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「1973」安倍晋三と昭恵夫人の熱い同志愛を副島隆彦が解説する。2017年5月18日

「1971」 1643年と1756年のヨーロッパの歴史(2) 副島隆彦 2017年5月8日

「1970」 1643年と1756年のヨーロッパの歴史(1) 副島隆彦 2017年5月1日

「1969」【トランプ政権通信】就任100日を間近に固まってきた新政権の権力構造-1枚の写真が語る政権のキーパーソンたちの序列 2017年4月22日

「1967」 オリバー・ストーン監督の最新映画『スノーデン』について 副島隆彦 2017年4月14日



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「1972」 『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)という本を読んだ。これが文学だ。副島隆彦 2017年5月15日

「1968」 副島先生の新刊『アメリカに食い潰される日本経済』(徳間書店)の発売が4月28日に決まりました。ぜひお求めください。2017年4月21日

「1966」 第37回 副島隆彦を囲む会主催定例会「ディヴィッド・ロックフェラー死後の世界新秩序“G3”を大予言する」(2017年5月28日(日曜日))のお申込みをお待ちしております。2017年4月12日

「1964」 橋下徹・元大阪市長がアメリカで講演した件、それから売国官僚・高見澤将林(たかみざわのぶしげ)について 2017年4月2日

「1960」相田英男氏の緊急寄稿「東芝=ウェスティングハウス問題」について対話形式で理解する。2017年3月15日

「1957」お知らせ2つ。副島先生の新刊『税金恐怖政治(タックス・テロリズム)』(幻冬舎)の発刊の紹介。 それから、今、国会を揺るがしている、森友学園への「国有地ほとんどタダで払い下げ問題」(=安倍晋三記念小学校問題)を追いかけている作家の菅野完氏との対談の内容を動画と文で載せます。2017年3月1日

「1954」斎川眞(さいかわまこと)『天皇とは北極星のことである』(PHP研究所)の紹介。日本国の 天皇という称号はどのようにして生まれたか。 2017年2月16日

「1953」これは必読の一冊。下條竜夫(げじょうたつお)著『物理学者が解き明かす思考の整理法』(ビジネス社)が発売されます。小保方晴子、星占い、金融工学を理科系の視点で理解するほか、思考の整理法の実践編として好評だった前作に続いての新刊です。2017年2月10日

「1948」天皇陛下の譲位問題。この問題は「ワールドヴァリューズ(世界普遍価値)と民族固有価値(ナショナルヴァリューズ)のどちらを重視するか」という問題であり、天皇陛下と安倍晋三がその2つの価値観を巡って熾烈な争いを繰り広げている、ということなのである。副島隆彦・記 2017年1月16日

「1944」【講演DVD】「鳩山由紀夫元首相が見た『属国・日本』の真実」(2016年11月20日)の講演ビデオについてお知らせします。鳩山元首相が日本の対米従属政策の問題点、今の民進党の問題点、アジア・インフラ投資銀行(AIIB)の実像について語ります。2016年12月26日

「1942」 北方領土まったく返還なし記念。 「自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界」。自民党によるネット上の言論操作を暴いたNHKの番組を載せる。 2016年12月18日

「1940」先日の鳩山由紀夫元首相をお呼びしての講演会の会場で皆様から頂いたアンケート結果です。2016年12月6日

「1937」  アメリカ大統領でトランプが勝利してから私がアメリカ大統領選挙について書いた、「重たい掲示板」への投稿を載せます。副島隆彦 2016年11月22日 

「1934」副島隆彦の、 最新の金融本 『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』( 祥伝社)が発売。 恒例のエコノ・グローバリスト・シリーズの第19弾。2016年10月29日

「1931」 副島先生の緊急出版 の 新刊『Lock Her Up! ヒラリーを逮捕、投獄せよ』(光文社)が発売されました。注目の米大統領選挙の真の争点を理解するために是非お読みください。2016年10月10日

「1927」来る11月20日に私達の秋の定例会を特別ゲストを呼んで開催します。今回は、鳩山由紀夫元首相をゲストにお招きして、世界の行方、東アジアの今後、日本の将来についてじっくりお話をうかがいます。2016年9月15日

「1924」番 『明治を創った幕府の天才たち 蕃書調所=ばんしょしらべしょ=の研究』(成甲書房刊)が発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2016年9月4日

「1920」番  ” Lock Her Up ! ” 「 ヒラリーを逮捕せよ、 投獄せよ !」 の嵐が アメリカ全土でわき起こっている。 2016.8.11  副島隆彦記 

「1916」 最新DVD『アメリカ名物「トランプ・ポピュリズムの嵐」と最新の世界情勢』のお申し込み受付を開始します。9月以降の米大統領本戦本格化を前に是非ご視聴ください。2016年7月20日

「1912」 副島隆彦のアメリカ分析 の最新刊 『トランプ大統領とアメリカの真実』(日本文芸社)が発刊。2016年6月27日

「1910」 橋下徹(はしもととおる)前大阪市長はなぜ危険なのか。 それは国家社会主義(こっかしゃかいしゅぎ)の思想を持っている恐ろしい男だからだ。 副島隆彦 2016年6月16日

「1907」 重たい掲示板 [1938]私たちの定例会は盛況に終わりました。あとは最新の情報。 をこちらにも転載します。 2016年6月3日

「1905」番 あの2年前に突然、行方不明になったマレーシア航空機は、その後どうなったのか? 驚くべき事実が明らかになった。日本国内では初公開の情報である。 2016.5.21 副島隆彦  

「1903」【講演会】5月29日(日)の学問道場主催『ドナルド・J・トランプの<アメリカ名物>ポピュリズム旋風と現在の国際政治・経済情勢を読み解く』(東京・御茶ノ水)を宣伝します。ポピュリズム政治家の分析では日本の第一人者である副島隆彦のトランプ論をご期待ください。2016年5月9日

「1901」 4月28日発売 新刊書のお知らせ 。 日銀・黒田は、自分たちのインフレ目標が遅々として進まないのを居直った。マイナス金利導入で分かった日銀の真の思惑。 副島隆彦新刊『マイナス金利「税」で凍りつく日本経済』(徳間書店)で、日銀の「隠された真意」の謎が明かされた。 2016年4月28日

「1899」【2016年定例会のお知らせ】 5月29日に今年第一回目の学問道場の定例会を開催します。テーマは「アメリカ大統領選挙と最新の国際政治・経済情勢」です。ドナルド・トランプ旋風の原動力 “ポピュリズム”と”アメリカファースト!”とは何か、改めてじっくり語ります2016年4月20日

「1896」 副島隆彦先生の新著『日本が中国の属国にさせられる日』(ベストセラーズ社)が発刊。日本が中国の影響下に呑み込まれるとき、私たちはどのような態度をとるべきか。20世紀の右翼・左翼の両翼思想のタブーを、反権力の思想家である副島隆彦が抉り出す大著です。2016年3月28日

「1894」米大統領選挙、共和党はトランプが躍進し、民主党はヒラリーが候補を指名獲得し、二者の対決になりそうだ。2016年3月18日

「1891」 新刊のご案内『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』(祥伝社)のご案内です。海外の金融メディアは軒並み、「黒田は弾切れ」(Kuroda's Bazooka is out of ammunition)と言い始めています。2016年3月2日

「1588」副島隆彦著作、その他の「学問道場」関連書籍を期間限定で割引販売します。この機会に是非ご利用ください。2016年2月21日

「1584」 ドナルド・トランプはどこで失速するか。急浮上してきたマルコ・ルビオ上院議員とはどういう背景を持つ政治家か。2016年アメリカ大統領選挙の予備選挙について。2016年2月4日

「1581」 『BIS(ビーアイエス)国際決済銀行 隠された歴史』(アダム・レボー著、副島隆彦監訳、古村治彦訳、成甲書房、2016年)が発売になります。古村治彦記 2016年1月21日

