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「1955」「無限小」という概念はカトリックで生まれ、そしてイエズス会に より排除された。そして「新哲学」となってイギリスの市民革命へとつながっ た。六城雅敦 2017年2月18日

「1952」戦後の日本人と「温泉幻想」について (後) 副島隆彦 2017年2月9日

「1951」戦後の日本人と「温泉幻想」について (前) 副島隆彦 2017年2月3日

「1950」【中田安彦のトランプ政権通信(1)】トランプ米新大統領の「就任演説」を読み解く。全貌を現す「アメリカ・ファースト ver.2.0」という思想 2017年1月25日

「1949」江戸時代の遊郭(ゆうかく)について 副島隆彦・記 2017年1月19日



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「1954」斎川眞(さいかわまこと)『天皇とは北極星のことである』(PHP研究所)の紹介。天皇という称号はどのようにして生まれたか。『天皇がわかれば日本がわかる』の復刊です。2017年2月16日

「1953」これは必読の一冊。下條竜夫(げじょうたつお)著『物理学者が解き明かす思考の整理法』(ビジネス社)が発売されます。小保方晴子、星占い、金融工学を理科系の視点で理解するほか、思考の整理法の実践編として好評だった前作に続いての新刊です。2017年2月10日

「1948」天皇陛下の譲位問題。この問題は「ワールドヴァリューズ(世界普遍価値)と民族固有価値(ナショナルヴァリューズ)のどちらを重視するか」という問題であり、天皇陛下と安倍晋三がその2つの価値観を巡って熾烈な争いを繰り広げている、ということなのである。副島隆彦・記 2017年1月16日

「1944」【講演DVD】「鳩山由紀夫元首相が見た『属国・日本』の真実」(2016年11月20日)の講演ビデオについてお知らせします。鳩山元首相が日本の対米従属政策の問題点、今の民進党の問題点、アジア・インフラ投資銀行(AIIB)の実像について語ります。2016年12月26日

「1942」 北方領土まったく返還なし記念。 「自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界」。自民党によるネット上の言論操作を暴いたNHKの番組を載せる。 2016年12月18日

「1940」先日の鳩山由紀夫元首相をお呼びしての講演会の会場で皆様から頂いたアンケート結果です。2016年12月6日

「1937」  アメリカ大統領でトランプが勝利してから私がアメリカ大統領選挙について書いた、「重たい掲示板」への投稿を載せます。副島隆彦 2016年11月22日 

「1934」副島隆彦の、 最新の金融本 『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』( 祥伝社)が発売。 恒例のエコノ・グローバリスト・シリーズの第19弾。2016年10月29日

「1931」 副島先生の緊急出版 の 新刊『Lock Her Up! ヒラリーを逮捕、投獄せよ』(光文社)が発売されました。注目の米大統領選挙の真の争点を理解するために是非お読みください。2016年10月10日

「1927」来る11月20日に私達の秋の定例会を特別ゲストを呼んで開催します。今回は、鳩山由紀夫元首相をゲストにお招きして、世界の行方、東アジアの今後、日本の将来についてじっくりお話をうかがいます。2016年9月15日

「1924」番 『明治を創った幕府の天才たち 蕃書調所=ばんしょしらべしょ=の研究』(成甲書房刊)が発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2016年9月4日

「1920」番  ” Lock Her Up ! ” 「 ヒラリーを逮捕せよ、 投獄せよ !」 の嵐が アメリカ全土でわき起こっている。 2016.8.11  副島隆彦記 

「1916」 最新DVD『アメリカ名物「トランプ・ポピュリズムの嵐」と最新の世界情勢』のお申し込み受付を開始します。9月以降の米大統領本戦本格化を前に是非ご視聴ください。2016年7月20日

「1912」 副島隆彦のアメリカ分析 の最新刊 『トランプ大統領とアメリカの真実』(日本文芸社)が発刊。2016年6月27日

「1910」 橋下徹(はしもととおる)前大阪市長はなぜ危険なのか。 それは国家社会主義(こっかしゃかいしゅぎ)の思想を持っている恐ろしい男だからだ。 副島隆彦 2016年6月16日

「1907」 重たい掲示板 [1938]私たちの定例会は盛況に終わりました。あとは最新の情報。 をこちらにも転載します。 2016年6月3日

「1905」番 あの2年前に突然、行方不明になったマレーシア航空機は、その後どうなったのか? 驚くべき事実が明らかになった。日本国内では初公開の情報である。 2016.5.21 副島隆彦  

「1903」【講演会】5月29日(日)の学問道場主催『ドナルド・J・トランプの<アメリカ名物>ポピュリズム旋風と現在の国際政治・経済情勢を読み解く』(東京・御茶ノ水)を宣伝します。ポピュリズム政治家の分析では日本の第一人者である副島隆彦のトランプ論をご期待ください。2016年5月9日

「1901」 4月28日発売 新刊書のお知らせ 。 日銀・黒田は、自分たちのインフレ目標が遅々として進まないのを居直った。マイナス金利導入で分かった日銀の真の思惑。 副島隆彦新刊『マイナス金利「税」で凍りつく日本経済』(徳間書店)で、日銀の「隠された真意」の謎が明かされた。 2016年4月28日

「1899」【2016年定例会のお知らせ】 5月29日に今年第一回目の学問道場の定例会を開催します。テーマは「アメリカ大統領選挙と最新の国際政治・経済情勢」です。ドナルド・トランプ旋風の原動力 “ポピュリズム”と”アメリカファースト!”とは何か、改めてじっくり語ります2016年4月20日

「1896」 副島隆彦先生の新著『日本が中国の属国にさせられる日』(ベストセラーズ社)が発刊。日本が中国の影響下に呑み込まれるとき、私たちはどのような態度をとるべきか。20世紀の右翼・左翼の両翼思想のタブーを、反権力の思想家である副島隆彦が抉り出す大著です。2016年3月28日

「1894」米大統領選挙、共和党はトランプが躍進し、民主党はヒラリーが候補を指名獲得し、二者の対決になりそうだ。2016年3月18日

「1891」 新刊のご案内『世界連鎖暴落はなぜ再発したか』(祥伝社)のご案内です。海外の金融メディアは軒並み、「黒田は弾切れ」(Kuroda's Bazooka is out of ammunition)と言い始めています。2016年3月2日

「1588」副島隆彦著作、その他の「学問道場」関連書籍を期間限定で割引販売します。この機会に是非ご利用ください。2016年2月21日

「1584」 ドナルド・トランプはどこで失速するか。急浮上してきたマルコ・ルビオ上院議員とはどういう背景を持つ政治家か。2016年アメリカ大統領選挙の予備選挙について。2016年2月4日

「1581」 『BIS(ビーアイエス)国際決済銀行 隠された歴史』(アダム・レボー著、副島隆彦監訳、古村治彦訳、成甲書房、2016年)が発売になります。古村治彦記 2016年1月21日

「1579」 学問道場関連の新刊書籍二冊、『暗殺の近現代史』(洋泉社、中田安彦が参加)と、『天皇家の経済学』(同、吉田祐二・著)が発売されています。ぜひ、お求めください。2016年1月14日

「1577」「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2016.1.1 /1月3日加筆 「崩れゆくアメリカ」を見てきて。短期留学修了を受けての報告。 中田安彦 2016年1月3日

