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「2061」 大正昭和の文学者たちの全体像について話します(第3回・全3回) 2023年5月29日

「2060」 大正昭和の文学者たちの全体像について話します(第2回・全3回) 2023年5月22日

「2059」 大正昭和の文学者たちの全体像について話します(第1回・全3回) 2023年5月15日

「2058」 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権による親北反日勢力の弾圧はバイデン政権の意向 永山卓矢(ながやまたくや)筆 2023年5月8日



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「2062」 映画『ギャング・オブ・アメリカ』(2021年)を評論する(第1回・全2回) 2023年6月3日

「2055」 根尾知史(ねおともし)著『大恐慌と戦争に備えて 個人資産の半分を外国に逃がす準備を!』(秀和システム)が発売 2023年4月23日

「2053」 定例会インターネット動画配信を開始します 古村治彦(ふるむらはるひこ)記 2023年4月14日

「2052」 西森マリー著『カバール解体大作戦』(秀和システム)が発売 2023年4月3日

「2050」 小室直樹著『「天皇」の原理』が発売になる。 2023年3月28日

「2048」 学問道場からのお知らせをいたします、是非お読みください。 2023年3月21日

「2044」 2023年4月9日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「核戦争か。もう×陰謀論者と言わせない」です。2023年3月4日

「2043」 藤森かよこ著『ニーチェのふんどし いい子ぶりっ子の超偽善社会に備える』が発売 2023年3月2日

「2040」 【再掲載】「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日【再掲載】(第2回・全2回) 2023年2月9日

「2039」 【再掲載】「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日【再掲載】(第1回・全2回) 2023年2月8日

「2036」 副島隆彦・孫崎享著『世界が破壊される前に日本に何ができるか』が発売 2023年1月24日

「2034」 副島隆彦・ベンジャミン・フルフォード著『世界人類を支配する悪魔の正体』が発売 2023年1月19日

「2031」 新年のお慶びを申し上げます 2023年1月1日 加筆で副島隆彦が年頭の文。1月4日

「2030」 副島隆彦著『習近平独裁は 欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』(ビジネス社)が発売 2022年12月24日

「2028」 藤森かよこ著『馬鹿ブス貧乏本 第3弾』を褒める 2022年12月4日

「2025」 藤森かよこ著『馬鹿ブス貧乏な私たちが生きる新世界無秩序の愛と性』(ベストセラーズ)が発売された 2022年11月11日

「2024」 『日本は世界最低の英語教育の国だ。英文法の謎を解くが甦る(上・下)』が発売になる 2022年11月1日

「2021」 副島隆彦最新刊『金融暴落は続く。今こそ金を買いなさい』(祥伝社)が発売 2022年10月22日

「2019」 副島隆彦、佐藤優著『欧米の策略を打ち破り よみがえるロシア帝国』が発売になる 2022年10月10日

「2017」 『新装版 小室直樹の学問と思想』(橋爪大三郎、副島隆彦著)が発売された 2022年10月5日

「2013」 副島隆彦最新刊『愛子天皇待望(たいぼう)論』(弓立社)が発売 2022年9月12日

「2010」 西森マリー著『カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓』(秀和システム)が発売 2022年8月29日

「2004」 下條竜夫著『物理学者が解き明かす邪馬台国の謎』(秀和システム)が発売 2022年7月11日

「2001」 『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』 2022年6月20日

「1996」 副島隆彦最新刊『有事の金。そして世界は大恐慌へ』が発売 2022年5月22日

「1995」 第43回定例会動画配信はまだまだ受付を継続しています 2022年5月14日

「1989」 2022年5月15日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「第3次世界大戦に向かう悪魔のシナリオ」です。2022年3月27日

「1987」 西森マリー著『カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体』が発売 2022年3月14日

「1983」 小室直樹著『戦争と国際法を知らない日本人へ』が副島先生の解説文付きで復刊される 2022年2月22日

「1978」 副島隆彦・佐藤優著『「知の巨人」が暴く 世界の常識はウソばかり』(ビジネス社)が発売 2022年1月27日

「1976」 根尾知史のデビュー作『政府が狙う!あなたの個人資産を何があっても守り抜け!!』が発売 2022年1月14日

「1974」 新年のご挨拶をいたします。2022年1月1日  下に 副島隆彦が年頭の文を加筆しました。1月2日。

「1971」 『日本一バズってる元教師: ~先生がTikTokerになった理由』(静岡の元教師すぎやま著、ゴマブックス)が発売 2021年12月13日

「1968」 副島隆彦最新刊『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』(ビジネス社)が発売 2021年11月29日

「1965」 ジョシュ・ホウリー著『ビッグテック5社を解体せよ』(古村治彦訳、徳間書店)が発売 2021年11月15日

「1960」 『コロナ対策経済で大不況に突入する世界』(副島隆彦著、祥伝社)が今月末に発売 2021年10月19日

「1958」 『ミケランジェロとメディチ家の真実 隠されたヨーロッパの血の歴史』が発売される。 2021年10月4日

「1952」番。続けて私の「 mind は、× 心 ではない。マインドは、思考、知能、精神だ」論を載せる。後半 2021.8.10 副島隆彦

「1951」番 私が、23年前(1998年)に出した本の重要な個所をデジタル画像で読んでもらう。前半 2021.8.4 副島隆彦

「1949」 『ヒトラーは英国スパイだった!』を評論する(第2回・全2回) 2021年7月28日

「1946」 世界史の巨大な真実 『 ヒトラーは英国スパイだった ! 』を評論する(第1回・全2回) 2021年7月14日

「1944」 『[新版]ディープ・ステイトの真実』が発売になる 2021年7月5日

「1941」 副島先生最新刊『目の前に迫り来る大暴落』(徳間書店)が7月1日に発売 2021年6月21日

「1939」 西森マリー著『世界人類の99.99%を支配する カバールの正体』が6月29日に発売 2021年6月10日

「1935」 古村治彦(ふるむらはるひこ)の最新刊『悪魔のサイバー戦争を始めるバイデン政権』が発売 2021年5月19日

「1932」 「世界頭脳(ワールド・ブレイン)」とは何か(第2回・全2回) 2021年5月5日

「1929」 『世界頭脳(ワールド・ブレイン)』とは何か(第1回・全2回) 2021年4月21日

「1925」 副島隆彦最新刊『裏切られたトランプ革命 ―― 新アメリカ共和国へ』が発売 2021年3月16日

「1921」 副島隆彦著『世界覇権の大きな真実 ロスチャイルド230年の歴史から読み解く近現代史』が発売。 2021年2月22日

「1918」 「重たい掲示板」に掲載された副島先生の最重要文章をこちらに転載する 2021年2月6日

「1916」 2021年1月17日開催定例会動画配信開始日迫る。お申し込みはお早めにお願いします。 2021年1月25日

「1914」 副島隆彦先生の最新刊『アメリカ争乱に動揺しながらも中国の世界支配は進む』が発売 2021年1月18日(1月20日に冒頭加筆)

「1913」 新年あけましておめでとうございます。2021年は定例会からスタートです。更に、副島先生の最新刊『今、アメリカで起きている本当のこと 大統領選〝不正選挙〟から米国内戦へ』 2021年1月5日

「1911」 『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。』(藤森かよこ著、ベストセラーズ刊)が発売になった 2020年12月25日

「1909」 『ウイルスが変えた世界の構造』(副島隆彦・佐藤優著、日本文芸社)が発売される 2020年12月16日

「1904」 2021年1月17日(日)開催の定例会のお知らせ。演題は「悪辣(あくらつ)なディープ・ステイトと戦い続けるトランプとアメリカ国民」です。2020年11月17日

「1901」 『金(きん)とドルは 光芒(こうぼう)を放ち決戦の場へ』(副島隆彦著、祥伝社、2020年11月)が発売になる 2020年10月26日

「1897」 田中進二郎著『秀吉はキリシタン大名に毒殺された』が発売される 2020年9月22日

「1893」 次の首相は菅義偉(すがよしひで)だろう。去年5月、アメリカで”首実検” 済みだから。

「1889」 副島隆彦著『日本は戦争に連れてゆかれる 狂人日記2020』(祥伝社新書、2020年)が発売 2020年8月1日

「1883」 副島隆彦との対談が収録されている、西森マリー著『ディープ・ステイトの真実』が発売される 2020年7月4日

「1879」番 コロナ問題の決着。遠藤誉(えんどうほまれ)女史の優れた評論文を紹介して、真実を抉(えぐ)り出す。副島隆彦記 2020.5.30 さらに6月10日に末尾に長い記事を載せた。

「1875」 『もうすぐ世界恐慌 そしてハイパー(超)インフレが襲い来る』(副島隆彦著、徳間書店、2020年5月)が発売される 2020年4月24日

「1871」 『本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史』(副島隆彦著、秀和システム)が発売される 2020年3月24日

「1869」 『経済学という人類を不幸にした学問』(副島隆彦著、日本文芸社、2020年3月)が発売される 2020年3月1日

「1867」 2020年アメリカ大統領選挙に関する情報を簡単に紹介します 古村治彦(ふるむらはるひこ)記 2020年2月11日

「1864」番  映画「サフラジェット」(2015年制作)、日本語題「未来を花束にして」について語りました。副島隆彦 2020.1.8

「1863」「副島隆彦の学問道場」から新年のご挨拶。2020年1月1日

「1860」 副島隆彦著『全体主義(トータリタリアニズム)の中国がアメリカを打ち倒すーーディストピアに向かう世界』が発売される 2019年12月20日

「1859」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第3回・全3回) 2019年12月11日

「1858」 『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』(藤森かよこ著、KKベストセラーズ、2019年11月27日)が発売される

「1856」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第2回・全3回) 2019年11月13日

「1854」 北朝鮮建国秘史:誰が北朝鮮を作ったのか(第1回・全3回) 2019年10月23日

「1851」 『米中激突恐慌』(祥伝社、2019年11月)のまえがき と あとがき を急いで紹介する 2019年10月10日

「1849」 『決定版 属国 日本論』(副島隆彦著、PHP研究所刊、2019年9月)発売される 2019年9月24日

「1845」 『隠された十字架 江戸の数学者たち』(六城雅敦著、副島隆彦監修、秀和システム、2019年)の書評をします 2019年9月5日

「1843」 六城雅敦(ろくじょうつねあつ)研究員 のデビュー作 『隠された十字架 江戸の数学者たち』(秀和システム、2019年8月)が発売になる 2019年8月29日

「1841」 最新DVDに収録されている2019年6月30日の定例会のアンケート結果を発表します 2019年8月24日

「1839」 『すべての経済学を貫くY=Mの衝撃 『絶望の金融市場』及び『国家分裂するアメリカ政治』発刊記念講演会』(DVD)頒布のお知らせ。 2019年8月14日

「1833」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第3回・全3回) 2019年6月23日

「1830」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第2回・全3回) 2019年6月6日

「1828」 2019年6月30日(日)開催の定例会のお知らせ。「全ての経済学を貫く「Y=M」の衝撃(仮)『絶望の金融市場』及び『国家分裂するアメリカ政治』発刊記念講演会」2019年5月21日

「1825」 映画「バイス」を通して、1970年代から最近までのアメリカ政治について語る(第1回・全3回) 2019年5月8日

「1822」 『絶望の金融市場──株よりも債券崩れが怖ろしい』(副島隆彦著、徳間書店)が発売される 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2019年4月25日

「1819」 レイチェル・ワイズ主演の映画『否定と肯定(Denial:Holocaust History on Trial)』の話をします(全2回・第2回) 2019年4月10日

「1817」 『生命保険はヒドい。騙しだ』(幻冬舎新書、2019年3月)が発売される 2019年3月28日

「1816」番 副島隆彦と佐藤優の『激変する世界を先読みする』が発売される。 2019年3月21日

「1814」 レイチェル・ワイズ主演の映画『否定と肯定(Denial:Holocaust History on Trial)』の話をします(全1回・第2回) 2019年3月15日

「1812」 『国家分裂するアメリカ政治 七顚八倒(しちてんばっとう)』が発売になります 2019年3月7日

「1811」 公開中の映画『ナディアの誓い』の主人公ナディア・ムラドの話から中東情勢について語ります(第2回・全2回) 2019年2月28日

「1809」 『思想劇画 属国日本史 幕末編』が発売される。 2019年2月23日

「1807」 公開中の映画『ナディアの誓い』の主人公ナディア・ムラドの話から中東情勢について語ります(第1回・全2回) 2019年2月14日

「1804」番  副島隆彦が、「ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の真実の復元を賞賛する」を論じます 」 の 2回目(後半)を載せる。 2019.1.31

「1802」 副島隆彦の復刊書 『あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法』(知恵の実文庫)を紹介する。 2019年1月25日

「1800」 『世界「帝国」衰亡史~世界の歴史は覇権国・属国理論でやはり見抜ける』(DVD)頒布のお知らせ。DVD全品、一斉値下げ! 2019年1月15日

「1797」新年明けましておめでとうございます。2019.1.2  副島隆彦が、「ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の真実の復元を賞賛する」を論じます。

「1796」 アメリカ中間選挙の結果とアメリカ政治の分析をします(第2回・全3回) 2018年12月28日

「1794」 『副島隆彦の歴史再発掘』(副島隆彦著、ビジネス社、2018年12月18日発売)が発売になりました 2018年12月20日

「1792」 アメリカ中間選挙の結果とアメリカ政治の分析をします(第1回・全3回) 2018年12月13日

「1789」 ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の書評を掲載します(第2回・全2回) 2018年11月21日

「1786」 ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の書評を掲載します(第1回・全2回) 2018年11月10日

「1784」 副島隆彦先生の最新刊『「トランプ暴落」前夜』(祥伝社、2018年11月1日発売)をご紹介いたします 2018年10月28日

「1782」 副島隆彦先生の最新刊『日本人が知らない真実の世界史』(日本文芸社、2018年10月27日発売)をご紹介します。 2018年10月20日

「1780」 2018年12月2日(日)開催の定例会のお知らせ。菅野完(すがのたもつ)氏をお迎えします。副島隆彦先生の世界史理解最高到達点も語り尽くします。 2018年10月10日