「1579」 学問道場関連の新刊書籍二冊、『暗殺の近現代史』(洋泉社、中田安彦が参加)と、『天皇家の経済学』(同、吉田祐二・著)が発売されています。ぜひ、お求めください。2016年1月14日

「1577」「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2016.1.1 /1月3日加筆 「崩れゆくアメリカ」を見てきて。短期留学修了を受けての報告。 中田安彦 2016年1月3日

「1576」 『物理学者が解き明かす重大事件の真相』(下條竜夫著、ビジネス社、2016年1月9日)が発売となります。古村治彦記 2015年12月24日

「1574」 『信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた』(副島隆彦著、PHP研究所、2015年12月17日)が発売となります。古村治彦筆 2015年12月15日

「1572」番 今の世界の中心の課題である ロシアによる シリアのIS爆撃、殲滅は、プーチンによる「ロシアから愛をこめて」である。最新の映画「OO7/ スペクター」の中にこれからの世界の動きの秘密が隠されている。 副島隆彦 2015・12・9 

「1569」 ダニエル・シュルマン著、古村治彦訳『アメリカの真の支配者 コーク一族』(講談社、2015年)が2015年12月8日に発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2015年11月30日

「1566」 宗教改革の始まりにおいてルターとローマ法王はどういう言葉の応酬をしたか 2015年11月13日

「1563」 『再発する世界連鎖暴落 貧困に沈む日本』(副島隆彦著、祥伝社、2015年10月30日)が発売となります。古村治彦筆 2015年10月29日

「1560」番  今のアメリカ政治の真の焦点である、「ベンガジ事件」での下院の特別委員会を、ヒラリーはなんとか 乗り切る。そして、シリアでのサリン爆弾の真犯人たちのこと。 2015.10.15 副島隆彦  緊急で冒頭加筆します。 10月16日 副島隆彦  

「1557」 安倍晋三は国民がどれだけ「鈍感」かを試して喜んでいる。気付いている敏感な国民とそうではない国民に二極化している。2015年9月25日

「1555」 昨日、2015年9月14日に国会議事堂前で行われた安保法制反対抗議デモに行ってきました 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆2015年9月15日

「1552」 学問道場の定例会DVD『副島隆彦が、今の重要なことを洗いざらい語ります』(2015年5月31日開催、約330分)の予約受付を始めました。ご案内が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。2015年8月25日

「1551」番 栗原康 (くりはらやすし)著 『現代暴力論』 という新刊書 がすばらしいので、私が書評して強く推薦します。 副島隆彦  2015年8月25日 

「1548」 好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(2) 2015年8月13日

「1547」好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(1) ※会員ページに掲載したものを再掲 2015年8月10日

「1544」 副島隆彦先生の新刊・中国研究本の第7弾! 『中国、アラブ、欧州が手を結び ユーラシアの時代 が勃興する』 が先週末に発売。ロンドン金(きん)の値決めに中国の二大民間銀行が参加、人民元決済圏の拡大 から 南沙諸島問題も含めてユーラシア大陸の時代 を余すところなく分析。2015年7月26日

「1542」番 戦後七十周年企画  なぜ日本は戦争に向かわされたのか(1)   日本共産党の戦前最後の委員長 野呂栄太郎(のろえいたろう)の命がけの闘いから昭和史の真実が見えてくる。 津谷侑太(つやゆうた)2015年7月13日

「1539」番  俳優 高倉健(たかくらけん)の生き方 と死に方について考えたこと。 副島隆彦 2015.6.27(転載)

「1536」現下の政治状況を勢力分析する。大阪都構想の住民投票に現れた、若い世代のファシズムへの欲求。それを支える橋下徹・菅義偉の背後にある勢力とは。安倍・菅の野党分断の動きに対し、維新の党の執行部をおさえた旧小沢グループが巻き返しにでている。2015年6月11日

「1535」 佐藤優氏との対談本、『崩れゆく世界 生き延びる知恵』(日本文芸社)が刊行されました。「発売後、即重版」で非常に好評です。副島理論を真っ向から佐藤氏が受け止めている重厚対談です。2015年6月6日

「1532」番  来たる 6月7日(日)に 横須賀市で私の講演があります。 いらしてください。「軍港 横須賀の150年の歴史」にちなんだ話をします。 副島隆彦 2015年5月27日日

「1529」5月31日に都内で開催する、学問道場自力主催講演会の具体的な講演内容が固まってきまたのでお知らせします。参加者はまだまだ大募集中です。ぜひおいでください。2015年5月11日

「1526」 副島隆彦の最新金融本、『「熱狂なき株高」で踊らされる日本』(徳間書店)が発売されました。第5章、アベノミクス金融緩和など金融政策の理論的支柱となっている「合理的期待(予測)形成学派」の正体を暴いたところが非常に学問的には重要な本です。2015年4月27日

「1523」来る5月31日に講演会『副島隆彦が、今の重要な事を洗いざらい語ります』を開催いたします 2015.4.16

「1520」 AIIB「アジアインフラ投資銀行」の設立をめぐるゴタゴタの真相を載せます。 副島隆彦 2015年4月1日 (重たい掲示板から転載)

「1517」 新刊2冊『余剰の時代』(ベスト新書)と『日本に恐ろしい大きな戦争(ラージ・ウォー)が迫り来る』(講談社)が発売されます。生き延びるための政治思想とアメリカ政治本です。2015年3月13日

「1515」 「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第2回)2015年3月5日

「1514」「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第1回)2015年2月25日

「1511」カナダの政治。カナダの歴代首相を、隣国の大国アメリカとの「帝国-属国」関係において明快に解説します。2015.2.7

「1508」 新刊本二冊を紹介します。『副島隆彦の政治映画評論 ヨーロッパ映画編』(ビジネス社)と、先生が巻頭文を書いた吉本隆明(よしもとりゅうめい)の評論集『「反原発」異論』(論創社)の二冊です。 2015年1月26日

「1505」 中田安彦です。私の新刊『ネット世論が日本を滅ぼす』(ベスト新書)が発刊されました。数年間「ネット世論」に密着して観察して学んだ結果を一冊の本にまとめました。ネット言論の理想主義はなぜ次々と自滅していくのか?その答えを知りたい人はぜひお読みください。2015年1月12日  

「1501」番 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2015.1.1 続けて 「1503」番として、「1495」番の谷崎潤一郎論の第3部(終章)を載せます。副島隆彦 記

「1500」最新講演DVD『2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている』が完成しました。ぜひ御覧ください。2014.12.25

「1497」オーストラリアの歴代首相について。 日本人が知らない、オーストラリア政治の基本骨格を副島隆彦が分かり易く解説します。2014.12.17

「1496」番 俳優の菅原文太氏が亡くなった。 「1194」番会員ページ に載せた副島隆彦との対談を再掲します。 2014.12.13

「1493」 自力主催講演会「2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている」(2014.11.16)のアンケートの回答結果を掲載します。2014.12.4

 「1491」番 ノーベル物理学賞受賞の中村修ニが、なぜ重要であるのか、の本当の理由。10年前のここの、私たちの文を再掲載する。副島隆彦 2014.11.22 

「1487」 『官製相場の暴落が始まる――相場操縦しか脳がない米、欧、日 経済』(副島隆彦・著、祥伝社)発刊のお知らせ。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。 2014.10.26

「1485」書評:アメリカの著名ユダヤ人小説家、フィリップ・ロスの小説「プロット・アゲンスト・アメリカ」(集英社)/架空歴史小説を手がかりに「アメリカ国内優先主義」(アメリカ・ファースト)の美名を表と裏で使い分けた米財界人の冷酷な世界戦略が見えてきた (その1) 2014年10月14日