「1576」 『物理学者が解き明かす重大事件の真相』(下條竜夫著、ビジネス社、2016年1月9日)が発売となります。古村治彦記 2015年12月24日

「1574」 『信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた』(副島隆彦著、PHP研究所、2015年12月17日)が発売となります。古村治彦筆 2015年12月15日

「1572」番 今の世界の中心の課題である ロシアによる シリアのIS爆撃、殲滅は、プーチンによる「ロシアから愛をこめて」である。最新の映画「OO7/ スペクター」の中にこれからの世界の動きの秘密が隠されている。 副島隆彦 2015・12・9 

「1569」 ダニエル・シュルマン著、古村治彦訳『アメリカの真の支配者 コーク一族』(講談社、2015年)が2015年12月8日に発売になります。 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆 2015年11月30日

「1566」 宗教改革の始まりにおいてルターとローマ法王はどういう言葉の応酬をしたか 2015年11月13日

「1563」 『再発する世界連鎖暴落 貧困に沈む日本』(副島隆彦著、祥伝社、2015年10月30日)が発売となります。古村治彦筆 2015年10月29日

「1560」番  今のアメリカ政治の真の焦点である、「ベンガジ事件」での下院の特別委員会を、ヒラリーはなんとか 乗り切る。そして、シリアでのサリン爆弾の真犯人たちのこと。 2015.10.15 副島隆彦  緊急で冒頭加筆します。 10月16日 副島隆彦  

「1557」 安倍晋三は国民がどれだけ「鈍感」かを試して喜んでいる。気付いている敏感な国民とそうではない国民に二極化している。2015年9月25日

「1555」 昨日、2015年9月14日に国会議事堂前で行われた安保法制反対抗議デモに行ってきました 古村治彦(ふるむらはるひこ)筆2015年9月15日

「1552」 学問道場の定例会DVD『副島隆彦が、今の重要なことを洗いざらい語ります』(2015年5月31日開催、約330分)の予約受付を始めました。ご案内が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。2015年8月25日

「1551」番 栗原康 (くりはらやすし)著 『現代暴力論』 という新刊書 がすばらしいので、私が書評して強く推薦します。 副島隆彦  2015年8月25日 

「1548」 好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(2) 2015年8月13日

「1547」好評連載企画:「思想対立が起こした福島原発事故」 相田英男(あいだひでお) 第3章 福島事故のトリガーがひかれた日(1) ※会員ページに掲載したものを再掲 2015年8月10日

「1544」 副島隆彦先生の新刊・中国研究本の第7弾! 『中国、アラブ、欧州が手を結び ユーラシアの時代 が勃興する』 が先週末に発売。ロンドン金(きん)の値決めに中国の二大民間銀行が参加、人民元決済圏の拡大 から 南沙諸島問題も含めてユーラシア大陸の時代 を余すところなく分析。2015年7月26日

「1542」番 戦後七十周年企画  なぜ日本は戦争に向かわされたのか(1)   日本共産党の戦前最後の委員長 野呂栄太郎(のろえいたろう)の命がけの闘いから昭和史の真実が見えてくる。 津谷侑太(つやゆうた)2015年7月13日

「1539」番  俳優 高倉健(たかくらけん)の生き方 と死に方について考えたこと。 副島隆彦 2015.6.27(転載)

「1536」現下の政治状況を勢力分析する。大阪都構想の住民投票に現れた、若い世代のファシズムへの欲求。それを支える橋下徹・菅義偉の背後にある勢力とは。安倍・菅の野党分断の動きに対し、維新の党の執行部をおさえた旧小沢グループが巻き返しにでている。2015年6月11日

「1535」 佐藤優氏との対談本、『崩れゆく世界 生き延びる知恵』(日本文芸社)が刊行されました。「発売後、即重版」で非常に好評です。副島理論を真っ向から佐藤氏が受け止めている重厚対談です。2015年6月6日

「1532」番  来たる 6月7日(日)に 横須賀市で私の講演があります。 いらしてください。「軍港 横須賀の150年の歴史」にちなんだ話をします。 副島隆彦 2015年5月27日日

「1529」5月31日に都内で開催する、学問道場自力主催講演会の具体的な講演内容が固まってきまたのでお知らせします。参加者はまだまだ大募集中です。ぜひおいでください。2015年5月11日

「1526」 副島隆彦の最新金融本、『「熱狂なき株高」で踊らされる日本』(徳間書店)が発売されました。第5章、アベノミクス金融緩和など金融政策の理論的支柱となっている「合理的期待(予測)形成学派」の正体を暴いたところが非常に学問的には重要な本です。2015年4月27日

「1523」来る5月31日に講演会『副島隆彦が、今の重要な事を洗いざらい語ります』を開催いたします 2015.4.16

「1520」 AIIB「アジアインフラ投資銀行」の設立をめぐるゴタゴタの真相を載せます。 副島隆彦 2015年4月1日 (重たい掲示板から転載)

「1517」 新刊2冊『余剰の時代』(ベスト新書)と『日本に恐ろしい大きな戦争(ラージ・ウォー)が迫り来る』(講談社)が発売されます。生き延びるための政治思想とアメリカ政治本です。2015年3月13日

「1515」 「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第2回)2015年3月5日

「1514」「思想対立が起こした福島原発事故」相田英男 第2章 「札束で引っぱたかれた科学者達」をシリーズで短期連載します。(第1回)2015年2月25日

「1511」カナダの政治。カナダの歴代首相を、隣国の大国アメリカとの「帝国-属国」関係において明快に解説します。2015.2.7

「1508」 新刊本二冊を紹介します。『副島隆彦の政治映画評論 ヨーロッパ映画編』(ビジネス社)と、先生が巻頭文を書いた吉本隆明(よしもとりゅうめい)の評論集『「反原発」異論』(論創社)の二冊です。 2015年1月26日

「1505」 中田安彦です。私の新刊『ネット世論が日本を滅ぼす』(ベスト新書)が発刊されました。数年間「ネット世論」に密着して観察して学んだ結果を一冊の本にまとめました。ネット言論の理想主義はなぜ次々と自滅していくのか?その答えを知りたい人はぜひお読みください。2015年1月12日  

「1501」番 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。2015.1.1 続けて 「1503」番として、「1495」番の谷崎潤一郎論の第3部(終章)を載せます。副島隆彦 記

「1500」最新講演DVD『2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている』が完成しました。ぜひ御覧ください。2014.12.25

「1497」オーストラリアの歴代首相について。 日本人が知らない、オーストラリア政治の基本骨格を副島隆彦が分かり易く解説します。2014.12.17

「1496」番 俳優の菅原文太氏が亡くなった。 「1194」番会員ページ に載せた副島隆彦との対談を再掲します。 2014.12.13

「1493」 自力主催講演会「2015年、世界は平和か戦争への岐路に立っている」(2014.11.16)のアンケートの回答結果を掲載します。2014.12.4

 「1491」番 ノーベル物理学賞受賞の中村修ニが、なぜ重要であるのか、の本当の理由。10年前のここの、私たちの文を再掲載する。副島隆彦 2014.11.22 

「1487」 『官製相場の暴落が始まる――相場操縦しか脳がない米、欧、日 経済』(副島隆彦・著、祥伝社)発刊のお知らせ。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。 2014.10.26