「1779」 『評伝 小室直樹(上)(下)』(村上篤直著、ミネルヴァ書房、2018年9月)が発刊されました 2018年10月5日

「1777」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第4回・全4回) 2018年9月28日

「1775」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第3回・全4回) 2018年9月19日

「1772」 副島隆彦先生の最新刊『傷だらけの人生 ダマされない知恵』(ベストセラーズ刊、2018年)が発売となります 2018年9月9日

「1770」 『英文法の謎を解く』再訪 「仮定法の文」 の巨大な謎 。 ×「かもしれない」という卑怯で愚劣な日本語のコトバを、廃語(はいご)にすべきだ論 (第2回・全2回) 2018年8月31日

「1768」 『英文法の謎を解く』再訪 「仮定法の文」 の巨大な謎 。 ×「かもしれない」という卑怯で愚劣な日本語のコトバを、廃語(はいご)にすべきだ論 (第1回・全2回) 2018年8月22日

「1765」 『思想劇画 仕組まれた昭和史 日中、太平洋戦争の真実』(副島隆彦著、青木ヨシヒト画、コスミック出版[電波社]、2018年8月)が発売になります 2018年8月7日

「1763」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第2回・全4回) 2018年8月1日

「1760」 『「北朝鮮処分」後のアジア及び世界の今後を考える』(DVD)が完成しました 2018年7月20日

「1758」 相田英男氏による『自由人物理―波動論 量子力学 原論』(西村肇著、本の森出版、2017年)の感想と解説を掲載します(第1回・全4回) 2018年7月10日

「1755」 『金儲けの精神をユダヤ思想に学ぶ (祥伝社新書) 』(副島隆彦+SNSI副島国家戦略研究所著、祥伝社新書、2018年7月1日発売)をご紹介します。 2018年6月26日

「1753」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第3回・全3回) 2018年6月14日

「1750」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第2回・全3回) 2018年5月31日

「1748」 『真実の西郷隆盛』(副島隆彦著、電波社[コスミック出版]、2018年5月21日)が発売になりました 2018年5月24日

「1746」 『迫りくる大暴落と戦争〝刺激〟経済』(副島隆彦著、徳間書店、2018年5月)をご紹介します 2018年5月18日

「1744」 映画『マルクス・エンゲルス』を見た感想を書きます(第1回・全3回) 2018年5月9日

「1740」 『今の 巨大中国は 日本が作った』(副島隆彦著、ビジネス社、2018年4月28日)をご紹介いたします 2018年4月30日

「1738」 石井利明研究員の初の単著『福澤諭吉フリーメイソン論』(副島隆彦監修、電波社、2018年4月16日)が発売になりました。2018年4月20日

「1736」 2018年6月17日(日)開催の定例会のお知らせ。「北朝鮮処分」後のアジアと世界について話します。 2018年4月11日

「1733」 『サピエンス全史』について話します(第3回・全3回) 2018年3月31日

「1731」 『サピエンス全史』について話します(第2回・全3回)副島隆彦  2018年3月23日

「1729」 『サピエンス全史』について話します(第1回・全3回) 2018年3月12日

「1726」 『米軍の北朝鮮爆撃は6月! 米、中が金正恩体制破壊を決行する日』(副島隆彦著、光文社、2018年3月)が店頭発売となります 2018年2月28日

「1723」 「米軍の北朝鮮爆撃 は 有る」と 真剣に論じた自衛隊幹部OB が書いた優れた文を載せる。 副島隆彦 2018.2.15 

「1721」 忍者の歴史と全体像について説明します(第2回・全2回) 2018年2月5日

「1718」 西部邁(にしべすすむ)の自殺死に対して、私が思ったこと。副島隆彦 2018.1.24  

「1716」 忍者の歴史と全体像を理解する(第1回・全2回) 2018年1月15日

「1712」 「トランプが、エルサレムを首都承認した」問題を徹底的に解説する。日本人は、中東アラブ、イスラエル問題を大きく理解するために、歴史を勉強するべきだ(続編)。 副島隆彦 2017.12.25 /新年明けましておめでとうございます。2018.1.1

「1710」 「トランプが、エルサレムを首都承認した」問題を徹底的に解説する。日本人は、中東アラブ、イスラエル問題を大きく理解するために、歴史を勉強するべきだ(前編)。 副島隆彦 2017.12.19 」

「1707」『海外記事を20年、どのように読み解き分析してきたか~「学問道場」が田中宇氏に質問する』(DVD)が完成しました 2017年12月10日

「1703」 『世界権力者図2018』(副島隆彦、中田安彦著、ビジネス社、2017年11月)が発売になります 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年11月15日

「1699」 副島隆彦先生の最新刊『銀行消滅 新たな世界通貨(ワールド・カレンシー)体制へ』(祥伝社、2017年11月2日)をご紹介します 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年10月25日

「1695」 『東芝はなぜ原発で失敗したのか』(相田英男著、電波社、2017年10月7日)が発売されます 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年9月26日

「1692」『世界政治 裏側の真実』(副島隆彦・佐藤優著、日本文芸社、2017年)が発売となります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2017年9月14日

「1689」定例会のお知らせ。今回は国際情勢解説者の田中宇(たなかさかい)氏をゲストに迎え、学問道場一丸になって、世界の今後の行方と大きな枠組みについて解明します。2017年8月19日

「1688」花街(かがい)から歌舞伎の世界について(上)2017.8.11 副島隆彦

「1684」 書評 『中国がいつまでたっても崩壊しない7つの理由』  副島隆彦の中国研究、10年の勝利である。 副島隆彦

「1682」 講演会DVD『ディヴィッド・ロックフェラー死後の新世界秩序“G3”を予言する』が完成しました。講演会内容の復習などにぜひご利用ください。2017年7月8日

「1678」 『ニーチェに学ぶ 奴隷をやめて反逆せよ! ―まず知識・思想から』(副島隆彦著、成甲書房、2017年6月18日)が発売されます 2017年6月15日 古村治彦(ふるむらはるひこ)記

「1677」 日本の「国家秘密警察長官」である 菅義偉・官房長官の正体がわかる二冊の本を紹介する。(2) 2017年6月10日

「1674」新刊のお知らせ。『老人一年生-老いるとはどういうことか』(幻冬舎)が発刊されます。「老人とは痛いのだ」ということを思い知らせてくれる一冊です。2017年5月28日

「1672」 『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)という本を読んだ。これが文学だ。副島隆彦 2017年5月15日

「1668」 副島先生の新刊『アメリカに食い潰される日本経済』(徳間書店)の発売が4月28日に決まりました。ぜひお求めください。2017年4月21日

「1666」 第37回 副島隆彦を囲む会主催定例会「ディヴィッド・ロックフェラー死後の世界新秩序“G3”を大予言する」(2017年5月28日(日曜日))のお申込みをお待ちしております。2017年4月12日

「1664」 橋下徹・元大阪市長がアメリカで講演した件、それから売国官僚・高見澤将林(たかみざわのぶしげ)について 2017年4月2日

「1660」相田英男氏の緊急寄稿「東芝=ウェスティングハウス問題」について対話形式で理解する。2017年3月15日

「1657」お知らせ2つ。副島先生の新刊『税金恐怖政治(タックス・テロリズム)』(幻冬舎)の発刊の紹介。 それから、今、国会を揺るがしている、森友学園への「国有地ほとんどタダで払い下げ問題」(=安倍晋三記念小学校問題)を追いかけている作家の菅野完氏との対談の内容を動画と文で載せます。2017年3月1日

「1654」斎川眞(さいかわまこと)『天皇とは北極星のことである』(PHP研究所)の紹介。日本国の 天皇という称号はどのようにして生まれたか。 2017年2月16日

「1653」これは必読の一冊。下條竜夫(げじょうたつお)著『物理学者が解き明かす思考の整理法』(ビジネス社)が発売されます。小保方晴子、星占い、金融工学を理科系の視点で理解するほか、思考の整理法の実践編として好評だった前作に続いての新刊です。2017年2月10日

「1648」天皇陛下の譲位問題。この問題は「ワールドヴァリューズ(世界普遍価値)と民族固有価値(ナショナルヴァリューズ)のどちらを重視するか」という問題であり、天皇陛下と安倍晋三がその2つの価値観を巡って熾烈な争いを繰り広げている、ということなのである。副島隆彦・記 2017年1月16日

「1644」【講演DVD】「鳩山由紀夫元首相が見た『属国・日本』の真実」(2016年11月20日)の講演ビデオについてお知らせします。鳩山元首相が日本の対米従属政策の問題点、今の民進党の問題点、アジア・インフラ投資銀行(AIIB)の実像について語ります。2016年12月26日

「1642」 北方領土まったく返還なし記念。 「自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界」。自民党によるネット上の言論操作を暴いたNHKの番組を載せる。 2016年12月18日

「1640」先日の鳩山由紀夫元首相をお呼びしての講演会の会場で皆様から頂いたアンケート結果です。2016年12月6日

「1637」  アメリカ大統領でトランプが勝利してから私がアメリカ大統領選挙について書いた、「重たい掲示板」への投稿を載せます。副島隆彦 2016年11月22日 

「1634」副島隆彦の、 最新の金融本 『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』( 祥伝社)が発売。 恒例のエコノ・グローバリスト・シリーズの第19弾。2016年10月29日

「1631」 副島先生の緊急出版 の 新刊『Lock Her Up! ヒラリーを逮捕、投獄せよ』(光文社)が発売されました。注目の米大統領選挙の真の争点を理解するために是非お読みください。2016年10月10日

「1627」来る11月20日に私達の秋の定例会を特別ゲストを呼んで開催します。今回は、鳩山由紀夫元首相をゲストにお招きして、世界の行方、東アジアの今後、日本の将来についてじっくりお話をうかがいます。2016年9月15日

「1624」番 『明治を創った幕府の天才たち 蕃書調所=ばんしょしらべしょ=の研究』(成甲書房刊)が発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2016年9月4日

「1620」番  ” Lock Her Up ! ” 「 ヒラリーを逮捕せよ、 投獄せよ !」 の嵐が アメリカ全土でわき起こっている。 2016.8.11  副島隆彦記 

「1616」 最新DVD『アメリカ名物「トランプ・ポピュリズムの嵐」と最新の世界情勢』のお申し込み受付を開始します。9月以降の米大統領本戦本格化を前に是非ご視聴ください。2016年7月20日

「1612」 副島隆彦のアメリカ分析 の最新刊 『トランプ大統領とアメリカの真実』(日本文芸社)が発刊。2016年6月27日

「1610」 【橋本徹・ムッソリーニ論】橋下徹(はしもととおる)前大阪市長はなぜ危険なのか。 それは国家社会主義(こっかしゃかいしゅぎ)の思想を持っている恐ろしい男だからだ。 副島隆彦 2016年6月16日

「1607」 重たい掲示板 [1938]私たちの定例会は盛況に終わりました。あとは最新の情報。 をこちらにも転載します。 2016年6月3日

「1605」番 あの2年前に突然、行方不明になったマレーシア航空機は、その後どうなったのか? 驚くべき事実が明らかになった。日本国内では初公開の情報である。 2016.5.21 副島隆彦  

「1603」【講演会】5月29日(日)の学問道場主催『ドナルド・J・トランプの<アメリカ名物>ポピュリズム旋風と現在の国際政治・経済情勢を読み解く』(東京・御茶ノ水)を宣伝します。ポピュリズム政治家の分析では日本の第一人者である副島隆彦のトランプ論をご期待ください。2016年5月9日

「1601」 4月28日発売 新刊書のお知らせ 。 日銀・黒田は、自分たちのインフレ目標が遅々として進まないのを居直った。マイナス金利導入で分かった日銀の真の思惑。 副島隆彦新刊『マイナス金利「税」で凍りつく日本経済』(徳間書店)で、日銀の「隠された真意」の謎が明かされた。 2016年4月28日

「1599」【2016年定例会のお知らせ】 5月29日に今年第一回目の学問道場の定例会を開催します。テーマは「アメリカ大統領選挙と最新の国際政治・経済情勢」です。ドナルド・トランプ旋風の原動力 “ポピュリズム”と”アメリカファースト!”とは何か、改めてじっくり語ります2016年4月20日

「1596」 副島隆彦先生の新著『日本が中国の属国にさせられる日』(ベストセラーズ社)が発刊。日本が中国の影響下に呑み込まれるとき、私たちはどのような態度をとるべきか。20世紀の右翼・左翼の両翼思想のタブーを、反権力の思想家である副島隆彦が抉り出す大著です。2016年3月28日

「1594」米大統領選挙、共和党はトランプが躍進し、民主党はヒラリーが候補を指名獲得し、二者の対決になりそうだ。2016年3月18日

「1591」 新刊のご案内『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』(祥伝社)のご案内です。海外の金融メディアは軒並み、「黒田は弾切れ」(Kuroda's Bazooka is out of ammunition)と言い始めています。2016年3月2日

「1588」副島隆彦著作、その他の「学問道場」関連書籍を期間限定で割引販売します。この機会に是非ご利用ください。2016年2月21日

「1584」 ドナルド・トランプはどこで失速するか。急浮上してきたマルコ・ルビオ上院議員とはどういう背景を持つ政治家か。2016年アメリカ大統領選挙の予備選挙について。2016年2月4日

「1581」 『BIS(ビーアイエス)国際決済銀行 隠された歴史』(アダム・レボー著、副島隆彦監訳、古村治彦訳、成甲書房、2016年)が発売になります。古村治彦記 2016年1月21日

「1579」 学問道場関連の新刊書籍二冊、『暗殺の近現代史』(洋泉社、中田安彦が参加)と、『天皇家の経済学』(同、吉田祐二・著)が発売されています。ぜひ、お求めください。2016年1月14日

「1577」「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2016.1.1 /1月3日加筆 「崩れゆくアメリカ」を見てきて。短期留学修了を受けての報告。 中田安彦 2016年1月3日

