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「1955」「無限小」という概念はカトリックで生まれ、そしてイエズス会に より排除された。そして「新哲学」となってイギリスの市民革命へとつながっ た。六城雅敦 2017年2月18日

「1952」戦後の日本人と「温泉幻想」について (後) 副島隆彦 2017年2月9日

「1951」戦後の日本人と「温泉幻想」について (前) 副島隆彦 2017年2月3日

「1950」【中田安彦のトランプ政権通信(1)】トランプ米新大統領の「就任演説」を読み解く。全貌を現す「アメリカ・ファースト ver.2.0」という思想 2017年1月25日

「1949」江戸時代の遊郭(ゆうかく)について 副島隆彦・記 2017年1月19日



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「1954」斎川眞(さいかわまこと)『天皇とは北極星のことである』(PHP研究所)の紹介。天皇という称号はどのようにして生まれたか。『天皇がわかれば日本がわかる』の復刊です。2017年2月16日

「1953」これは必読の一冊。下條竜夫(げじょうたつお)著『物理学者が解き明かす思考の整理法』(ビジネス社)が発売されます。小保方晴子、星占い、金融工学を理科系の視点で理解するほか、思考の整理法の実践編として好評だった前作に続いての新刊です。2017年2月10日

「1948」天皇陛下の譲位問題。この問題は「ワールドヴァリューズ(世界普遍価値)と民族固有価値(ナショナルヴァリューズ)のどちらを重視するか」という問題であり、天皇陛下と安倍晋三がその2つの価値観を巡って熾烈な争いを繰り広げている、ということなのである。副島隆彦・記 2017年1月16日

「1944」【講演DVD】「鳩山由紀夫元首相が見た『属国・日本』の真実」(2016年11月20日)の講演ビデオについてお知らせします。鳩山元首相が日本の対米従属政策の問題点、今の民進党の問題点、アジア・インフラ投資銀行(AIIB)の実像について語ります。2016年12月26日

「1942」 北方領土まったく返還なし記念。 「自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界」。自民党によるネット上の言論操作を暴いたNHKの番組を載せる。 2016年12月18日

「1940」先日の鳩山由紀夫元首相をお呼びしての講演会の会場で皆様から頂いたアンケート結果です。2016年12月6日

「1937」  アメリカ大統領でトランプが勝利してから私がアメリカ大統領選挙について書いた、「重たい掲示板」への投稿を載せます。副島隆彦 2016年11月22日 

「1934」副島隆彦の、 最新の金融本 『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』( 祥伝社)が発売。 恒例のエコノ・グローバリスト・シリーズの第19弾。2016年10月29日

「1931」 副島先生の緊急出版 の 新刊『Lock Her Up! ヒラリーを逮捕、投獄せよ』(光文社)が発売されました。注目の米大統領選挙の真の争点を理解するために是非お読みください。2016年10月10日

「1927」来る11月20日に私達の秋の定例会を特別ゲストを呼んで開催します。今回は、鳩山由紀夫元首相をゲストにお招きして、世界の行方、東アジアの今後、日本の将来についてじっくりお話をうかがいます。2016年9月15日

「1924」番 『明治を創った幕府の天才たち 蕃書調所=ばんしょしらべしょ=の研究』(成甲書房刊)が発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2016年9月4日

「1920」番  ” Lock Her Up ! ” 「 ヒラリーを逮捕せよ、 投獄せよ !」 の嵐が アメリカ全土でわき起こっている。 2016.8.11  副島隆彦記 

「1916」 最新DVD『アメリカ名物「トランプ・ポピュリズムの嵐」と最新の世界情勢』のお申し込み受付を開始します。9月以降の米大統領本戦本格化を前に是非ご視聴ください。2016年7月20日

「1912」 副島隆彦のアメリカ分析 の最新刊 『トランプ大統領とアメリカの真実』(日本文芸社)が発刊。2016年6月27日

「1910」 橋下徹(はしもととおる)前大阪市長はなぜ危険なのか。 それは国家社会主義(こっかしゃかいしゅぎ)の思想を持っている恐ろしい男だからだ。 副島隆彦 2016年6月16日

「1907」 重たい掲示板 [1938]私たちの定例会は盛況に終わりました。あとは最新の情報。 をこちらにも転載します。 2016年6月3日

「1905」番 あの2年前に突然、行方不明になったマレーシア航空機は、その後どうなったのか? 驚くべき事実が明らかになった。日本国内では初公開の情報である。 2016.5.21 副島隆彦  

「1903」【講演会】5月29日(日)の学問道場主催『ドナルド・J・トランプの<アメリカ名物>ポピュリズム旋風と現在の国際政治・経済情勢を読み解く』(東京・御茶ノ水)を宣伝します。ポピュリズム政治家の分析では日本の第一人者である副島隆彦のトランプ論をご期待ください。2016年5月9日

「1901」 4月28日発売 新刊書のお知らせ 。 日銀・黒田は、自分たちのインフレ目標が遅々として進まないのを居直った。マイナス金利導入で分かった日銀の真の思惑。 副島隆彦新刊『マイナス金利「税」で凍りつく日本経済』(徳間書店)で、日銀の「隠された真意」の謎が明かされた。 2016年4月28日

「1899」【2016年定例会のお知らせ】 5月29日に今年第一回目の学問道場の定例会を開催します。テーマは「アメリカ大統領選挙と最新の国際政治・経済情勢」です。ドナルド・トランプ旋風の原動力 “ポピュリズム”と”アメリカファースト!”とは何か、改めてじっくり語ります2016年4月20日

「1896」 副島隆彦先生の新著『日本が中国の属国にさせられる日』(ベストセラーズ社)が発刊。日本が中国の影響下に呑み込まれるとき、私たちはどのような態度をとるべきか。20世紀の右翼・左翼の両翼思想のタブーを、反権力の思想家である副島隆彦が抉り出す大著です。2016年3月28日

