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「1279」 欧州危機は、最後に残った日本の巨大“ガリバー”投資銀行をどのような危機に陥れているのか。副島隆彦・記 2012年1月25日 

「1277」2012年の前半がどう動くか。中国の欧州金融危機と北朝鮮新体制に対する態度を中心に話しました。2012年1月16日

「1275」2012年の前半がどう動くか。金融局面とアメリカ大統領選挙を中心に話しました。副島隆彦 2012年1月9日

「1274」【新年企画】もし、副島隆彦と広瀬隆が原発・放射能・東電問題で激突対談したらどうなるか? 2012年1月4日

「1272」鐸木能光(たくきよしみつ)著『裸のフクシマ』 (講談社 2011年10月16日発売)を書評する。原発補助金に頼らないという福島県飯舘・川内の村民は自主独立を目指していた。彼らは日本の数少ないリバータリアン集団である。六城雅敦・記 2011.12.26



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「1278」書評『父・金正日と私』(五味洋治・著)と『後継者・金正恩』(李永鐘・著)を読む。北朝鮮は改革開放に乗り出せるのか。“属国論”の観点で北朝鮮の対中外交を整理する。2012年1月23日

「1276」 新刊『中国は世界恐慌を乗り越える』(ビジネス社)と『衰退する帝国・アメリカ権力者図鑑』(日本文芸社)が発売されました。中国の発展の姿は100年前のアメリカ帝国そのものである。2012年1月10日

「1273」 「副島隆彦の学問道場」から 新年のご挨拶。 2012.1.1  下に加筆します。1月5日です。副島隆彦です。

「1271」2012年アメリカ大統領予備選挙の共和党候補者選びで異変。週替わりで支持率が変化する共和党候補者選びでロン・ポールが善戦。日本で最もロン・ポール下院議員を知る佐藤研一朗研究員が現地から緊急報告します。2011年12月26日

「1269」 新作DVD『「金・ドル体制」の終わり もうすぐ大恐慌』(2011年11月20日、講師:副島隆彦・中田安彦)をラインナップに加えました。是非ご視聴下さい。2011.12.16

「1265」 副島先生の新刊『「金・ドル体制」の終わり』(祥伝社)が発売中です。日本がたどった道を10年後により悲惨に経験している欧米銀行 2011年11月27日

「1263」 「2011年 秋・浪江町への一時帰宅」。福島第一原子力発電所から20キロ圏内の、会員によるリポートを掲載します。2011.11.17

「1261」2011.11.11 キッシンジャー緊急官邸訪問と野田首相のTPP交渉参加表明でわかる世界経済に対するアメリカの危機感。

「1259」 合理的選択論という「政治工学(Political Engineering)」-長谷川幸洋・東京新聞論説副主幹の「外圧利用論」を読んで 2011年11月6日

「1258」現在進行中の小沢一郎の政治資金収支報告書に関する裁判は今すぐに停止されるべきである。前近代的(プレモダン)な「政治資金収支報告」の記載方式が悪かったのである。この裁判はまったく意味のないものだ。 2010年10月29日

「1255」悪魔の用語辞典シリーズ第3弾として『放射能のタブー』(KKベストセラーズ)が発刊されます。二酸化炭素(温暖化)のタブーがあって放射能タブーがないわけはない。2011.10.19

「1251」 第25回副島隆彦を囲む会・定例会、副島隆彦講演会(開催日:2011年11月20日)をご案内します。今回は金融・経済分野のお話もあります。2011.10.3

「1249」新刊『新興大国権力者図鑑』(日本文芸社)が発刊されました。米欧の金融危機で巻き添えに遭いながらも、今後も新興国は力強く世界経済を主導していく。2011.9.28