「1576」 『物理学者が解き明かす重大事件の真相』(下條竜夫著、ビジネス社、2016年1月9日)が発売となります。古村治彦記 2015年12月24日

「1574」 『信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた』(副島隆彦著、PHP研究所、2015年12月17日)が発売となります。古村治彦筆 2015年12月15日

「1572」番 今の世界の中心の課題である ロシアによる シリアのIS爆撃、殲滅は、プーチンによる「ロシアから愛をこめて」である。最新の映画「OO7/ スペクター」の中にこれからの世界の動きの秘密が隠されている。 副島隆彦 2015・12・9 

「1569」 ダニエル・シュルマン著、古村治彦訳『アメリカの真の支配者 コーク一族』(講談社、2015年)が2015年12月8日に発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2015年11月30日

「1566」 宗教改革の始まりにおいてルターとローマ法王はどういう言葉の応酬をしたか 2015年11月13日

「1563」 『再発する世界連鎖暴落 貧困に沈む日本』(副島隆彦著、祥伝社、2015年10月30日)が発売となります。古村治彦筆 2015年10月29日

「1560」番  今のアメリカ政治の真の焦点である、「ベンガジ事件」での下院の特別委員会を、ヒラリーはなんとか 乗り切る。そして、シリアでのサリン爆弾の真犯人たちのこと。 2015.10.15 副島隆彦  緊急で冒頭加筆します。 10月16日 副島隆彦  

「1557」 安倍晋三は国民がどれだけ「鈍感」かを試して喜んでいる。気付いている敏感な国民とそうではない国民に二極化している。2015年9月25日

「1555」 昨日、2015年9月14日に国会議事堂前で行われた安保法制反対抗議デモに行ってきました 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆2015年9月15日

「1552」 学問道場の定例会DVD『副島隆彦が、今の重要なことを洗いざらい語ります』(2015年5月31日開催、約330分)の予約受付を始めました。ご案内が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。2015年8月25日

「1551」番 栗原康 (くりはらやすし)著 『現代暴力論』 という新刊書 がすばらしいので、私が書評して強く推薦します。 副島隆彦  2015年8月25日 

「1548」 好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(2) 2015年8月13日

「1547」好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(1) ※会員ページに掲載したものを再掲 2015年8月10日

「1544」 副島隆彦先生の新刊・中国研究本の第7弾! 『中国、アラブ、欧州が手を結び ユーラシアの時代 が勃興する』 が先週末に発売。ロンドン金(きん)の値決めに中国の二大民間銀行が参加、人民元決済圏の拡大 から 南沙諸島問題も含めてユーラシア大陸の時代 を余すところなく分析。2015年7月26日

「1542」番 戦後七十周年企画  なぜ日本は戦争に向かわされたのか(1)   日本共産党の戦前最後の委員長 野呂栄太郎(のろえいたろう)の命がけの闘いから昭和史の真実が見えてくる。 津谷侑太(つやゆうた)2015年7月13日

「1539」番  俳優 高倉健(たかくらけん)の生き方 と死に方について考えたこと。 副島隆彦 2015.6.27(転載)

「1536」現下の政治状況を勢力分析する。大阪都構想の住民投票に現れた、若い世代のファシズムへの欲求。それを支える橋下徹・菅義偉の背後にある勢力とは。安倍・菅の野党分断の動きに対し、維新の党の執行部をおさえた旧小沢グループが巻き返しにでている。2015年6月11日

「1535」 佐藤優氏との対談本、『崩れゆく世界 生き延びる知恵』(日本文芸社)が刊行されました。「発売後、即重版」で非常に好評です。副島理論を真っ向から佐藤氏が受け止めている重厚対談です。2015年6月6日

「1532」番  来たる 6月7日(日)に 横須賀市で私の講演があります。 いらしてください。「軍港 横須賀の150年の歴史」にちなんだ話をします。 副島隆彦 2015年5月27日日

「1529」5月31日に都内で開催する、学問道場自力主催講演会の具体的な講演内容が固まってきまたのでお知らせします。参加者はまだまだ大募集中です。ぜひおいでください。2015年5月11日

「1526」 副島隆彦の最新金融本、『「熱狂なき株高」で踊らされる日本』(徳間書店)が発売されました。第5章、アベノミクス金融緩和など金融政策の理論的支柱となっている「合理的期待(予測)形成学派」の正体を暴いたところが非常に学問的には重要な本です。2015年4月27日

「1523」来る5月31日に講演会『副島隆彦が、今の重要な事を洗いざらい語ります』を開催いたします 2015.4.16

「1520」 AIIB「アジアインフラ投資銀行」の設立をめぐるゴタゴタの真相を載せます。 副島隆彦 2015年4月1日 (重たい掲示板から転載)

「1517」 新刊2冊『余剰の時代』(ベスト新書)と『日本に恐ろしい大きな戦争(ラージ・ウォー)が迫り来る』(講談社)が発売されます。生き延びるための政治思想とアメリカ政治本です。2015年3月13日

「1515」 「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第2回)2015年3月5日

「1514」「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第1回)2015年2月25日

「1511」カナダの政治。カナダの歴代首相を、隣国の大国アメリカとの「帝国-属国」関係において明快に解説します。2015.2.7

「1508」 新刊本二冊を紹介します。『副島隆彦の政治映画評論 ヨーロッパ映画編』(ビジネス社)と、先生が巻頭文を書いた吉本隆明(よしもとりゅうめい)の評論集『「反原発」異論』(論創社)の二冊です。 2015年1月26日

「1505」 中田安彦です。私の新刊『ネット世論が日本を滅ぼす』(ベスト新書)が発刊されました。数年間「ネット世論」に密着して観察して学んだ結果を一冊の本にまとめました。ネット言論の理想主義はなぜ次々と自滅していくのか?その答えを知りたい人はぜひお読みください。2015年1月12日  

「1501」番 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2015.1.1 続けて 「1503」番として、「1495」番の谷崎潤一郎論の第3部(終章)を載せます。副島隆彦 記

「1500」最新講演DVD『2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている』が完成しました。ぜひ御覧ください。2014.12.25

「1497」オーストラリアの歴代首相について。 日本人が知らない、オーストラリア政治の基本骨格を副島隆彦が分かり易く解説します。2014.12.17

「1496」番 俳優の菅原文太氏が亡くなった。 「1194」番会員ページ に載せた副島隆彦との対談を再掲します。 2014.12.13

「1493」 自力主催講演会「2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている」(2014.11.16)のアンケートの回答結果を掲載します。2014.12.4

 「1491」番 ノーベル物理学賞受賞の中村修ニが、なぜ重要であるのか、の本当の理由。10年前のここの、私たちの文を再掲載する。副島隆彦 2014.11.22 

「1487」 『官製相場の暴落が始まる――相場操縦しか脳がない米、欧、日 経済』(副島隆彦・著、祥伝社)発刊のお知らせ。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。 2014.10.26

「1485」書評:アメリカの著名ユダヤ人小説家、フィリップ・ロスの小説「プロット・アゲンスト・アメリカ」(集英社)/架空歴史小説を手がかりに「アメリカ国内優先主義」(アメリカ・ファースト)の美名を表と裏で使い分けた米財界人の冷酷な世界戦略が見えてきた (その1) 2014年10月14日

「1481」 来る11月16日に都内・上野で「政治・国際情勢・経済」についての時局講演会を開催します。聴講希望者を現在募集中です!2014年9月29日

「1479」 『英語国民の頭の中の研究』(副島隆彦・著、PHP研究所)発刊のお知らせ。大幅に加筆修正が加えられています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.9.22

「1476」番   文学とは何か の 2 。 日本文学とは何か 論。 を 載せます。 副島隆彦 2014.9.6

「1472」 『日本の歴史を貫く柱』(副島隆彦・著、PHP文庫) が8/4から発刊されています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.8.27

「1470」 夏休み特集。アルチュール・ランボー論。パリ・コミューンという政治的事件を書き残そうとした文学について。2014.8.16

「1466」 お知らせ:『税金官僚に痛めつけられた有名人たち』(副島隆彦・著、光文社刊)が8/1に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.7.24

 「1460」 7月1日に、SNSI論文集第7弾『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』が出ます。従来の教科書や歴史書では描かれない明治期以降の日本真実の姿を描き出しました。2014年6月25日

「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日 

「1454」 【今読み返す副島本】 米同時多発テロ事件前に発表された、副島隆彦の「集団的自衛権」論をそのまま転載します。 今こそ読み返してほしいと思います。 2014年6月3日

「1451」【中国を理解する】『野望の中国近現代史 帝国は復活する』(ビジネス社・刊)(原題:Wealth And Power:China's Long March to the Twenty-First Century)という本を紹介します。中国の近現代史を正しく理解しなければ、日本は中国の台頭に向き合うことは出来ない。2014年5月25日

「1448」番  私が、今やっている仕事、考えていること、書くべき文章のことなどを、まとめて報告します。 副島隆彦  2014.5.11 

「1443」最新講演DVD『キャロライン・ケネディと安倍晋三』が完成しました。このDVDで米オバマ政権と安倍政権の暗闘の実態が分かります。現在の日本政財界に影響を与えるハーヴァード大学人脈についても解説。ぜひ御覧ください。2014年4月16日

「1441」 副島隆彦先生の最新金融本『金融市場を操られる 絶望国家・日本』(徳間書店・刊)が発売されます。日本は、アベノミクスに浮かれて「成長国家」どころか、「貧乏国家」となってしまった。この現実から逃れることが出来ない。世界の金融も統制されている。2014年4月5日

「1436」 後藤新平―日本の「セシル・ローズ」論(全4回/第1回) 中田安彦・記 2014年3月16日

「1433」『靖国問題と中国包囲網』(副島隆彦・著、ビジネス社刊)が3/7に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.2.27

「1429」 【寄稿・偉人伝の裏側を見破る】 自由民権運動の父・板垣退助はフリーメイソンだった!~伊藤博文のフリーメイソンネットワークに加入した板垣退助~津谷侑太(つやゆうた)筆 2014年2月5日

「1426」古村治彦研究員の新刊『ハーヴァード大学の秘密』(PHP研究所)の紹介と、その出版記念を兼ねた「囲む会」主催の2014年初めての主催定例会『キャロライン・ケネディ駐日大使着任が日本政治中枢に与えている衝撃』(仮題)のお申込みのご案内を致します。2014年1月21日

「1423」 明治期の慶応義塾で 最先端の学問を教えたのは ユニテリアン(フリーメイソンリー)だった 石井利明(いしいとしあき)研究員 2014年1月11日

「1421」TPP交渉と平行して、水面下で進む「民法改正」の動き。大新聞は連帯保証人(個人保証)制度の改正部分だけをクローズアップするが、実際はこの民法改正はアメリカによる日本社会改造計画の一つである。2013年12月29日

「1418」孫崎享・副島隆彦講演ビデオ『外務省の正体』のご予約を承ります。日本の国家の行く末を大きく左右する外務省(MOFA)の内部と歴史はどうなっているのか、必見の講演です。2013.12.10

「1414」新刊『説得する文章力』(KKベストセラーズ)と『闇に葬られた歴史』(PHP研究所)をご案内します。2013.11.27

「1411」副島隆彦新刊金融本『帝国の逆襲―金とドル 最後の戦い Empire Strikes Back, Again.』(祥伝社)が発売されました。今年前半から中盤の主な金融ニュース(TPP、シェールガス、金価格の急落についても)を副島隆彦独自視点で分析しています。2013年11月16日

「1409」 腰痛(ようつう)と首、肩の痛みは治るようである。 「トリガーポイント・ブロック注射」という治療法を紹介する。 副島隆彦記 2013年11月6日

「1406」新刊『税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産』(2013年10月、幻冬舎刊)発刊のお知らせ。官僚たちはいかにして資産家からお金を奪い取ろうとしているか。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2013.10.18

「1404」【最新版】世界権力者人物図鑑 刊行が発売中です。2010年発刊の第一弾から全面リニューアルのデザイン・内容です。2013年9月30日

「1402」 来月、10月26日(土)開催予定の「囲む会」秋の定例会のお申し込み開始お知らせ。今回は元外務省元国際情報局長の孫崎享先生をお呼びして「過去現在未来の日本外交」を語りつくします。ご期待ください。2013年9月16日

「1399」鬼塚英昭(おにづかひであき)氏の『日本の本当の黒幕』(下)を読む。戦前の日本政治の闇を象徴する田中光顕(たなかみつあき)という怪物を知る。それは現在の日本政治を支配するヤクザたちを知ることでもある。2013年9月1日

「1396」 新刊『中国人の本性』の紹介。私たちはどれだけ中国の思想史について知っているだろうか? そこで副島先生が中国亡命知識人の歴史を中共からの亡命知識人である石平(せきへい)氏に徹底的に質問しました。夏のうちに是非読んで下さい。2013年8月8日

「1394」定例会完全収録のDVD『いい加減にしろ!マイケル・グリーン/恐ろしいヨーロッパの秘密―フランドルからフローレンスへ』が完成しました。2013.7.29

「1392」 参議院選挙が終わって、次の日本国民の課題に向かう。アベノミクスとはA-sset B-ubble E-conomy(資産バブル・エコノミー)のことである。金融緩和派の経済学者のおかしさを理路整然と暴いた野口悠紀雄氏を評価する 副島隆彦 2013年7月25日

「1389」参院選後、日本の各階層(金持ち・サラリーマン・貧乏人)への、安倍政権による国家統制が進む可能性がある。その兆しとして参院選初日に福島県の総理演説会で自民党職員らが行った、一般国民の「表現の自由」への取り締り行為の動画がある。決して貴方の一票は自民党には投票してはなりません。それから先日の講演会のアンケート結果を載せます。 中田安彦(アルルの男・ヒロシ) 2013年7月13日