「1485」書評:アメリカの著名ユダヤ人小説家、フィリップ・ロスの小説「プロット・アゲンスト・アメリカ」(集英社)/架空歴史小説を手がかりに「アメリカ国内優先主義」(アメリカ・ファースト)の美名を表と裏で使い分けた米財界人の冷酷な世界戦略が見えてきた (その1) 2014年10月14日

「1481」 来る11月16日に都内・上野で「政治・国際情勢・経済」についての時局講演会を開催します。聴講希望者を現在募集中です!2014年9月29日

「1479」 『英語国民の頭の中の研究』(副島隆彦・著、PHP研究所)発刊のお知らせ。大幅に加筆修正が加えられています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.9.22

「1476」番   文学とは何か の 2 。 日本文学とは何か 論。 を 載せます。 副島隆彦 2014.9.6

「1472」 『日本の歴史を貫く柱』(副島隆彦・著、PHP文庫) が8/4から発刊されています。「まえがき」 と 「あとがき」 を掲載します。 2014.8.27

「1470」 夏休み特集。アルチュール・ランボー論。パリ・コミューンという政治的事件を書き残そうとした文学について。2014.8.16

「1466」 お知らせ:『税金官僚に痛めつけられた有名人たち』(副島隆彦・著、光文社刊)が8/1に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.7.24

 「1460」 7月1日に、SNSI論文集第7弾『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』が出ます。従来の教科書や歴史書では描かれない明治期以降の日本真実の姿を描き出しました。2014年6月25日

「1456」番  村岡素(もと)一郎 著 『史疑(しぎ) 徳川家康事績』(1902年刊)についての 松永知彦氏の長文の歴史論文を載せます。 2014年6月10日 

「1454」 【今読み返す副島本】 米同時多発テロ事件前に発表された、副島隆彦の「集団的自衛権」論をそのまま転載します。 今こそ読み返してほしいと思います。 2014年6月3日

「1451」【中国を理解する】『野望の中国近現代史 帝国は復活する』(ビジネス社・刊)(原題:Wealth And Power:China's Long March to the Twenty-First Century)という本を紹介します。中国の近現代史を正しく理解しなければ、日本は中国の台頭に向き合うことは出来ない。2014年5月25日

「1448」番  私が、今やっている仕事、考えていること、書くべき文章のことなどを、まとめて報告します。 副島隆彦  2014.5.11 

「1443」最新講演DVD『キャロライン・ケネディと安倍晋三』が完成しました。このDVDで米オバマ政権と安倍政権の暗闘の実態が分かります。現在の日本政財界に影響を与えるハーヴァード大学人脈についても解説。ぜひ御覧ください。2014年4月16日

「1441」 副島隆彦先生の最新金融本『金融市場を操られる 絶望国家・日本』(徳間書店・刊)が発売されます。日本は、アベノミクスに浮かれて「成長国家」どころか、「貧乏国家」となってしまった。この現実から逃れることが出来ない。世界の金融も統制されている。2014年4月5日

「1436」 後藤新平―日本の「セシル・ローズ」論(全4回/第1回) 中田安彦・記 2014年3月16日

「1433」『靖国問題と中国包囲網』(副島隆彦・著、ビジネス社刊)が3/7に発刊されます。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2014.2.27

「1429」 【寄稿・偉人伝の裏側を見破る】 自由民権運動の父・板垣退助はフリーメイソンだった!~伊藤博文のフリーメイソンネットワークに加入した板垣退助~津谷侑太(つやゆうた)筆 2014年2月5日

「1426」古村治彦研究員の新刊『ハーヴァード大学の秘密』(PHP研究所)の紹介と、その出版記念を兼ねた「囲む会」主催の2014年初めての主催定例会『キャロライン・ケネディ駐日大使着任が日本政治中枢に与えている衝撃』(仮題)のお申込みのご案内を致します。2014年1月21日

「1423」 明治期の慶応義塾で 最先端の学問を教えたのは ユニテリアン(フリーメイソンリー)だった 石井利明(いしいとしあき)研究員 2014年1月11日

「1421」TPP交渉と平行して、水面下で進む「民法改正」の動き。大新聞は連帯保証人(個人保証)制度の改正部分だけをクローズアップするが、実際はこの民法改正はアメリカによる日本社会改造計画の一つである。2013年12月29日

「1418」孫崎享・副島隆彦講演ビデオ『外務省の正体』のご予約を承ります。日本の国家の行く末を大きく左右する外務省(MOFA)の内部と歴史はどうなっているのか、必見の講演です。2013.12.10

「1414」新刊『説得する文章力』(KKベストセラーズ)と『闇に葬られた歴史』(PHP研究所)をご案内します。2013.11.27

「1411」副島隆彦新刊金融本『帝国の逆襲―金とドル 最後の戦い Empire Strikes Back, Again.』(祥伝社)が発売されました。今年前半から中盤の主な金融ニュース(TPP、シェールガス、金価格の急落についても)を副島隆彦独自視点で分析しています。2013年11月16日

「1409」 腰痛(ようつう)と首、肩の痛みは治るようである。 「トリガーポイント・ブロック注射」という治療法を紹介する。 副島隆彦記 2013年11月6日

「1406」新刊『税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産』(2013年10月、幻冬舎刊)発刊のお知らせ。官僚たちはいかにして資産家からお金を奪い取ろうとしているか。「まえがき」と「あとがき」を掲載します。2013.10.18

「1404」【最新版】世界権力者人物図鑑 刊行が発売中です。2010年発刊の第一弾から全面リニューアルのデザイン・内容です。2013年9月30日

「1402」 来月、10月26日(土)開催予定の「囲む会」秋の定例会のお申し込み開始お知らせ。今回は元外務省元国際情報局長の孫崎享先生をお呼びして「過去現在未来の日本外交」を語りつくします。ご期待ください。2013年9月16日

「1399」鬼塚英昭(おにづかひであき)氏の『日本の本当の黒幕』(下)を読む。戦前の日本政治の闇を象徴する田中光顕(たなかみつあき)という怪物を知る。それは現在の日本政治を支配するヤクザたちを知ることでもある。2013年9月1日

「1396」 新刊『中国人の本性』の紹介。私たちはどれだけ中国の思想史について知っているだろうか? そこで副島先生が中国亡命知識人の歴史を中共からの亡命知識人である石平(せきへい)氏に徹底的に質問しました。夏のうちに是非読んで下さい。2013年8月8日

「1394」定例会完全収録のDVD『いい加減にしろ!マイケル・グリーン/恐ろしいヨーロッパの秘密―フランドルからフローレンスへ』が完成しました。2013.7.29

「1392」 参議院選挙が終わって、次の日本国民の課題に向かう。アベノミクスとはA-sset B-ubble E-conomy(資産バブル・エコノミー)のことである。金融緩和派の経済学者のおかしさを理路整然と暴いた野口悠紀雄氏を評価する 副島隆彦 2013年7月25日

「1389」参院選後、日本の各階層(金持ち・サラリーマン・貧乏人)への、安倍政権による国家統制が進む可能性がある。その兆しとして参院選初日に福島県の総理演説会で自民党職員らが行った、一般国民の「表現の自由」への取り締り行為の動画がある。決して貴方の一票は自民党には投票してはなりません。それから先日の講演会のアンケート結果を載せます。 中田安彦(アルルの男・ヒロシ) 2013年7月13日