「1894」米大統領選挙、共和党はトランプが躍進し、民主党はヒラリーが候補を指名獲得し、二者の対決になりそうだ。2016年3月18日

「1891」 新刊のご案内『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』(祥伝社)のご案内です。海外の金融メディアは軒並み、「黒田は弾切れ」(Kuroda's Bazooka is out of ammunition)と言い始めています。2016年3月2日

「1588」副島隆彦著作、その他の「学問道場」関連書籍を期間限定で割引販売します。この機会に是非ご利用ください。2016年2月21日

「1584」 ドナルド・トランプはどこで失速するか。急浮上してきたマルコ・ルビオ上院議員とはどういう背景を持つ政治家か。2016年アメリカ大統領選挙の予備選挙について。2016年2月4日

「1581」 『BIS(ビーアイエス)国際決済銀行 隠された歴史』(アダム・レボー著、副島隆彦監訳、古村治彦訳、成甲書房、2016年)が発売になります。古村治彦記 2016年1月21日

「1579」 学問道場関連の新刊書籍二冊、『暗殺の近現代史』(洋泉社、中田安彦が参加)と、『天皇家の経済学』(同、吉田祐二・著)が発売されています。ぜひ、お求めください。2016年1月14日

「1577」「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2016.1.1 /1月3日加筆 「崩れゆくアメリカ」を見てきて。短期留学修了を受けての報告。 中田安彦 2016年1月3日

「1576」 『物理学者が解き明かす重大事件の真相』(下條竜夫著、ビジネス社、2016年1月9日)が発売となります。古村治彦記 2015年12月24日

「1574」 『信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた』(副島隆彦著、PHP研究所、2015年12月17日)が発売となります。古村治彦筆 2015年12月15日

「1572」番 今の世界の中心の課題である ロシアによる シリアのIS爆撃、殲滅は、プーチンによる「ロシアから愛をこめて」である。最新の映画「OO7/ スペクター」の中にこれからの世界の動きの秘密が隠されている。 副島隆彦 2015・12・9 

「1569」 ダニエル・シュルマン著、古村治彦訳『アメリカの真の支配者 コーク一族』(講談社、2015年)が2015年12月8日に発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2015年11月30日

「1566」 宗教改革の始まりにおいてルターとローマ法王はどういう言葉の応酬をしたか 2015年11月13日

「1563」 『再発する世界連鎖暴落 貧困に沈む日本』(副島隆彦著、祥伝社、2015年10月30日)が発売となります。古村治彦筆 2015年10月29日

「1560」番  今のアメリカ政治の真の焦点である、「ベンガジ事件」での下院の特別委員会を、ヒラリーはなんとか 乗り切る。そして、シリアでのサリン爆弾の真犯人たちのこと。 2015.10.15 副島隆彦  緊急で冒頭加筆します。 10月16日 副島隆彦  

「1557」 安倍晋三は国民がどれだけ「鈍感」かを試して喜んでいる。気付いている敏感な国民とそうではない国民に二極化している。2015年9月25日

「1555」 昨日、2015年9月14日に国会議事堂前で行われた安保法制反対抗議デモに行ってきました 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆2015年9月15日

「1552」 学問道場の定例会DVD『副島隆彦が、今の重要なことを洗いざらい語ります』(2015年5月31日開催、約330分)の予約受付を始めました。ご案内が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。2015年8月25日

「1551」番 栗原康 (くりはらやすし)著 『現代暴力論』 という新刊書 がすばらしいので、私が書評して強く推薦します。 副島隆彦  2015年8月25日 

「1548」 好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(2) 2015年8月13日

「1547」好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(1) ※会員ページに掲載したものを再掲 2015年8月10日

「1544」 副島隆彦先生の新刊・中国研究本の第7弾! 『中国、アラブ、欧州が手を結び ユーラシアの時代 が勃興する』 が先週末に発売。ロンドン金(きん)の値決めに中国の二大民間銀行が参加、人民元決済圏の拡大 から 南沙諸島問題も含めてユーラシア大陸の時代 を余すところなく分析。2015年7月26日

「1542」番 戦後七十周年企画  なぜ日本は戦争に向かわされたのか(1)   日本共産党の戦前最後の委員長 野呂栄太郎(のろえいたろう)の命がけの闘いから昭和史の真実が見えてくる。 津谷侑太(つやゆうた)2015年7月13日

「1539」番  俳優 高倉健(たかくらけん)の生き方 と死に方について考えたこと。 副島隆彦 2015.6.27(転載)

「1536」現下の政治状況を勢力分析する。大阪都構想の住民投票に現れた、若い世代のファシズムへの欲求。それを支える橋下徹・菅義偉の背後にある勢力とは。安倍・菅の野党分断の動きに対し、維新の党の執行部をおさえた旧小沢グループが巻き返しにでている。2015年6月11日

「1535」 佐藤優氏との対談本、『崩れゆく世界 生き延びる知恵』(日本文芸社)が刊行されました。「発売後、即重版」で非常に好評です。副島理論を真っ向から佐藤氏が受け止めている重厚対談です。2015年6月6日

「1532」番  来たる 6月7日(日)に 横須賀市で私の講演があります。 いらしてください。「軍港 横須賀の150年の歴史」にちなんだ話をします。 副島隆彦 2015年5月27日日

「1529」5月31日に都内で開催する、学問道場自力主催講演会の具体的な講演内容が固まってきまたのでお知らせします。参加者はまだまだ大募集中です。ぜひおいでください。2015年5月11日

「1526」 副島隆彦の最新金融本、『「熱狂なき株高」で踊らされる日本』(徳間書店)が発売されました。第5章、アベノミクス金融緩和など金融政策の理論的支柱となっている「合理的期待(予測)形成学派」の正体を暴いたところが非常に学問的には重要な本です。2015年4月27日

「1523」来る5月31日に講演会『副島隆彦が、今の重要な事を洗いざらい語ります』を開催いたします 2015.4.16

「1520」 AIIB「アジアインフラ投資銀行」の設立をめぐるゴタゴタの真相を載せます。 副島隆彦 2015年4月1日 (重たい掲示板から転載)

