議会からもらっている。紀元前27年、この男が、“ 初代 ” ローマ皇帝となった。だから、

この年が、ローマが帝国(エンパイア)になった年だ。そのまえは、共和政(リパブリーク。王さまがいてはいけない政治体制のこと。日本は、天皇がいるから、共和制にはなれない )という。

 紀元前30年のイスラエル(パレスチナ)は、だから、初代ローマ皇帝のオクタビアヌス(アウグストゥス)が、自分の家来の ピラトを派遣して、ユダヤ王のヘロデを、上手に操(あやつ)って、イスラエルを属州(ぞくしゅう)にして、大繁栄させたのだ。 その次が、ヘロデの息子(ヘロデ・アンティパス王と、イエスの時代だ。

 イエス・キリストがエルサレムで刑死したのは、紀元後30年だ。このときのローマ皇帝は、もう、2代皇帝の、ティベリウスだ。それから、紀元37年から3代皇帝は、残虐で知られたカリギュラだ。 そして、54年から、これも残虐な5代皇帝ネロだ。

 こういう風に縦(たて)と横に、どんどん広げて、広い視野で、ものごとを見る(考える)ということが、なかなかみんな出来ない。 イスラエル国のヘロデ王と、ほとんど同じ時代に、ローマに初代皇帝アウグストゥス(オクタビアヌス)がいるのである。そしてその次の時代(60年後に)、イエスが殺された。

 カエサル(シーザー)のことを、初代ローマ皇帝だと、思い込んでいる日本がは多い。しかし、皇帝(エンペラー、インペラトーレ Imperatore )の 「インペラトーレ」とは、「王の階段=きざはし=」にいる 私たち臣下、兵士たちが、「 陛下=これがまさしく王のきざはし= から、その上にいるあなた様に申し上げます」という意味から、生まれた言葉で、中国語(日本語)でも、陛下=皇帝 と言うコトバが、こうして、生まれたのだ 。分かるかね?

 カエサル(シーザー)は、そうなる前にローマ議会(元老院。げんろういん Seneta セネタ)の議場で殺された。だから、“ ゼロ代皇帝”(皇帝の始まりの前の人)だ と、副島隆彦が決めた。だから、その跡継ぎだったが、オクタビアヌス(アウグストゥス)に敗れたアントニウスは、 差し詰め ”0.5代皇帝“ だろう。私のこの歴史判定は、十分に根拠のある。日本国内では、誰も反対できないだろう。

 2代ローマ皇帝 ティベリウス(AD14年から。初代オクタビアヌス=アウグストゥス が死んだので)の時代に、イスラエル(パレスチナ)に ローマから派遣されてきたプロウコンサル pro- consul 軍事総督と言うが、こいつがピラト(Pilate パイラット)だ。

 そのときの傀儡(かいらい)の王様が、へロデ・アンティパス(ヘロデ王の息子、後継ぎ。BC4からAD40年まで)だ。

 ローマ帝国はイスラエルを、一応、国として認めていた。だから、直轄地や植民地(コロニー)ではなくて、属国(=朝貢国。トリビュータリー・ステイト)だ。 当時のコトバでは、ローマの属州(プロバンキア provancia )だ。 本当は、ローマ帝国自身が大変なお金をかけて、エルサレムにきれいな神殿(至聖所。千年前のソロモン神殿)を再興してくれたのだ。



 そのとき、紀元前40年ぐらいで、ヘロデ王というユダヤ(イスラエル)の王がいた。ヘロデ王は、大王と言っていいくらい優れたイスラエルの王だった。 彼は、ローマ帝国のアウグストゥスと、ものすごく仲良くして、へこへこしながら、言うことを聞きながら、上手に取り入って、国土開発をやり、国の大繁栄を実現した。 それなのに、イエスたちは、一体、何が気に入らなかったのだろう?

私、副島隆彦が、大国(帝国)に へこへこする 安倍晋三が大嫌いなのと、同じことなのかな?

 イスラエル全土のあちこちに、大土木事業すなわち、灌漑 や、水を引く水道橋をずっと建設したり、要塞を作った。 このヘロデ王の立派な業績の跡が今もたくさん残っている。これらはイスラエルを本当に研究したい人たちのディープな観光名所だ。 

 ローマの属州(プロヴァンキア)に甘んじながら、国の中心に立派な神殿をつくった。あるいは作ってもらった。だから、当時の、世界中の 王宮、宮殿のことを、まわり市場や劇場も併せて、バジリカという。 ローマ式の大都市だ。バジリカ というコトバは、世界史を勉強する上で、重要なのだ。

 歴代中国王朝(中華帝国)からしたら、自分たちをグルリと取り巻く、チベットの王たちや、モンゴルや、ベトナムや、満州や、日本や、朝鮮の王たちに、自分たちの進んだ技術と文物で、作ってあげた、属国の首都は、それぞれが、バジリカなのだ。このことは、もう説明しない。

 BC4年にヘロデ王は死んでいる。このあと、ユダヤ国は、混乱しててゆく。

  ここで注意しておきます。このヘロデ王の時代=紀元ゼロ年 の前 =と、その丁度、千年前(紀元前1000年ごろ)のダビデ、ソロモン王の時代を、ごっちゃにしないで下さい。それから ずっと、こっちかわに2000年来た、紀元(後)1000年(西暦1000年)ごろの十字軍 のアラブ、イスラム世界への西洋白人たちの侵略戦争(=国際義勇軍運動)とも 混同しないで下さい。 それのさらに1000年後が、今の私たちの紀元後2000年ちょっと、の世界だ。

 この 3つの千年(1000年)を、じっくりと、自分の脳の中で、常に大きく区別をつけるようにしてください。そうすれば、あなたは、世界史(=人類史)というものが、が分かります。大事なことは、 大きく、大きく、理解することだ。 

 
 このヘロデ王の息子の、ヘロデ・アンティパス Herodes Antipas というのが、まさしくイエスがいたときの王だ。 このヘロデ・アンティパス王のことを、その父親のヘロデ王と、区別がつかない日本人のインテリがほとんだ。大学の文学部を出て、聖書やら、聖書小説を読むのが好き、という人たちでも、このことを考えない(さらにヘロデ・・・1世と2世は、この後の王で、また別の人)。

 文学部出の人たちは、政治問題である、権力者や支配者たちがやる、血みどろの権力闘争、殺し合いのことが分からない。手弱女(たおやめぶり)と言って、文学(=小説)好きは、男と女の愛の世界が大好きだ。文学というのは、男と女のちまちました細かい世界だ。 それ以上の大きな話としての、権力や体制、支配、王朝交代史(政治闘争、権力闘争)のことが分からない。それは大きな、知能(思考力、知恵)の足りなさ、および人間的な欠陥だ。