「1387」 『統制が始まる 急いで金を買いなさい』(祥伝社・刊、2013年6月)の宣伝を載せます。2013.7.4

「1384」再度、6月29日の定例会のお知らせをします。タイトルが「いい加減にしろ!!マイケル・グリーン~米中“新秩序”に取り残される日本」になりました。米日関係その他の政治経済の話題に縦横無尽に切り込みます。2013年6月13日

「1381」 私たちの福島復興活動本部 を 閉じて 撤退式をします。6月23日です。時間のある人は福島の現地まで自力で来てください。 副島隆彦 2013年6月2日

「1379」先週土曜日の会員交流会開催後のお礼の報告と、次の6月29日の講演会のお知らせ。2013年5月20日

「1376」 最新DVD『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(2013年3月3日、講師:副島隆彦・藤森かよこ)と、新刊・映画本『アメリカ帝国の滅亡を予言する』(日本文芸社)頒布のお知らせ。お待たせしました!2013.5.4

「1375」黒田金融緩和と金価格急落、そしてBRICS開発銀行の設立。新しい秩序に向けて世界は動いている。副島先生の最近の「重たい掲示板」への書き込みをまとめて載せます。2013年4月20日

「1372」副島先生の新刊『浮かれバブル景気から衰退させられる日本』(徳間書店)ではTPP交渉とアベノミクスの欺瞞について詳しく紹介。今回も豊富な図表・資料付きです。また、新しい試みとして会員同士の交流会(会員交流会 自由におしゃべり)もまだ募集中です。講演会とは別の形で交流(情報交換)いたしましょう。2013年4月4日

「1370」 日米地位協定に続いて、日米原子力協定(1988年)を暴く。中曽根康弘の周辺の「原子力外務官僚」たちが、アメリカに抵抗するカードとして持ちだした「日本の核武装論」には全く意味が無い。六ケ所村の再処理工場を維持してきた日本原電は中曽根派の利権の巣窟であるからすぐに破綻させるべきだ。(苫米地英人『原発洗脳』(日本文芸社)と有馬哲夫『原発と原爆』(文春新書)を書評する。)(その1) 2013年3月27日

「1366」書評:前泊博盛・編著『本当は憲法より大切な 日米地位協定入門』(創元社)を読む。ジャパン・ハンドラーズと外務官僚が威張れるのも日米安保と地位協定があるからだ。2013年3月8日

「1363」新刊『それでも中国は巨大な成長を続ける』(ビジネス社)の刊行のお知らせ。アメリカでは、巨大な中国とどう付き合っていくかは熱心に議論されていても、中国崩壊論など真面目に受け取られていない。2013年2月18日

「1361」 副島隆彦を囲む会・定例会、第29回定例会・自力主催講演会『ますます衰退国家にさせられる策略を見抜く』(講師:副島隆彦・藤森かよこ、開催日:2013年3月3日、日曜日)開催のお知らせ。2013.2.8

「1358」 アダム・ヴァイスハウプト著 『秘密結社・イルミナティ 入会講座<初級篇>』(KKベストセラーズ)が発刊されました。ドイツ啓蒙主義から生まれた「イルミナティ」はフリーメーソンなど秘密結社のルールブックを制定した集団である。2013年1月21日

「1356」番。 年末からの2週間の「産みの苦しみ」のあとで、副島隆彦が全力で書きます。 「ヒラリーの終わり」論文です。 今年もよろしく。 2013年1月8日

「1354」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2013.1.1

「1351」自民党・公明党・日本維新の会の圧勝と民主党勢力の壊滅大敗北を受けて、「個人の力量によるサバイバル」というものが必須になってくる。そのことを選挙の数カ月前に副島先生の新刊『個人備蓄の時代』(光文社)では予測していた。みなさんも早く手を打ったほうがいい。2012年12月17日

「1349」  選挙が始まっての 直近での動き を読む 副島隆彦・記 2012年12月7日

「1346」 副島隆彦・最新DVD『ミケランジェロ、メディチ家、ルネサンスの真実』(2012年11月3日、講師:副島隆彦・松尾雄治)頒布のお知らせ。「教科書」と本編DVDのお得なセットも、個数限定で実施します。2012.11.29

「1343」緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。2012年11月15日

「1340」橋下徹(はしもととおる)大阪市長や一部大阪市特別顧問による「週刊朝日」に対する“言論弾圧”問題について考える。言論の自由が死ぬときとは、デモクラシーが死ぬときである。2012年11月5日

「1337」尖閣問題について。橋下徹・大阪市長の言う「国際司法裁判所」における解決の提案を支持します。副島隆彦・記 2012.10.18

「1334」新刊を二冊紹介します。権力者共同謀議という合理的選択で概ね、歴史は動いてきたから、私たちは世界の支配層の行動原理、思想、そして企業活動に現れる彼らの「合利的」な動きを理解しなければならない。2012年10月1日

「1332」 副島隆彦を囲む会・定例会、第28回定例会・自力主催講演会『ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ダンテ、マキアベッリ、メディチ家、ルネサンスとは何だったか』(講師:副島隆彦・松尾雄治、開催日:2012年11月3日、土曜日)をご案内します。2012.9.25

「1330」SNSI・夏季研究報告から 「今こそ3分で読む小室直樹の『新戦争論』」六城雅敦(ろくじょうつねあつ)・記 2012年9月14日

「1327」共和党候補、ロムニーの安全保障政策を知る。最新刊『アメリカが作り上げた“素晴らしき”今の世界』(The World America Made)(ビジネス社刊)の紹介。古村治彦研究員の翻訳で刊行されています。2012年8月27日

「1324」  副島隆彦著の仏教論、『隠された歴史:そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)の読みどころを解説します。2012年8月12日

「1322」副島先生の仏教論の集大成『隠された歴史~そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)とロン・ポール米下院議員の『連邦準備銀行を廃止せよ(END THE FED)』(佐藤研一朗・訳、成甲書房)が発刊されました。 2012年7月29日

「1319」 副島先生の新刊本2冊。『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』(日本文芸社)と石平(せきへい)氏とのケンカ対談『中国 崩壊か 繁栄か!? 殴り合い激論』(李白社)が発刊されました。世界の実像を知るのにおすすめの2冊です。 2012年7月19日

「1317」 副島隆彦・最新DVD『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』(2012年6月2日、講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直)/最新刊『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る』(副島隆彦・植草一秀・高橋博彦・著、祥伝社刊)ラインナップ追加のお知らせ。2012.7.8

「1314」 「増税談合勢力」 の 野合(やごう)の増税に反対する。2012年6月25日

「1312」 第27回副島隆彦を囲む会主催定例会『橋下徹の登場と政治思想の歴史』に来場された会員の皆様のご意見をご報告します。 2012年6月19日

「1310」 ロマノ・ヴルピッタ『ムッソリーニ』を読む。現在の日本で重要な意味をもつ「ファシズム」とは何かを再考する 2012年6月4日

「1306」 爆弾のような破壊力を持った一冊!! 古村治彦著『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所)を強力に推薦する。2012年5月13日

「1304」 副島隆彦を囲む会・定例会、第27回自力主催講演会(講師:副島隆彦・中田安彦・須藤喜直、開催日:2012年6月2日、土曜日)をご案内します。演題は『橋下徹の登場 と 政治思想の歴史』と決定しました!※金融・経済のお話はありません。2012.5.6

「1301」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)のアンケートの結果を掲載します。2012.4.25