「1517」 新刊2冊『余剰の時代』(ベスト新書)と『日本に恐ろしい大きな戦争(ラージ・ウォー)が迫り来る』(講談社)が発売されます。生き延びるための政治思想とアメリカ政治本です。2015年3月13日

「1515」 「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第2回)2015年3月5日

「1514」「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第1回)2015年2月25日

「1511」カナダの政治。カナダの歴代首相を、隣国の大国アメリカとの「帝国-属国」関係において明快に解説します。2015.2.7

「1508」 新刊本二冊を紹介します。『副島隆彦の政治映画評論 ヨーロッパ映画編』(ビジネス社)と、先生が巻頭文を書いた吉本隆明(よしもとりゅうめい)の評論集『「反原発」異論』(論創社)の二冊です。 2015年1月26日

「1505」 中田安彦です。私の新刊『ネット世論が日本を滅ぼす』(ベスト新書)が発刊されました。数年間「ネット世論」に密着して観察して学んだ結果を一冊の本にまとめました。ネット言論の理想主義はなぜ次々と自滅していくのか?その答えを知りたい人はぜひお読みください。2015年1月12日  

「1501」番 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2015.1.1 続けて 「1503」番として、「1495」番の谷崎潤一郎論の第3部(終章)を載せます。副島隆彦 記

「1500」最新講演DVD『2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている』が完成しました。ぜひ御覧ください。2014.12.25

「1497」オーストラリアの歴代首相について。 日本人が知らない、オーストラリア政治の基本骨格を副島隆彦が分かり易く解説します。2014.12.17

「1496」番 俳優の菅原文太氏が亡くなった。 「1194」番会員ページ に載せた副島隆彦との対談を再掲します。 2014.12.13

「1493」 自力主催講演会「2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている」(2014.11.16)のアンケートの回答結果を掲載します。2014.12.4

 「1491」番 ノーベル物理学賞受賞の中村修ニが、なぜ重要であるのか、の本当の理由。10年前のここの、私たちの文を再掲載する。副島隆彦 2014.11.22 

「1487」 『官製相場の暴落が始まる――相場操縦しか脳がない米、欧、日 経済』(副島隆彦・著、祥伝社)発刊のお知らせ。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。 2014.10.26

「1485」書評:アメリカの著名ユダヤ人小説家、フィリップ・ロスの小説「プロット・アゲンスト・アメリカ」(集英社)/架空歴史小説を手がかりに「アメリカ国内優先主義」(アメリカ・ファースト)の美名を表と裏で使い分けた米財界人の冷酷な世界戦略が見えてきた (その1) 2014年10月14日

「1481」 来る11月16日に都内・上野で「政治・国際情勢・経済」についての時局講演会を開催します。聴講希望者を現在募集中です!2014年9月29日

「1479」 『英語国民の頭の中の研究』(副島隆彦・著、PHP研究所)発刊のお知らせ。大幅に加筆修正が加えられています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.9.22

「1476」番   文学とは何か の 2 。 日本文学とは何か 論。 を 載せます。 副島隆彦 2014.9.6

「1472」 『日本の歴史を貫く柱』(副島隆彦・著、PHP文庫) が8/4から発刊されています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.8.27

「1470」 夏休み特集。アルチュール・ランボー論。パリ・コミューンという政治的事件を書き残そうとした文学について。2014.8.16

「1466」 お知らせ:『税金官僚に痛めつけられた有名人たち』(副島隆彦・著、光文社刊)が8/1に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.7.24

 「1460」 7月1日に、SNSI論文集第7弾『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』が出ます。従来の教科書や歴史書では描かれない明治期以降の日本真実の姿を描き出しました。2014年6月25日

「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日 

「1454」 【今読み返す副島本】 米同時多発テロ事件前に発表された、副島隆彦の「集団的自衛権」論をそのまま転載します。 今こそ読み返してほしいと思います。 2014年6月3日

「1451」【中国を理解する】『野望の中国近現代史 帝国は復活する』(ビジネス社・刊)(原題:Wealth And Power:China's Long March to the Twenty-First Century)という本を紹介します。中国の近現代史を正しく理解しなければ、日本は中国の台頭に向き合うことは出来ない。2014年5月25日

「1448」番  私が、今やっている仕事、考えていること、書くべき文章のことなどを、まとめて報告します。 副島隆彦  2014.5.11 

「1443」最新講演DVD『キャロライン・ケネディと安倍晋三』が完成しました。このDVDで米オバマ政権と安倍政権の暗闘の実態が分かります。現在の日本政財界に影響を与えるハーヴァード大学人脈についても解説。ぜひ御覧ください。2014年4月16日

「1441」 副島隆彦先生の最新金融本『金融市場を操られる 絶望国家・日本』(徳間書店・刊)が発売されます。日本は、アベノミクスに浮かれて「成長国家」どころか、「貧乏国家」となってしまった。この現実から逃れることが出来ない。世界の金融も統制されている。2014年4月5日

「1436」 後藤新平―日本の「セシル・ローズ」論(全4回/第1回) 中田安彦・記 2014年3月16日

「1433」『靖国問題と中国包囲網』(副島隆彦・著、ビジネス社刊)が3/7に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.2.27

「1429」 【寄稿・偉人伝の裏側を見破る】 自由民権運動の父・板垣退助はフリーメイソンだった!~伊藤博文のフリーメイソンネットワークに加入した板垣退助~津谷侑太(つやゆうた)筆 2014年2月5日

「1426」古村治彦研究員の新刊『ハーヴァード大学の秘密』(PHP研究所)の紹介と、その出版記念を兼ねた「囲む会」主催の2014年初めての主催定例会『キャロライン・ケネディ駐日大使着任が日本政治中枢に与えている衝撃』(仮題)のお申込みのご案内を致します。2014年1月21日

「1423」 明治期の慶応義塾で 最先端の学問を教えたのは ユニテリアン(フリーメイソンリー)だった 石井利明(いしいとしあき)研究員 2014年1月11日

「1421」TPP交渉と平行して、水面下で進む「民法改正」の動き。大新聞は連帯保証人(個人保証)制度の改正部分だけをクローズアップするが、実際はこの民法改正はアメリカによる日本社会改造計画の一つである。2013年12月29日