 自分もまた父親と同じく、ローマ帝国の言いなりだった、ヘロデ・アンティパス王は、イエスを殺したくなかったと言われている。本当かどうか分からない。 イエスは、勝手に「自分こそがユダヤの王だ」と言ったとされている。そうだったかも。 

 これを、 I.N.R.I.  といいます。世界中のイエスの十字架の絵の上に、柱の上の方に I.N.R.I. と描かれているものが多い。イエスは、勝手に、「自分こそは、ユダヤの王だ。ハスモン家なんかに握られている今の王権は、贋せ物だ。ローマの子分だ 」とイエスは言ったらしい。

 「ヘロデ、おまえなんかローマの言いなりの、傀儡(かいらい。puppet パペット、操られ人形) じゃないか」と。「ローマで育てられて、連れて帰ってこられて王にされた、ユダヤ民族の裏切り者だ」と。それに対して、イエスは、「俺が、本物のユダヤ人の代表だ」と言った。民族解放闘争をした政治活動家だったらしい、イエスという人は。そういう人だったから、ローマ兵に殺された。 

I.N.R.I. は、“ Iesus Nazarenus ,Rex Iudaeorum “ 「イエズズ・ナザレヌス・レクス・インダエオルム」 で、「ナザレのイエス、ユダヤの王」という称号だ。



 

エルサレム旧市街の北側(キリスト教徒地区)に、「ヴィア・ドロローサ」 Via Dolorosa 哀しみの道 という道が、800メートル? ぐらいあって一番の観光名所になっている。その道を、イエス自身が重い十字架を背負わされて、躓(つまず)いてばたっと倒れ込んだりしながら、歩かされた道が観光スポットになっている。そして、到着した先の金持ちの家の庭で処刑された。

 私は、イエスが、自分で十字架を背負って、ずっと歩かされた、というのはあり得ないと判定する。当時、そんなことをするのは不可能だ。しかも、多くの人が居る街路でそれをやらされた、など、有るわけがない。 イエスの逮捕、処刑の命令を出したには、総督のピラト(パイラト)だろうが、彼は、ヤッフォ? か、カイザリヤという軍港のローマ軍の司令部に居たはずだ。 

 このビア・ドロローサ の出発点になっている、神殿の丘の北側に、壁にべたっとローマ軍の前線司令部の建物があったとして(今は、学校のようだ)、そこから、何のために、イエスを引き立てていったのか、分からない。

 イエスが処刑されたのが、今の聖墳墓教会(せうふんぼきょうかい Church of the holy Sepulchre チャーチ・オブ・ザ・ホウリー・セパルカー )だ、そこからイエスは、昇天した、ではなかった、復活(ふっかつ)した、ということになっている。この復活(レザレクション)のことを、日本人は、ほとんど、誰からも説明、解説して貰(もら)っていない。キリスト教にどっぷりつかった人しか、知らない。

 この教会の中心に、おそらく イエスの死骸(なきがら)を入れた棺桶を、土を掘っていれたお墓があって、教会内で、そこから10メートルぐらいのところが、ゴルゴダ(の丘)で、ここで十字架に架けられたのだ。

 十字架は、ローマ兵たちが粗い丸太を組んだだけの粗末なものだったろう。イエスの両方の脇腹の横隔膜の下から、槍で、ぐっと突き上げて、心臓を突き刺す。これは、江戸時代までの日本の刑場での処刑と全く同じだ。

 「復活」というコトバに関して、日本人はおかしな国民だ。何にも知らないのだ。何にも誰かえらも、教えて貰っていない。 トルストイの「復活」という、シベリア流刑(るけい)囚(しゅう)になった政治活動家たちを描いた、小説の題名になっている、ものだけは、名前だけ知っている。それだけだ、何が復活なのか、誰もさっぱり分からん。 一体、イエスの復活とは何なのか?

 ローマ兵の中でも、賤民(せんみん)というか、穢多・非人(えた・ひにん)の処刑人と死体片付け係の、ローマ兵の中でも一番下の、日本にも隠亡(おんぼう)と呼ばれた者に相当する者たちに、お金を払って、イエスの死体を十字架から降ろしてもらった。それが、お母様のマリアと妹のマリア、そして本当のイエスの奥様であるマクダラのマリア(マッダレーナ・マリア)だ。





 どうも処刑された場所の、すぐそばに穴を掘って貰って、粗末な棺(ひつぎ)を買って来て、イエスの死体を入れたらしい。これをイエスのお墓としたのだ。だからそこが聖墳墓教会の祭壇の場所だ。恐らくまだ土をかぶせていなかった。

 本当の史実(歴史の真実)は、アルマティア?のヨハネという、当時のエルサレムの有力者で、イエスの支持者だった男が、総督ピラトに掛け合って(大金のおカネを払ってだろう)、イエスの死体をもらい受けて、墓を作ったようだ。 その墓が、聖墳墓教会なのか、今の私には判定がつかない。 

 そして、処刑から4日目に、マクダラのマリアがひとりで、また見に来た。そしたら、棺の中から死体が消えていた、と。棺の中の腐った体をどうやって処理したのかは、今の感覚では分からないけれど、4日目に行ったら無かった。

 これがキリストの resurrection(レザーレクション、復活)だ。イエスの霊、霊魂は、復活してどうしたかというと、このあと、40 日間の間、自分の知っている人たちや、弟子たちのところにぼーぼーと現(あらわ)れたのだ。遠く、ガリラヤ湖のあたりで、30歳の頃、布教していたあたりの信者たちの処にも現れた、とされる。それがイエスの復活だ。

 死んで、4日目に死体が消えて、魂が、復活した。イエスは、霊魂となって、あたりをさ迷い、あちこちの知人のところに出没して、それから40日目に、ようやく天に昇天(ascension アセンション)した。あの世に行ってしまった。イエスが昇天したとされる昇天教会という小さな遺跡も、エルサレムの旧市街の外の東の方にある。ここがイエスの何なのか分からない。

 ここで妙なことを、私は言いますが、キリストが死んで復活して、それから43日目? に、本当に昇天した。これは、日本は仏教の国と言うけれども、日本の仏式の葬式の 「初七日と四十九日」の死者への弔い方は、まさしくエイスの死に方の、ここから来ている。副島隆彦が、そう見抜いた。この私の発見を、誰にも邪魔はさせない。ぼーぼーと、主に弟子たちの処(ところ)にあらわれた、ということを、みんな、わかりなさい。これをキリスト教というんだ。