「1246」 『日本再占領:消えた統治能力と第三の敗戦』(成甲書房)に載せきれなかった一章(2) 宇宙人・槙原稔と戦後日米関係 中田安彦記 2011.9.13

「1243」 野田佳彦が首相に決まったが、これは勝栄二郎の財務省が操(あやつ)る傀儡(かいらい)政権である。 副島隆彦 2011.8.30

「1241」『日本再占領:消えた統治能力と第三の敗戦』(成甲書房)に載せきれなかった一章を数回に分けて載せていきます。2011年8月20日

「1238」 新作DVD『深い知恵で立ち向かう 原発放射能による国民洗脳』(2011年7月17日、講師:副島隆彦・石井利明)をラインナップに加えました。是非ご視聴下さい。2011.8.8

「1236」 中田安彦研究員の最新刊『日本再占領 ―「消えた統治能力」と「第三の敗戦」―』(成甲書房・刊)が発売されます。ウィキリークス流出公電を分析した最新の政治研究です。2011.8.5

「1235」  3月の大震災直後に出版された、ロン・ポール『リバータリアン政治宣言:他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ』(成甲書房・刊)を再度紹介する。今の米国の債務上限問題の主役になっているのはポール議員ら「茶会党」(ティーパーティー)の議員たちだ。2011年7月30日

「1232」広瀬隆・明石昇二郎両氏の新刊『原発の闇を暴く』(集英社新書)を読み、二人が東電幹部と放射線学者について刑事告発した事を受けて開催された記者会見を見て感じたこと。2011年7月20日

「1229」 新刊二冊が発売中です。『大災害から復活する日本』(徳間書店)と武田邦彦氏との対談『原発事故、放射能 ケンカ対談』(幻冬舎)です。2011年7月8日

「1226」パラグ・カンナ著『ネクスト・ルネサンス 21世紀世界の動かし方』(古村治彦訳、講談社、2011年)をご紹介いたします。 古村治彦筆 2011年6月22日

「1223」 第24回副島隆彦を囲む会・定例会、副島隆彦講演会の、参加お申込み受付のお知らせ。「福島復興活動本部」事務所開きのときの写真数点。2011.6.10

「1221」福島第一原発の汚染水処理の機械を準備したグローバル原子力企業「アレヴァ社」の思惑。中田安彦・記 2011年5月28日

「1218」 私たちの「福島復興活動本部」ができまして、事務所開きのお知らせです。皆さん、いらしてください。それと、副島隆彦先生の最新の 「原発 報告文 16」を後ろに載せます。 2011.5.16 

「1215」 【動画】副島隆彦からの緊急提言。動物たちの殺処分だけでなく、福島の住民たちに対する、恐るべき政治的殺処分が行われようとしている。東電原発事故の責任者たちを追求せよ。2011.5.1

「1212」ロン・ポール(米下院議員)著『他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ―リバータリアン政治宣言』(成甲書房)が発売されています。リバータリアンの真髄を知りたければ、まずこの本を読んでください。2011年4月22日

「1210」 【写真を追加】 副島・中田・古村で12日に福島県内の浜通り、中通りの各地を取材してきました。その時に収録した、副島隆彦先生の現時点での状況評価と提言を動画でお伝えします。あと、現地の写真を貼り付けます。2011年4月13日

「1207」 原発の避難者の皆さん、子供もつれて自分の家に帰りましょう。もう、大丈夫です。安心してください。と、私は、言い続けるしかない(報告文 10)。 副島隆彦 2011.4.1

「1206」 2011年2月20日の自力講演会を収録した新作DVD『「隆盛する国と、衰退する国」(副島)「小沢一郎と律令制(官僚体制)との闘い」(中田)』のご予約受付を始めます。その後の3月11日に発生した東日本大震災についてのコメントも、緊急収録しました。2011.3.31