「1481」 来る11月16日に都内・上野で「政治・国際情勢・経済」についての時局講演会を開催します。聴講希望者を現在募集中です!2014年9月29日

「1479」 『英語国民の頭の中の研究』(副島隆彦・著、PHP研究所)発刊のお知らせ。大幅に加筆修正が加えられています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.9.22

「1476」番   文学とは何か の 2 。 日本文学とは何か 論。 を 載せます。 副島隆彦 2014.9.6

「1472」 『日本の歴史を貫く柱』(副島隆彦・著、PHP文庫) が8/4から発刊されています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.8.27

「1470」 夏休み特集。アルチュール・ランボー論。パリ・コミューンという政治的事件を書き残そうとした文学について。2014.8.16

「1466」 お知らせ:『税金官僚に痛めつけられた有名人たち』(副島隆彦・著、光文社刊)が8/1に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.7.24

 「1460」 7月1日に、SNSI論文集第7弾『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』が出ます。従来の教科書や歴史書では描かれない明治期以降の日本真実の姿を描き出しました。2014年6月25日

「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日 

「1454」 【今読み返す副島本】 米同時多発テロ事件前に発表された、副島隆彦の「集団的自衛権」論をそのまま転載します。 今こそ読み返してほしいと思います。 2014年6月3日

「1451」【中国を理解する】『野望の中国近現代史 帝国は復活する』(ビジネス社・刊)(原題:Wealth And Power:China's Long March to the Twenty-First Century)という本を紹介します。中国の近現代史を正しく理解しなければ、日本は中国の台頭に向き合うことは出来ない。2014年5月25日

「1448」番  私が、今やっている仕事、考えていること、書くべき文章のことなどを、まとめて報告します。 副島隆彦  2014.5.11 

「1443」最新講演DVD『キャロライン・ケネディと安倍晋三』が完成しました。このDVDで米オバマ政権と安倍政権の暗闘の実態が分かります。現在の日本政財界に影響を与えるハーヴァード大学人脈についても解説。ぜひ御覧ください。2014年4月16日

「1441」 副島隆彦先生の最新金融本『金融市場を操られる 絶望国家・日本』(徳間書店・刊)が発売されます。日本は、アベノミクスに浮かれて「成長国家」どころか、「貧乏国家」となってしまった。この現実から逃れることが出来ない。世界の金融も統制されている。2014年4月5日

「1436」 後藤新平―日本の「セシル・ローズ」論(全4回/第1回) 中田安彦・記 2014年3月16日

「1433」『靖国問題と中国包囲網』(副島隆彦・著、ビジネス社刊)が3/7に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.2.27

「1429」 【寄稿・偉人伝の裏側を見破る】 自由民権運動の父・板垣退助はフリーメイソンだった!~伊藤博文のフリーメイソンネットワークに加入した板垣退助~津谷侑太(つやゆうた)筆 2014年2月5日

「1426」古村治彦研究員の新刊『ハーヴァード大学の秘密』(PHP研究所)の紹介と、その出版記念を兼ねた「囲む会」主催の2014年初めての主催定例会『キャロライン・ケネディ駐日大使着任が日本政治中枢に与えている衝撃』(仮題)のお申込みのご案内を致します。2014年1月21日

「1423」 明治期の慶応義塾で 最先端の学問を教えたのは ユニテリアン(フリーメイソンリー)だった 石井利明(いしいとしあき)研究員 2014年1月11日

「1421」TPP交渉と平行して、水面下で進む「民法改正」の動き。大新聞は連帯保証人(個人保証)制度の改正部分だけをクローズアップするが、実際はこの民法改正はアメリカによる日本社会改造計画の一つである。2013年12月29日

「1418」孫崎享・副島隆彦講演ビデオ『外務省の正体』のご予約を承ります。日本の国家の行く末を大きく左右する外務省(MOFA)の内部と歴史はどうなっているのか、必見の講演です。2013.12.10

「1414」新刊『説得する文章力』(KKベストセラーズ)と『闇に葬られた歴史』(PHP研究所)をご案内します。2013.11.27

「1411」副島隆彦新刊金融本『帝国の逆襲―金とドル 最後の戦い Empire Strikes Back, Again.』(祥伝社)が発売されました。今年前半から中盤の主な金融ニュース(TPP、シェールガス、金価格の急落についても)を副島隆彦独自視点で分析しています。2013年11月16日

「1409」 腰痛(ようつう)と首、肩の痛みは治るようである。 「トリガーポイント・ブロック注射」という治療法を紹介する。 副島隆彦記 2013年11月6日

「1406」新刊『税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産』(2013年10月、幻冬舎刊)発刊のお知らせ。官僚たちはいかにして資産家からお金を奪い取ろうとしているか。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2013.10.18

「1404」【最新版】世界権力者人物図鑑 刊行が発売中です。2010年発刊の第一弾から全面リニューアルのデザイン・内容です。2013年9月30日

「1402」 来月、10月26日(土)開催予定の「囲む会」秋の定例会のお申し込み開始お知らせ。今回は元外務省元国際情報局長の孫崎享先生をお呼びして「過去現在未来の日本外交」を語りつくします。ご期待ください。2013年9月16日

「1399」鬼塚英昭(おにづかひであき)氏の『日本の本当の黒幕』(下)を読む。戦前の日本政治の闇を象徴する田中光顕(たなかみつあき)という怪物を知る。それは現在の日本政治を支配するヤクザたちを知ることでもある。2013年9月1日

「1396」 新刊『中国人の本性』の紹介。私たちはどれだけ中国の思想史について知っているだろうか? そこで副島先生が中国亡命知識人の歴史を中共からの亡命知識人である石平(せきへい)氏に徹底的に質問しました。夏のうちに是非読んで下さい。2013年8月8日

「1394」定例会完全収録のDVD『いい加減にしろ!マイケル・グリーン/恐ろしいヨーロッパの秘密―フランドルからフローレンスへ』が完成しました。2013.7.29

「1392」 参議院選挙が終わって、次の日本国民の課題に向かう。アベノミクスとはA-sset B-ubble E-conomy(資産バブル・エコノミー)のことである。金融緩和派の経済学者のおかしさを理路整然と暴いた野口悠紀雄氏を評価する 副島隆彦 2013年7月25日

「1389」参院選後、日本の各階層(金持ち・サラリーマン・貧乏人)への、安倍政権による国家統制が進む可能性がある。その兆しとして参院選初日に福島県の総理演説会で自民党職員らが行った、一般国民の「表現の自由」への取り締り行為の動画がある。決して貴方の一票は自民党には投票してはなりません。それから先日の講演会のアンケート結果を載せます。 中田安彦(アルルの男・ヒロシ) 2013年7月13日

「1387」 『統制が始まる 急いで金を買いなさい』(祥伝社・刊、2013年6月)の宣伝を載せます。2013.7.4

「1384」再度、6月29日の定例会のお知らせをします。タイトルが「いい加減にしろ!!マイケル・グリーン~米中“新秩序”に取り残される日本」になりました。米日関係その他の政治経済の話題に縦横無尽に切り込みます。2013年6月13日

「1381」 私たちの福島復興活動本部 を 閉じて 撤退式をします。6月23日です。時間のある人は福島の現地まで自力で来てください。 副島隆彦 2013年6月2日

「1379」先週土曜日の会員交流会開催後のお礼の報告と、次の6月29日の講演会のお知らせ。2013年5月20日

「1376」 最新DVD『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(2013年3月3日、講師:副島隆彦・藤森かよこ)と、新刊・映画本『アメリカ帝国の滅亡を予言する』(日本文芸社)頒布のお知らせ。お待たせしました!2013.5.4

「1375」黒田金融緩和と金価格急落、そしてBRICS開発銀行の設立。新しい秩序に向けて世界は動いている。副島先生の最近の「重たい掲示板」への書き込みをまとめて載せます。2013年4月20日