日本にまで、その制度と感覚が伝わっている。それぐらい世界中に広がったのだ。そしてイエスが死んだ後、キリスト教が生まれたんですよ。

 このあとの原始キリスト教団を率いたのは、ヤコブという男だ。 ヤコブも殉教している。

 ローマ教会を、作った、創業者の、 ペテロとパウロ の2人は、決して、イエス・キリストの12人の使徒(アポストル)ではない。ペテロが使徒とされるが、別人だ。計算すると、時間と、時代が合わない。それなのに、ペテロがローマに向かって布教の旅に出た、とされる。 別人なのだ。ということは、ローマ教会(ヴァチカン)は、大嘘つきの集団だと言うことだ。 この問題は、別の機会に、私、副島隆彦は徹底的に追求する。

 イエスの弟子たち(使徒。アポストル)は、自分は殺されたくないと言って逃げた。女だったら、ローマ兵に殺されないだろうから、お母さんと奥さんのマリアが、ローマ兵の処刑人及び見張り番たちに、お金を握らせて、死体をおろしてくださいと頼んだ、ことになっている。 このことを、ピエタ pietà  敬信、敬虔 、パイアティ( ピエティ piety)、真剣に敬う気持ち という。

 自分の死を恐れないで、イエスの死体をおろしに行って、抱きかかえる行為のことをピエテートという。 ピエタ像という絵や像 が世界中にあるけれど、一番有名なのはローマのバチカンにあるミケランジェロが24歳のときにつくったピエタ像だ(丁度、西暦1500年に完成)。



ローマのサン・ピエトロ大聖堂(セイント・ピーターズ・カシードラル)に入って、すぐ右にある

 このピエタ像は、イエスの亡骸を抱きかかえている女が、あまりにも若過ぎて、とてもお母さんに見えないとか、わあわあ言われたけど、イエスを抱きかかえたのは、奥様のマクダラのマリアなのだと、ミケランジェロは自覚的に知っていた。しかし、そのことは、当時、口で言えない。

 もっと言うと、ローマ・カトリック教会の、くそ坊主(政治警察、宗教警察でもある)の極悪人の僧侶たちに、自分が狙われるからだ。イエスを抱いているのは、母親の、聖母マリアでなければいけないことになっているから。イエスに奥さんがいたら、ローマ教会の くそ坊主、悪魔の坊主( 司教、大司教、教皇 たち)は、「イエスはただの男だった」ということになると、自分たちの教義(ドクトリン)大が崩壊して、自分たちが積み上げた、巨大なあれこれの大ウソの数々が、バレてしまうからだ。 

 みんな、私、副島隆彦が 書いた、『隠された ヨーロッパ 血の秘密』(ベストセラーズ刊、2012年)を、今から真剣に読みなさい。大きな真実をたくさん暴き立てています。

 イエスとマクダラのマリアには、サラという女の子がいた。サラは母親たちと、伝説によると、イエスが殺された後、船で地中海を渡って、フランスのアルル地方にたどり着き、そこからマクダラのマリアの血筋であるサラの血が、フランス王家の、メロヴィング朝、カロリング朝 に伝わったという説が今もある。それが、今でも極めて重要な小説である『ダヴインチ・コード(ダヴィンチの暗号)』だ。 世界規模での大きな話だ。


ミラノの、サンタ・マリア・デッラ・グラッイエ教会 の最後の晩餐(1495年)

 ダ・ヴィンチの、ミラノに今もある、あの「最後の晩餐」の絵を、見た、当時の人たちは、「あ、女がいる」 「あれは、女だ」 " Oh, It's woman . " 「イエスの右側にいるのは、ヨハネじゃないぞ。女だ。マグダラのマリアだ」と、 このあと全ヨーロッパに、大きな噂、となって、ドカーンと広がった。ザワザワと広がった。

 このヨーロッパ人たちへの真実の噂の怒濤の広がりを、 ローマ・カトリック教会は、阻止して食い止めることは出来なかった。 だが、「主イエスの横に女がいる。奥様のマッダレーナ・マリアだ」と、公然と口にしたら、ローマ教会の岡っ引き、思想警察(今の公安警察、刑事警察)たちに、捕まって、拷問ににかけられ、ひどい場合は殺される。

 だから、2017年の今からでも、「フォレンツエのルネサンス(リナシメント)運動から、500年間、遅れた」今、でもいいいから、私たちの、極東(東アジア)の一国の日本で、「ダヴィンチ・コード(暗号)」の暗号とは、何だったのか。真実は、何で有ったのかを、ザワザワと、日本人は、噂を広げなければいけない。 この「副島隆彦の学問道場」から、全国に広げなければいけない。

なぜなら、2003年に、この炎が、欧米白人の本物のリベラル派の若者、知識人たちに、沸き起こったのに、そのあと、また鎮火して、この炎の広がりが、パタと止まってしまったからだ。もう一回、この炎を起こすぞ。

 ダ・ヴィンチのコード「暗号」とは、イエスには、弟子であり奥様のマグダラのマリアがいた、という

巨大な事実 を、 ダヴィンチが「最後の晩餐」(1495 制作)で描いて、公表したと言う事実だ。

こら、日本土人ども、土人の知識人ども !  私、副島隆彦が、何を、必死になって、この30年間、金切り声を上げながら、日本で、たった一人で、あれこれの真実を叫んできたのかを、分かれ。分かってくれ。

 レオナルド・ダヴィンチ(1452-1519)は、このあと、大名士(だいめいし)となって、故郷のフィレンツエに、栄誉で迎えられ、帰って来た。

 ダヴィンチが、なぜ、ミケルアンジェロと並ぶ、当時の 天才であり、ヨーロッパ最級大の 知識人の一人であり、たとえば、ガリレオ・ガリレイと同じぐらいの 近代学問(サイエンス、スシャンス、スキエンザ)の人であるのか、皆、そろそろ分かりなさい。 イエスという 自分たちの偉大な人物(ただの普通の人間だ・神ではない。神にしたから神になったのだ)の真実を描いたからだ。 

 ダ・ヴィンチのことを、日本人は、ルネサンス期の万能人間(ホモ・ウニベルシア)だとか、大作「モナリザ」(1503年作)のことばかりで、褒め称える。だが、本当は、小説「ダヴィンチ・コード」

ダン・ブラウン著、2003年刊。日本語版、角川書店、2004年刊。映画化 2006年)

で、満天下に(世界中に)暴かれた、巨大な、そしてたった一つの大重要な真実である、「イエスのは、マグダラのマリアという 奥さんがいた」という真実を描いたことの衝撃なのだ。

バカみたいに、「モナリザ」のことばっかり話しているんじゃない! それ自体が、欺(だま)しであり、騙(だま)しであり、瞞(だま)しなのだ。人類を瞞し続けて、自分たちの奴隷にしたままに、したいのだ、あいつらは。

 真実が、当時の全ヨーロッパに広がった。それが、ヨーロッパの、いや、人類の近代(モダーン)の始まりだ。ローマ教会の巨大な偽善(ヒポクリシー)と虚偽(フォールス)に対する、人類の戦いが、このとき(1495年)にミラノで始まったのだ。