「1204」  明日からまた弟子たちと福島に行きます。原発の放射能の測定を続けます。四ツ倉海岸に活動拠点を作ります(報告文 9)。 2011.3.27 副島隆彦

「1202」 強運により、原発事故の凶悪事(強度の放射能汚染)から日本国民全体が、逃れることができました。 2011.3.20

「1201」国会は「国家非常事態宣言」を出し、我らが小沢一郎を中心に危機を乗り越えるべく、行動しなければならない 2011.3.16

「1200」 福島第一原発でメルトダウン(炉心溶解)が起きました。自分の判断で逃げてください。 2011.3.13

「1198」 現在全国の書店で大好評発売中の新刊、SNSI吉田祐二研究員による最新刊『天皇財閥』(学研パブリッシング刊)が発売されました。 2011.3.4

「1195」 グローバル企業を研究する。グーグルとCIAの関係 2011年2月21日

「1191」 映画「ウオール・ストリ-ト マネー・ネヴァー・スリープス」評。本日(2月4日)から全国で公開されます。皆さん、この優れた金融ものの教養映画を観に行きましょう。2011.2.4

「1189」 『女性兵士』(加藤健二郎・著、講談社・刊、2010年12月)を御紹介します。巻末の解説文に副島隆彦先生が大幅に加筆した文章を、お読み下さい。2011.1.25

「1187」 第23回副島隆彦を囲む会定例会「『隆盛する国と、衰退する国』(副島)『小沢一郎と律令制(官僚体制)との闘い』(中田)」の、参加お申し込み受付のお知らせ。 2011.1.20

「1185」 『宇宙論の超トリック』(コンノケンイチ・著、ヒカルランド・刊、2010年9月)を御紹介します。巻末に収録された副島隆彦とコンノケンイチとの対談をお読み下さい。2011.1.10

「1182」 「副島隆彦の学問道場」から新年のご挨拶。2011.1.1 副島隆彦からも 新年のご挨拶を申し上げます。

「1180」 新作DVD『ヨーロッパの秘密』のご予約受付を始めます。2010年11月28日の自力講演会の模様をノーカットでお届けします。あわせて書籍『日米地獄へ道づれ経済』と『日本のタブー:悪魔の用語辞典2』発刊のお知らせ。2010.12.20

「1176」新刊『ヨーロッパ超富豪権力者図鑑』(日本文芸社)が発売されました。副島先生の『世界権力者人物図鑑』に続く第2弾です。2010年12月2日

「1174」 書評:今野浩著『スプートニクの落とし子たち:理工系エリートの挫折と栄光』(毎日新聞社)を読む。ダングリングマンの悲劇。2010年11月19日

「1169」 【加筆あり】2010アメリカ中間選挙ガイド 日本では誰も語らないティーパーティーのリバータリアン派 在ニューヨーク佐藤研一朗研究員筆 2010年11月3日

「1167」小沢一郎長命(ちょうみょう)祈願。国民民主革命の成就祈願(じょうじゅきがん)。副島隆彦が滝行(たきぎょう)を行いました。このあと、2冊の本の宣伝をします。2010.10.23

「1165」【書評】『ポピュリズムへの反撃』への反撃。:“政治学者”・山口二郎よ、ポピュリズムを歪曲するな。日本における政治学用語のLexicon(用語法)の目に余る好い加減さについて。2010年10月14日

「1162」 第22回副島隆彦を囲む会主催定例会『大政治(ハイポリティックス)が生む金融破局の裏道筋(=新聞・テレビ報道)を解明する』の参加お申し込み受付のお知らせ。 2010.10.5 加筆しました。新作DVD『ヒューイ・ロング2』リリースのお知らせ。

「1159」名古屋市議会リコール署名運動に参加してきました。その活動報告をします。2010年9月28日

「1157」 冒頭に加筆します。私たちも名古屋に集まりましょう。 副島隆彦 2010.9.18  減税こそ正義である。日本におけるリバータリアン政治家・河村たかしの行動と思想を分析する。吉田祐二筆 2010.9.17

「1155」 現職の鈴木宗男衆議院議員(外交委員長)への不当な最高栽の有罪判決と投獄の政治弾圧に強く抗議する。 2010.09.09

「1153」 小沢一郎、民主党代表戦に立つ。私たちも誕生する小沢政権を全面的に応援しながら、と同時に、敵の集中砲火に用心と警戒をしながら、政治勢力として、次の時代に生き残ってゆかなければならない。 副島隆彦 2010.9.3