「1387」 『統制が始まる 急いで金を買いなさい』(祥伝社・刊、2013年6月)の宣伝を載せます。2013.7.4

「1384」再度、6月29日の定例会のお知らせをします。タイトルが「いい加減にしろ!!マイケル・グリーン~米中“新秩序”に取り残される日本」になりました。米日関係その他の政治経済の話題に縦横無尽に切り込みます。2013年6月13日

「1381」 私たちの福島復興活動本部 を 閉じて 撤退式をします。6月23日です。時間のある人は福島の現地まで自力で来てください。 副島隆彦 2013年6月2日

「1379」先週土曜日の会員交流会開催後のお礼の報告と、次の6月29日の講演会のお知らせ。2013年5月20日

「1376」 最新DVD『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(2013年3月3日、講師:副島隆彦・藤森かよこ)と、新刊・映画本『アメリカ帝国の滅亡を予言する』(日本文芸社)頒布のお知らせ。お待たせしました!2013.5.4

「1375」黒田金融緩和と金価格急落、そしてBRICS開発銀行の設立。新しい秩序に向けて世界は動いている。副島先生の最近の「重たい掲示板」への書き込みをまとめて載せます。2013年4月20日

「1372」副島先生の新刊『浮かれバブル景気から衰退させられる日本』(徳間書店)ではTPP交渉とアベノミクスの欺瞞について詳しく紹介。今回も豊富な図表・資料付きです。また、新しい試みとして会員同士の交流会(会員交流会 自由におしゃべり)もまだ募集中です。講演会とは別の形で交流(情報交換)いたしましょう。2013年4月4日

「1370」 日米地位協定に続いて、日米原子力協定(1988年)を暴く。中曽根康弘の周辺の「原子力外務官僚」たちが、アメリカに抵抗するカードとして持ちだした「日本の核武装論」には全く意味が無い。六ケ所村の再処理工場を維持してきた日本原電は中曽根派の利権の巣窟であるからすぐに破綻させるべきだ。(苫米地英人『原発洗脳』(日本文芸社)と有馬哲夫『原発と原爆』(文春新書)を書評する。)(その1) 2013年3月27日

「1366」書評:前泊博盛・編著『本当は憲法より大切な 日米地位協定入門』(創元社)を読む。ジャパン・ハンドラーズと外務官僚が威張れるのも日米安保と地位協定があるからだ。2013年3月8日

「1363」新刊『それでも中国は巨大な成長を続ける』(ビジネス社)の刊行のお知らせ。アメリカでは、巨大な中国とどう付き合っていくかは熱心に議論されていても、中国崩壊論など真面目に受け取られていない。2013年2月18日

「1361」 副島隆彦を囲む会・定例会、第29回定例会・自力主催講演会『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(講師:副島隆彦・藤森かよこ、開催日:2013年3月3日、日曜日)開催のお知らせ。2013.2.8

「1358」 アダム・ヴァイスハウプト著 『秘密結社・イルミナティ 入会講座<初級篇>』(KKベストセラーズ)が発刊されました。ドイツ啓蒙主義から生まれた「イルミナティ」はフリーメーソンなど秘密結社のルールブックを制定した集団である。2013年1月21日

「1356」番。 年末からの2週間の「産みの苦しみ」のあとで、副島隆彦が全力で書きます。 「ヒラリーの終わり」論文です。 今年もよろしく。 2013年1月8日

「1354」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2013.1.1

「1351」自民党・公明党・日本維新の会の圧勝と民主党勢力の壊滅大敗北を受けて、「個人の力量によるサバイバル」というものが必須になってくる。そのことを選挙の数カ月前に副島先生の新刊『個人備蓄の時代』(光文社)では予測していた。みなさんも早く手を打ったほうがいい。2012年12月17日

「1349」  選挙が始まっての 直近での動き を読む 副島隆彦・記 2012年12月7日

「1346」 副島隆彦・最新DVD『ミケランジェロ、メディチ家、ルネサンスの真実』(2012年11月3日、講師:副島隆彦・松尾雄治)頒布のお知らせ。「教科書」と本編DVDのお得なセットも、個数限定で実施します。2012.11.29

「1343」緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。2012年11月15日

「1340」橋下徹(はしもととおる)大阪市長や一部大阪市特別顧問による「週刊朝日」に対する“言論弾圧”問題について考える。言論の自由が死ぬときとは、デモクラシーが死ぬときである。2012年11月5日

「1337」尖閣問題について。橋下徹・大阪市長の言う「国際司法裁判所」における解決の提案を支持します。副島隆彦・記 2012.10.18

「1334」新刊を二冊紹介します。権力者共同謀議という合理的選択で概ね、歴史は動いてきたから、私たちは世界の支配層の行動原理、思想、そして企業活動に現れる彼らの「合利的」な動きを理解しなければならない。2012年10月1日

「1332」 副島隆彦を囲む会・定例会、第28回定例会・自力主催講演会『ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ダンテ、マキアベッリ、メディチ家、ルネサンスとは何だったか』(講師:副島隆彦・松尾雄治、開催日:2012年11月3日、土曜日)をご案内します。2012.9.25

「1330」SNSI・夏季研究報告から 「今こそ3分で読む小室直樹の『新戦争論』」六城雅敦(ろくじょうつねあつ)・記 2012年9月14日

「1327」共和党候補、ロムニーの安全保障政策を知る。最新刊『アメリカが作り上げた“素晴らしき”今の世界』(The World America Made)(ビジネス社刊)の紹介。古村治彦研究員の翻訳で刊行されています。2012年8月27日

「1324」  副島隆彦著の仏教論、『隠された歴史:そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)の読みどころを解説します。2012年8月12日

「1322」副島先生の仏教論の集大成『隠された歴史~そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)とロン・ポール米下院議員の『連邦準備銀行を廃止せよ(END THE FED)』(佐藤研一朗・訳、成甲書房)が発刊されました。 2012年7月29日

「1319」 副島先生の新刊本2冊。『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』(日本文芸社)と石平(せきへい)氏とのケンカ対談『中国 崩壊か 繁栄か!? 殴り合い激論』(李白社)が発刊されました。世界の実像を知るのにおすすめの2冊です。 2012年7月19日

「1317」 副島隆彦・最新DVD『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』(2012年6月2日、講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直)/最新刊『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る』(副島隆彦・植草一秀・高橋博彦・著、祥伝社刊)ラインナップ追加のお知らせ。2012.7.8

「1314」 「増税談合勢力」 の 野合(やごう)の増税に反対する。2012年6月25日

「1312」 第27回副島隆彦を囲む会主催定例会『橋下徹の登場と政治思想の歴史』に来場された会員の皆様のご意見をご報告します。 2012年6月19日

「1310」 ロマノ・ヴルピッタ『ムッソリーニ』を読む。現在の日本で重要な意味をもつ「ファシズム」とは何かを再考する 2012年6月4日

「1306」 爆弾のような破壊力を持った一冊!! 古村治彦著『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所)を強力に推薦する。2012年5月13日

「1304」 副島隆彦を囲む会・定例会、第27回自力主催講演会(講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直、開催日:2012年6月2日、土曜日)をご案内します。演題は『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』と決定しました!※金融・経済のお話はありません。2012.5.6

「1301」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)のアンケートの結果を掲載します。2012.4.25

「1300」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)/『欧米日 やらせの景気回復』(副島隆彦・著、徳間書店刊)のお知らせ。2012.4.19

「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日

「1294」アメリカの共和党予備選で公然と囁かれる不正投票の横行。スーパチューズデーを終えて共和党予備選挙の様子、大統領選挙予備選挙・党員集会の複雑な仕組み、衝撃的な内部事情を現地から緊急報告します。 2012年3月24日 佐藤研一朗・筆

「1292」 (1) 4月28日(土)~30日(月)の「福島原発・難民キャンプツアー」のお知らせ。/(2) 6月2日(土)の「政治思想・日本政治の歴史(1960年代からこっち)講演会」のご案内。/(3) SNSI研究員・崎谷博征(さきたにひろゆき)氏の新刊『医療ビジネスの闇』(学研パブリッシング。2012/2/28刊)が出ました。2012.3.13

「1289」 (1) 3月24日(土)の「学問道場」定例会『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(副島隆彦)の再度のお知らせ。/(2) 対談CD『日中殴り合い対談』(石平、副島隆彦。李白社)をご紹介します。2012.3.6

「1288」 日本は、「新・知日派」の台頭でも基地移設問題でアメリカの要求に屈服してはいけない 2012年3月2日

「1285」 「小沢一郎・陸山会裁判」の急展開。小沢一郎側が勝利しそうである。「ぼやき・会員ページ 1284」に掲載された文章の後半部分を、こちらにも転載します。2012.2.19

「1283」 まんが家・イラストレーターのぼうごなつこさんによる、政治漫画「小沢一郎・陸山会事件説明まんが お天道様がみてる」を掲載します。2012.2.10

「1280」 本年度初の副島隆彦を囲む会・定例会、第26回自力主催講演会(講師:副島隆彦先生・古村治彦研究員、開催日:2012年3月24日)をご案内します。2012.1.30

「1278」書評『父・金正日と私』(五味洋治・著)と『後継者・金正恩』(李永鐘・著)を読む。北朝鮮は改革開放に乗り出せるのか。“属国論”の観点で北朝鮮の対中外交を整理する。2012年1月23日

「1276」 新刊『中国は世界恐慌を乗り越える』(ビジネス社)と『衰退する帝国・アメリカ権力者図鑑』(日本文芸社)が発売されました。中国の発展の姿は100年前のアメリカ帝国そのものである。2012年1月10日

「1273」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2012.1.1  下に加筆します。1月5日です。副島隆彦です。


「1610」 【橋本徹・ムッソリーニ論】橋下徹(はしもととおる)前大阪市長はなぜ危険なのか。 それは国家社会主義(こっかしゃかいしゅぎ)の思想を持っている恐ろしい男だからだ。 副島隆彦 2016年6月16日
 副島隆彦です。今日は2016年6月16日です。

 今日は橋下徹という男について話します。 大阪府知事をしていて、つい最近まで大阪市長をしていた橋下徹(はしもととおる)という人物が、一体どのような人間であるかを論じます。

 2016年の今だからこそ、私は彼の全体像を話すことができます。舛添要一都知事が辞任しました。元首相の森喜朗(もりよしろう)からのゾッとするような恐怖の暴力団そのものの引導(いんどう)の言い渡しがあっただろう。
「舛添くん。君も、少しは大人になって、私たちの言うことを聞く人間にならんといかんよ。そうしないとこのあとが大変だぞ」と、ドズの聞いた声で恫喝されただろう。現実の政治は暴力団の政治だ。

 その都知事の後任として、大阪市長をやめて、今は1民間人の橋下徹を後継者に立てるべきだ、という声があがっている。 橋下徹の才能を高く評価している 菅義偉(すがよしひで)官房長官が動いているのだろう。

私は 差し迫った「橋下徹(はしもととおる) 登場」の 今の時期だからこそ彼の人物像と思想をしっかりと文章にしておきたいと思った。

 私がこれから説明する橋下徹が どれぐらい恐ろしい政治家であるか、ということは、すでに東京の自民党本部だけではなく維新の一部にも共有されている。

 彼が登場したのは、2010年だと思いますが、大変な人気があって大騒ぎになった。
 大阪都(おおさかと)構想というのをぶち上げて、大阪を東京と同格の同じレベルの首都のように扱うという考え方をぶち上げた人です。橋下徹については、これまでいろんなことが、言われたきたし、彼自身がニュースの中心になってきましたから。だから誰でも知っているんだけど、じゃあ橋下徹とはどういう政治思想の流れ、属する人かということを誰も知らない。私がこのことを明確に説明します。今だからこそ、彼を全体像で捉えることができる。



 私は、橋下徹はもう全盛期は終わって、政治家、すなわち国家指導者としては退場しつあると見ていました。
 大阪でもかなり彼を批判する勢力が出てきてしまった。つまり、橋下徹は、私が最初から予測したとおり、東京まで攻め上がってくるはずだったのに攻め上がって来られなかった地方政治家として終わってゆく。
 この後、テレビ芸能人みたいになっていくだろう。つまり、テレビとかでコメンテーターとして言いたい放題を言うことで、日本国民に影響を与える人物になるでしょう。

 橋下徹を担ぎ出して、彼が大阪で大変人気があった時期には、今の安倍晋三首相だって何だって、一緒懸命、下手に出て彼を守り立てようというふりだけはしました。
 大事なことは、このことをみんながわかっていないんだけど、橋下徹というのは、イタリアのムッソリーニのような男です。このことを、みんながわかっていない。一番大事なことは、このことがほんとの中心だ、橋下徹は、金持ち層を敵視している、ということです。

 名望家(めいぼうか)と呼ばれる、10何代続いているような家柄の人が日本にはたくさんいる。大金持ちたちです。素封家(そほうか)といって、素封家というのは辞典を引けば載っているけど、10何代続く大きな地主の家柄です。本百姓の大百姓なんてもんじゃない、地主の家柄です。地方の大金持ちたちのことを素封家といいます。これは江戸時代から続いているような家柄です。

 橋下徹は、この日本の金持ち層、代々続いている富裕層に対する激しい憎しみを持って生きていた人なんです。このことがどこにも書かれていない。それは橋下徹が部落民であるという重要な事実から始まっています。

 橋下徹自身は大阪人なんだけど、東京の早稲田大学の大学院から司法試験に受かった人です。で、大阪に戻って、大阪で弁護士をしていた。それから、大阪の「そこまで言って委員会」という人気テレビ番組で、やしきたかじん という司会者、非常に柄が悪い人だけれど、泥臭い感じで、大阪で大変人気のあったテレビ司会者で、死んでしまいました(  年)が、この人が応援して支えて、橋下は大阪府知事に当選しました。

 私は橋下徹のすばらしさというものを、一番最初に着目しました。それが、6年が経(た)って終わっていった。なぜなのかということの説明をします。

 それは、経営者たち、資本家(キャピタスト)と言ってもいいけど、財閥系の資本家、日本の企業経営者の金持ち層に対して、橋下が決定的に重要な挑戦を挑んだんです。「人生1回で使い切り人生」とか、「クレジットカード人生」という言葉を使ったと思います。 ですから、橋下が「維新の会」という地域政党を、大阪でつくったときの最初の綱領(プログラム)である、「維新八策(いしんはっさく)」という文書に書いてあった。

 これは党の結党の綱領(こうりょう。プラットフォーム platform )で、国家にしてみれば憲法みたいなものです。この 結党時の行動の基本中の基本の原則のところに、これが書かれてあったんです。やがて半年ぐらいで、それは引きずりおろされて消えてしまいました。これには証拠が残っています。例えば、産経新聞は次のように書いていました。

(貼り付け開始)

 「船中八策(せんちゅうはっさく)」きょう 概要公表 維新、日本をどう洗濯?