私、副島隆彦は、2004年に、ダ・ヴィンチ・コードを、知人の英米人たちが、深刻な顔をして読んでいることに気づいた。この本は、世界中で2000万部以上売れた。日本では、角川文庫の上下巻で、1000万部売れたという。ああ、それなのに、それなのに、だ。この時、日本人の知識人で、上記の大きな真実を、書いた、語った人はいない。ひとりもいない。 私、副島隆彦は、このことを奇っ怪なことだと思う。 

 私の友人の彼ら英米人でも、そのときは、、私に、あそこに書かれた巨大な真実を教えてくれなかった。あまり頭のいい英米人は、日本(東京)に流れ着いてきていなかったからだ。 私が、この巨大な真実に、気づいたのは2年後だ。さらに2年かかったのだ。私は,はっと気づいて、そのとき、少し震えたことを覚えている。しかし、そのあとは、まだ三〇代の私は、自分の生活費をかせぐ生活に、埋没していった。誰も、日本人としては、初めて気づいた大きな真実に耳を傾けてくれなかった。  " Oh, It's woman . " 「あ、女だ。イエスの横にいるのは、女だ」という 真実に。

  ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」(1495年)が、ミラノの教会に飾られて、真実の火が付いた。この22年後の、1517年の、北ドイツ(ヴィッテンブルグ)で、マルチン・ルターの反乱(プロテスタント運動)が起きて、つながったのだ。

 話を元に戻す。紀元前538年に、ユダヤ人の指導者たちは、バビロン捕囚から帰ってきて、壊された神殿をまた作り直した。これから500年後ぐらいにイエスの時代が来た。イエスも殺されて(紀元30年)、その36年あとの、紀元66年に、「ユダヤ戦争」が起きます。これは、激しい戦争で、ユダヤ人がローマ軍に対して立ち向かった。民族解放戦争だ。ものすごく激しかったらしい。

 イスラエル(パレスチナ)の東部に死海(The Dead Sea)という塩分が強い大きな湖がある。そばに、映画にもなった「マサダの砦」の戦いというのがあった(陥落、AD74年)。そのマサダの砦の戦いで、ユダヤ人970人が最後の抵抗をして全滅した。

 このユダヤ独立戦争で捕虜になったひとりのインテリのユダヤ人が、降参して、この優れたユダヤ人のフラウィウス・ヨセフスという人が、『ユダヤ戦記』を書いた。ローマに呼ばれて、ラテン語あるいは、ギリシア語で書いた。これが今も残っている。超一級の歴史資料だ。キリストが死んでから 40年がたっている。

 神殿の丘(至聖所、ソロモン神殿 )は、陥落して丸焼けになり、ローマ軍によって徹底的に破壊された。この戦争が終わった、紀元70年からを、大離散(だいりさん)という。いや、このあとの紀元135年を大離散とするかで、私は、まだ決めかねている。

 ところが、紀元後132年に、もう一回、ユダヤ人たちは、第2次ユダヤ戦争を起こしている。第1次の戦いに敗れて、ユダヤ人たちは、ローマ軍(皇帝ハドリアヌス)に、神殿を完全に破壊されて(AD70年)から、さらに、55年後に再び蜂起したのだ。これは、指導者の名から、バル・コクバ Bar Kochoba

の反乱とも呼ばれる。 ここには、当時のユダヤ人たちから深く尊敬されていた、ラビの アキバ Akibaの一族も加わっていて、彼らは、AD135年までに戦って全員、死んだ。

 紀元後70年あるいは、この135年からを「ディアスポラ」 Diaspora 「 大離散」という。このときから、世界中にユダヤ人が流れ出していった、というのが歴史上の事実だ。もうユダヤ人は、ほとんど、エルサレム周辺から消えたとされる。

 パレスチナ、その中心の、エルサレムにはユダヤ人はいないことになってしまった。ローマ軍に、皆殺しにされるから。それでもおそらく、5万人か10万人はずっとひっそりと現地にとどまっていたはずなのだ。人間は、どんな困難な中でも、ずっと生きている。それがエルサレムに残ったユダヤ人たちだ。紀元後135年に、神殿丘はそれこそ、全部破壊されていたようだ。

 その後は、そこに誰が住みついたか、というと、パレスチナ人( Philistine フィリスタイン)がいた。ずっとパレスチナ人が原住民でいたのだ。彼らはアラブ人の一種だ。 

 考えてみれば、それよりももっと古い、大離散よりも、1100年まえの、紀元前1250年 (もうこの年号を覚えましたか?)に、モーセがエジプトから、カナーンの地へ、約束の地(Promised Land プロミスド・ランド )とも言い、ヤハウェ( Yahwae 、Jehovah)の神に約束してもらった、豊かな恵みの緑あふれる土地に、今から私たちは、行くんだと言って出発して、着いたところがパレスチナだ。



 ところが、ここには、原住民がもともとそこにいた。紀元前2200年ぐらいからの住民である、アッカド人という人たちも来ていた。彼らを、北に追い払ったらしい。アッカド人は、「世界の中心」のバビロンの都にいたバビロニア人のことで、彼らが植民者として来ていたのだろう。このアッカド人(バビロニア人)たちを追い払い、それでも、パレスチナ人は、土着の民として、ここにずっと、原住民として住んでいて、百姓(農業)をやっている。それが、そのまま、今のパレスチナ人だ。

それが、旧約聖書に出てくる 「ペリシテ人」(フィリスタイン Philistines ) でそれと、、新約聖書の中によく出てくる 「パリサイ人」(Pharisee 、ファラシー )も 同じなのだ。

そして、そのまま、 だから、今のパレスチナ ( Palestein パレスタイン)の パレスチナ人 (   Palestinians パレスティニアンズ)だ。だから、パレスティニア人 = ペリシテ人=パリサイ人(ファラシー) なのだ。  この大きくて簡単な真実を知ってしまえば、今の「イスラエル、パレスチナ問題」は、何なのかが、歴史の厚みを伴って分るのだ。

 この他に、新約聖書には、もう一つ神官の一族というか、サドカイ人( Sadducee サデューシー)という人たちが出てくる。このサドカイ人とパイサイ人(ペリシテ人)がイエスに石を投げて、こいつを処刑をしろ、と騒いだということに、聖書ではなっている。

 重要なことだから再度、書く。このペリシテ人とは何か。だから、そのまま今のパレスチナ人だ。ペリシテ人(フィリスタイン Philistine )はそのまま =「パリサイ人」(Pharisee ファラシー)で、パレスチナ人 だ。 この考え(学説)は、テルアビブ大学のイスラエル人(ユダヤ人)歴史学者の ・・・・・が10年ぐらい前に、発表して世界を驚かせた学説だ。

(あとで、この新聞記事を探して載せます)