「1300」 新作DVD『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(2012年3月24日、講師:副島隆彦・古村治彦)/『欧米日 やらせの景気回復』(副島隆彦・著、徳間書店刊)のお知らせ。2012.4.19

「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日

「1294」アメリカの共和党予備選で公然と囁かれる不正投票の横行。スーパチューズデーを終えて共和党予備選挙の様子、大統領選挙予備選挙・党員集会の複雑な仕組み、衝撃的な内部事情を現地から緊急報告します。 2012年3月24日 佐藤研一朗・筆

「1292」 (1) 4月28日(土)~30日(月)の「福島原発・難民キャンプツアー」のお知らせ。/(2) 6月2日(土)の「政治思想・日本政治の歴史(1960年代からこっち)講演会」のご案内。/(3) SNSI研究員・崎谷博征(さきたにひろゆき)氏の新刊『医療ビジネスの闇』(学研パブリッシング。2012/2/28刊)が出ました。2012.3.13

「1289」 (1) 3月24日(土)の「学問道場」定例会『今、世界経済がどう変質しつつあるか』(副島隆彦)の再度のお知らせ。/(2) 対談CD『日中殴り合い対談』(石平、副島隆彦。李白社)をご紹介します。2012.3.6

「1288」 日本は、「新・知日派」の台頭でも基地移設問題でアメリカの要求に屈服してはいけない 2012年3月2日

「1285」 「小沢一郎・陸山会裁判」の急展開。小沢一郎側が勝利しそうである。「ぼやき・会員ページ 1284」に掲載された文章の後半部分を、こちらにも転載します。2012.2.19

「1283」 まんが家・イラストレーターのぼうごなつこさんによる、政治漫画「小沢一郎・陸山会事件説明まんが お天道様がみてる」を掲載します。2012.2.10

「1280」 本年度初の副島隆彦を囲む会・定例会、第26回自力主催講演会(講師:副島隆彦先生・古村治彦研究員、開催日:2012年3月24日)をご案内します。2012.1.30

「1278」書評『父・金正日と私』(五味洋治・著)と『後継者・金正恩』(李永鐘・著)を読む。北朝鮮は改革開放に乗り出せるのか。“属国論”の観点で北朝鮮の対中外交を整理する。2012年1月23日

「1276」 新刊『中国は世界恐慌を乗り越える』(ビジネス社)と『衰退する帝国・アメリカ権力者図鑑』(日本文芸社)が発売されました。中国の発展の姿は100年前のアメリカ帝国そのものである。2012年1月10日

「1273」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2012.1.1  下に加筆します。1月5日です。副島隆彦です。


「1278」書評『父・金正日と私』(五味洋治・著)と『後継者・金正恩』(李永鐘・著)を読む。北朝鮮は改革開放に乗り出せるのか。“属国論”の観点で北朝鮮の対中外交を整理する。2012年1月23日




 副島隆彦を囲む会の中田安彦(アルルの男・ヒロシ)です。今日は2012年1月23日です。去年の12月19日に、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)・総書記が死にました。そして、年末の28日には北朝鮮の首都・平壌では大々的な国葬が行われ、ここで北朝鮮の第三代目の指導者となった、金正恩(キム・ジョンウン)が父親の棺を守る形で葬儀に参列しました。その様子は日本ではネット中継されました。

 その年末に私は北朝鮮の政治権力構造について、整理しようと思い、北朝鮮で金一族の信頼が厚かった日本人料理人で、2001年に国外脱出するまで13年にわたって北朝鮮に住み続けた藤本健二という人の本や、韓国の「中央日報」紙の記者である李永鐘という人の『後継者・金正恩』という本を読んだ。

 ここで私が関心があったのは、北朝鮮と中国との関係である。なぜかというと、近年、北朝鮮の後見人として中国がいるということがよく言われるようになったからであり、2009年くらいからよく日本の新聞報道でも北朝鮮と中国の間をそれぞれの高官が行き来していると報じられたからだ。2010年5,8月、翌年の5月には、訪中しており、金正日自身が中国の吉林省まで電車に乗って出かけて、そこまでやってきた胡錦濤国家主席と会ったこともある。金正日は06年には中国の改革開放の舞台になった南部(広州・深セン)も視察したこともある。

 北朝鮮は韓国、中国、ロシアと国境を接しており、金正日はロシアにも去年の夏に出向いて、メドヴェージェフ大統領と会っている。ここではロシアの国営ガス会社のガスプロムとの会談があったと言われている。ロシアの天然ガスを北朝鮮を経由して、韓国まで通すパイプライン構想がある。ロシアはウクライナやポーランドなど東ヨーロッパを国を経由してドイツなど欧州の中心部に天然ガスを陸路で輸出していた。これと同じ事を東アジアでもやるというのである。

 金正日は2000年以降、7度訪中している。最後に訪問したのは2011年5月だが、一年に渡る三度の訪中の際には、金正恩も同行したという説もある。もしそれが正しければ、属国の次期指導者が父親に連れられて宗主国に挨拶に行ったことになるが。


金正日の2010年8月の中国・長春訪問で胡錦濤と

 中国の中華思想によれば、北朝鮮もロシアも、周辺国はみな属国という認識になるはずである。私が気になったのは、強力な指導者であった金正日を失って、北朝鮮に残されたのは、その三男でまだ30歳にもならない金正恩とその「摂政」の立場で国政を動かす側近たちの集団指導体制は、どうしても「宗主国」である中国のバックアップがなければうまくいかないだろうと言う点だった。

 現在、北朝鮮で摂政の立場にあるのは、金正日の妹である金慶喜(金敬姫とも)とその夫の張成沢(チャン・テソク)だろう。どうやら張成沢は中国の文人指導者(軍部以外)から支えられているようだ。

<金日成・金正日一族> 


金ファミリーの家系図(金正日の妹の夫が張成沢)
 
 北朝鮮は、もともと抗日パルチザンの主要なメンバーであった、金日成(キム・イルソン)が、ソ連の支援の下に建国した国である。金日成は、朝鮮半島が日本占領下の1919年には南満州に父親と一緒に逃げていたが、やがて中国共産党入りし、ここで抗日パルチザンのメンバーとなった。

 ところが、日本軍と戦っていた1940年には、そのパルチザン部隊は一時、ソ連領土である沿海州に逃れている。ここで金日成は、ソ連にスパイ容疑をかけられて一旦は監禁されたが、釈放され、今度はソ連極東戦線傘下に編入されて、ソ連ハバロフスクで軍事訓練を受けている。この時に、1942年に息子である金正日が生まれた。

 終戦後はソ連が朝鮮半島の北緯38度線より北を占領したので、金日成もソ連の戦艦に乗って帰国している。ところが、朝鮮民衆の前に姿を見せた金日成はその時33歳だったので、老練な白髪の指導者を期待した民衆から「この男は金日成将軍ではない」と疑いの目をかけられたという。そもそも民衆に知られた「金日成将軍」とは1919年の3.1独立運動の時に確約した抗日活動家だったと認識されていて、半ば伝説化した存在だったという。結局、北朝鮮の建国の父である金日成は、本名が金成柱だが、自分に箔をつけるために「伝説の人物」の名前を名乗るようになったということらしい。