2012年03月10日 産経新聞 大阪夕刊 社会面

 国政進出意欲に他党ヒヤヒヤ
  次期衆院選をにらみ、橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」が策定を進める「維新八策」。維新は10日午後に全体会議を開き、その後概要を公表する見通しだ。2月にたたき台を示してから約1カ月。この間、新たな項目とともに、内部で意見が分かれるテーマも浮かんだ。「日本再生のためのグレートリセット」を理念とした“現代版・船中八策”は、いかなる針路を取るのか-。

 9条は国民投票
  たたき台提示以降で最も注目を集めたのは、憲法9条改正をめぐるスタンスだった。橋下氏は2月24日、改正の是非について、2年間の国民的議論を経て国民投票にかける方策を提案し、維新八策に盛り込む考えを示した。「9条について決着をつけない限り、国家安全保障についての政策議論をしても何も決まらない」という思いがあった。
 「9条は、他人が本当に困っているときに自分は嫌なことはやりませんよという価値観だ」。橋下氏は9条に対して一定の考えを持ちつつ「国民が決める価値観に従いたい」と話す。

 「逃げていると言われるかもしれないが、こういう問題だからこそ国民の判断に従うのも、立派な政治家のふるまいだ」。思いを封印してでも決着を優先させるという姿勢を示した。

 資産課税で相違
  社会保障では「一生使い切り型の人生モデル」との新機軸のもと、たたき台では年金制度での積み立て方式と富裕層の掛け捨て方式の併用、最低限所得保障を伴うベーシックインカムや「負の所得税」の導入検討を織り込んだが、さらに保険料の徴収強化を目的とした歳入庁の創設も掲げた。

 最低限所得保障は年金や生活保護、失業保険制度の廃止をにらんだ方策だが、一方でばらまきにつながるとの指摘もあり、維新内部でも異論があるようだ。
 同様に、たたき台に盛り込まれた資産課税についても意見が分かれる。相続税100%化につながる案が示され、所属議員から懸念の声が上がった。

 「資産課税をやると、富裕層が国外へ出ていく可能性がある」。維新幹事長の松井一郎府知事も5日、「(維新八策に入れるのは)厳しいんじゃないか」と述べた。

 一方、橋下氏や政策責任者の浅田均府議会議長は推進派だといわれる。維新は24日に開講する政治塾を通じて議論し、八策の詳細を詰める方針だ。


 道州制やりたい
  「維新八策は公約とか政策集ではなく、一致団結してやっていくための価値観集」。橋下氏はそう語るが、維新が国政進出する場合、八策が政権公約のベースとなることは間違いない。「ここまで来れば道州制まではやりたい。国会議員の集団は大阪の出先として、国でしかできないことをやってもらう」。松井氏は8日、維新の国政進出に強い意欲をにじませた。

 国政政党の反応は過敏だ。9日、大阪都構想の実現につながる地方自治法の改正案を提出したみんなの党の渡辺喜美代表は「法案はみんなの党と維新の合作。アジェンダ(政策課題)が一緒だからずっと一緒にやってきている」と強調し、今月中に道州制の基本法案も提出する考えを示した。

 衆院選での維新との選挙協力をにらむ公明党の山口那津男代表は、維新八策のたたき台には「いささか性急な印象を受ける」と否定的見解を示したが、維新との関係については「協力すべきところがあれば協力を検討する」と述べた。衆院選に踏み出せば間違いなく「台風の目」となる維新。政策の肝となる八策をいかに練り上げるのか。成り行きが注目される。

                   ◇
「維新八策」専門用語の意味

 【ベーシックインカム】 国が全ての国民に対し、最低限の生活を送るのに必要な一定額の現金を無条件で支給する政策。これにより年金や生活保護、失業保険は必要なくなり、行政コストも低減できる一方、財源確保の問題や、労働意欲の低下につながるといった批判もある。「負の所得税」は低所得層が税を納めず、逆に一定額を受け取る制度で、これも最低限所得保障につながる。

 【年金の積み立て方式・掛け捨て方式】 現在の年金制度は、現役世代から集めた金を給付に回す賦課方式が基本だが、維新は、自ら納めた保険料を将来受け取る積み立て方式に移行し、さらに資産のある人には年金を支給しない掛け捨て方式も提唱する。破綻が懸念される年金財源の問題や世代間格差の是正が期待できるほか、掛け捨て分を資産のない高齢者への援助に充てることも考えられる。維新は同時に、徴収強化などを目的に国税庁と日本年金機構を統合した歳入庁の設置、社会保障と税の共通番号制の導入も目指している。

 【地方共有税制度】  地方自治体が国に依存せず、自治体間で必要な金を融通し合う財政調整制度。中央集権の打破と地方の自立を掲げる維新は、同時に地方交付税の廃止も提唱する。

(貼り付け終わり)

 副島隆彦です。上の記事にはっきりと書いてあります。「一生使い切り型の人生モデル」と。 この資産課税について、当時の維新幹事長の松井一郎府知事ですら、このあと5日に、「(維新八策に入れるのは)厳(きび)しいんじゃないか」と述べた、と書いてあります。 

 「相続税100%課税」 すなわち、金持ちが死んだときに、その金持ちの財産は全て国家が取り上げる、と。100%ということは無理だとしても、70%、80%ぐらいかけるという考え方だ。この考えはきわめて明確です。つまり、ある一人の人間が、一生懸命働いて蓄えた大きな資金と財産や土地や建物もほとんど国が召し上げる、税金の形で取り上げるという考え方です。

 それは平等社会を目指す、という重要な概念にかかわります。すなわち、金持ちたちと貧乏人(貧困層)との差が大きく」開かないように、という理念から出てきて、平等主義(egalitarianism エガリタリアニズム )という考え方から出てきた。これは、資本家とか、資本主義(Kapitalismus カピタリスムズ )と呼ばれるものを支えている金持ち層にとって非常に大切な制度が、致命的な打撃を受けることになる。橋下徹は保守の言論人です。保守なのだけれども、その内部が大きく割れている。

 橋下徹という、私よりも7~8歳下かな、今50歳ちょっとだと思いますが、彼を支えたのは、学生時代からずっと読んでいた『産経新聞』と、そのが出している『正論』という保守言論雑誌です。右翼雑誌といってもいい。この影響が非常に強くて、彼はそれでずっと勉強しながら、頭がよかったから司法試験も受かって弁護士になっていったという人です。奥さんに6人ぐらい子供を産ませて元気いっぱいの男で人並み優れた体力もあって、さわやかで、ハンサムで、言葉の使い方が非常に明晰で関西の大衆に大変受けた。今でも橋下ファンは大阪にかなりいるはずです。

 橋下が一気に人気が出たのは、大阪府知事になるときの選挙のときに、労働組合をたたき潰すみたいな言葉を使った。これは非常に重要なことで、何で大阪府(おおさかふ)が運営しているバス会社の、府バスの運転手が年収1000万円も給料をもらっているんだ、という議論をしたんです。これは東京のテレビ、新聞はほとんど取り上げませんでした。なぜなら非常に危ない問題がここにはあるのです。

 あるいは、中学校や、小学校もかな、学校給食(がこうきゅうしょく)をしているおばさんたちが、年収800万円とか、公務員なんですが、公務員労働組合の利権が非常に強い。これを徹底的に奪い取るという考え方を橋下は示した。ここで大阪府民と関西地区全体の人々も考え込んだ。そしてこのあと、物凄い人気が沸き起こった。

 東京では、ほとんどこの議論を、メディア(テレビ、新聞)が意図的にさせませんでした。報道自体を、関西に限った。なぜなら、この公務員労働組合と、公務員なんだけど下のほうで現業職(げんぎょうしょく)と呼ばれる労働者たち なんですが、ごみ収集処理から、福祉の関係の障害者福祉施設 から、公共バスの運転手から、もっともっといろいろあります。この現業職の公務員たちの利権がものすごい。それが税金から払われることで、国民生活を圧迫しているという重要な指摘が橋下徹からあった。

 私はこれは非常に大事なことだと思いました。だから、橋下は、大阪市を廃止して大阪府と統合する、そして大阪都というのをつくる大阪都構想を公約に掲げて訴えたわけです。で、受かりました。ところが動かない。大阪府の府議会の中で反橋下派との大騒動というか、わいわい大騒ぎがありました。反対派の勢力が強いに決まっているわけです。

 これは、労働組合から出ている民主党や社民党のようなリベラル系の政治家たちだけでなく、自民党の中にも、例えば学校給食の利権を握っている府議(ふぎ)という連中がいるわけです。あとは、いろんな土建屋事業で公共事業をたくさん握り締めて、各県の県議(けんぎ)と同じ連中がいます。大阪は大きな都市です。彼らの利権が奪い取られるということになるんです。だから必死で橋下に反対を始めました。

 真っ二つに割れて、この後、橋下は何と奇策に出て、自分が大阪市長になって大阪市を直接、廃止してやるという行動に出た。そして、前の自民党の大阪府議会議長をしていた大物実力者の政治家の息子さんですが、「やんちゃ」と言われている不良上がりの松井一郎が、今でも橋下徹の盟友、生涯の同志です。この松井がかわりに大阪府知事になって、橋下徹はさっさと大阪市長になって、大阪市を整理するという行動に出ます。

 ところが、それから3年たちますが、大阪市を廃止するどころの騒ぎじゃなくて、目の前にある大阪市が抱えている大きな財政赤字と、大阪府が抱えている財政赤字であっぷあっぷ状態になりまして、実際に現実の政治をやるわけですから、それを「行政」といいますが、行政府の長ですから、府議会からの追及、批判、攻撃に対しては、この巨額の財政赤字責任をとらされるわけです。それに対して「俺は知らん。前の奴らの責任だ」と言ってもいいんだけど、言っても意味がないということで、橋下徹は追い詰められまして、力がだんだんなくなった。

 国政レベルでは、維新の会は、今は国会議員団というのを組織して東京にまで影響を持って、2014年12月の選挙でしたかね、維新の会で受かったのが、20~30人います。それで大阪の地盤の8割9割を、大阪維新の会が占領した。その中の過半数は、恐らく府議あるいは市会議員上がりの連中が、維新の会の公認をもらってどんどん国会議員になっていったわけです。

 民主党議員たちは2014年12月の総選挙で、最終的にたたき潰されて、ほとんど落ちてしまいました。

 ここでおもしろいことは、大阪府の自民党から脱党しまして、維新の会に入って、そして国会議員をそのまま続けたという連中がいるわけです。恐らく15人ぐらいいます。それと、民主党だけでなく大阪の自民党をたたき落として国会議員になっていった、若い、元市会議員みたいな連中がいる。これが橋下徹親衛隊(しんえいたい)というか、一番支えなきゃいけない人たちだった。

 ところが、この2年間ぐらいを私が政治評論家としてじっと見ていたら、彼らは何だかんだ言っても市会議員上がりで地元利権というのがあります。地元利権を支えている経営者とか地主やら、公共事業利権とか、もうちょっと言うと労働組合とも関わる利権がありまして、それを抱えている連中は、橋下徹を攻撃を始めました。

彼らが集まって内部で相当議論をやって、橋下は孤立したと思います。「そんなに言うなら俺はやめるよ」ということが、これまでに4回ぐらいありました。実際やめました。橋下というのは、本当に爽やかなやつなのです。地位の拘泥しない。しがみつかない。党首は代表とも言いますが、党首もやめると言って、やめたりしました。

 今は、2016年5月時点で、「俺は大阪維新の会はもうやめる」と言って、やめたんじゃないかと思う。いつの間にか大阪市長も辞めてしまった。橋下は地位にしがみ付いて拘泥する人間ではない。 政党の代表(党首)をやめるということは政治家としては力を失うということになります。組織の決定に従わなくてもいい、ということで一匹オオカミになっています。松井一郎が何とかそこをなだめながら、今もやっています。

 ところが、2年前の段階で、大阪府知事である松井が、ぼそっと、「自分は自民党に戻りたいんだ」と、「まとめて集団で戻りたい」という意向を菅官房長官と裏でつながって話し合いをしたんです。ところが、先ほど言ったように、自分たちが自民党を脱党して維新の会をつくって出てきています。ということは、その後、自民党公認で新たに受かって国会議員になっている連中がいるわけです。

 この人たちと、維新の会の市会議員や府議や国会議員たちがいるわけです。自民党に戻してくれと言ったって、もう地盤がなくなっているわけで、ほかの人が座っています。彼らもどきません。もとは自分の秘書だったような人たちが自民党としての地盤をつくってしまった。これで凍りつくような状況が現実にある。

 橋下徹にしてみれば、そんなくだらないことは俺は知らんという態度をとるに決まっているんです。彼の自分の頭脳だけは国家レベルで動いていますから、足元の地元のこととか、そんなことは気にもしたくないわけです。 ただ、公務員労働組合の横暴をやっつけるということで、恐らく、給料を年収で100万円ぐらいずつ削るようなことだけはしたんだと思います。 

 なぜなら財政赤字がひどいですから、目の前の赤字で、各市も、大阪は区がどうなっているか知りませんが区も、府の行政も停滞しているはずです。目の前にある税収お金を現実に動かして、それで予算を執行しなきゃいかんし、現実の政治という問題で足をからめ捕られまして、橋下は力をなくしているわけです。こういう背景がある。