「1372」副島先生の新刊『浮かれバブル景気から衰退させられる日本』(徳間書店)ではTPP交渉とアベノミクスの欺瞞について詳しく紹介。今回も豊富な図表・資料付きです。また、新しい試みとして会員同士の交流会(会員交流会 自由におしゃべり)もまだ募集中です。講演会とは別の形で交流(情報交換)いたしましょう。2013年4月4日

「1370」 日米地位協定に続いて、日米原子力協定(1988年)を暴く。中曽根康弘の周辺の「原子力外務官僚」たちが、アメリカに抵抗するカードとして持ちだした「日本の核武装論」には全く意味が無い。六ケ所村の再処理工場を維持してきた日本原電は中曽根派の利権の巣窟であるからすぐに破綻させるべきだ。(苫米地英人『原発洗脳』(日本文芸社)と有馬哲夫『原発と原爆』(文春新書)を書評する。)(その1) 2013年3月27日

「1366」書評:前泊博盛・編著『本当は憲法より大切な 日米地位協定入門』(創元社)を読む。ジャパン・ハンドラーズと外務官僚が威張れるのも日米安保と地位協定があるからだ。2013年3月8日

「1363」新刊『それでも中国は巨大な成長を続ける』(ビジネス社)の刊行のお知らせ。アメリカでは、巨大な中国とどう付き合っていくかは熱心に議論されていても、中国崩壊論など真面目に受け取られていない。2013年2月18日

「1361」 副島隆彦を囲む会・定例会、第29回定例会・自力主催講演会『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(講師:副島隆彦・藤森かよこ、開催日:2013年3月3日、日曜日)開催のお知らせ。2013.2.8

「1358」 アダム・ヴァイスハウプト著 『秘密結社・イルミナティ 入会講座<初級篇>』(KKベストセラーズ)が発刊されました。ドイツ啓蒙主義から生まれた「イルミナティ」はフリーメーソンなど秘密結社のルールブックを制定した集団である。2013年1月21日

「1356」番。 年末からの2週間の「産みの苦しみ」のあとで、副島隆彦が全力で書きます。 「ヒラリーの終わり」論文です。 今年もよろしく。 2013年1月8日

「1354」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2013.1.1

「1351」自民党・公明党・日本維新の会の圧勝と民主党勢力の壊滅大敗北を受けて、「個人の力量によるサバイバル」というものが必須になってくる。そのことを選挙の数カ月前に副島先生の新刊『個人備蓄の時代』(光文社)では予測していた。みなさんも早く手を打ったほうがいい。2012年12月17日

「1349」  選挙が始まっての 直近での動き を読む 副島隆彦・記 2012年12月7日

「1346」 副島隆彦・最新DVD『ミケランジェロ、メディチ家、ルネサンスの真実』(2012年11月3日、講師:副島隆彦・松尾雄治)頒布のお知らせ。「教科書」と本編DVDのお得なセットも、個数限定で実施します。2012.11.29

「1343」緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。2012年11月15日

「1340」橋下徹(はしもととおる)大阪市長や一部大阪市特別顧問による「週刊朝日」に対する“言論弾圧”問題について考える。言論の自由が死ぬときとは、デモクラシーが死ぬときである。2012年11月5日

「1337」尖閣問題について。橋下徹・大阪市長の言う「国際司法裁判所」における解決の提案を支持します。副島隆彦・記 2012.10.18

「1334」新刊を二冊紹介します。権力者共同謀議という合理的選択で概ね、歴史は動いてきたから、私たちは世界の支配層の行動原理、思想、そして企業活動に現れる彼らの「合利的」な動きを理解しなければならない。2012年10月1日

「1332」 副島隆彦を囲む会・定例会、第28回定例会・自力主催講演会『ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ダンテ、マキアベッリ、メディチ家、ルネサンスとは何だったか』(講師:副島隆彦・松尾雄治、開催日:2012年11月3日、土曜日)をご案内します。2012.9.25

「1330」SNSI・夏季研究報告から 「今こそ3分で読む小室直樹の『新戦争論』」六城雅敦(ろくじょうつねあつ)・記 2012年9月14日

「1327」共和党候補、ロムニーの安全保障政策を知る。最新刊『アメリカが作り上げた“素晴らしき”今の世界』(The World America Made)(ビジネス社刊)の紹介。古村治彦研究員の翻訳で刊行されています。2012年8月27日

「1324」  副島隆彦著の仏教論、『隠された歴史:そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)の読みどころを解説します。2012年8月12日

「1322」副島先生の仏教論の集大成『隠された歴史~そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)とロン・ポール米下院議員の『連邦準備銀行を廃止せよ(END THE FED)』(佐藤研一朗・訳、成甲書房)が発刊されました。 2012年7月29日

「1319」 副島先生の新刊本2冊。『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』(日本文芸社)と石平(せきへい)氏とのケンカ対談『中国 崩壊か 繁栄か!? 殴り合い激論』(李白社)が発刊されました。世界の実像を知るのにおすすめの2冊です。 2012年7月19日

「1317」 副島隆彦・最新DVD『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』(2012年6月2日、講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直)/最新刊『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る』(副島隆彦・植草一秀・高橋博彦・著、祥伝社刊)ラインナップ追加のお知らせ。2012.7.8

「1314」 「増税談合勢力」 の 野合(やごう)の増税に反対する。2012年6月25日

「1312」 第27回副島隆彦を囲む会主催定例会『橋下徹の登場と政治思想の歴史』に来場された会員の皆様のご意見をご報告します。 2012年6月19日

「1310」 ロマノ・ヴルピッタ『ムッソリーニ』を読む。現在の日本で重要な意味をもつ「ファシズム」とは何かを再考する 2012年6月4日

「1306」 爆弾のような破壊力を持った一冊!! 古村治彦著『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所)を強力に推薦する。2012年5月13日

「1304」 副島隆彦を囲む会・定例会、第27回自力主催講演会(講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直、開催日:2012年6月2日、土曜日)をご案内します。演題は『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』と決定しました!※金融・経済のお話はありません。2012.5.6

「1301」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)のアンケートの結果を掲載します。2012.4.25

「1300」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)/『欧米日 やらせの景気回復』(副島隆彦・著、徳間書店刊)のお知らせ。2012.4.19

「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日

「1294」アメリカの共和党予備選で公然と囁かれる不正投票の横行。スーパチューズデーを終えて共和党予備選挙の様子、大統領選挙予備選挙・党員集会の複雑な仕組み、衝撃的な内部事情を現地から緊急報告します。 2012年3月24日 佐藤研一朗・筆

「1292」 (1) 4月28日(土)~30日(月)の「福島原発・難民キャンプツアー」のお知らせ。/(2) 6月2日(土)の「政治思想・日本政治の歴史(1960年代からこっち)講演会」のご案内。/(3) SNSI研究員・崎谷博征(さきたにひろゆき)氏の新刊『医療ビジネスの闇』(学研パブリッシング。2012/2/28刊)が出ました。2012.3.13

「1289」 (1) 3月24日(土)の「学問道場」定例会『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(副島隆彦)の再度のお知らせ。/(2) 対談CD『日中殴り合い対談』(石平、副島隆彦。李白社)をご紹介します。2012.3.6

「1288」 日本は、「新・知日派」の台頭でも基地移設問題でアメリカの要求に屈服してはいけない 2012年3月2日

「1285」 「小沢一郎・陸山会裁判」の急展開。小沢一郎側が勝利しそうである。「ぼやき・会員ページ 1284」に掲載された文章の後半部分を、こちらにも転載します。2012.2.19