「1418」孫崎享・副島隆彦講演ビデオ『外務省の正体』のご予約を承ります。日本の国家の行く末を大きく左右する外務省(MOFA)の内部と歴史はどうなっているのか、必見の講演です。2013.12.10

「1414」新刊『説得する文章力』(KKベストセラーズ)と『闇に葬られた歴史』(PHP研究所)をご案内します。2013.11.27

「1411」副島隆彦新刊金融本『帝国の逆襲―金とドル 最後の戦い Empire Strikes Back, Again.』(祥伝社)が発売されました。今年前半から中盤の主な金融ニュース(TPP、シェールガス、金価格の急落についても)を副島隆彦独自視点で分析しています。2013年11月16日

「1409」 腰痛(ようつう)と首、肩の痛みは治るようである。 「トリガーポイント・ブロック注射」という治療法を紹介する。 副島隆彦記 2013年11月6日

「1406」新刊『税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産』(2013年10月、幻冬舎刊)発刊のお知らせ。官僚たちはいかにして資産家からお金を奪い取ろうとしているか。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2013.10.18

「1404」【最新版】世界権力者人物図鑑 刊行が発売中です。2010年発刊の第一弾から全面リニューアルのデザイン・内容です。2013年9月30日

「1402」 来月、10月26日(土)開催予定の「囲む会」秋の定例会のお申し込み開始お知らせ。今回は元外務省元国際情報局長の孫崎享先生をお呼びして「過去現在未来の日本外交」を語りつくします。ご期待ください。2013年9月16日

「1399」鬼塚英昭(おにづかひであき)氏の『日本の本当の黒幕』(下)を読む。戦前の日本政治の闇を象徴する田中光顕(たなかみつあき)という怪物を知る。それは現在の日本政治を支配するヤクザたちを知ることでもある。2013年9月1日

「1396」 新刊『中国人の本性』の紹介。私たちはどれだけ中国の思想史について知っているだろうか? そこで副島先生が中国亡命知識人の歴史を中共からの亡命知識人である石平(せきへい)氏に徹底的に質問しました。夏のうちに是非読んで下さい。2013年8月8日

「1394」定例会完全収録のDVD『いい加減にしろ!マイケル・グリーン/恐ろしいヨーロッパの秘密―フランドルからフローレンスへ』が完成しました。2013.7.29

「1392」 参議院選挙が終わって、次の日本国民の課題に向かう。アベノミクスとはA-sset B-ubble E-conomy(資産バブル・エコノミー)のことである。金融緩和派の経済学者のおかしさを理路整然と暴いた野口悠紀雄氏を評価する 副島隆彦 2013年7月25日

「1389」参院選後、日本の各階層(金持ち・サラリーマン・貧乏人)への、安倍政権による国家統制が進む可能性がある。その兆しとして参院選初日に福島県の総理演説会で自民党職員らが行った、一般国民の「表現の自由」への取り締り行為の動画がある。決して貴方の一票は自民党には投票してはなりません。それから先日の講演会のアンケート結果を載せます。 中田安彦(アルルの男・ヒロシ) 2013年7月13日

「1387」 『統制が始まる 急いで金を買いなさい』(祥伝社・刊、2013年6月)の宣伝を載せます。2013.7.4

「1384」再度、6月29日の定例会のお知らせをします。タイトルが「いい加減にしろ!!マイケル・グリーン~米中“新秩序”に取り残される日本」になりました。米日関係その他の政治経済の話題に縦横無尽に切り込みます。2013年6月13日

「1381」 私たちの福島復興活動本部 を 閉じて 撤退式をします。6月23日です。時間のある人は福島の現地まで自力で来てください。 副島隆彦 2013年6月2日

「1379」先週土曜日の会員交流会開催後のお礼の報告と、次の6月29日の講演会のお知らせ。2013年5月20日

「1376」 最新DVD『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(2013年3月3日、講師:副島隆彦・藤森かよこ)と、新刊・映画本『アメリカ帝国の滅亡を予言する』(日本文芸社)頒布のお知らせ。お待たせしました!2013.5.4

「1375」黒田金融緩和と金価格急落、そしてBRICS開発銀行の設立。新しい秩序に向けて世界は動いている。副島先生の最近の「重たい掲示板」への書き込みをまとめて載せます。2013年4月20日

「1372」副島先生の新刊『浮かれバブル景気から衰退させられる日本』(徳間書店)ではTPP交渉とアベノミクスの欺瞞について詳しく紹介。今回も豊富な図表・資料付きです。また、新しい試みとして会員同士の交流会(会員交流会 自由におしゃべり)もまだ募集中です。講演会とは別の形で交流(情報交換)いたしましょう。2013年4月4日

「1370」 日米地位協定に続いて、日米原子力協定(1988年)を暴く。中曽根康弘の周辺の「原子力外務官僚」たちが、アメリカに抵抗するカードとして持ちだした「日本の核武装論」には全く意味が無い。六ケ所村の再処理工場を維持してきた日本原電は中曽根派の利権の巣窟であるからすぐに破綻させるべきだ。(苫米地英人『原発洗脳』(日本文芸社)と有馬哲夫『原発と原爆』(文春新書)を書評する。)(その1) 2013年3月27日

「1366」書評:前泊博盛・編著『本当は憲法より大切な 日米地位協定入門』(創元社)を読む。ジャパン・ハンドラーズと外務官僚が威張れるのも日米安保と地位協定があるからだ。2013年3月8日

「1363」新刊『それでも中国は巨大な成長を続ける』(ビジネス社)の刊行のお知らせ。アメリカでは、巨大な中国とどう付き合っていくかは熱心に議論されていても、中国崩壊論など真面目に受け取られていない。2013年2月18日