 一番最初に私が打ち立てた、橋下徹 のムッソリーニ的な主張 というのは非常に大事で、金持ちたちの財産を奪い取る、これは国家体制そのものの変更になるわけです。

 私は、この時期に、東京の、そして全国の 不動産業者 やアパート経営と商業ビルの経営者たちの集まりとかに講演で呼ばれたときに。この人たちは、鉄筋アパート10軒、駅前ビル5軒みたいなものを持っている資産家、経営者たちの集まりです。そこで、私が、「大阪の橋下さんは、皆さんの財産権を否定しようとしているんだよ、わかりますか」、「一生使い切り型の人生モデル」「100%相続税課税ですよ」 と言ったら、「おお」と、どよめきが上がって、そこにエイチ・アイ・エスの澤田秀雄(さわだひでお)氏もいましたが、驚いているわけで。

 つまり、1代でだろうが3代でだろうが、大金持ちに成り上がった経営者上がりの金持ちたちというのは、自分の経営権を奪い取られたり、あるいは財産に高い税金がかけられるということに対して、これをものすごく嫌がるわけです。

 ですから、橋下は東京まで攻め上がれなかったのは、全国レベルというか東京次元での自民党政治との正面からの激突ということが暗にあって、それでできなかったということです。

 西暦1922年に、イタリアのムッソリーニは、「ローマ進軍」という運動を起こしたのです。ローマ進軍といったって、自分の考えに賛同した人たちがイタリア全土から、大声でわめいて騒ぎながら、ローマに向かって歩いてこいという運動でした。実際は大したことはなかったんだけども、わあっ、と恐らく20~30万人の人がデモをしながらローマに向かって歩き出したわけです。

 これにヴィットーリオ・エマヌエーレ2世というイタリア国王が震え上がりました。と同時に、ローマのバチカンにいるローマ法王まで震え上がっちゃって、その中身は大したことはなかったくせに、わかった、わかったということで、ムッソリーニを首相に任命しました。このとき既に、ムッソリーニは社会主義者(しゃかいしゅぎ。ソシアリズム)ではない、それを突き抜けた、国家社会主義(こっかしゃかいしゅぎ。ステイト・ソシアリズム)になっていたんです。




 この後、ムッソリーニは、戦闘団ファッシという政党をつくります。「束になる」という意味がファッシです。もっと正しくは、「戦闘員たちのファッシ(戦闘者ファッシ)」が正しいんですけどね。ファッシという名前の戦闘員たちの集まりという意味です。が、ここからファシズム(fascism)という考えが生まれます。ファシズムという思想をつくったのはムッソリーニその人なんです。彼が自力で独力で作った。

 この男は小学校教師上がりで、北部の貧しい労働者階級の出で、やがてイタリア社会党の機関誌の編集長になった。ずば抜けて文章力もあるし、演説する力がすごかった。IQは200あったと言われています。いつも岩のようになって動かない男です。たった1人で、10年間ぐらいの間に一気に国家指導者になっていった男です。

 ムッソリーニが機関誌の編集長をしていたイタリア社会党というのは、実はイタリア共産党のことなんです。ソビエトにでき上がっていて(1917年、ボリシェビキ革命)、共産主義思想の大実験場であるソビエト・ロシアの運動に共感する人たちの集まりだった。ヨーロッパ中の知識人と労働運動の活動家たちが沸き立っていた。

 機関誌の編集長だったんだけど、ムッソリーニは党の決定に従わないと言い出して、自分は、戦争反対じゃない、戦争賛成だと言い出しまして。 1914年から第1次世界大戦が起きて、ムッソリーニは、1916年に自分も兵隊で前線に行って、負傷して、大した傷じゃなかったんだろうけど、担架で病院に担ぎ込まれて、そのままローマまで帰ってき。負傷しているムッソリーニをヴィットーリオ・エマヌエーレ国王が病床に見舞い、謁見しに来ているわけですね。国王自ら病院回りをしにきている。そのとき、ムッソリーニは国民の英雄になった。

 そして、ソビエト型の共産主義はだめなんだと、あんなものでは社会は豊かにならないし、国民はいいことはないんだと言って、いわゆるソビエト型社会主義から離れて、戦闘員ファッシをつくって、ローマ進軍の後、政権を担うことになった。そうすると、民族主義、国民主義というか、国家主義者(ナショナリスト)になって、戦争をするわけで、戦争をして領土を拡大して、北アフリカまで遠征軍を出して、そして豊かなイタリア人の生活を守るという思想をつくった。これが熱狂的に国民から賛同され、圧倒的に支持を受けました。イタリア共産党は弾圧されます。

 これをすっかり真似したのが、ドイツのヒトラーなんですね。演説の仕方から、姿形から、態度のとり方まで全部、ヒトラーはムッソリーニの真似をしました。 ムッソリーニのローマ進軍の翌年、1923年に、ヒットラーたちならず者の暴れ者たちは、一万人が入るという、南部ミュンヘンのドイツ名物のビヤレストランで、酔った勢いもあって、「ミュンヘン一揆(いっき。プッチ)」という大きな、抗議集会を開いた。ヒットラーも、軍隊の鎮圧部隊から撃ち殺されそうになった。このあとヒットラーは英雄になって、ドイツの独裁者になていった。

 ムッソリーニが偉いのは、何の勢力的な背景もなく、たった1人の男が、演説と文章の力だけではい上がって、あれよあれよ、という間に、民衆の大きな熱気に支えられて、「それでいいよ、おまえでいいよ」といって、大変なたくさんの支持者を周りに抱えたということだ。この感じが今の橋下徹にもよく似ています。

 ムッソリーニが掲げたファシズムという思想は、日本の知識人階級は誰もわからないんだけども、コーポラティズムという考え方なが土台にある。コーポラティズム というのは、コルポラチオーン(コルポルシオン)という制度からから出てくるのだけど、世の中には、組織・団体というのがあって、それがいろいろ横に並んでつながり合うという思想だ。 

 わかりやすく言うと、企業経営者たちの団体、財界ですけどね、これと、労働者たちの団体である労働組合と、国家の行政をやっている役人たちの組織がある。それから農民たちの組織もある。宗教団体(キリスト教だけど)の勢力も宗派ごとにある。 これらが代表者を出して、会議を開いて、それぞれの自分たちの利益を主張をしながら、それでまとまって全体を動かしていくという考え方です。コーポラティズムがファシズムの土台なのです。

 1918年(第一次大戦後)には、ヨーロッパ全体が疲弊していまして、経営者たちが会社経営をやる気がなくなっている。利益が上がらないから従業員たちに金が払えないという厳しい状況が出ていた。労働者たちもストライキをやってすぐ暴れようとして、賃金を払え、と。さらには金持ちたちの金を奪い取ってやるという気持ちになっているた。 国家は国家で弱体化しているんだけども、それでも外国との戦争もしなきゃいかんとか。そのころは福祉(そふくし、ソシアル・ウエルフェア)という考え方はほとんどない。だから、国家が貧しい国民を食べさせるという考え方はないんですけど、それでも、外交と国防はやらなきゃいかん。自分たち役人たちとか貴族さま、宗教家(神父たち)は威張りたい、という考え方だけはある。

 それらをまとめて、それぞれの代表を出させて、国家次元で全体の会議を開く、そして物事を決めていくという考え方。これがファシズムなんです。これをムッソリーニが作った。 これは、ヨーロッパ独特というよりも、都市社会であるヨーロッパは、もう限界まで行き着いていた。アジアやアフリカや南米諸国を植民地にしていましたが、そこからいくら収奪(しゅうだつ)して搾取(さくしゅ)しても限界があった。17、18、19世紀に、世界中の植民地から、鉱物資源や農産物をたくさんいろんな形で奪い取る形で生き延びていたのがヨーロッパです。

 それでももう厳しい限界状況になっていた。それを打ち破るためにファシズムという思想をムッソリーニがつくった。だからムッソリーニは大変な人物で、「イル・ドゥーチエ(我らが総統)」と呼ばれて、ヨーロッパや南米の白人たちからも大いに尊敬された大人物です。そして ムッソリーニの中に、大金持ちや財閥をたたき潰すという考え方が確実にあったんです。それが国家社会主義=ファッシズム の思想です。

 それを、日本の橋下徹は遺伝子として受け継いでいる。しかし橋下はこのことに自覚は、今も自覚していないと思います。私、副島隆彦がこの世界基準(ワールド・ヴァリューズ world values )での政治思想のことを、急いで彼に教えてあげないといけない。そのように思って、私は、今、話して(書いて)公表しているのです。私、副島隆彦には最初からこのように見えていた。

 大阪市や大阪府のバスの運転手が年収1000万円は許せない、600万円まで落とす、と。なぜなら、普通の労働者たちが年収400万円でようやく生きているのに、何でバスの運転手が1000万円ももらえるんだと。このものすごくすばらしい主張があった。これを言われると、日本の民主党や共産党は非常に困るんです。自分たちの足元の土台を切り崩されることになりますから。

 例えば小学校、中学校の学校給食の経営をしているのは前述したとおり、県議会レベルの悪(ワル)たちで、福祉利権なんですね。例えば牛乳を小学生に飲ませるというときの、牛乳一本にしても、県議会レベルのやつらが各県で全部握っているのです。酪農家たち農家との利権もつながっている。そこで働いている給食のおばさんたちは共産党系の労働組合なんです。生協(せいきょう)という形で名乗ったりします。

 そうすると、そこをつっつくことになるから、それは絶対にさせないという動きに出て、だから橋下は孤立していった。かわいそうといえばかわいそう。ただ、現実の壁をグリグリと打ち破っていくという生き方は、副島隆彦は正しいと思ったから、だから橋下はすばらしいと思ったんです。

 ところが、先ほど言ったように、金持ちたちの財産を相続税で国家が奪い取る、これを正面から本気でやったら、ほんとに橋下はたたき潰されるでしょう。 その時期にもう入ったと思います。人生1回で、クレジットカード使い切り人生と言ってしまったことで、彼は重要な決定的な問題を引き起こしてしまった。労働組合を押さえつけるまでは安倍晋三たち右翼保守派も大好きだから、よかったんだけども、自分たち自民党体制の、金持ちと地主階級、経営者を大事にするという自民党の基本骨格があるのだがが、この琴線(きんせん)に触れてしまう。鋭く抵触(ていしょく)する。

 あるいは、田舎の大農家というか、地主ですけどね。農家と言いながら、農業なんか何もしないで、背広を着て会議ばっかり開いている農協の幹部みたいな連中です。彼らが自民党の中にいて、農協の下のほうで、本気で農業をやっている人たちはTPP反対、 で怒っているわけですが、背広を着て会議を開いている農協幹部たちなんて、「全国地主(じぬし)組合」と名前を変えたらどうですか、と私はこれまでに度々(たびたび)書いてきました。

 平等主義というのを実現しようとして全国水平社(ぜんこくすいへいしゃ)運動を始めた松本治一郎(まつもとちいちろう)という人がいて、大阪の東部の藤井寺球場のそばの、あの辺の選挙区があって、そこの選挙区に私は、選挙運動に行きましたけど、そこから部落解放運動というのが始まった。

 今はもうそこは、穢(きたな)いとは言わないけど、10階建てぐらいの団地群になっていまして、市営住宅ですけども、そこの真ん中に小屋みたいなのがあって、ここから始まったと書いてありました。それが部落解放運動で、部落民たちの全国組織の始まり。今はもうみすぼらしく落ちぶれていますが。つくった人のお孫さんは、福岡1区で福岡市のど真ん中から出ている政治家でした。この松本龍(まつもとりゅう)がお孫さん。この人は民主党政権の時に、大臣になった途端にすぐ引きずりおろされました。

 橋下徹の「下」というのは、ほんとは橋下は「本」ではなくて「下」だ。橋の下(した)だから、部落民だと言って、「ははは」と大阪の人たちがみんなで笑ったわけです。それが大阪の本当の姿で、奈良県もそうだけど、和歌山県もそうなんですが、江戸時代から、とにかく階級差別が激しいところで、百姓よりもっとその下に、下人、非人と部落民がいるという構造で、何百年もやってきていますから、簡単なことではなくならないようにできている。

 だけど、私は、旗本という言葉を見たとき、旗本というのは、戦国大名がいる周りでのぼり旗というんだけど、旗でぐるっと周りを取り囲むんですが、後ろの方にもばたばたとはためかせるんですが、縦に長い旗ですが、その下の周りにいる連中のことを旗本です。しかし、もともとは「下」なの。それがいつの間にか旗本になった。元は、「下」なんです、旗の下。それがいつの間にか「本」という言葉にすり変ったのだ。

 馬廻衆(うままわりしゅう)といって、馬に乗って300頭ぐらいで大名を守りながら、周りから鉄砲が撃ちかけられたら、大名のかわりに自分が死ぬという係で、若い侍たちが大名と一緒に逃げ回ったり移動していくわけです。これが直参(じきさん)、旗本です。 鎌倉、室町時代は、御家人(ごけにん)と言った。
 
「本」はもともとは「下」なんだというのは大事なことなんです。橋下徹を部落民だといって叩いた『朝日新聞』などのメディアを使った評論家たちを、橋下徹は自ら裁判に訴えたりして勝つ、とかそういうこともしています。確かに、そういう身分差別みたいな古臭いことを言っているのは愚か者たちです。橋下はこういうところが強い。それでも言論は自由だから、事実であることはすべて、隠さないで公開しないといけない。

 橋下が平等主義という思想を徹底的に追求した。金持ちたちの不労所得(ふろうしょとく)、何の努力もしていないのに、金持ちの家に生まれたというだけの ばか息子、ばか娘に財産が何十億円も移転するというのはおかしいと主張したことは、非常にすぐれた見識なんです。 しかし、それでは社会が保(も)たない、という重要問題がある。

 歴史学的に、世の中はいつの時代も金持ちと貧乏人がいました。これは無くならないという問題が厳然として、一方にある。ここを軽く考えると大変なことになる。副島隆彦は、思想家として、ここのところを真剣に、深刻に考えます。