 北朝鮮をソ連が支えたのは、ソ連が直接38度線で韓国に駐留する米軍と対峙(たいじ)するのを避けるためで、バッファーゾーン(緩衝地帯)としての存在意義があった。 この状態は居間でも変わらず、ソ連に変わってユーラシア大陸の覇権を握っている中国が、北朝鮮を支援するのも、アメリカ主導の南北統一朝鮮の実現を嫌がっているためだろう。中国とロシアは北朝鮮の国境地帯の経済特区を利用して地域でのプレゼンスを高めようとしていることもある。また、中国はアメリカよりも先に北朝鮮の天然資源を押さえたいという願望もある。中国がアフリカで専制国家を支持することで、米国をよそに着々天然資源を確保してきたことは批判もされているが、ここでも属国である北朝鮮をそのように支援しているだろう。

 金日成の権力基盤は、土着の国内の抗日勢力ではなく、自らがとどまった満州やソ連の息のかかった勢力だったらしい。金日成は次々に政敵を粛清してゆき、自らに権力を集中させたが、やがては金正日の母親(一番目の妻)ではない後妻など身内にも粛清の動きを広げていった。

 77年には国家の公式理念を「マルクス・レーニン主義」から「チュチェ思想」に変更しており、独自のナショナリズムと共産主義による国家体制となった。

 金正日が死去したのが1994年だが、その十年以上前となる80年代からから後継者として活動を始めていたのが、長男の金正日である。金正日には息子が3人おり、そのうちの長男が金正男であり、二男、三男は母親違いの正哲(ジョンチョル)と正恩である。金正日には奥さんが5人いたといわれているが、長男の正男は二番目の妻、それ以外は4番目の妻の子供である。二人の妻はそれぞれ女優、舞踊家という経歴があり、4番目の妻の高英姫(コ・ヨンヒ)は在日朝鮮人だったが、これは北朝鮮国内ではタブーらしい。

 韓国の中央日報の記者が書いた、『後継者・金正恩』(講談社)という本によると、正男ら3人の息子はいずれもスイスのベルンにあるインターナショナル・スクールに留学して高校時代を過ごしている。ところが、今年の二月になって金正男がインタビューに答えた、東京新聞の五味洋治記者の『父・金正日と私』(文藝春秋社)という本が出た。それには、金正男がスイス留学を終えてから北朝鮮の閉鎖的な体制に疑問を持ち、中国式の改革開放の考えの持ち主になったことで、金正日が怒り、二人の息子の留学期間を短縮したということが書かれている。

 一方、金一族に関する本の中で外部からではなく、内部に身をおいた人物の手記としてあるのが、日本人料理人の藤本健二という人が書いた『北の後継者・キム・ジョンウン』(中公新書ラクレ、2010年10月発売)である。この本の著者の藤本氏は最近はサングラスを掛けて素顔を隠しながらワイドショによく出る人だ。藤本氏は北朝鮮に自らの意思で日本料理人として渡り、金一家の料理人となったが、やがて個人的な信頼を得て、金正日の息子たちの遊び相手になったり、北朝鮮の幹部たちと交遊するようになったという。内部から見た記録であり、中央日報の記者の取材による本と比べても、複雑なことがなく非常にわかりやすい。

 日本だけではなく、21世紀に入ってから、世界中で北朝鮮の後継者の人選が話題にされたが、まず最初に金正男、そしてしばらくして金正哲、最後に金正雲という名前が出た。その中でも長男の正男は2001年に偽造旅券で日本に入国したところを日本の入管当局に逮捕された。その時に田舎の山賊のような格好で奥さんと息子と一緒に写真に写ったり、当時の小泉政権の田中真紀子外相が「さっさと送り返しなさい」と言って、すぐに中国に送還されたことが話題になった。金正男はそれから後も何度も日本のテレビ局の直撃取材を受けているから、一番有名な金正日の息子だった。

 ところが、藤本健二氏は、著書の中で、自分は金正恩と正哲の二人の高英姫夫人の息子や金正日との交際を続けたが、13年間で一度も金正男には会わなかったと書いている。これは正男が長男であるとはいえ、捨てられた妻の息子だったからだろう。今回出た金正男とのインタビュー本でも、正男は五味記者に対してメールで「期待する人がいるといっても、他人の期待を充足するために、自分の人生を壊したくありませんね」と回答している。五味記者と金正男はハングルを使ってメールで150回に渡る交信をしたという。これは五味記者が97年から99年にかけて韓国に留学していてハングルが使えるからできたやり取りだろう。いずれにせよ、藤本、五味の著書を読むと、後継者の名前が二転三転したのは、金正日というよりは側近たちの意向が反映して伝わったことだったらしいとわかる。

 日本の週刊誌(SAPIOや週刊現代)には、大阪生まれで北朝鮮に留学経験がある、李英和・関西大学経済学部教授の情報として、前年に脳梗塞で倒れて一時表舞台に立てなかったがやがて復帰した金正日から09年初頭に張成沢が金正日の誕生日を前に3人の息子に、後継者の意思確認をしたとある。ここで金正男と正哲は誇示し、正恩が手を上げた。別の本でも金正恩の後継者決定が09年1月8日に行われことが全国に伝えられたが、この決定に至る際に張成沢が正恩後継者を提案し、金正日の最後の“妻”である金玉(キム・オク)という女性の賛同を得たと書かれている。(『後継者・金正恩』)

 張はもともと正男との関係も深く、正男は国外で何か問題が生じると、必ず張に電話をかけて相談をしていたという。また、五味洋治氏の著作の中には、張の妻の金慶喜は息子が居なかったので、正男をかわいがったという話が出ている。

 だが、日本で一度拘束されたり、マカオに在住していたりした正男よりも、高英姫の息子である、正恩の方が賛同を得やすいという判断もあったのだろうという。(『後継者・金正恩』)

 さらに、金正男と五味記者とのメールのやりとりの中では、正男自身が父である金正日が正男が留学によって「完全な資本主義青年」に成長したことを警戒していたと述べている。いずれにせよ、正男後継説は北朝鮮内部の権力闘争の現れだったということだろう。

<張成沢とその周辺>

 属国論として北朝鮮政治を見ていく場合、重要なのは覇権国のカウンターパートとハンドラーがどのような関係にあるかということである。私が何冊も北朝鮮の現在の政治について書かれた資料を読んでいったのは、属国論の観点で、中国と北朝鮮のキーパーソンを探るためである。これが、金正日時代の軍隊主導の「先軍政治」から北朝鮮がどのくらいの期間の後に脱することができるのか、できないのかを見極める一つの鍵になると考えるからである。

 現在、北朝鮮で最高権力者は表向きは金正恩・朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長(大将)である。この「大将」という地位は、現在は北朝鮮では次帥につぐ軍の位であり、大元帥は金日成、共和国元帥は金正日であり、大将は18人、次帥は8人しかいない。軍歴のない、金正恩をベテラン軍人がいる中では「次帥」にするわけにも行かず、金正日の死後直後に、彼の後見人である張成沢・金慶喜夫妻と並んで大将の地位を与えることになったようだ。

 金正日の告別式では正恩ら8人が、金正日の棺を載せた派手な霊柩車を囲んだ。この8人が今の北朝鮮の最高権力者だろう。金正恩の後ろに張成沢(国防委員会副委員長、党政治局員候補)がおり、後ろに二人の政治局員が続く。車の反対側には李英鎬(リヨンホ)軍総参謀長・党中央軍事委員会副委員長・党政治局常務委員(次帥)、金永春・人民武力部長・党政治局員(次帥)、金正覚・軍総政治局第1副局長(大将)、禹東則 ( ウドンチュク ) 国家安全保衛部第1副部長(大将)がならんだ。(SAPIO 2012年2月8日号より)