「1361」 副島隆彦を囲む会・定例会、第29回定例会・自力主催講演会『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(講師:副島隆彦・藤森かよこ、開催日:2013年3月3日、日曜日)開催のお知らせ。2013.2.8

「1358」 アダム・ヴァイスハウプト著 『秘密結社・イルミナティ 入会講座<初級篇>』(KKベストセラーズ)が発刊されました。ドイツ啓蒙主義から生まれた「イルミナティ」はフリーメーソンなど秘密結社のルールブックを制定した集団である。2013年1月21日

「1356」番。 年末からの2週間の「産みの苦しみ」のあとで、副島隆彦が全力で書きます。 「ヒラリーの終わり」論文です。 今年もよろしく。 2013年1月8日

「1354」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2013.1.1

「1351」自民党・公明党・日本維新の会の圧勝と民主党勢力の壊滅大敗北を受けて、「個人の力量によるサバイバル」というものが必須になってくる。そのことを選挙の数カ月前に副島先生の新刊『個人備蓄の時代』(光文社)では予測していた。みなさんも早く手を打ったほうがいい。2012年12月17日

「1349」  選挙が始まっての 直近での動き を読む 副島隆彦・記 2012年12月7日

「1346」 副島隆彦・最新DVD『ミケランジェロ、メディチ家、ルネサンスの真実』(2012年11月3日、講師:副島隆彦・松尾雄治)頒布のお知らせ。「教科書」と本編DVDのお得なセットも、個数限定で実施します。2012.11.29

「1343」緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。2012年11月15日

「1340」橋下徹(はしもととおる)大阪市長や一部大阪市特別顧問による「週刊朝日」に対する“言論弾圧”問題について考える。言論の自由が死ぬときとは、デモクラシーが死ぬときである。2012年11月5日

「1337」尖閣問題について。橋下徹・大阪市長の言う「国際司法裁判所」における解決の提案を支持します。副島隆彦・記 2012.10.18

「1334」新刊を二冊紹介します。権力者共同謀議という合理的選択で概ね、歴史は動いてきたから、私たちは世界の支配層の行動原理、思想、そして企業活動に現れる彼らの「合利的」な動きを理解しなければならない。2012年10月1日

「1332」 副島隆彦を囲む会・定例会、第28回定例会・自力主催講演会『ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ダンテ、マキアベッリ、メディチ家、ルネサンスとは何だったか』(講師:副島隆彦・松尾雄治、開催日:2012年11月3日、土曜日)をご案内します。2012.9.25

「1330」SNSI・夏季研究報告から 「今こそ3分で読む小室直樹の『新戦争論』」六城雅敦(ろくじょうつねあつ)・記 2012年9月14日

「1327」共和党候補、ロムニーの安全保障政策を知る。最新刊『アメリカが作り上げた“素晴らしき”今の世界』(The World America Made)(ビジネス社刊)の紹介。古村治彦研究員の翻訳で刊行されています。2012年8月27日

「1324」  副島隆彦著の仏教論、『隠された歴史:そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)の読みどころを解説します。2012年8月12日

「1322」副島先生の仏教論の集大成『隠された歴史~そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)とロン・ポール米下院議員の『連邦準備銀行を廃止せよ(END THE FED)』(佐藤研一朗・訳、成甲書房)が発刊されました。 2012年7月29日

「1319」 副島先生の新刊本2冊。『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』(日本文芸社)と石平(せきへい)氏とのケンカ対談『中国 崩壊か 繁栄か!? 殴り合い激論』(李白社)が発刊されました。世界の実像を知るのにおすすめの2冊です。 2012年7月19日

「1317」 副島隆彦・最新DVD『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』(2012年6月2日、講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直)/最新刊『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る』(副島隆彦・植草一秀・高橋博彦・著、祥伝社刊)ラインナップ追加のお知らせ。2012.7.8

「1314」 「増税談合勢力」 の 野合(やごう)の増税に反対する。2012年6月25日

「1312」 第27回副島隆彦を囲む会主催定例会『橋下徹の登場と政治思想の歴史』に来場された会員の皆様のご意見をご報告します。 2012年6月19日

「1310」 ロマノ・ヴルピッタ『ムッソリーニ』を読む。現在の日本で重要な意味をもつ「ファシズム」とは何かを再考する 2012年6月4日

「1306」 爆弾のような破壊力を持った一冊!! 古村治彦著『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所)を強力に推薦する。2012年5月13日

「1304」 副島隆彦を囲む会・定例会、第27回自力主催講演会(講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直、開催日:2012年6月2日、土曜日)をご案内します。演題は『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』と決定しました!※金融・経済のお話はありません。2012.5.6

「1301」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)のアンケートの結果を掲載します。2012.4.25

「1300」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)/『欧米日 やらせの景気回復』(副島隆彦・著、徳間書店刊)のお知らせ。2012.4.19

「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日

「1294」アメリカの共和党予備選で公然と囁かれる不正投票の横行。スーパチューズデーを終えて共和党予備選挙の様子、大統領選挙予備選挙・党員集会の複雑な仕組み、衝撃的な内部事情を現地から緊急報告します。 2012年3月24日 佐藤研一朗・筆

「1292」 (1) 4月28日(土)~30日(月)の「福島原発・難民キャンプツアー」のお知らせ。/(2) 6月2日(土)の「政治思想・日本政治の歴史(1960年代からこっち)講演会」のご案内。/(3) SNSI研究員・崎谷博征(さきたにひろゆき)氏の新刊『医療ビジネスの闇』(学研パブリッシング。2012/2/28刊)が出ました。2012.3.13

「1289」 (1) 3月24日(土)の「学問道場」定例会『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(副島隆彦)の再度のお知らせ。/(2) 対談CD『日中殴り合い対談』(石平、副島隆彦。李白社)をご紹介します。2012.3.6

「1288」 日本は、「新・知日派」の台頭でも基地移設問題でアメリカの要求に屈服してはいけない 2012年3月2日

「1285」 「小沢一郎・陸山会裁判」の急展開。小沢一郎側が勝利しそうである。「ぼやき・会員ページ 1284」に掲載された文章の後半部分を、こちらにも転載します。2012.2.19