 この学者が、勇気を持って、当たり前の簡潔な真実を、満天下に、明らかにしてしまった。簡単に真実をバラしてしまった。「そう言えば、そうなんだよなー」なのである。 大きな真実は、いつも、太陽のように私たちの前で輝いているものなのだ。 この新聞記事を読んで、日本では、おそらく、私、副島隆彦だけが、驚愕した。そして、この大きな真実を知った。

 パレスチナ人は、モーセの子分たちがパレスチナに到着する前から、その前からずっと、この地の原住民としてずっとここに居た。今も居る。だからここをパレスチナという。同時にイスラエルでもある(笑い)。 そして、パレスティナ人は、紀元700年代からイスラム教徒化した。

 紀元622年にイスラム教が成立した(ヘジュラ元年)。ムハンマドという男が、今のサウジアラビアの

ヒジャーズ地方に出てきた。彼はそんなに戦争が強かったわけではないのだけれど、預言者、神の言葉を人々に繋(つな)ぐ人、メッセンジャー messenger として、徐々に認められた。まずアラビヤ人(その中心をベドウィン=砂漠の民=と考えていいだろう)たちの間で、このムハンマドの教えが、大爆発現象として、、もの凄い勢いで、そこらじゅう一帯にわーっと広がった。ムハンマドが、メッカからメジナに逃げたときが、聖遷=ヒジュラ 元年 といい、この西暦622年に、イスラム教が成立した。そのように決められている。この年号も、一度、紙に書いて覚えなさい。

それで、ムハンマドは、その10年後のAD632年には、死んで、だから、エルサレムの、後に作られた岩のドームから昇天した、と。

 そして、イスラム教は、何と、それからたったの100年もたたないうちに、わーっとものすごい勢いで中東(ミドル・イースト)どころか、中央アジア一帯、北アフリカのほう、そして、インド、インドネシアにまで広がっていった(900年代にはインドの、仏教の学問の中心地のナーランダ学院を破壊した)。

 このイスラム教の大爆発現象は今も続いていると言われている。他の世界的な大宗教は、あまり人気が無くなって、衰退しているのに、イスラム教はまだ増殖、拡大中らしい。その秘密は、私にもまだ、分からない。

 何でムハンマドの教えであるイスラム思想(教)が、こんなに今も広がるか、を、副島隆彦は真剣に研究しなければいけないと思っています。その際は、ローマ・キリスト教会の思想で、1700年間ぐらい(325年のニケーア信条、宗教会議で、三位一体という愚劣な教義を作った時から。イエスをただの男だ、とした、アリウス派を追放したとき )から、1700年だ。

ローマン・カトリックの、たかが、1300年の支配( 325年の ニケーア会議。ニケーア信条から)で、すっかり汚れきって、脳(頭、思考力)汚染された欧米白人たち(ヨーロッパ、アメリカの白人知識人)には、私は、頼らないようにしよう。欧米白人のイスラム研究学者たちは、何かわけのわからないことを言って、大きな真実を 教えない。本に書いていない。だから私は、直接、アラビア世界に行き、何でそんなにイスラム教がすごいのかを、アラブ人たちから、一所懸命にこれから勉強しなければいけない。

 ムハンマド Muhammad 、 Mohammed ( 西暦570年-632年) は、ヘジュラ元年から10年後の632年に死んでいる。 どこから昇天して天に上ったかというと、だから、岩のドームからということになっている。だけどムハンマドはエルサレムに来て、ここで死んだのか、というと、そんなことはない。

 だけどイスラム教徒(ムスリム)の当時の親分たち(ムハンマドの後継者をカリフという) が、ここからムハンマドは昇天した、だから、ここがメッカ、ネジナに次ぐ3番目の自分たちの聖地だ、ということに決めた。これじゃ、ユダヤ人たちが怒るはずだ。私たちの神聖なる至聖所 の上に、あいつらは、自分たちの勝手な理屈で、モスクを建てやがって、ということになる。

イスラム教という宗教は、キリスト教のまねだ。ものすごく真似してしまった。イエスよりも600年後に出来たのですから、当然だ。

 同時にユダヤ教がもっと古くからあるわけだから。ユダヤ教の一番最大の聖地が、このエルサレムの至聖所、すなわちKing Solomon's Templeだとわかっていた。だから、そこを自分たちの聖地にもしようとして、ムハンマドの娘婿の正統カリフ、3代目カリフ、アリー(スンニー派に対抗する、シーア派の創業者)が、692年にイスラム教の寺院をつくったらしいのが今の「岩のドーム」だ。

 イスラム教徒にも言い分はある。パレスチナ人が、ずっと居たところに、エジプトから、やってきて、土地を取り上げて、自分たちの国を作って、それから3200年もたった。

 それから、いろいろなことがあって、この3200年の間には、神殿の丘(至聖所とソロモン王の宮殿がある)も、何度か壊されて、何も残らないぐらい破壊されて、そのあと、数百年も、荒れ果てて、誰も寄り付かず、放置されていた時代もかなりある。それを、何で、今頃になって、おまえらユダヤ人に渡さなければいけないんだ、という争いだ。

 さらに時代が下がって、歴史上の大事件がある。 中東アラブ世界では、10世紀には、イスラム教がすでにものすごく強くなっていたのだけれども。ところが、何と、それよりも、もっと西洋白人たちの方が元気になった時代が来た。 元気な方が、攻め込んでゆく。これは歴史の法則だ。

 それが、紀元後1096年から始まった、十字軍(クルセイダーズ)運動だ。西ヨーロッパ諸国の王子様たちの中の、暴れ者で 元気なやつらが、「我こそは英雄にならん」と、猛り狂うような騎士道(きしどう、シュバリエ)精神で、「自分たちは、キリスト教の聖地であるエルサレムを、イスラム教徒から奪還するぞ 」 と動き出した。これは、今で言う国際的な軍事活動だ。北朝鮮の核保有を「危ないじゃないか。許さん」と言って、世界各国が協調して、来年2018年に、北朝鮮に軍事行動の強制執行の行動を取るというのと、よく似ている。

 十字軍は、中東アラブ世界への、西欧からの侵略戦争でもあった。

西ヨーロッパ人の王様やその息子たちが、何千人も兵隊を引き連れて、エルサレムに船で向かい上陸してさらに進撃した。そして、3年後の1099年には、エルサレムを制圧して占拠した。

 そして、西欧白人たちの「エルサレム王国」(ボールドウィン国王)という王国をエルサレムに作った。ところが、このエルサレム王国は、それから88年後の、1187年に、全イスラム軍を率いた、すさまじく統率力のある英雄、サラディーン(サラーフ・アッディーン)に敗北して、エルサレムは陥落した。