金正恩の後ろに居るのが張成沢(2011年12月28日)

 ここで北朝鮮の政治機構について見ていく。『後継者・金正恩』には、北朝鮮のすべての権力は朝鮮労働党(党)と国防委員会(軍)が握っているという。金正日時代には「先軍政治」ということで、国防委員会中心になった。国防委員長は金正日が委員長だったが、ここに朝鮮人民軍を指揮する「人民武力部」(部長は金永春)、旧東側諸国型の秘密警察である「国家安全保衛部」が指揮されている。09年には、憲法改正で国防委員会の権限が「国防から国家全般の事業」の指導に変わったという。現在、国防委員会には副委員長として、金永春・人民武力部長、呉克烈・元軍総参謀長(80歳)、張成沢ら4人がいる。

 張成沢は2010年6月に国防委員会副委員長に選出されている。同年9月28日には、第3回党代表者会議をうけて開催された中央委員会総会で政治局員候補に昇進。同時に金正恩も党中央軍事委員会副委員長に推挙されている。張成沢は党国防委員会のナンバー2にある一方で、党行政部長でもあり、この部署は公安機関を統括するという。張は金慶喜の夫という立場を利用しながら、北朝鮮の「摂政」という立場を固めている。


金慶喜・党政治局員は金正日の妹

 軍のトップは人民武力部長だが、その下の総参謀長は金正恩と並ぶ中央軍事委員会副委員長となった李英鎬(リヨンホ)というのがいる。(先ほどの告別式の車の左列の一番前にいる軍人)

 李は張成沢とは万景台革命学院というところの同窓生で、その父は金日成主席とパルチザン活動を共にしたという家柄でもあるという。金正恩は2010年11月にあった韓国・延坪島への砲撃の首謀者と後で呼ばれるようになったが、実際は李英鎬とその前の軍総参謀長の金格植(キム・キョクシク)という強硬派の軍人が指揮した事件だったらしい。

 他に軍人で重要なのは呉克烈(オクッリョル)・元軍総参謀長でこの人物は80歳と高齢だが、金日成時代からつかえた忠臣でもある。ところが、告別式ではこの呉克烈は車を囲んでいない。要するに、張成沢は自分と同窓である李を正恩の後見人として重用し、世代交代を迫っているらしい。同じ事は今年80歳の金永春についても言えて、穏健派の張成沢一派と強硬派の金永春と韓国のメディアではよく書かれている。


呉克烈・元軍総参謀長


李英鎬・軍総参謀長

 以上が北朝鮮のキーパーソンだ。北朝鮮ではカネ(外貨獲得)をめぐって権力闘争が起きていたと『後継者・金正恩』には書かれている。ここからが重要な話である。

 張成沢と呉克烈の諍いの結果、張は同窓である10歳年下の李英鎬(リヨンホ)軍総参謀長を重用していると先ほど書いた。だが、それは単に世代交代論という話ではなく、実際は利権がらみだった。『後継者・金正恩』には金正日の娘婿の張と呉の利権争いが書かれている。

 二人は北朝鮮の最高権力機構である国防委員会の副委員長だが、2009年に北朝鮮に外資企業を呼び込む際の窓口をめぐる利権でもめている。最初、軍の息のかかった会社(朝鮮国際商会)を興してドルを稼ごうとした呉に対して、後から張が割り込んできた。張は中国に住んでいた黒龍江省出身の朝鮮族の事業家のパク・チョルスという人物を呼び寄せて協力を要請した。06年から香港の「大豊国際投資公司」という会社の代表をしていて、張はこのパクに「朝鮮大豊グループ」を作らせている。この会社を張は権力を使って、国防委員会の管轄にした。この動きに先に事業を目論んでいた呉のグループは反発したが、パクの背景にあるのが、中国の国家安全部だったので手を出せなかった。このため、呉は張に完敗したという。ここで重要なのは、金正日の娘婿の事業を中国の情報機関である国家安全部が守っていたというところだろう。

 金正男は中国の特別区であるマカオに住んでいるが、そのためか「北朝鮮の未来は外資を入れた改革開放にある」というのが持論で、どうやら中国側から一度、暗殺の危機を救ってもらったこともあるらしい。また、正男はオーストリアで一度暗殺未遂に合い、北朝鮮でも定宿にしていたホテル(招待所)が09年に襲撃されているが正恩の支持か正恩の系統に居る秘密警察のしわざだったらしい。

 五味洋治氏の書籍などによると、中国側が正男に護衛をつけているという話もあるようだ。同書には96年に正男が改革開放の受け皿として、「光明星総会社」という会社の建物の建設に着手したが、途中で父親に止められたと書かれている。その後に、失望したのか、正男は北京に居を構え、北京と平壌を行ったりきたりしていくようになる。中国とのネットワークが本格的にできていくのはこの頃だろう。

 また『後継者・金正恩』によると、金正男は06年までは張とマカオを訪れることも多かったらしい。

 そこで北朝鮮でこれから重要になるのは、中国側が、北朝鮮が現在設置している特別市における、経済特区にどのように絡んでくるかという話だろう。だから、現在、集団指導体制の要にある張成沢と中国の権力者の関係がここで重要になってくるわけである。

 09年に北朝鮮は二回目の核実験をしたが、そのあと、中国国内では北朝鮮政策に関する重要会議(党外事指導小組)が開催されて、戴秉国・国務委員(外交担当)や胡錦濤国家主席、温家宝首相、習近平、張徳江副首相(北朝鮮金日成総合大学経済学部に留学)、王家瑞・党国際部長、楊潔篪外相、陳徳銘商務相、梁光烈国防相らが話しあった。この際に、「中朝二国間関係と6カ国協議を切り離して処理する」という決定が行われたらしい。(五味洋治本、250ページ)
 6カ国協議は北朝鮮の核放棄を目指すものであるから、これを切り離すことは北朝鮮を核保有国であっても両国関係を改善するという決定になる。この路線があって、近年の北朝鮮に対する中国高官の訪朝や大規模支援の約束の流れにつながっていく。

<北朝鮮の経済特区に目をつける中国>

 中国の北朝鮮支援は、「国境の鴨緑江と豆満江に架橋して、周辺道路の整備をする」というのものや、北朝鮮の天然資源開発の買取や北朝鮮の港を使った貿易計画があるが、最近良くニュースで見るのは、ロシア・中国との国境地帯にある北東部の羅先市の経済特区を巡る動きである。

 羅先特別市は、中国東北部の吉林省に近い、豆満江(とうまんこう)沿いの都市。少し前には羅津・先鋒自由貿易経済都市と呼ばれていた。羅津港は冬でも凍らない不凍港であり、日本海側の交通の要衝である。11年6月には羅先に中朝の代表が集まり共同開発の着工式に参加した。この特別市の開発はロシアも絡んでいる。