「1283」 まんが家・イラストレーターのぼうごなつこさんによる、政治漫画「小沢一郎・陸山会事件説明まんが お天道様がみてる」を掲載します。2012.2.10

「1280」 本年度初の副島隆彦を囲む会・定例会、第26回自力主催講演会(講師:副島隆彦先生・古村治彦研究員、開催日:2012年3月24日)をご案内します。2012.1.30

「1278」書評『父・金正日と私』(五味洋治・著)と『後継者・金正恩』(李永鐘・著)を読む。北朝鮮は改革開放に乗り出せるのか。“属国論”の観点で北朝鮮の対中外交を整理する。2012年1月23日

「1276」 新刊『中国は世界恐慌を乗り越える』(ビジネス社)と『衰退する帝国・アメリカ権力者図鑑』(日本文芸社)が発売されました。中国の発展の姿は100年前のアメリカ帝国そのものである。2012年1月10日

「1273」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2012.1.1  下に加筆します。1月5日です。副島隆彦です。


「1306」 爆弾のような破壊力を持った一冊!! 古村治彦著『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所)を強力に推薦する。2012年5月13日

書籍のお申し込み⇒ http://snsi.jp/shops/index#book

 副島隆彦を囲む会の中田安彦です。今日は2012年5月14日です。

 今日は、私たち副島国家戦略研究所の古村治彦・研究員の初めての単著である『アメリカ政治の秘密~日本人が知らない世界支配の構造』(PHP研究所・刊)を紹介します。この本はアメリカによって終始コントロールされてきた日本政治についてその一番核心を知りたい人がまずもっていま読まなくてはならない本であると、私は推薦したいと思います。

 この本にはあまり難しいことが書いていない。重要なことだけが、極めて適切に簡潔に鋭く抉り出されている。そして、なぜ日本の政治が良くならないのかということについての重要な指摘がある。

 一般読者は、他の日本の政治に関する新刊書を読む前にまずこの本を真っ先に読むべきだ。そうすると、現在の日本の政治家たちが何故ここまで追い詰められているのかが手に取るようにわかる。その他の本はその後で読めばいい。そういった意味で「日本政治の正しい見方」を教えてくれる本である。

 本書では、小沢一郎という政治家にたいしてなされた個人攻撃、謀略国策捜査の背後にあるとされ、名前が取りざたされた民主党内部の大物政治家たちについても脇役としての扱いではあるが、もちろん書かれている。私は自著『日本再占領』の中で同じようにこの問題について取り組んだが、その際に解き明かせなかった部分を古村研究員は、彼が持つ日本政治史に対する深い知識を駆使することで、見事に解き明かしている。

 といっても、この本が日本の政治について述べているのは全8章のうち、第4章以後からである。前半の4章は、去年話題になった「アラブの春」の話題や、その中東政策をめぐってのアメリカのオバマ政権内部の政策論争について書かれている。古村研究員はアメリカの大学に留学中に、向こうの政治学を学んでいる。アメリカの世界介入の背後にある「民主化」(デモクラタイゼーション、強制的民主化)という戦後アメリカの外交の基本政策について、アメリカの大学で教えられる基本的な学説の内容を極めてわかりやすく噛み砕いて説明してあるが、そればかりではなく、その「民主化政策」がアメリカの世界覇権の維持拡大にどのように利用されたか、ということまで具体的な例をあげて説明してある。

 アメリカのこの強制的民主化政策の実施となったのが、ブッシュ政権のネオコン派らによるイラク民主化であり、アラブの春である。アラブの春では、アメリカのNGO(民間団体、非政府機関)がどのようにエジプトの民主化に介入し、外部からの政権転覆を演出したかということも詳しく述べられている。アメリカが他国の政治や体制に関与、介入するのは何も軍事的な手段だけではなく、それ以外にも民主化団体やNGOをその他国の国内外に作り上げ、そこに政府の資金を注ぎこむというやり方によっても行われる。

 いわば、これが覇権国アメリカの「ソフトパワー」というものだ。このソフトパワーによっておもいっきりに作り変え、改造されてしまったのが、戦後の日本という国だ。無論、このアメリカのソフトパワーには良い面もあるが、外圧を利用して国を変えることは、アメリカに主導権を与えることになり、国家構造の変革にアメリカの意思が入ることは否定できないのである。

 これまで、戦後、アメリカのソフトパワーによる日本改造というテーマについては、拙著『ジャパン・ハンドラーズ』や副島著『属国・日本論』、さらには欧米の文献としては、ジョン・ロバーツやグレン・デイヴィスの『軍隊なき占領』(講談社、新潮社)や松田武・著の『戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー―半永久的依存の起源』(岩波書店)などがあり、最近ではオランダのジャーナリストであるカレル・ヴァン・ウォルフレンらが臨んでいるが、本書『アメリカ政治の秘密』は、それらの先行研究が光を当てきれなかった部分に光を当てている。

 すなわち、現在の民主党政権のキーパーソンたちはアメリカによってどのように、育成・コントロールされてきたのかというテーマである。これまでは自民党政権のキーマンたちがアメリカとどのように交わったのかということに対する研究がメインであり、民主党のキーマン、すなわち元々社会党やリベラル左派だった議員たちの研究は殆どなされていなかった。

 だが、本書ではジェラルド・カーティス、ケント・カルダー、リチャード・サミュエルズという3人のジャパン・エキスパート(ジャパン・ハンズ、ハンドラーズ)らの来歴を詳しく調査することを通じ、これらの対日本政策アドバイザーたちが、自民党系だけではなく、社会党にまでどのように浸透していったのかを解き明かしている。ここは今後もあらゆる研究者によって参照されなければならない箇所であろう。

 古村研究員は、ここでエドウィン・ライシャワーという知日派の日本大使について、物議を醸しそうな再評価を行なっている。これまではライシャワーは日本をよく理解したリベラル派の良心のような存在であるとされてきた。私も自著でそのように評価してきた。問題なのは、ライシャワー系の後の知日派たちだ、ということだ。

 しかし、本書では、ライシャワーこそが「アメリカの日本管理路線を敷いた人物」であるという評価がなされている。ライシャワーが駐日大使になったのは、「安保改定で日本国内の対米感情が悪化したが、それは米政府が自民党だけの声を聞いてきたからだ」として、日本の左派を含めた幅広い層との対話路線を打ち出したことによるという。

 このライシャワーの主張は、アメリカの外交問題評議会の機関誌である『フォーリン・アフェアーズ』に発表されたのだという。これがきっかけでケネディによって起用されたらしい。だが、おそらくはCFRの論文誌に自分の論文を公表することで、ライシャワーは、アジア文化交流を手がけていた、CFRで有力な地位を占めていたデイヴィッド・ロックフェラーに政策をアピールする狙いもあっただろう。

 古村研究員は、ライシャワーの「対話」路線こそが、現在の民主党幹部たちの取り込みの最初のきっかけを作ったと指摘する。ライシャワーは、社会党の指導者であった江田三郎にまで注目していたようだし、アメリカとの関係が深くなった民社党の西尾末広や曽根益(そねえき)とも会談を重ねたという。日本の労組にまで対話を広げたが、対話というのは相手の立場を理解することであると同時に、相手を説得し、取り込むということでもある。

 ライシャワーは安保全学連にまで対話を広げていたわけだが、ここからスタンフォード大学に留学した青木昌彦などの親米派の転向左翼が出てきているわけだ。そのようにして、ライシャワーによる対話=取り込み路線が始まってゆき、それがカーティスやカルダーらの次世代に引き継がれていくということになった。

 そのライシャワーの次に登場した日本管理班の“新星”で、現在も日本の政治家やマスコミ関係者に隠然たる影響力を持っているとされるのが、ジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授)である。このカーティスは私は二度ほど講演で話をするのを聞いたことがあり、一度は質問を日本語で投げかけたことがある。TBSの『時事放談』などで日本の自民党の元長老政治家たちと並んで政治雑談を定期的に行ったりするので、ちょっとした政治オタクのひとはよく知っている名前である。最近になって、このカーティスが、1990年代後半当時、米中央情報局(つまりCIA)に対する情報提供者であったことが、元CIA関係者の遺した資料(クロウリーファイルズ)によって明らかになった。カーティスと並んで名前があったのは朝日新聞の前の主筆の船橋洋一である。