「1283」 まんが家・イラストレーターのぼうごなつこさんによる、政治漫画「小沢一郎・陸山会事件説明まんが お天道様がみてる」を掲載します。2012.2.10

「1280」 本年度初の副島隆彦を囲む会・定例会、第26回自力主催講演会(講師:副島隆彦先生・古村治彦研究員、開催日:2012年3月24日)をご案内します。2012.1.30

「1278」書評『父・金正日と私』(五味洋治・著)と『後継者・金正恩』(李永鐘・著)を読む。北朝鮮は改革開放に乗り出せるのか。“属国論”の観点で北朝鮮の対中外交を整理する。2012年1月23日

「1276」 新刊『中国は世界恐慌を乗り越える』(ビジネス社)と『衰退する帝国・アメリカ権力者図鑑』(日本文芸社)が発売されました。中国の発展の姿は100年前のアメリカ帝国そのものである。2012年1月10日

「1273」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2012.1.1  下に加筆します。1月5日です。副島隆彦です。


「1436」 後藤新平―日本の「セシル・ローズ」論(全4回/第1回) 中田安彦・記 2014年3月16日
後藤新平―日本の「セシル・ローズ」論
副島国家戦略研究所 中田安彦
(2014年3月15日記)

 明治、大正期に日本の内外で勇名をはせた、殖民政治家・後藤新平はフリーメイソンであった。この事実の指摘は極めて重要である。この事実は、欧米秘密結社の研究で知られる、綾部恒雄著 『秘密結社』(講談社学術文庫、2010年刊)の中に、唐突に登場する。

(引用開始)

 一八九七年(明治三〇年)頃、横浜のロッジを調べようとした日本の警官と、これを阻止しようとしたフリーメイソンの間にトラブルが生じているが、結局、日本政府はロッジを認める代わりに、日本人を会員にしないという条件を出している。ただ、大正から昭和にかけての日本人フリーメイソンとして、山梨半造、山本権兵衛、後藤新平などの名が見られるから、日本人が完全に締め出されたわけでもなさそうだ。

『秘密結社』(一九三ページ)
(引用終わり)

 この記述は綾部の著書の中の一箇所でさらりと述べられているだけである。残念ながら、、すでに綾部当人は亡くなっているので、この記述について問い合わせることもできない。しかし、綾部は日本を代表する文化人類学者の一人だ。米カリフォルニア大学に留学し、その後パリで国連・ユネスコの職員として勤務した後、筑波大学の名誉教授にまでなっていることを考えると、嘘を書いているわけではないだろう。

 綾部の言うとおり、後藤が実際にフリーメイソンリーの結社員であったことが事実だったとすれば、これまでの後藤新平研究は、おとなしく言えば、大きな見直しを迫られるし、極論すれば根底から覆されなければならない。


後藤新平

 後藤新平は東日本大震災直後に注目されたように、大正期の関東大震災の後にできた帝都復興院の設立に関わった政治家であることや、台湾の植民地経営については広く研究されている。私は本稿を執筆するにあたり、後藤の外交人脈については一般向けの著作では近年まであまり詳しく紹介されていない事に気づいた。そこで、後藤新平の対外人脈という形で本稿を執筆しようと考えていたのであるが、この「後藤はフリーメイソンである」という綾部の記述に突き当たり、この事実を軸に後藤の外交政策を検証していこうと考え直した。いろいろな文献調査をした結果、後藤新平がフリーメイソンのような国際的な市民結社の一員でなければ、当時を考えるとありえない事実が色々見つかったわけで、今回はそれを紹介していきたい。

<これまでの後藤研究のパターン>

 これまでの後藤研究はどのようなものであったか?

 後藤新平という人は“一つのものさし”で見た場合、全体像を見誤る可能性を秘めた人物である。まず最初に、はっきり言ってしまえば、作家や歴史学者を問わず、これまでの後藤新平研究の全ては、一九二九年に後藤が死去して後に、後藤の女婿である鶴見祐輔(つるみゆうすけ)が代表となり、斎藤實や犬養毅、そして若槻礼次郎といった首相を経験した人物、石黒忠悳(いしぐろただのり)子爵、また、新渡戸稲造が編纂会を結成して編集された『正伝 後藤新平』(現在は藤原書店・刊行)が土台になっている。鶴見は一九二八年に初当選し、戦後にも三木武夫派に所属して一九七三年まで生きた政治家であり、一般的には戦後の代表的な進歩的文化人の鶴見俊輔の父親として知られる。

 この鶴見本から出発点となり、様々な後藤論が生まれている。その代表格が、現在は安倍晋三政権の安保法制懇の座長代理を務める北岡伸一・元国連代表部次席大使が一九八八年に書いた『後藤新平―外交とヴィジョン』(中公新書)である。ただ、近年では後藤の植民政治家としての業績に焦点を絞り論じた、渡辺利夫・拓殖大学総長による民族主義的な立場からの著作(『アジアを救った近代日本史講義』PHP新書二〇一三年)もあり、これに加えて、後藤と個人的関係にあった星一(ほしはじめ)を父に持つ小説家でもある星新一による人物評伝や、御厨貴(みくりやたかし)らによる日本政治史の中での後藤論、そして、震災復興と都市政策を紹介した本などがある。

 しかし、後藤新平が、明治大正期に非常に高く評価されるきっかけになっているのは後藤が持つ国際人脈であるだろう。私はそのように断言してもいい。後藤新平の周りの星雲を明らかにすることで、これまでのバラバラになりがちだった後藤研究を一つの線でまとめることができると私は思っている。

<フリーメイソンリーの本質を一言で理解する>

 そこで、私が述べた後藤がフリーメイソンであったという綾部の指摘が重要になってくるのだ。フリーメイソンとはなにか。映画『ダ・ヴィンチ・コード』などの登場もあり、最近ではさすがにフリーメイソンを悪の秘密結社として一方的に断罪する風潮は下火になってきているが、だからといってフリーメイソンリー(フリーメイソンは結社のメンバーのことを指す表現で結社を指す場合はこう呼ぶ)が何であるかということは明確にだれでも納得できる形で示されているとは言いがたい。そこで、私が極めて単純にフリーメイソンリーとは何かということをまず述べる。