 このあとは、もう 西洋白人は、2度と、軍事力でエルサレムには戻ってこなかった。十字軍は、海岸線の 港にまで撤退した。強固な要塞をたくさん築いた。その跡が観光地になっている。それから、100年後の、1291年に、十字軍は、「Akko (n)( Acre 、アッコン(港))の陥落」で惨めに、アラブ世界から撤退していった。十字軍(クルセーダース)運動とは、、300年間に渡る、西洋白人による、アラブ世界への干渉戦争だった。

 十字軍が強かったエルサレム王国の時代には、エルサレムは主イエス・キリストが死んだ、聖なる場所だから、イエスが生まれた「聖墳墓教会」を中心につくった。そして、その隣りにある、立派な「ダビデの砦」というところを、西洋白人たちは、自分たちの宮殿にしていたのではないか。

 エルサレムのまわりには、敵意に満ちたイスラム教徒がいっぱいいた。1200年代からは、遠征軍で来ている西洋軍の方がぼろ負けで、ローマ教皇の命令とお墨付きで動いているだけだから、自分たちのやっていることに、あまり正義感がない。略奪戦争でもあったのだ。だから西洋のキリスト教の国王たちが負けた。

 すぐに、テンプル騎士団というのが出来た。彼らは、第1次十字軍の時から従軍して来て、1119年に、ソロモン王の神殿(今のアルアクサ・モスク)で、テンプル騎士団 The Knights Templers (ザ・ナイト・テンプラース)を 結成して、ここを自分たちの兵舎にした。彼らが、神殿の丘とエルサレムの都市を守る義務を負った。彼らが十字軍の主力だ。

 だが、このテンプル騎士団は、第4回十字軍戦争、1291年の「アッコンの陥落」(今のアッコ港)で、イスラム軍に大敗する。負けてしまう。そしてヨーロッパにぞろぞろ帰って行った。

 テンプル騎士団の騎士、というのは従者(じゅうしゃ)の階級で、貴族や高級軍人ではありません。ずっと下の従者階級だ。日本のサムライ階級だ。この人たちが荷物運びから、病院船(マルタ騎士団や聖ヨハネ騎士団も )から、巡礼者たちの保護をするということでローマ法王から特別に許されていた。しかし、本当は、そのための軍資金を確保することから始まって、 金貸し業、や為替業をやって、海運業で、自分たちの船もたくさん持っていた。

 これが、中世のヨーロッパのお金のネットワークをつくった。これが、のちの、フリーメイソン(石工=いしく=組合)の秘密組織 の雛形(ひながた)、原型(アーキタイプ)になった、と言われている。テンプル騎士団は、ヨーロッパ中の王様たちにお金を貸して、商人活動、両替商(初期の銀行業)から、武器弾薬の輸送、販売までやった。

 このあと、1307年、フランス国王フイリップ4世が、自分の借金の多さに耐えかねて、怒り心頭に発して、ついにテンプル騎士団の幹部たちを、突如、全員逮捕して、拷問にかけ、火あぶりの刑にした。これが「13日の金曜日」だ。他のヨーロッパの王たちも、これに習った。ここから地下に潜ったテンプル騎士団の残党が作ったものが秘密結社という考え方になって生まれたのだ。

 1240年ぐらいに、第5次十字軍を、「行け、行け」と教皇にせっつかれて実行した、神聖ローマ帝国の皇帝(ドイツ王でもある)の フリードリヒ2世(念のため。この王は、500年後の、1770年ぐらいの 隆盛するプロイセン国の国王の フリードリヒ大王とは別人)は、もの凄く、優秀な人物で、彼は、何と、

イスラム教徒と仲良くして、平和的に、エルサレムに入城している。 殺し愛の戦争なんかしていない。

このフリードリヒ2世は、すばらしい王で、彼のことを、思想家ニーチェが褒(ほ)めている。彼は、

ローマ教会(ヴァチカン)の腐敗と堕落を、 よく知っていて、イスラム教の優れた点にに、深い理解があったらしい。この王のことは、これ以上はここは書かない。

 1300年ぐらいからは、イスラム教徒の世界では、トルコのオスマン家が強大になる。

モンゴル帝国、これが、実は、世界史上の唯一の世界帝国だった。 このモンゴル帝国の力が衰えだしたあとだ。そして、1453年に、東ローマ帝国(ビザンツイン帝国)の首都、コンスタンチノープルを陥落させた。

 この頃から、イスラム世界全部をオスマン・トルコ帝国(その皇帝は、スルタンを名乗った。カリフは、ムハンマド家の血筋の者が名乗る) が支配した。 このとき、

 パレスチナ(イスラエル)は、紀元300年代からが、西ローマ軍に替わって、東ローマ(ビザンティンン帝国)の軍隊が来て、そのあと、ウマイヤ朝とアッバース朝の イスラム帝国の支配下にあった。それが、1516年ぐらいからは、オスマン・トルコに支配されるようになった。

 だから、このあと、例の、ずっと話に出てきている、岩のドームが、1522年に、オスマン・トルコのスレイマン大帝(スルタン)によって、壁が美しいトルコ式の青いタイル張りになって、金ピカの丸屋根になった。そして現在に至る。だから、丁度この400年間は、今のまま「神殿の丘」は、イスラム勢力の支配下で続いてきてる。だから、これを、ユダヤ人たちが、俺たちに返せ、と言っても受け入れない。それで、今、アラブ人たちとイスラム教国が、「米の トランプのエルサレム首都 、承認は、許せない」と抗議している。

 しかし、前述した、今から120年前の、1898 年からの(本当は、もっと早く、1800年ぐらいから始まっていた)、ヨーロッパの、「エルサレムに還(かえ)ろう。我らがイスラエル国を建国しよう」運動が盛んになって、このシオニズム 運動によって、エルサレムも、ユダヤ教徒によって、奪還される、というトレンド(趨勢、勢い)が、続いている。 だが、イスラム教徒 18億人の力も、負けるわけがない。この闘いは、がっぷり四つだ。

 オスマン・トルコというのは、紀元1000年ぐらいから出てきた一族だけど、1918年までのこの、1000年間、アラブ・イスラム教世界をずっと支配してきた。日本人は、オスマン・トルコ帝国の話を、あまり知らない。 形上は、エジプトであっても、この1000年間、ずっと、実はオスマン・トルコ帝国の家来で属国だ。しかし、英国が、“大英帝国”、になってから、1750年ぐらいから、じわじわと、エジプトを自分の属国にしていった。イギリスとフランスが、オスマン・トルコを「ロシアの攻撃から守ってあげよう、支援しよう」という感じで、19世紀(1800年代)には徐々に屈服させた。