 このふたりとも、日米欧委員会(三極委員会)の長年の主要メンバーであり、カーティスなどは三極委員会の日本事務局長であった山本正が先ごろ亡くなった際には、上智大学のイグナチオ教会で行われた葬儀では山本に対して弔辞を読んでいる。今年の4月21日から例年通りホテルオークラで開催された三極委員会東京総会でも様々な層の日本のエリート層との交流を行なっているのを私は目撃している。小泉政権時代には、政策研究大学院大学の教授も務め、現在は笹川良一の流れをくむ「東京財団」で研究員をしながら米ニューヨークのコロンビア大学でも教えている。

 古村研究員がこのカーティスについて裏の裏まで暴いている。この本が現在の日本政界にも「爆弾的な破壊力」を持つとすればまさしくこの部分だろう。カーティスと交流を持つ現役議員の名前がざっと20人は列挙されており、この部分だけでも価値は高いが、重要なのはカーティスがライシャワーの後をついで行った野党人脈の育成が反小沢の菅政権の組閣につながったとする部分はまさに圧巻である。

 詳しくは述べないが、安東仁兵衛(共産党)―江田三郎(社会党)―江田五月(社民連)―菅直人・仙谷由人(シリウス)といった1980年代のロッキード事件以後の社会党右派の政治家人脈をカーティスは育成していたことが明かされている。



 常々、私はロッキード事件以後に反田中派の意味合いで、中曽根政権とは別に並行し、反ロッキード金権政治の旗印の社民連が組織的に日本におけるポピュリズムの台頭(アメリカの日本管理に対する自立運動)を左派からも起こさないようにする万全の「抑え」としてこの社民連―シリウスが育成されたのではないかという仮説を立てていた。しかし、古村研究員の調査の結果、なんとそうではなく、ライシャワー時代から連綿と続くアメリカの対日支配の一環であったことがわかった。なんという遠大な計画だろう。

 考えてみれば、山本正がカーティスとたちあげた、「下田会議」(http://www.jcie.or.jp/japan/pe_usgk/tous.htm)には、保守系だけではなく、社会党からの参加者もあった。 

 カーティスは反小沢の江田五月・前参議院議長とも仲が良い。江田はカーティスとの交遊録を自分のサイトで公表している他、カーティスだけではなく、三極委員会創始者のデイヴィッド・ロックフェラー本人とも関係があることがわかっている。

 また、これは古村氏は述べていないことであるが、江田五月はいろいろと暗躍があるようだ。小沢一郎のもとに結集しようとする政治家に直接恫喝を加えていたことが、民主党の森ゆうこ議員らの証言で明らかになっているが、江田五月はもともと政治家になる前は裁判官であり、弁護士出身の仙谷由人・元法務大臣・官房長官と並び、反小沢の急先鋒である。仙谷は小沢一郎の政治資金をめぐる裁判で検察官役を務めた指定弁護士3人らと同じ「第二東京弁護士会」の中のサークル「全友会」のメンバーであるという。


 学生運動や左翼リベラル政党のニューリーダーたちは、カーティスによって道を踏み外さないように、厳しく教育されてきたわけだが、権力を握るにいたり、仙谷由人・元官房長官を始めとして、率先してアメリカの意向を終始、忖度(そんたく)する、変わり果てた権力者になってしまった。カーティスは数年前に下田会議を復活させており、古村研究員が言うように「日本管理は世代を超えて行われる」ということなのである。

 先月の4月26日に、小沢一郎元民主党代表の政治資金団体「陸山会」をめぐる、政治資金収支報告書の記載をめぐる裁判の判決が東京地裁であったが、この日の午後、カーティスが反小沢一郎の本性をむき出しにした判決の解説を兼ねた記者会見を、東京・有楽町の外国特派員協会(FCCJ)で行なっている。この場所は1974年に田中角栄の金脈問題が燃え上がるきっかけを作った因縁の場所でもある。



 この中では、小沢が一審無罪になったこともあってか、小沢の復権に外国人記者たちの関心が集まったが、カーティスは判決が予想外の結果だったのか、終止不機嫌であった。

 記者会見の途中では、上で述べたカーティス自身のスパイ疑惑(CIAに対する情報調査員だった疑惑を指す)に対する質問まで飛び出した。私自身、この記者会見に参加していたが、カーティスが「陰謀論などゴミだ」と吐き捨てるように言ったことに驚いている。

(※詳しくは拙文を参照⇒http://amesei.exblog.jp/15782104/

 これ以外に、古村研究員はケント・カルダーとリチャード・サミュエルズという二人のアメリカの知日派についても詳しく研究している。本書で唯一、残念なのは、現在最も有名なジャパン・ハンドラーズの一人であるマイケル・ジョナサン・グリーンについての独立した章がなかったことである。

 というのも、これからの日本管理はカーティスだけではなく、軍事・安全保障を専門とするマイケル・グリーンの影響を見た上で行われるだろうからである。カーティスは東京財団に移籍しているが、すでに述べたようにここは笹川良一という保守政治のパトロンの系統にある。他に笹川平和財団(http://www.spfusa.org/)というシンクタンクがあり、ここが日米同盟についてのシンポジウムをマイケル・グリーンが日本部長を務めるアメリカのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)と連携して開催しており、いわば日本の次世代の政治家リーダーたちを「洗脳」する重要な場となっているからである。

 現在、カーティスが亡くなった山本正の影響が強い「政策研究大学院大学」から、東京財団に移籍しているのは、資金面で日本研究家を受け入れる余裕のあるシンクタンクが笹川系くらいしかなくなっていることではないか。日米関係は円熟といえば聞こえはいいが、アメリカのいうがままに日本が振り回されており、それどころかアメリカの意向を常に忖度し、先んじて対米従属的な政策を打ち出す日本の政財界が、環太平洋経済連携協定(TPP)や消費増税など、アメリカの求める政策を打ち出し、国民不在の政治が行われている。

 いろいろ述べてきてしまったが、日本の政治のウラ側だけではなく、本書ではアメリカが民主主義、民主化という道具を使って、どのようにアメリカの国益に都合よく世界を作り替えてきたか、そしてそれがどのような対象国の政治の失敗をもたらしてきたか、ということを理解するには本書『アメリカ政治の研究』は欠かせない本となるだろう。

 この本は、アメリカの日本支配の秘密を知りたい一般読者層にも読みやすく、それだけではなく、日本の大新聞記者、政治家、知識人に少なからず衝撃を与え、今後も語り継がれる一冊になることは間違い無いと私は断言したい。

 中田安彦拝

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<「まえがき」と「あとがき」>

まえがき

 本書『アメリカ政治の秘密』は、アメリカ外交を「民主化」「近代化」「管理」をキーワードにして読み解くことを目的にしている。そして、私は、本書を通じて、「アメリカは、デモクラシー、自由市場、人権と言った価値観で世界を都合の良いように変革し、管理してきた。日米関係も管理し、管理される関係であった」ということを検証していく。

 アメリカは、第二次世界大戦後、世界覇権国、世界の警察官として行動してきた。世界各国に介入し、戦争までも起こしてきた。こうしたアメリカの介入の際に常に唱えられるのが、デモクラシー、自由市場、人権といった価値観だった。アメリカはこうした価値観を、錦の御旗にして世界各国に介入してきた。また、冷戦期は、発展途上国には、「欧米諸国のような近代的な国になることが良いことだ」という近代化理論に基づいて介入をしてきた。