 フリーメイソンリーとは、一言で言えば、「国際的なつながりをもつ様々な職業のトップエリートによる最高度の情報交換のネットワーク」のことである。人間の集まりであり、エリートである以上、だいたいにおいて金持ちの集まりだから、往々にして世間的な基準で言えば、悪巧みが行われる。しかし、本質を言えば、昔は爵位を持った人々、今で言えば、政府高官、企業の重役、優秀な科学者たちの集まり、結社なのである。もとはメイソンリーは、専制君主やカトリック教会の支配に対抗して自分たちの権益を拡大しようとして、その中で知識人階級とも結びついた。例えば、イギリスの自然科学者であるフランシス・ベーコンやアイザック・ニュートンもまた広い意味で言えばイギリスのメイソンだ。

 現在は、フェイスブックのようなSNSが当たり前のように、インターネットが世界中の人間を結びつける役割を果たすが、それでもトップエリートの間ではいまでも外部の人間を寄せ付けない、対面を重視した情報ネットワークが形成されているのが普通だ。大学の学生クラブも重要なネットワーク組織であるが、これは同じ大学の出身という共通項でくくられているものであり、フリーメイソンは「自由」「(結社のメンバー間の)平等」「博愛」を重視する。異なる職業の人間が集まって情報交換のネットワークを作るといえば、身近なところではロータリークラブ、その女性版であるソロプチミストがある。本質的にはそれらの団体とメイソンリーは同じである。

<後藤新平はいつメイソンになったか>

 以上のようにフリーメイソンリーの理解をした上で出てくるのが次の問いである。「そうか、フリーメインソンというのは、異業種の世界中のエリートが集まった結社なんだな。そこまではわかった。それでは日本人の華族である後藤新平は一体どこでメイソンになったか、それが知りたい」

 この問いの答えは、フリーメイソンリーが異業種の人間の集まる結社であることを踏まえると直ちに出てくるのである。後藤新平は、台湾民政局長官、満鉄総裁、逓信大臣、内務大臣、外務大臣、まで務めた政治家であるが、元々の職業は医学者である。このことに気づくと後藤新平がどのような経路でメイソンになったかはすぐに分かる。

 重要な事実をあげる。後藤新平は一八九〇年から九二年にかけてドイツ留学をしている。後藤が初めての主要な著書である『国家衛生原理』という本を世に出した翌年のことだ。そこで有名な医学者のコッホや北里柴三郎と交流している。ただ、ここで重要なのは、後藤は初の欧州訪問で様々な国際医学会に出席しているのだが、滞在の最後の年にローマで開催された「第五回万国赤十字会議」に出席しているという事実である。

 万国赤十字は国際赤十字と今では呼ばれるが、その創始者は、YMCA(キリスト教青年同盟)世界同盟の創始者であるパリの医師アンリ・デュナンであることはよく知られている。そして、デュナンは有名なフリーメイソンであり同時にテンプル騎士団員である。このことはカナダのブリティッシュコロンビア州のフリーメイソンのロッジ(支部)のウェブサイトで容易に確認可能な事実であるからまず疑いない。そして、日本赤十字の前身である組織は「博愛社」と呼ばれている。この博愛こそがフリーメイソンの掲げる「自由、平等、博愛」であることは言うまでもない。 


アンリ・デュナンはフリーメーソンだった

 博愛社は、一八八三年にベルリンで開催の「衛生及び救難法の博覧会」に際し、欧州における赤十字事業の調査とその加入を前提に作られた組織である。その加入の際に活躍したのが、アレクサンダー・フォン・シーボルトという外交官、とその弟のハインリッヒで、ともに明治期の有名な「お雇い外国人」である。江戸時代に日本から世界地図を持ちだしたとして知られるオランダ商館駐在員のシーボルトの息子たちだ。明治期の日本が世界にデビューする際に動いた。ここで重要なのは、後藤は、第五回万国赤十字大会に出席した際にはこのアレクサンダーとともに日本赤十字社委員の立場での参加であるということだ。


アレクサンダー・フォン・シーボルト

 ここから推定されることは、後藤はこの万国赤十字大会が開催された一八九二年(明治二五年)までに、フリーメイソンリーの一員として迎え入れられたということだ。後藤はドイツ留学の折は私費留学のはずだったが、実際は内務省職員だったために官費として一時金一〇〇〇円を提供されている。後藤の一回目の訪欧では各地のロッジ(メイソンリーの支部のこと)でのメイソンたちとの交流があったはずだ。後藤は帰国後、明治天皇に赤十字会議の結果報告を行っている。イギリスの属国として開国を果たした日本にとって、メイソンらのネットワークからもたらされる情報はよくも悪くも貴重であった。

 後藤はこのドイツ留学を含めて、欧米諸国に都合三回外遊している。当時は飛行機がなかったので、世界一周の外遊となれば船と鉄道を乗り継いで、短くても一年かかりのものとなり、同時に巨額の資金が必要だった。だから限られたエリートと認められなければ外遊などできなかった。ここが現在の感覚ではわかりにくいところである。フリーメイソンであることはその重要な判断基準であったわけである。

 このようにして国際人(=フリーメイソン)・後藤新平が誕生した。

 国際人脈というのは重要な人物を知っていればそれが次々とつながり、結果的に自分自身が「重要な人物」になるというものである。そのようなつながりの中心にいる人物を「ビッグ・リンカー」と呼ぶ。あるいは、よく「ロックフェラーやロスチャイルドが世界を支配している」などと言われるのは、彼らがそのような人脈を重層的、多角的に蓄積しているからだ。