 北朝鮮には経済特区の失敗例がある。それは新義州特別行政区という特区である。この特区があったのは羅先とは全く逆の中国国境で遼寧省丹東の鴨緑江(おうりょくこう)沿いにある。この特区はオランダ国籍を持つ中国人実業家(オランダ国籍・南京生まれ)の楊斌(ヤン・ビン)という複雑な出自を持つ男が、北朝鮮側から特区の行政長官に任命された。楊斌は香港で農業ビジネスを行う企業を上場する実業家だった。ところが、楊斌は、中国・遼寧省瀋陽に建設したオランダ式テーマパークの開発にまつわる詐欺や農地不正使用、贈賄によって起訴されて、実刑が確定したことで失脚してしまう。
 この特区の失敗はどうやら中国側との調整不足に問題があった。楊斌がすすめる特区はマカオのようなカジノ開発を目的にしたこともあり、中国東北三省の資金が流出することを恐れたということらしい。ところが9年後、新義州の黄金坪島の開発が中朝は合意している。今回は中国側と調整がうまくいっているということなのだろう。

 要するに、羅先市と黄金坪島の2つの経済特区が今、中国側との連携で行われているということになる。北朝鮮は韓国との国境で、昔の高麗王朝の首都であり、以来、歴代朝鮮王朝の商都だった開城(ケソン)工業団地という特区を持っている。これをやっているのが現代グループの一部である現代峨山で韓国の中では珍しく親米ではない。また、ロシアからのガスパイプライン構想は実現すれば北朝鮮にパイプラインの通行料が入るが、現在の体制のままでは韓国が合意しないだろう。中国にとっては国境地域の特区を開発して先に北朝鮮の資源開発に着手したいところだろう。今の北朝鮮にはアメリカは手を出せない。中国の一人勝ちである。一説には羅先に一時、人民解放軍が経済特区の防衛のために進駐したこともあったというが、これでは第二次世界大戦前の上海租界のような話になってしまう。

 中国とロシアは羅津港の使用権を北側から得ている。この租借権は60年と言われ、国際貿易港としての開発が進んでいる。羅津港から日本海を経由して上海への輸出ルートができている。以前は陸路から渤海沿岸を経て黄海を通るルートしかなかったので輸出コスト軽減になる。羅先には香港資本のエンペラーホテルがあり、ここにはカジノもあるようだ。いずれは中国東北部の共産党関係者の保養地にもなるのだろう。

 ここ最近の羅先特区の関する報道を以下に貼り付ける。

(貼り付け開始)

貿易など3事業柱に開発 北朝鮮の経済特区・羅先市の幹部
産経新聞(2011.9.7 19:07)
 北朝鮮の経済特区、羅先市の黄哲男人民委員会副委員長は7日、中国吉林省長春市の博覧会で開かれた投資説明会で、羅先市を「中継貿易、加工、観光の3事業を柱として開発したい」との構想を示した。

 黄氏はまた、羅先市にヘリポートを建設したことを明らかにし、同市羅津から中国吉林省延吉市とロシア極東のウラジオストクにヘリコプターの定期便を就航させるため投資者と交渉を進めていると説明した。ロシア国境から羅津に至る鉄道と、中国国境から羅津までの道路の補修工事も今秋までにほぼ終了する予定という。

 羅先市によると、約100社の外資系企業が同市に進出。博覧会には北朝鮮から約50企業、145人が参加した。(共同)

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経済特区の関連法採択 北朝鮮、投資環境整備か
(産経新聞)2011.12.8 23:27

 北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、中朝国境地帯にある経済特区、黄金坪島の関連法が採択され、国境地帯にあるもう一つの経済特区、羅先についても既存の法律が修正、補充されたと報じた。

 両特区は北朝鮮と中国が共同開発することで基本合意している。具体的な内容は伝えられていないが、投資環境整備に向け税制上の特例措置などが盛り込まれている可能性がある。

 韓国の聯合ニュースは4日、消息筋の話として、北朝鮮が外国資本の誘致の方法などを定めた経済特区に適用する新法の草案を作成、中国政府関係者に最近示したと伝えていた。(共同)

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北朝鮮の羅先に中国が原発建設を推進中
韓国・中央日報日本語版 2012年1月19日(木)8時56分配信
 北朝鮮の羅先(ラソン)経済特区に中国が40万キロワットの原子力発電所建設を推進していることが18日、明らかになった。北朝鮮が核交渉を控え、国際社会で有利な立場を確保するため「平和的な核利用」という名分を準備したという分析だ。94年のジュネーブ合意以降、韓半島エネルギー開発機構(KEDO)は北朝鮮の琴湖(クムホ)地区に軽水炉を建設し始めたが、途中で中断された。

 脱北者の安燦一(アン・チャンイル)世界北朝鮮研究センター長はこの日、内部消息筋から入手した資料に基づき、「北朝鮮が40万キロワットの原子力発電所を中国主導のもとで建設することに合意した」とし「この程度の電力量なら北朝鮮の東海(トンヘ、日本海)地区の電気問題をすべて解決できるほど」と説明した。

 昨年6月、当時の北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)労働党行政府長は中国の陳徳銘商務相に会い、中国から羅先経済特区に電力を供給する契約に合意していた。この契約は▽第1次として中国・琿春にある国営電力会社が羅先に電力を送電する▽第2次として今年初め羅先地区内に自主的に火力発電所を建設する--ことになっている。火力発電所が突然、原子力発電所に変更された背後には、金正恩(28)がいるという解釈がある。

(貼りつけ終わり) 

 このように中国は羅先開発に意欲を見せている。原子炉を提供するのは電力不足解消のためだろうが、北朝鮮のウラン資源を狙う中国の思惑もありそうだ。北朝鮮はウランだけではなく天然資源の宝庫であり、これは日本の占領下のころから把握されていたことである。北朝鮮には資源が手付かずで残っている。

 この記事には、張成沢の名前が出ており、陳徳銘商務相の名前がある。ここで思い浮かぶのはイランのブシェール軽水炉をロシアが支援した話である。どうやら中国はイランに於けるロシアのような役割で北朝鮮を支援することになったようだ。これにはアメリカは反発するかもしれない。


中国国境にある北朝鮮の経済特区

 北朝鮮といえば、一時、ミャンマーの核開発を支援していたという話があった。ウィキリークスなどにも出ていた。北朝鮮とミャンマーの軍事政権は関係が深いとされる。ところが、ミャンマーは現在、改革開放の真っ最中であり、ミャンマーなどメコンデルタ地域の経済開発を中国やアメリカが狙って、パワーゲームになっている。

 北朝鮮には、中国次期首相の李克強も去年の10月に訪問している。金正日死去の2ヶ月前である。中国としては、金正恩に対して張成沢を通じて働きかけ、ミャンマーの次は北朝鮮も改革開放で中国に市場を開けと要求する動きになるだろう。問題は中国と張成沢が北朝鮮の軍部(人民武力部・朝鮮人民軍)を抑えられるかどうかだろう。

 五味洋治氏の『父・金正日と私』には最後のほうで「金正男擁立シナリオ」が書かれているが、果たしてそうなるかは別にして中朝国境は「経済」という切り口で見ていくと色々面白いかもしれない。

参考書籍・資料
『後継者・金正恩』李永鐘・著 金香清・訳(講談社・2011年)
『北の後継者・キム・ジョンウン』藤本健二・著(中公新書ラクレ・2010年)
『父・金正日と私 金正男独占告白』五味洋治・著(文藝春秋社・2012年)
「SAPIO」(2012年1月11日号、2月8日号)
  
 
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