「1150」 ある会員の方から寄せられた、中国少数民族自治区の研究論文 2010年8月26日

「1147」 復刊された『日本の秘密』(PHP研究所刊)と最新刊の『新たなる金融危機に向かう世界』(徳間書店刊)をあわせて読んで考えたこと。2010年8月12日

「1144」 【新作DVD予約受付のお知らせ】7月10日の自力主催講演『新たな金融危機へ向かう世界 ―米・欧州・中国・そして日本―』のDVDが完成しました。中田研究員の切れのあるお話と、副島先生の緊急提言。 2010.7.29

「1140」 【座談会】今、振り返る。鳩山政権はなぜ敗北したか。属国・日本論の視点で分析する(1) (中田・古村・廣瀬・日野研究員による) 2010年7月9日

「1138」 あのジェラルド・カーティス(と船橋洋一)の正体はCIAへの情報提供者だった!そのカーティスが菅首相を操ろうとしている。そして「参院選選挙区事情」を分析する。2010年7月1日

「1136」 緊急出版された、対談本『小沢革命政権で日本を救え-国家の主人は官僚ではない』(副島隆彦×佐藤優)の宣伝をします。2010年6月20日

「1133」【2010年ビルダーバーグ会議・緊急報告】“主役”不在の今年のビルダーバーグ会議。崩壊しつつある“グローバル・ガバナンス”の行方 (1) 2010年6月10日

「1131」大避(おおさけ)神社と聖徳太子と妙見(みょうけん)信仰、古代日本の謎を解く 下條研究員記 2010.5.31

「1128」 第21回副島隆彦を囲む会主催定例会『新たな金融危機へ向かう世界-米・欧州・中国・そして日本-』の参加お申し込み受付のお知らせ。 2010.5.17

「1124」 副島先生が「重たい掲示板」に寄せた、野中広務の官房機密費暴露の記事を再掲します。2010年5月5日

「1122」冒頭に加筆。『お金で騙される人、騙されない人』(幻冬舎新書)も出ました: “大手経済紙”を震え上がらせた一冊!!『バーナード・マドフ事件』(アダム・レボー著/古村治彦・訳)をこの上なく強力に推薦します。2010年4月22日

「1119」 【講演会DVD完成のお知らせ】 3月14日の学研ホールでの自力主催講演会「政治闘争の裏側の、お金(資金)こそが中心である歴史の諸真実を語る」と、3月29日の紀伊國屋ホールでの講演会のDVDが完成しました。吉田研究員と副島先生の迫力講演です。 2010年4月9日

「1116」 米中新“宇宙戦争”の兆し。これは「疑似冷戦」を宿望する米国の国防総省筋の計略である。日本は軽挙妄動する無かれ。副島隆彦・談 2010年3月27日

「1114」 合理的選択(ラッショナル・チョイス)で読み解く沖縄戦略 属国は「政治ゲリラ戦」をどう戦うのか 廣瀬哲雄研究員 2010年3月15日  副島隆彦が末尾にこの論文への講評を付加しました。2010.3.24

「1111」 新刊『世界権力者人物図鑑』が出ました。ロックフェラー、ロスチャイルド、そしてその他の世界権力者の顔写真、一挙76人はこういう顔をして、世界を動かしている!全国会議員、全官僚、全ビジネスマン必携の一冊です。2010.2.28 最後に紀伊国屋書店での発刊記念講演会のお知らせを追加しました(3月4日)

「1108」 欧州金融危機をも食い物にする巨大金融機関(吸血コウモリダコ)、ゴールドマン・サックスの“暴走” 2010.2.16 冒頭加筆:2010年3月14日(日)に、私たちの自力主催講演会「政治闘争の裏側の、お金(資金)こそが中心である歴史の諸真実を語る」を開催します。