 後藤は、ロシアや中国を除いた欧米諸国には、この後一九〇二年、一九一九年に外遊を果たしているが、この時に面会した人物のリストを見ると、後藤が国内での実績を積みながら、同時に国際人として人脈を蓄積していることがわかるのである。特に、この二回の外遊はいずれも通訳に新渡戸稲造(にとべいなぞう)を同行させている。新渡戸は、後藤と同郷の岩手出身である。後藤がその力量を見込んで、陸軍の児玉源太郎が台湾総督だった時代に民政長官の仕事の一つとして、台湾の製糖産業を振興しようとした。その時、新渡戸を一九〇一年にわざわざ呼び寄せたのである。翌年、台湾に新渡戸の意見にそって台湾製糖業奨励規則を発布し、糖務局を設置して一仕事終えるのと前後して、後藤は新渡戸と横浜から米国に出航している。

 新渡戸はクエーカー教徒としてアメリカでの人脈を作った知識人・技師であるが、メイソンであるかはわからない。しかし、このメイソンリーとクエーカー主義の2つは親和性がある。後に詳しく触れるが、後藤は先に紹介した正伝を編纂した女婿の鶴見祐輔を新渡戸の秘書としている。そのようにして後藤人脈は新渡戸人脈と結びついているわけである。


新渡戸稲造

<もっとも重要な三回目の外遊>

 だが、後藤新平の外遊でもっとも重要な意味を持つのは、三回目の一九一九年の欧米歴訪である。先に述べたようにここには後藤の盟友である新渡戸が常に通訳として付き添っていた。

 この外遊がなぜ重要なのかというと、第一次世界大戦が終わり、アメリカが新しい世界覇権国として確実に存在感を示し始めていたまさにその時の訪米だからである。この年は一月には世界大戦の後始末を行うパリ講和会議に講和大使となった西園寺公望が、牧野伸顕らと一緒に出発しており、後に後藤らの一行と一時合流している。そこで新渡戸が戦後の国際秩序を管理するための国際機関として設立されることになった、国際連盟(リーグオブ・ザネイションズ)の事務次長に転出することが決まるのだが、それは別に譲るとして、ここで重要なのは、後藤が外遊でどのようなアメリカ人と交流したか、ということである。

 後藤は、すでにこの一九一九年にはすでに外務大臣を経験済みである。外遊の折の訪米メディアでは、「次の総理大臣」として後藤を紹介する論調が多かった。後藤が初めて大日本帝国政府の閣僚として登場するのは、一九〇八年に発足する第二次桂内閣の逓信大臣である。ついで、やはり一九一二年発足の第三次桂内閣で同じく逓相となり、第一次世界大戦中の発足した桂と同様に長州系(山県有朋系)の政治家である寺内正毅(てらうちまさたけ)の内閣で内務大臣を、続いて当時の外相が病に倒れたため、外務大臣の重責を担うことになる。

 後藤は台湾総督府時代に児玉源太郎の信頼を受けて民政長官に任命されたことはすでに述べた。児玉は、後藤とは日清戦争終了後の防疫事務を通じて関わりを持つようになっていたが、後藤のテクノクラートとしての力量を高く評価したようである。


児玉源太郎

 後藤の台湾総督府民政長官時代の経験は他で論じつくされているので、あえて詳しくは述べないが、後藤が台湾の原住民の昔ながらの慣習を調査させながら台湾を統治したことや、台湾経営の資金を作るために阿片(アヘン、精製すれば医療用モルヒネにもなるが麻薬)を全面的に禁止しなかった阿片漸禁政策を掲げたことだけは述べておく必要がある。この徹底した旧慣調査や阿片政策がこの後に赴任する満鉄総裁の時にも生かされているからだ。

 これらの経験は、「ビジネスを発展させること植民地の経済的自活を促し、同時に武断的な植民地統治を行わないことで植民地の原住民を日本に経済的に依存させる」というし植民地経営手法として定式化されている。中国大陸とは異なり、台湾では、親日的感情がいまも根強いのはこの後藤の「植民地支配」ではなく「植民地経営」という発想があるためである。

 つまり、後藤は行政官僚=テクノクラートであると同時に、実業家でもあった。台湾総督府に来た時点で後藤はフリーメイソンだったから、そのネットワークを駆使し、イギリスの東インド会社などの欧米植民地支配をケーススタディしたのであろう。欧米植民地支配の欠点を理解し、それを補うべく、旧慣調査を採用して、現地の慣習を尊重し、同時にそのことで原住民を懐柔し、富ませるという発想が生まれたのだろう。このやり方が中国大陸の満州経営でも最後まで貫かれていれば、帝国陸軍や海軍が中国国内の反日運動を掻き立てることはなかっただろう。

 後の外相・松岡洋右は、後藤が満州にいた折、中国大陸で役人をしていたが、その折を「後藤新平総裁が旅順の偕行社(注:陸軍の親睦クラブ)に行かれて、『満州に来ると皆が軍人病にかかっている』と喝破せられた」と回想している。後藤の植民地経営思想、外交思想は「文装的武備(ぶんそうてきぶび)」と言われる。これはリベラルの政治思想の流れにあるもので、「経済的に投資しあってお互いが発展すれば、日中が共存共栄できる」という、経済的な立場からの「大アジア主義」であるといえる。後藤は過度に軍隊が植民地経営に関わることを嫌った。後にも述べるが、後藤が三菱財閥の女婿でありながら、外交政策では失策続きの政党政治家・加藤高明(憲政会総裁、外相、総理大臣)を批判し続けたのは、外務官僚上がりの政治家には、ビジネスの発想がない、近視眼であることが強く影響していると思われる。

 鶴見による後藤正伝を読むと、旅順・大連などの海に面した港を商業港にして日支間の貿易を盛んにしようという発想もあった事がわかる。現在、渤海湾に面した大連が中国の一大商業都市やテクノセンターとなり経済特区の恩恵を受け、同時に現在のフリーメイソンリー的組織である

「世界経済フォーラム」の地域分科会であるサマーダボスの開催地となっていることからも、後藤の発想は現在にも通用するものであることがわかる。


2011年夏に開催された大連・サマーダヴォスの様子

(以下次回)
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