 アメリカの外交の基礎となっている民主化や近代化は一見、素晴らしいことのように思える。しかし、アメリカは、こうした誰も反対できない価値観を用いて、外国に介入する。そして、アメリカは、アメリカにとって都合の良い世界秩序や世界のルール作りをしようとしている。これは、現在、日本国内で議論となっている環太平洋パートナーシップ(TPP)を見ても明らかだ。ルールは守る立場ではなく、守らせる立場にある方が有利である。アメリカがデモクラシー、自由市場、人権を世界中に拡散しようとするのは、それがアメリカの国益に適うからである。

 そして、アメリカは、介入が終わり、民主化が達成された国々を、今度はアメリカの国益に資するように管理する。そのための人材をハンドラーズと言う。日本を管理する人材は、ジャパン・ハンドラーズである。本書第五章でも書いたが、日本管理路線が本格化したのは、ケネディ大統領時代のライシャワー駐日大使時代からである。それから半世紀経過した。その間、ジャパン・ハンドラーズは、日本の政界に幅広い人脈を作り上げた。それは自民党以外の野党にも広がり、現在の民主党にもつながっている。

 本書前半部では、アメリカ外交について分析していく。まず第一章で、オバマ政権の外交姿勢の変貌を分析する。オバマ政権の外交姿勢の変化を象徴するものが、北アフリカ諸国で起きた「アラブの春」である。そして、オバマ大統領の意向とは異なる外交を主張した政権内の人々にスポットを当てる。第二章では、アメリカ外交の目的である民主化について分析を試みる。民主化はアメリカ外交の基本理念であり、その実現のための実行機関があるということを示す。また、民主化についての政治核の諸理論も併せて紹介する。第三章ではアメリカ外交の潮流を見ていく。そして、オバマ大統領の前任である、ジョージ・W・ブッシュ大統領の外交をリードしたネオコン派について検証する。第四章では、アメリカの介入主義外交の歴史を遡(ルビ:さかのぼ)る。アメリカの介入主義外交を始めたのは、ジョン・F・ケネディ大統領である。ケネディ大統領の外交政策を検証する。

 本書後半部では、ジャパン・ハンドラーズについて掘り下げる。第五章で、アメリカの日本管理路線、ジャパン・ハンドラーズの創始者であるエドウィン・O・ライシャワーとライシャワーの路線に反対したチャルマーズ・ジョンソンを取り上げる。ライシャワーは、近代化という第六章、第七章、第八章では、それぞれ、ジェラルド・カーティス、ケント・カルダー、リチャード・サミュエルズといったジャパン・ハンドラーズを代表する人々を取り上げる。彼らの人脈や日本側のカウンターパート、それから彼らが何を研究していくかを検証していく。

 本書を全部読む時間がないというお忙しい方や、横文字の名前や単語が苦手だという方には、まず後半部からお読みいただきたい。後半部は、日本のこと、そしてジャパン・ハンドラーズについて書かれている。日本について書かれているので、馴染みのある話題がたくさん出てくるので、読みやすいと思う。そのあと、前半部のアメリカ外交についての部分を読んでいただいても、理解していただけると思う。もちろん、最初から順番に読んでいただければ、読者の皆さんに本書の内容をより理解していただきやすい。

 私は、アメリカ外交と日米関係に関して、一つのストーリーを読者の皆さんに提供したいと思って、本書を書いた。私は、アメリカ外交の裏にある凶暴さや狡猾さを描き出すことができたと思う。本書が読者の皆様にとって、お役にたつ本となることを今はただただ祈るばかりだ。

二〇一二年三月二日

古村治彦

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あとがき

 本書では、アメリカの外交をオバマ政権の外交から遡(ルビ:さかのぼ)って検証していった。アメリカの外交の基本にあるのは民主化である。そのために、外国に介入していく。この点では、ブッシュ前大統領時代の外交とオバマ大統領の外交は変化がない。アメリカは、デモクラシーや人権といった人類普遍の、そして不変の素晴らしい理念を錦の御旗にして、外国に介入し、管理しようとしてきた。

 アメリカはこれから衰退していく。衰退は既に始まっている。オバマ大統領は外交のアジア回帰と軍事費の削減を発表した。こうした動きはアメリカの衰退を示している。しかし、「腐っても鯛」ということわざもある。アメリカは世界覇権国の地位を失うだろう。しかし、それにはこれからしばらく時間がかかるだろう。また、アメリカが次の世界覇権国になると予想される中国の台頭をただ黙って見ていることはない。

 アメリカは世界覇権国の地位から完全に滑り落ちる前に、自分たちが錦の御旗として掲げるデモクラシー、自由市場、人権を世界に拡散しようとするだろう。なぜなら、こうした諸原理が世界で拡散していけば、アメリカが世界覇権国の地位から滑り落ちたとしても、しばらくはルールを設定した存在として、国際政治において重要な地位を占めることができるからだ。

 その一例が一昨年から昨年にかけて発生したアラブの春であり、日本の関連で言えば、環太平洋パートナーシップ(TPP)である。アメリカは、民主化という錦の御旗を掲げて外国の体制転換を行ってきたし、これからも行っていく。そのための人材や機関を整えている。それは本書の第2章で書いた通りだ。

 世界覇権国としてのアメリカの衰退は、日米関係にも影響を与える。アメリカの属国である日本管理が本格化して半世紀が経った。この五〇年間に日本の政界、官界、財界に張り巡らされた日本管理の人脈は、地下茎のようになってその全貌は見えない。しかし、ところどころに地上に顔を出しているところがある。

 噺は少しそれるが、以前にたけのこ堀りの名人がたけのこを収穫する様子をあるテレビ番組で見たことがある。名人は、地上にほんの先っぽだけを出したたけのこ(素人にはどこにあるのか全く分からない)を見つけて、「大体これくらいの大きさかな」と言って掘っていく。そして名人が言った通りの大きさのたけのこが出てくる。

 私が本書の後半部で行ったのは、政界たけのこ堀りと言える作業だ。日本政界に張り巡らされた地下茎が土の表面に顔を出している部分を発見し、それを掘り起こした。日本政界の地下茎が顔を出している部分、それは、首相動静の一行、政治家や学者たちの書いた本の一段落である。私は、日本政界のたけのこ堀りの作業をこれからも続けていきたいと考えている。

 「ジャパン・ハンドラーズによる日本管理なんてネガティブなことをぐずぐず言っていても仕方がない。前向きにならなきゃ」という意見を言われたことがある。しかし、こうした意見は、日本の現状から目を背けるだけの空元気、盲目的な突撃至上主義でしかない。

 ジャパン・ハンドラーズの作り上げた人脈の地下茎は、与党であり続けた自民党だけでなく、野党にも及んでいた。だから、二〇〇九年に政権交代が起き、民主党が政権与党の座についても何も変わらない。そのことを私は本書の後半部で書いた。ジャパン・ハンドラーズたちは、自民党が与党時代に既に野党にまで触手を伸ばしていた。そして地下茎のような人脈を形成していた。自民党だけでなく、民主党にまでアメリカからの毒がまわっている。アメリカは、日本で政権交代が起きても、実質的には何も変化せず、うまく管理ができるように準備を整えていた。それは、現在の民主党政権の体たらくを見れば明らかだ。

 日本の政治家や財界人がアメリカからの管理を脱することは大変難しい。しかし、アメリカの衰退が始まっているこの時期から少しずつでも属国の立場からの脱却を準備すべきだ。そのためには、まずは日本の現状を正しく理解することだ。現在の政権与党の民主党までもアメリカに管理されているのだという認識をもっと多くの日本人が持つことだ。今からでも日本がアメリカの属国であり、エリート層には毒が回っているのだということを認識を国民が持つことが重要だ。