 オスマン・トルコ帝国は、最強の時には、東ヨーロッパまで攻め込み、1530年と1683年の2回、ヨーロッパの本当の中心である、ヨーロッパ全体の帝国である神聖ローマ帝国の首都であったウィーンを包囲することまでした。オスマン・トルコがウイーンを陥落寸前まで追い詰めた。 だけど勝てなかった。だが、このあと、ハンガリーやポーランド、ルーマニア辺(あた)りはずっと、オスマン・トルコに300年ぐらい支配されている。

 ハンガリーの南側の地方に、ドラキュラ伯爵という、強烈な将軍(ワラキア公国。小さな国王)がいいた。もとはオスマン・トルコの家来だった将軍で、「俺はキリスト教徒だ」と言い出して、ヨーロッパ人側についてイスラム教徒と戦った。イスラム軍の將兵の死体を串刺しにして、お城の周りにずらっと並べたりして残酷な戦争をした男だ。

 この男がドラキュラ伯爵になった。トランシルヴァニアというハンガリーの南側で、今はルーマニアのはずだ。ここらは、東ヨーロッパだ。この辺の国民は、みんな「南スラブ人」といって、旧ユーゴスラビアのセルビア、ボスニア、スロバキア、クロアチア、メラニア夫人の出身のスロベニアもそうです。あの辺はみんな南スラブ人だ。それに対して、北スラブ人が、ポーランド人とロシア人、バルト3国もそうだ。しかしここらは、ドイツ人の血も混じっている。

 1522年から、今の岩のドームがきれいに作られて、また500年がたった。これはイスラム教徒のモスクだ。それを、俺たちユダヤ人が、世界一の帝国をつくったアメリカで、一番力のある人間たちだ、と言って、3000年前の King David と King Solomonの時代の至聖所(しせいじょ)に戻してやる、と言い、神殿の丘を取り戻すという運動を今やっているということだ。

 それは前述した、強硬なユダヤ人たちによる、密かなる、「第3神殿 建設 運動」だ。

第1神殿は、イスラエル国の歴史教科書では、「第1神殿時代」 は、 「ダビデ王が建てたBC1006年から、バビロン捕囚の時に起きた神殿崩壊 のBC586年まで」だ。 そして、「第2神殿時代」 は、「このバビロン捕囚のBC586年から、ユダヤ戦争で、ローマ軍と戦って、神殿が完全に破壊された AD131年まで 」とする。

 だから、今、強硬派のユダヤ人たちは、この「第3神殿 建設 運動」を 密かに始めているのである。

この知識、情報は、日本では、私、副島隆彦から始まって、これから、チラチラと、多くの人が書き始めるだろう。なぜ、私が、こんなに気合いを入れて、いまこそ歴史の勉強をして、大きく、ものごとを理解すべきだ、と躍起(やっき)になっているのか、が、これで分かってくれるだろう。頭のいい人たちから順番に。私の本をじっくり読まないような、バカは、放(ほう)っておくしかない。

 だからイスラエル人(ユダヤ人)とパレスチナ人の両者に、言い分がそれぞれある。歴史に学べば、このことが分かる。この複雑骨折を起こしている、複雑な過去の大きな流れを、分かりましたか。言っておきますが、私が、ここまで説明したことを、なんとか大きく分かるのは、大変なことですよよ。 それぞれの人の、知能に合わせて、分かって貰(もら)うしかない。分かったふり、知ったかぶりは、ナシだ。 

  大きな歴史の理解がないから、日本に優れた知識人層が成立しないのだ。いつまでたっても「わからない、区別がつかない、歴史年表や、地図帳を開くのは、いい年になったら、もう面倒(めんどう)だ」と言われたら、私は不愉快なだけだ。

 私は自力で、たった一人で、こういうことをずっと、50年間、新聞記事や雑誌記事と本を読み漁(あさ)って、それらを、頭の中に、大きく整理して、コツコツとまとめてきた人間だ。その際には、自分の厳しい判断力で、「これはウソだ。こう書いている人たちは、どうも、怪しい。大きな勢力に操(あやつ)られている。あるいは、日本国民を洗脳(マインド・コントロールあるいは、ブレイン・ウオッシング)しようとして、虚偽の知識、情報を、故意に(ワザと)流す人たちだ」と、グサリと見抜く。 そして、さらに大きな真実を抉(えぐ)り出す。表(おもて)に出す。

 だから副島隆彦が、仕方なく、日本に出現した理由がここにある。私は、大きな大きな全体像で、物事を見る。だから、こうして大きな全体像で人類の歴史を語っている。 「そんなこと知らなくても自分の生活に関係ないよ 」 と言う人たちを私は、じっと辛抱して、少しずつ、少しずつ、我慢に我慢を重ねて、説得してきた。それでも、時々は、我慢できなくなって、「おまえら、日本土人をいつまでもやっていろ」と怒鳴り出す。これでまた、嫌(きら)われる。

 トランプがエルサレムをイスラエル国の首都と、アメリカは認める、と宣言した(2017年12月6日)。そして、アメリカ大使館を、これから、ちょろちょろと西エルサレム(こっちはキレイな都市だ)に移す、からと言ったぐらいで、どうにもならないのだ。世界はこのままだ。実情は、イスラエル全土(すなわちパレスチナ)にいるパレスチナ人たちを消し去ることは出来ない。それこそ、ナチス・ドイツがやったことを、自分たちユダヤ人がやることになる。

 ただし、ナチス・ドイツが、強制収容所で、餓死させたのは、合計15万人だ(他のヨーロッパ諸国の分を合わせても、20万人ぐらいだ)。このうちユダヤ人は、半分の7万人だ。この数字には文献の証拠がある。私たちのこの学問道場の過去の記録に、はっきりと在る。 私は、もう一度、それらを引っ張り出してもいい。

「ナチスの 収容所で、600万人が、死んだ、虐殺された」とイスラエル政府が、どんどん、数を増やして、ついに、600万人までしてしまった。 バカじゃないか。そんなに戦前、西ヨーロッパにユダヤ人はいない。私は、彼ら、ユダヤ人の逆(ぎゃく)人種差別主義者たちとの、闘いも続ける。 大きな真実、以外に、私が、恐れるものは何もない。大ウソを付き続ける者たちとの闘いは、ずっと続く。私、副島隆彦を「副島よ、それはお前の間違いだ」と、説得できる者が居たら、出てきて、私を説得しなさい。私はその人の話をじっと聞く。

 パレスチナ=イスラエル。これが同地だということも、多くの日本人は知らない。その区別もつかない 。 アラブ人とキリスト教徒(は少数。ところが、パレスチナ人で歴史的に、キリスト教徒だ、という人たちもいる。商人に多い )と、ユダヤ人が混ざりまくって、住んでいる。もう何百年も、いや、3200年も、ずっと混在して生きている。だからどちらもセム族だ。全く同じ人種だ。どうにもならないんだ。これからも、ずっと、このままです。私たちが死んでも、あと100年たっても200年たっても、おそらくあと1000年たっても、このままなんだ。