 私はこれまでに佐藤優(さとうまさる)氏と対談本を何冊かつくりましたが、3~4年前に、その後、佐藤優から1冊の本が送られてきて、高畠素之(たかばたけ・もととゆき)という人の本です。高畠素之が書いたムッソリーニの生涯を描いた『ムッソリーニとその思想』という本があって、この本が佐藤勝から私に送られてきました。

 高畠素之というのはおもしろい男で、1886年に生まれて1928年に死んでいます。42歳で死んでいる。若いんです。同志社大学を出ていて、英語、ドイツ語が相当にできた天才的な男です。堺利彦(さかいとしひこ)という日本の社会主義運動の草分けの人、の門下生になって、社会主義理論というのを一緒懸命勉強して、わずか20歳ぐらいで、1900年ちょうどぐらいに、言論雑誌に書くわけですね。昔の秀才たちは早熟です。

 ところが、高畠は、やがて北一輝(きたいっき)や大川周明(おおかわしゅうめい)という思想家たちと老壮会(ろうそうかい)という会をつくって、1918年からは、国家社会主義者(こっかしゃかいしゅぎしゃ)になっていくんです。つまり社会主義から国家社会主義が生まれたことに、遠い東アジアの日本で、付いていった。ムッソリーニと全く同じ時代です。

 そして1923年には、これは右翼のどうしようもない、神懸(かみが)かった男ですが、上杉慎吉(うえすぎしんきち)と、この男は戦争翼賛体制の親分みたいな男で、社会主義者、共産主義者はみんな殺してしまえみたいなことを言った東大教授です。戦後は名前も消えてしまいましたが、この上杉慎吉の経綸学盟(けいりんがくめい)の会員になって国家社会主義の研究をやります。

 高畠素之は、おそらく当時の日本で一番、頭がよかった政治知識人です。なぜなら、カール・マルクスの『資本論』 ”Das Kapital、1864” 「ダス・カピタール」 というドイツ語の本をたった1人で、一番最初に翻訳したのはこの男なんです。間違いが多かろうが何だろうが、とにかく必死で読んで訳した。本当は高畠素之が日本で最初にカール・マルクスを理解した男なんです。

 その後、大月書店から、すなわち日本共産党の出版社ですが、岡崎次郎とか、もっと悪質なのは、九州大学の教授をしていた男で向坂逸郎(さきさかいつろう)が訳した、岩波書店から出た『資本論』がある。しかし、この向坂は全く訳していなくて、実は岡崎次郎が訳していた。これは後年、日本の知識人業界のスキャンダルになった。
『資本論』の訳はもう一つありますが、やっぱり最初に訳した高畠素之が重要です。

 そして、もうひとり、大正から昭和の初め(1920年代)にものすごく評判のよかった、京都帝大教授になった河上肇(かわかみはじめ)というすばらしい人物がいた。この人もマルクスの『資本論』の訳を始めましたが、この人よりもやっぱり高畠のほうが早いんだと私は思います。

 河上肇は、『貧乏物語』という本で大変評判が立った人で、できたばっかりの、まだ何百人しかいないただの知識人の集団ですが、労働者たちにも少しは影響を与えたんですが、日本共産党に感銘して自分の個人財産までなげうって、貧しい労働者たちを救いたい、という一心の純粋な人物です。河上も一斉取り締まり(思想弾圧)で、特高警察に捕まって、帝大教授ですから 殴られたりすることはなかったんだけど、拷問には遭っていませんが、この当時ものすごく民衆に好かれた、河上肇というすばらしい教授がいた。彼は牢屋で死んでしまいました。

 そういうわけで、国家社会主義運動をつくったムッソリーニという人と、橋下徹は非常によく似ているんだということです。そして、高畠素之(たかばたけもとゆき)という人が、1920年ぐらいに日本で初めて『資本論』を訳したということの重要性がある。 私にとっては橋下という人は、この後、テレビコメンテーターみたいにして言論人で生き残っていくだろうけども、組織・団体を率いる器ではないということで、個人として生きていくべきだと思います。 彼は、「政治家はもうやめた」と平気で言って、急に前言を翻して、半年後にはまた代表に戻ったりとか、そういう、どたばた劇を何回もやりましたから、みんながあきれかえっちゃった。だからこれからも、何をするか分からない。

 石原慎太郎とも一緒に党をつくったのですが、党をつくりながら、2~3カ月後には、もう仲の悪い夫婦と同じようにお互い顔を背(そむ)け合うという感じになりました。相当激しく何時間も激論したんでしょう。石原のほうが悪いわけで、あいつは悪い男で、何の理念も理想もない、ただの反共産主義者です。文学者としても3流です。ただの生き方上手です。アメリカに弱味を握られて、ヘイコラして生き延びた。

 それに比べれば、橋下のほうがまだ、『正論』程度の右翼雑誌を一生懸命勉強しながら、独力ではい上がってきたんだけども、ムッソリーニ主義という人類史上で初めて生まれたファシズムの思想を、無自覚、無意識に受け継いで、体現している、非常に重要な日本の政治家ですね。で、それはほぼ終わっていっただろうと思います。私の今日の話は、これぐらいにしておきましょう。

 (ここで、副島隆彦が割り込み注記します。 今は、2016年6月17日です。 私は、上記の文をここまで、自分で、急いで手直し、加筆をしながら、ここまで来ました。 この私の「今だからこそ大事な橋下徹論」を、アルル君が、昨日、この今日のぼやきに載せてくれました。私が話した通りを2週間ぐらいかけて業者が文章にしてくれたものに、アルル君が、自分なりの訂正と加筆をして、この文はできています。私はそれまで、語り下ろしただけです。自分でも、こんなに明晰(めいせき)で完成度の高い文を 語り下(おろ)せるものだと驚いています。

そして、アルル君と電話で、話していて、橋下徹のことで、一瞬、アルル君と大喧嘩になって、「先生は、橋下徹を危険だ、と言いながら評価しているのですか。矛盾している」と言われたので、「そうだ、そのとおりだ。矛盾していて当たり前だ」と私は、言いました。このあと、この文が載っている見て、手入れをしながら、私、副島隆彦は思います。

橋下徹が、やっぱり東京都知事として出てくるのではないか。そうなると、これは、ムッソリーニの「ローマ進軍(1922年)」の再来の、「東京進軍(2016年)」だ、私は今、驚きながら思っています。

アルル君は、このあと、私のこの文の真の意味を分かったのでしょう。彼はずば抜けて頭がいいですから、私、副島隆彦の政治知識人としての天才も、すぐに分かってくれた。生まの人間関係などというものはこういうものです。副島隆彦注記終わり)



 橋下徹論の続きです。副島隆彦の結論を言います。なぜ日本の金持ち、資産家を守らなければいけないかという問題です。

 私は、自分が本を書いてご飯を食べていて、私の本を読んでくれる人たちは、お金持ち、自営業者、経営者たち、投資家です。一冊1700円(消費税込み)の本から、私は160円を貰います。それで生活しています。

 私は大企業エリートサラリーマンなんて、ただの労働者だと思っていて、あまり使っちゃいけないけども、奴隷みたいなもので、自由な人ではない、と思っている。彼らは本なんか読まない。今はもう新聞を読む時間もない。だって、会社に毎日、夜の10時まで縛られているような人たちだ。それの収入で家族は食べている。

 私も九州の田舎から出てきて、東京でサラリーマンをやっていた。日本人は、みんな平等みたいなふりをしているけど、東京のサラリーマンにも2種類あるんだ、と、そのころ私が、20代の終わりのころ、アメリカ人たちに言っていました。そのころは、個人の家でもですけど、東京では景気が良かったから、パーティーみたいなものをよくやっていた。そういう場所で、私みたいに九州の田舎から出てきて、ボーナスをもらっても田舎に帰ったらお金が消えてしまうみたいな人間と、東京の子で、金持ちではなくてもきちんと家があって自動車を持っている人たちがいて、高校生の時に夏は伊豆七島に遊びに行くというような人たちだった。だから、私はアメリカ人たちに、私たち田舎者(地方出身者)は、同じ日本人だけど移民なんだ、と。私はイミグラントなんだとはっきり言っていました。半分しか理解してくれなかった。どこの国でもそういうことはあると彼らは言っていました。

 そういうことを含めて、なぜ日本の金持ち層を守らなきゃいけないか。その結論は、金持ちは、特に上のほうは、10億円、100億円どころか、1000億円の資産を持っている人たちがいて、彼らは、実はもうほとんど外国に資金を逃がしています。現実に逃がしています。会社経営をやっていたり、外国とつき合いがあれば当然そうなる。外国に決済口座を持っていますから、いろいろお金の動かし方を知っている。

 日本の大企業の創業者一族みたいな人たちは、ファミリー・オフィスといいますが、この一族のファミリー・オフィスがヨーロッパのスイスやオランダにあって、アメリカにもつくっています。香港やシンガポールにもカリブ諸国にもあります。

 そこから外国人投資家のふりをして日本の大企業の株を買っているわけ。外国人だと、トヨタやソニーや松下ぐらいは知っているけど、その他の日本の大企業のことはどういう企業か、わからないんだそうです。いくら英語で説明文が書かれていても実感でわからない。だから外国に逃がした日本人の富裕層の資金が東京の株を買っている。まあ、こういうことは私、副島隆彦は自分の金融本とかで書いていますから、いいんだけど。

 何で金持ちを守らなきゃいけないか。金持ちを守るのは不平等で、ずるいと、言われるだろう。この富裕層にたくさん税金をかけて、貧しい人たちにそのお金を回すべきであるという思想が平等主義である。 しかし、この考えは、現実には実行できない。

 どうせ金持ちたちはお金を逃がします。 平等を実現するために国家社会主義的手法で、税金を金持ちからたくさん取り上げるという考え方は間違っている。そのように私、副島隆彦は断言します。

 なぜなら、課税の公平(こうへい)のための「所得の再分配機能」というのが言われる。この国民のお金の「再分配する機能」というのは、金持ちから税金で取り上げて、貧しい人たちに福祉の形で回す、それで社会が豊かさを増す、という。この考えを、国家官僚がやる。 財務省とその子分である国税庁がやるわけですよ。このことを主張すること自体が、大変な大間違いなんです。ここには、ものすごい欺瞞(ぎまん)と策略(さくりゃく)がある。

 なぜなら、国家官僚という顔なし君たちの、役人たちの組織が金持ちたちからの資金を全てを奪い取って、自分たちのいいように使う、というところに実際上の真実がある。だから、私、副島隆彦は、「全ての税金に反対する。税金は最小限度でなければいけない」という考え方持つわけです。 これは、アメリカのリバータリアン Libertarian たちの思想です。

 「格差、格差。格差社会はいけない」と声高に言う人たちがいる。この人たちは間違っている。本当は「格差(かくさ)」という言葉を間違った訳語で、本当は、インイクオリティ inequalityという英語だから、「不平等」と訳さないといけない。この不平等が、正しい使い方だ。それを格差、格差と言えばいいかと思って使っている。

 不平等 (格差)の是正、という問題を国家政策と税制で解決しようというのは大間違いなのだ。不平等は、その国に、経済成長があって社会全体が豊かになるときに、そのときに、下の貧しい人たちも一緒に上に生活水準が押し上げられていくという形で、そうやって不平等(格差)は穏やか改善されていくことができる。現実は、そして真実は、そうなのであって、それを、国家政策で無理やり、不平等を無理やりなくして平等社会を実現する、というのは、そのあと大変な悲劇を引き起こす。それが、ロシア革命、中国革命の悲惨な結果を経てきた人類全体のの、大きな学習だった。

 平等社会を実行するのが役人・官僚たちだ、と。官僚というのは貧乏サラリーマンなんでね。公務員の給料は安いですから。管理職でも 50台で年収1000万円ぐらいのものだ。 公務員がもし100万円でも業者から賄賂(わいろ)を受け取ったら証拠が上がったらすぐに逮捕されますから、官僚たちというのはいつもブルブルしているわけで。だから、もっと大きな巧妙で狡猾(こうかつ)な仕組みをつくって、自分たちで悪いことばっかりしています。
 
 特殊法人をつくったり、ばれないようにいろんな資金のプールをやります。国家官僚は家1軒しかないような、本当は貧乏人層なんだ。ただのサラリーマンですから。

 組織内の命令と統制(とうせい)は厳しいですから、有能な人間でも公務員という縛りに縛られている。個人の意見の表現なんか、できやしない。ですから、野心のある若者は、40歳ぐらいでさっさと国会議員になっていこうとなっていくわけですけども。あとはインベストメント・バンカー(個人投資銀行家)になるとかいって、アメリカなんかでは、そういう行動をとる。そうなれば民間人ですから自由に動ける。

 だから、金持ちたちから税金で取り上げてやると考えた橋下徹は間違いです。やってはいけないことをやっている。それはムッソリーニの再来である。ムッソリーニの時代には、そういう考え方が初めて出現したばっかりだった。かつ、税金で国を運営するという考え方も当時はあんまりなかった。税金は、大地主階級や大企業からしか取れなかった。

 戦前の日本も、戦後すぐでも、経営者たちからさえ税金はろくすっぽ取っていない。やがて貧乏人、給与所得者から、も税金を取って、やがて、その税率が、どんどん上がって、サラリーマン層の首も重税で回らなくなっていった。高給取りのエリートサラリーマン層で、年収1千5百万円あると、5百万円は、税金と、税金のようなもので、引かれてゆく。 国民の生活に必要な、インフラである道路や公共施設を使う料金が、税金なのだから、その公共財産の使用代が税金だ、という考え方になっている。「福祉のための国家」(ウエルフェアステイト)と言って、福祉のために税金を払え、という今は理屈にすりかえられている。皆、これに従っている。

 それがどんどんひどくなると、社会が非常に息苦しくなって、経済成長がとまってしまうわけで、税金を払うためと、住宅ローン(銀行からの借入金)返済するのと、子供の教育費の3つで締め上げられて、社会が窒息状態になっているのが米、欧、日の先進国だ。