 私にとって初めての単著となる本書を出版するまでには多くの方々のお世話になりました。

 まず、私の師である副島隆彦先生にはお忙しい中、貴重な時間を割いて、原稿に目を通し、指導していただきました。また、序文を書いていただきました。心からお礼を申し上げます。

 また、副島国家戦略研究所(SNSI)の先輩研究員である中田安彦氏には、原稿を読んでもらい、多くの助言と励ましをいただきました。中田研究員と話し、整理した内容を基にして原稿を書き上げることができました。ありがとうございました。

 その他にも家族や友人の皆さんにも支えてもらいました。記して感謝します。

 最後に、PHP研究所の大久保龍也氏には、原稿が出来上がるまで辛抱強く待っていただきました。大久保氏のご寛容があり、素人同然の私が本書を出版することができました。深く感謝申し上げます。

二〇一二年三月一日

古村治彦

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副島隆彦による序文

 本書、『アメリカ政治の秘密』の著者である古村治彦(ルビ:ふるむらはるひこ)氏は、私が主宰する副島国家戦略研究所(SNSI ルビ:エス・エヌ・エス・アイ)の研究員である。

 古村氏は、二〇〇一年から六年間、アメリカのロサンゼルスにある南カリフォルニア大学の大学院に留学し、本場でアメリカ政治学を学んできた若手学者である。彼がこれから日米の政治分析やアメリカ政治研究で活躍してくれることを私は強く希望している。

 今回、古村氏が、これまでの調査研究の成果をまとめて、初めての単著『アメリカ政治の秘密』として、PHP研究所から出版していただくことになった。私も大変喜んでいる。私は、才能のある若い知識人をたくさん育てていくことが、私の責務であると考え活動してきた。私は、副島国家戦略研究所(SNSI ルビ:エスエヌエスアイ)を主宰し、集まってくる「才能はあるが恵まれた環境にいない」若者たちを育てている。古村氏もその一人である。SNSI(ルビ:エスエヌエスアイ)は、中田安彦氏や古村氏に続いてこれからも若い人材を世に出していく。

 本書、『アメリカ政治の秘密』は、私が二〇年前から確立した「帝国―属国理論」とアメリカ政治研究の系譜に連なる本である。私の主著『属国・日本論』(五月書房、一九九七年)と『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫、一九九九年)及びSNSI筆頭研究員の中田安彦氏の『ジャパン・ハンドラーズ』(日本文芸社、二〇〇五年)で、日本における現在のアメリカ政治研究、日米関係研究は、飛躍的に進歩したと自画自賛している。

 本書、『アメリカ政治の秘密』は、私や中田氏の研究の枠組みを用いている。だが、著者独自の視点からの新事実の発見と分析がふんだんに盛り込まれている。

 この一〇年でようやく、日本国民の中に「日本はアメリカの属国である(残念だ)」という考えが受け容れられるようになった。普通の人たちでも「日本はアメリカの属国だから仕方がないんだ」と平気で口にする。

 私が一九九七年に『属国・日本論』を出した頃は、「日本はアメリカの属国である」と書いても、冷たく黙殺され鼻で嗤(ルビ;わら)われた。もしくは激しく嫌われて、反論される反応しかなかった。それが、一般国民に間でも、「日本属国論」がじわじわと浸透しつつある。しかし、知識層だけでなく、日本の大テレビ局五社(それにNHK)と大新聞社五社の合計一一社は、今も私を徹底的に無視している。

 「日本属国論」が浸透するようになった理由は、やはりアメリカの日本管理が杜撰になり、これまでのような温和さと鷹揚さがなくなったからだ。アメリカが日本を上手に管理し、操るだけの余裕がなくなった。かつ、日本人の側も「何かおかしいな」という疑問を抱くようになったからだ。

 アメリカは、長年、日本をうまく管理してきた。一九九〇年代までは、日本全体がアメリカに“洗脳”されている状態だった。

 選抜され、フルブライト奨学金でアメリカの大学に留学させてもらった人々は、アメリカに育てられて日本に帰ってくる。そして、日本の政界、財界、マスコミなどで重要なポジションに就く。彼らは、頭からどっぷりとアメリカの行動を何でも支持する。そして今もアメリカの国債を、円高対策のためと称して、日本国民の血税を使って一回あたり何兆円も購入する。この状況が現在でも続いている。

 しかし、アメリカも相当に行き詰ってきた。アメリカは世界覇権国(ルビ:ヘジェモニック・ステイト)として世界で君臨してきたが、覇権国(=帝国 ルビ:エムパイア)としての国内だけでなく、世界の経営もうまくいかなくなってきている。だから、主要な周辺属国のひとつである日本を良い気持ちにさせながら管理していくという方法がなかなか取れなくなった。その結果、日本に対して露骨な、そして凶暴な本性を垣間(ルビ:かいま)見せるようになってきた。

 その表れのひとつとして、日本からアメリカへの留学生の数は、一九九七年に史上最高の四七〇七三人を記録した。それ以降、減少し続けている。二〇一〇年には、わずか二一二九〇人となり、一九九七年と比べ半減している(日米教育委員会の統計)。それに比べてアジア諸国からのアメリカ留学が一段と増加し日本だけが減少している。このアメリカの衰退は、そのまま現在の世界経済の状況をも映し出している。

 ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授は、日本に来るたびに嘆いている。「ハーバード大学に留学してくる日本人学生の数が激減している。これは日米関係にとってマイナスになる」と。ナイが学科長をしているハーバード大学ケネディ行政学大学院(通称“Kスクール”)には、日本の各省庁から多く留学していた。が、その数が激減している。ハーバード大学のウェブサイトで(http://www.hio.harvard.edu/abouthio/statistics/studentstatistics/academicyear2010-2011/)で調べると、中国や韓国からの留学生が数十人いるのに対して、日本からの留学生の数はわずか一二名だ。日本からのエリート留学生が減ると、ナイは、二つの面で困る。

 まず、自分たちの食い扶持の収入が減る。アメリカの大学経営は、一般企業に劣らずシビアな競争の世界である。二つ目は、自分たちの意思に従って、日本を管理する、日本側の人材が減少してしまう。これまでのように立派に“洗脳”して日本に送り返して、重要ポストに就け、アメリカの政策を東アジアで貫徹する仕掛け(仕組み)そのものが弱体化していく。

 アメリカにとって海外からの留学生は、一つの産業である。世界中の若者が最新の学問を学びに、また英語を身に着けるためにアメリカにやってくる。アメリカの大学にとって留学生は、多額のお金を落としてくれる大事なお客様なのである。最新の統計によれば(http://www.fulbright.jp/study/res/t1-college02.html)、アメリカへの留学生の数は約七二万人である。そのうちのおよそ三分の二の四六万人がアジアからの留学生だ。上位の三カ国は、中国、インド、韓国である。日本は第七位となっている。

 学費と生活費で、アメリカへの留学生一人当たり年四〇〇万円(約三万ドル)くらいかかる。すると、日本人留学生が最盛期の約四万七〇〇〇人から約二万二〇〇〇人に減少すると、単純計算で約一〇〇〇億円の減収だ。アメリカの留学産業にとって、この減収は大きな痛手だろう。

 本書は、前半部では「アメリカの外交の手口(世界各国への介入の仕方)」を、後半部では「アメリカの日本管理(日本の計画的な操り)の手口」を取り上げている。前半部で明らかになったことは、二〇一〇年末から二〇一一年にかけて発生した中東諸国の「アラブの春」が、アメリカ政府(とくにヒラリー・クリントン派)によってあらかじめ周到に準備されていたものであることだ。

 後半部は、日本に対するアメリカの最新の管理の諸手法を解明した。

 これらを本書『アメリカの秘密』は、必ずしもジャーナリズムの手法に寄らず学問的な緻密さで白日の下に明らかにした。読者諸氏のご高配を賜りたい。

二〇一二年三月六日
副島隆彦
 
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