 そのうち、人種や、宗教、というものがどうでもよくなった時に、この問題は、解決と言うべきか、消えて無くなるのだろう。

 だから、前の方で、説明した、ワンステイト・ポリシー(パレスチナ国家を認めない)はどうせ、できない。イスラエルが、パレスチナ人の主権( sovereigny ソブリーンティ)を認めないで、このまま、パレスチナ自治政府も認めず、併合して、言うことを聞けといくら言っても聞くわけがない。だから今の神殿の丘は、「アルサラム・アッシャリフ」といい、今は、ここに2つモスクがあると、冒頭で私は言った。これを壊すことはできない。 「第3神殿建設運動」は、うまく行かない。

 今も、この神殿の城壁の、嘆きの壁(ウエイリング・ウォール Wailing Wall )で、ユダヤ人たちは祈りながら、呻吟(しんぎん)している。ユダヤ人たちの一番の主力勢力は、だから、アメリカ合衆国にいる。今のネタニヤフ首相は、安倍晋三と似たような感じの人で、アメリカが育てた傀儡(かいらい)で手先だ。イスラエルにいるユダヤ人たちはこの首相のことを好きではない。それでも、この男が、それなりの、連絡係の 役目を果たす。

 イスラエル議会(クネセト 議員定数120 )には、「ユダヤの家」とか、「イスラエルわが家」という5人、10人ぐらいずつで、強硬派の小さな政党がある。ところが、彼らにしても、「すべてを自分たちたちのものにすることは、できない」と分かっている。なぜならパレスチナ人とずっと共存して生きてきたからだ。3200年間(笑い)。ニューヨークの金持ちのユダヤ人たちが、トランプを突き上げるものだから、「しようがねえな」と言いながらトランプはダラダラとやる。やるふりをするだけだ。

 それよりも、おもしろくて私が笑ってしまったことが一つある。 「エルサレムを首都と認める」という声明トランプが出した途端に、イスラム教世界の国々では、旗を立てて、みんなでわいわい激しい抗議行動が起きた。でも、整然とした抗議行動だ。あの人たちがそんなに心底から怒っているように見えない。ユダヤ人たちが、これぐらいは、やるだろう、とみんな腹の底で思っていいる。

 私が、一番おもしろいのは、ニューヨークのユダヤ人の若い女たち、男たちの態度だ。今回、彼らは、全く音無(おとな)しの構え、だ。 いつもはトランプに一番逆らう人たちだ。ボストンのハーヴァード大学と、ニューヨークが、反トランプの牙城だ。 Jap (ジャップ)という言葉があって、普通は、日本人への蔑称だ。日本人が、ちゃんころ、朝鮮人、ロスケ(ロシア人への蔑称)と言うのと同じで、Japだ。

だが、これ以外に、Jap には、 Jewish American Princess という言葉の略称が別個にあって、この「ジューイッシュ・アメリカン・プリンセス」というのは、ニューヨークの金持ちのきれいな金髪のユダヤ人の女の子たち、という意味だ。こいつらが、いつもは、反トランプのデモをやるんです。トランプタワーの前で、ワーワー一番騒ぐのは、このきれいな女や男たちだ。ユダヤ系の、ニューヨークの金持ち階級だ。


NYのトランプ・タワーの前。いつも抗議行動が起きる。 Not My President というプラカードは「トランプ。お前は私の大統領ではない」だ。

 ところが、今回私がじっと見ていたら、彼らが全く動かない。反トランプ・デモをトランプタワーの前でやらない。なぜだか分かりますか?  それは、 それは、内緒、内緒の、秘密のアッコちゃーん、だ。 彼女たち、Jap が、ニューヨークのユダヤ人だからだ。 この強硬な反(はん)トランプの、インテリで、金持ちのきれいなニューヨーかを代表する、いつもアメリカの田舎者たちに、威張っている男や女たちが、何で今回は、反トランプの抗議声明を出さないか、というと。 自分のおじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんに怒鳴られて、叱られるからだ。

 「 おまえがリベラル派で、民主党で、トランプが大嫌いというのはいいよ。けれども、いいか。おまえには、ユダヤ人の血が流れているんだぞ。分っているのか 」と叱られる。ここが大事なところなんです。だから、トランプが出した、「イスラエルのアメリカ大使館をテルアビブから、エルサレム(英語では、ジェルーサレム)に移す」という決定に、一番、感激したのは、NYのユダヤ人たちなのだ。

 自分のおじいちゃんやおばあちゃんから、本気で叱られてみろ。泣いてしまうから。 反トランプのニューヨークのユダヤ人の女の子たちが、これで、しゅんとしてしまって、黙りこくってる。これが、一番、私は、おもしろかった。ひとりで大笑いした。一番大事なのはここなのだ。だから、寝わざ師のすさまじいやり方で、やはり、今度も、トランプの勝ちなんですよ。

  一番最初の話に戻すと、トランプは、パレスチナ国(自治政府)のアッバース議長に、「あのさあ、おまえよ。ちょっと今回は、我慢してくれよ 」と電話している。 だから今アッバースたちが動いていません。一応抗議はするし抗議声明は出した。しかし 激しい抗議行動に出ていない。

 中東とヨーロッパ・アメリカがどのようにつながっているか、がこれで大きくわかるでしょう。ここまでわかって初めて、イスラエル・パレスチナ問題というのがわかることになる。パレスチナ人が全部で1200万人ぐらいいて、400万人、500万人は世界中に散らばっている。アラブ諸国などに、800万ぐらい散らばっているようだ。パレスチナ人は知能の高い技術者や、コンピュータエンジニアみたいな人がたくさんいるので団結している。

 いろいろな小さな戦争が、この70年間の間にも、ずっとあった。だから、皆、現地にいる人間たちは、もう何でも分かっている。 1967年の第3次中東戦争の次、1973年に、第4次中東戦争(ヨム・キプール戦争)があって、エルサレムをさらに制圧して、シリアからゴラン高原を奪い取り、ヨルダン国の、ヨルダン川西岸(ウエストバンク)の支配をさらに強固にした。そこにはパレスチナ人がたくさん住んでいる。

 ヨルダン人よりも、今のヨルダン国には、パレスチナ人の方が多い。こういうことを、自分でたまには、地図帳 を開いて、見て、こういうことをわかりなさい。自分の脳で分かりなさい。さらさら小説なんか読んで、それで、おもしろかった、で、ハイ終わり、という読書人生 はよくない。

 努力して、自分の頭で、考えるようになることだ。そうしたら、あなたもようやく、中東世界( Middle East ミドル・イースト)が、どうなっているかがわかる。これまでの3200年間がわかる。たったの3200年間だった、と分ったでしょう。 歴史年表も大事にしなさい。

(終了)

副島隆彦拝

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