  新興国は、まだ制度が完備していないものだから、まだ、いいかげんなことができて、だから中国やインドやブラジルなんかでも、インドネシアもトルコなんかも、激しい勢いで新しい階級が伸びている。 新しい階級が蓄財しますから、違法蓄財だというけれども、資本主義が勃興して成長していく途中は、18世紀、19世紀のヨーロッパもアメリカも日本にも、それがあったわけです。

 大騒ぎのときの、まだ制度ができたばっかりのときに、わいわい一生懸命、一気に金持ちができ上がっていく。この勃興期の資本主義を大事にしなければないわけで、これを平等平等、平等主義の徹底、と言ったら金持ちが死んでしまうんです。

だから、橋下徹は大きなところでは政治家としては終わりつつある。

ところが、彼が、日本の 新しい国家社会主義者として、こういう不安定な世界情勢だから、大きく復活してくる不気味さも、その一方である。 私が言えるのは、今はここまでです。

副島隆彦拝


(資料)

「 衆院定数を半減 「維新八策」最終案の全文 」

2012/9/1 日本経済新聞 

 日本再生のためのグレートリセット
これまでの社会システムをリセット、そして再構築
給付型公約から改革型公約ヘ
~今の日本、皆さんにリンゴを与えることはできません。リンゴのなる木の土を耕し直します~

大阪維新の会
維新が目指す国家像
大阪維新の会の理念は、個人の自由な選択と多様な価値観を認め合う社会を前提に、
・自立する個人
・自立する地域
・自立する国家
を実現することです。
 そのためには、国民全員に開かれた機会の平等を出発点として自助、共助、公助の範囲と役割を明確にすること、公助から既得権を排し真の弱者支援に徹すること、そして現役世代を活性化し、世代間の協力関係を再構築することが必要です。

多様な価値観を認めれば認めるほど
・決定でき、責任を負う民主主義
・決定でき、責任を負う統治機構
を確立しなければなりません。

 中央集権と複雑な規制で身動きが取れなくなった旧来の日本型国家運営モデルは、もはや機能せず、弊害の方が目立つようになっています。今の日本を覆う閉塞感を克服し、国民の希望を取り戻すには、国からの上意下達ではなく、地域や個人の創意工夫によって社会全体を活性化し、グローバルな競争力を持つ経済を再構築する必要があります。そのためには国民の総努力が必要です。

大阪維新の会の理念を実現するために、維新八策を提案する。

1.統治機構の作り直し~決定でき、責任を負う統治の仕組みへ~
【理念・実現のための大きな枠組み】
・中央集権型国家から地方分権型国家へ
・難問を先送りせず決定できる統治機構
・自治体の自立・責任・切磋琢磨(せっさたくま)
・国の役割を絞り込み、人的物的資源を集中させ外交・安全保障・マクロ経済政策など国家機能を強化する
・内政は地方・都市の自立的経営に任せる
・国の仕事は国の財布で、地方の仕事は地方の財布で
・倒産のリスクを背負う自治体運営
・国と地方の融合型行政から分離型行政へ

【基本方針】
・首相公選制(人気投票的になることを防ぐ方法を措置)
・現在の参議院廃止を視野に入れた衆議院優位の強化
・首相公選制とバランスのとれた議会制度
・国会の意思決定プロセスの抜本的見直し
・政府組織設置に関し、法律事項から政令事項へ
・道州制を見据え地方自治体の首長が議員を兼職する院を模索(国と地方の協議の場の昇華)
・条例の上書き権(憲法94条の改正)
・地方財政計画制度・地方交付税制度の廃止
・消費税の地方税化と地方間財政調整制度
・自治体破綻制度の創設
・都市間競争に対応できる多様な大都市制度=大阪都構想
・道州制が最終形

2.財政・行政・政治改革~スリムで機動的な政府へ~
【理念・実現のための大きな枠組み】
・役人が普通のビジネス感覚で仕事ができる環境の実現
・簡素、効率的な国会制度、政府組織
・首相が年に100日は海外に行ける国会運営
・持続可能な小さな政府

【基本方針】
・大阪府・市方式の徹底した行財政改革
・外郭団体、特別会計の徹底見直し
・無駄な公共事業の復活阻止
・密室の談合を排した行政プロセスの可視化
・行政のNPO化、バウチャー化→行政サービスの主体を切磋琢磨させる
・国会、政府組織の徹底したICT化
・プライマリーバランス黒字化の目標設定
・国民総背番号制の導入
・歳入庁の創設
・衆議院の議員数を240人に削減
・議員スタッフ機能の強化
・歳費その他の経費の3割削減
・企業・団体献金の禁止、政治資金規正法の抜本改革(全ての領収書を公開)
・政党交付金の3割削減
・地域政党を認める法制度
・ネットを利用した選挙活動の解禁

3.公務員制度改革~官民を超えて活躍できる政策専門家へ~
【理念・実現のための大きな枠組み】
・公務員を身分から職業へ
・倒産のリスクがない以上、人材流動化制度の強化
・省益のためでなく国民全体のために働く行政組織
・厳しくとも公の仕事を望むなら公務員に

【基本方針】
・大阪府・市の公務員制度改革(頑張ったものは報われる、能力、実績主義、職位に見合った給料)を国に広げる
・官民給与比較手法(総額比較)の抜本的改正、人事院制度の廃止
・地方公務員も含めた公務員の総人件費削減
・大阪府・市職員基本条例をさらに発展、法制化
・公務員の強固な身分保障の廃止
・内閣による人事権の一元化
・内閣による公務員採用の一元化。社会人中途採用を基本
・採用試験の抜本的見直し
・任期付を原則とする等官民の人材流動化を強化
・管理職の内外公募制
・大胆な政治任用制度(次官、局長級幹部の政治任用)
・年齢・在職年数によらない職務給制度
・任期付の場合には民間に劣らない給与・処遇
・若手時代は官庁間異動を原則
・公務員労働組合の選挙活動の総点検
・公務員の関係首長選挙活動の制限
・国家公務員制度に合わせて地方公務員制度も抜本的改革

4.教育改革~世界水準の教育復活へ~
【理念・実現のための大きな枠組み】
・自立する国家、自立する地域を担う自立する個人を育てる
・基礎学力を底上げしグローバル人材を育成
・格差を世代間で固定化させないために、世界最高水準の教育を限りなく無償で提供する
・あしき平等・画一主義から脱却し、理解ができない子どもには徹底的にサポートし、理解できる子どもはぐんぐん伸ばす、個人の能力を真に伸ばす教育ヘ
・教育行政機関主導から生徒・保護者主導へ

【基本方針】
・文科省を頂点とするピラミッド型教育行政から地方分権型教育行政へ
・教育委員会制度の廃止(首長に権限と責任を持たせ、第三者機関で監視)、教育行政制度について自治体の選択制
・生徒・保護者による公公間、公私間学校選択の保障
・選択のための学校情報開示の徹底
・公立学校長の権限の拡大・強化、校長公募など、学校マネジメントの確立
・学校を、学長・校長を長とする普通の組織にする
・国立大学長の権限拡大・強化、大学マネジメントの確立
・世界標準の英語教育と海外留学支援、最先端を行くICT教育環境
・教育バウチャー(クーポン)制度の導入=教育機会を拡大するとともに教育機関の切磋琢磨を促す
・校長・教頭等の人材確保のための適正な給与、教諭の定期昇給は一定在職年数まで
・教員を雑務から解放し教育に専念させる
・教員は幅広い学部出身者と社会人から実力重視で採用
・障害者教育の充実
・大学入試改革を通じた教育改革
・高度人材養成機関としての大学院の質向上と選抜性強化
・大阪府・市の教育関連条例をさらに発展、法制化
・教職員労働組合の活動の総点検

5.社会保障制度改革~真の弱者支援に徹し持続可能な制度へ~
【理念・実現のための大きな枠組み】
・真の弱者を徹底的に支援
・自立する個人を増やすことにより支える側を増やす
・個人のチャレンジを促進し、切磋琢磨をサポートする社会保障
・若年層を含む現役世代を活性化させる社会保障
・負の所得税(努力に応じた所得)・ベーシックインカム(最低生活保障)的な考え方を導入=課税後所得の一定額を最低生活保障とみなす=この部分は新たな財源による給付ではない
・持続可能な制度
・世代間・世代内不公平の解消
・受益と負担の明確化
・供給サイドヘの税投入よりも受益サイドヘの直接の税投入を重視(社会保障のバウチャー化)
→供給サイドを切磋琢磨させ社会保障の充実を通じて新規事業・雇用を創出

【基本方針】
・自助、共助、公助の役割分担を明確化
・社会保障給付費の合理化・効率化
・(給付費の効率化には限界があるので)高負担社会に備え積立方式を導入
・生活保護世帯と低所得世帯の不公平の是正
・(1)努力に応じた、(2)現物支給中心の、最低生活保障制度を創設
・所得と資産の合算で最低生活保障
・所得と資産のある個人への社会保障給付制限
・(受益と負担の関係を明らかにするため)提供サービスをフルコストで計算
・社会保険への過度な税投入を是正、保険料の減免で対応

[年金]
・年金一元化、賦課方式から積み立て方式(+過去債務清算)に長期的に移行
・年金清算事業団方式による過去債務整理
・高齢者はフローの所得と資産でまずは生活維持(自助)
・国民総背番号制で所得・資産(フロー・ストック)を完全把握
・歳入庁の創設

[生活保護]
・高齢者・障害者サポートと現役世代サポートの区分け
・現物支給中心の生活保護費
・支給基準の見直し
・現役世代は就労支援を含む自立支援策の実践の義務化
・有期制(一定期間で再審査)
・医療扶助の自己負担制の導入
・被保護者を担当する登録医制度
・受給認定は国の責任で

[医療保険・介護保険]
・医療保険の一元化
・公的保険の範囲を見直し混合診療を完全解禁
・高コスト体質、補助金依存体質の改善
・公的医療保険給付の重症患者への重点化(軽症患者の自己負担増)

6.経済政策・雇用政策・税制~未来への希望の再構築~
~経済政策~
【理念、基本方針】
・実経済政策・金融政策(マクロ経済政策)・社会保障改革・財政再建策のパッケージ
・実経済政策は競争力強化
・国・自治体・都市の競争力強化
・競争力を重視する自由経済
・競争力強化のためのインフラ整備
・産業の淘汰を真正面から受け止める産業構造の転換
・グローバル化する知識経済に適応できる産業構造への転換
・自由貿易圏の拡大
・国民利益のために既得権益と闘う成長戦略(成長を阻害する要因を徹底して取り除く)
・イノベーション促進のための徹底した規制改革
・付加価値創出による内需連関
・供給サイドの競争力強化による質的向上=額(量)だけでなく質の需給ギャップも埋める
・新エネルギー政策を含めた成熟した先進国経済モデルの構築
・TPP参加、FTA拡大
・為替レートに左右されない産業構造
・貿易収支の黒字重視一辺倒から所得収支、サービス収支の黒字化重視戦略
・高付加価値製造業の国内拠点化
・先進国をリードする脱原発依存体制の構築

~雇用政策~
【理念、基本方針】
・民民、官民人材の流動化の強化徹底した就労支援と解雇規制の緩和を含む労働市場の流動化(衰退産業から成長産業への人材移動を支援)
・ニーズのない雇用を税で無理やり創出しない
・社会保障のバウチャー化を通じた新規事業・雇用の創出(再掲)
・国内サービス産業の拡大(=ボリュームゾーンの雇用拡大)
・正規雇用、非正規雇用の格差是正(=同一労働同一賃金の実現、非正規雇用の雇用保護、社会保障強化)
・新規学卒者一括採用と中途採用の区分撤廃の奨励
・グローバル人材の育成
・外国人人材、女性労働力(→保育政策の充実へ)の活用
・ワークライフバランスの実現

~税制~
【理念、基本方針】
・簡素、公平、中立から簡素、公平、活力の税制へ
・少子高齢化に対応→フロー課税だけでなく資産課税も重視
・フローを制約しない税制(官がお金を集めて使うより民間でお金を回す仕組み)
・グローバル経済に対応
・成長のための税制、消費、投資を促す税制
・受益(総支出)と負担(総収入)のバランス
・負の所得税・ベーシックインカム的な考え方を導入(再掲)
・超簡素な税制=フラットタックス化
・所得課税、消費課税、資産課税のバランス
7.外交・防衛~主権・平和・国益を守る万全の備えを~

【理念、実現のための大きな枠組み】
・世界の平和と繁栄に貢献する外交政策
・日本の主権と領土を自力で守る防衛力と政策の整備
・日米同盟を基軸とし、自由と民主主義を守る国々との連携を強化
・日本の生存に必要な資源を国際協調の下に確保

【基本方針】
・日本全体で沖縄負担の軽減を図るさらなるロードマップの作成
・国連PKOなどの国際平和活動への参加を強化
・自由で開かれた経済ネットワークの構築
・豪、韓国との関係強化
・平等互恵と法の支配を前提とする、中国、ロシアとの戦略的互恵関係の強化
・ロシアとの間で北方領土交渉を推進
・ODAの継続的低下に歯止めをかけ、積極的な対外支援策に転換
・外交安全保障の長期戦略を研究、立案、討議するための外交安全保障会議の創設
・学術や文化交流の積極化と人材育成、外国研究体制の拡充
・外国人への土地売却規制その他安全保障上の視点からの外国人規制

8.憲法改正~決定できる統治機構の本格的再構築~
・憲法改正発議要件(96条)を3分の2から2分の1に
・首相公選制(再掲)
・首相公選制と親和性のある議院制=参議院の廃止も視野に入れた抜本的改革・衆議院の優位性の強化(再掲)
・地方の条例制定権の自立(上書き権)(「基本法」の範囲内で条例制定)憲法94条の改正
・憲法9条を変えるか否かの国民投票

(資料終わり)

副島隆彦 記 

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