「1105」 私が恐れる「日米抱きつかれ心中」になりつつあります。 2010.02.06

「1103」 目下の小沢攻撃をまだ画策する者たちがいる。その米国側で攻撃を行っているもの達の素顔を晒(さら)します。  副島隆彦 2010.2.1

「1102」  マイケル・ムーア監督「キャピタリズム:マネーは踊る」は、突撃型ジャーナリズムのスタイルで米資本主義の問題点をついた衝撃作です。副島先生の映画評と私の感想を書きます。 2010.2.1

「1099」 冒頭加筆します。 副島隆彦の決意宣言。2010.1.23   ワシントンで、日本の鳩山・小沢政権を打ち倒す計画が年末から密かに練られ始めていたようだ。詳報はお待ちください。 その他、私の少し古い政治・経済の分析の文を載せます。

「1098」 この10年で日本は水産業を育成し、欧米水男爵に打ち勝つべきだ。その前提として、世界のウォーター・ビジネスの人脈を整理する。2010年1月14日

「1095」 2010年年頭のご挨拶 鳩山・小沢政権は検察とメディアからの攻撃に負けてはならない。亀井静香が、財務省主計局長をなだめおどしながら15兆円の予算を確保したことが重要である。 2010.1.3 副島隆彦 記

「1094」 「副島隆彦の学問道場」から新年のご挨拶。2010.1.1


「1138」 あのジェラルド・カーティス(と船橋洋一)の正体はCIAへの情報提供者だった!そのカーティスが菅首相を操ろうとしている。そして「参院選選挙区事情」を分析する。2010年7月1日

 アルルの男・ヒロシです。今日は2010年7月1日です。
 今日は11日に投票日が迫った参院選について考えていきたい。


 菅直人新政権が消費税増税を自ら争点に上げたこの参院選の後、日本の政治はどのように動いていくのか。このテーマについて、主に選挙区ベースでみた情勢分析を行い、どの候補者に注目することで結果的に日本のために働くかという情勢分析である。(なお、この情勢分析に基づいてどのような投票行動を決められるかは個人の判断です。)

 まず、大きな動きの話からしなければならない。直近のこの参院選の期間内に起きている米国側の「選挙介入」ともとれる動きについて述べなければならない。6月21日に首相官邸にあのコロンビア大学教授のジェラルド・カーティス教授が菅直人首相を訪問している。これは21日づけの「首相動静」である。記事は『産経新聞』からの引用である。

(引用開始)

 【菅日誌】21日
 【午前】9時49分、公邸発。50分、官邸着。執務室。10時10分から38分、内閣府の大島敦副大臣、田村謙治政務官。39分から11時6分、植松信一内閣情報官。7分から34分、荒井聡国家戦略担当相、平岡秀夫内閣府副大臣。44分、首相会議室。45分、白川方明日銀総裁、仙谷由人官房長官が入った。
 【午後】0時22分、白川、仙谷両氏が出た。23分、執務室。3時3分、仙谷官房長官、古川元久、福山哲郎両官房副長官、阿久津幸彦、寺田学両首相補佐官が入った。49分、寺田氏が出た。52分、阿久津氏が出た。4時8分、古川氏が出た。10分、仙谷、福山両氏が出た。5時から43分、記者会見室で記者会見。44分、執務室。6時1分、小ホール。国と地方の協議に出席し、あいさつ。9分、執務室。32分、大会議室。地域主権戦略会議開始。7時2分、同会議終了。3分、執務室。7分から40分、福山官房副長官。57分、官邸発。59分、公邸着。8時、ジェラルド・カーティス米コロンビア大教授が入った。9時16分、カーティス氏が出た。

『産経新聞』(2010年6月21日)
(引用終わり)

 ごらんの通り、あのジェラルド・カーティスが首相官邸に直接乗り込んできて、午後8時から9時15分まで菅首相と話し込んでいる。

 

ジェラルド・L・カーティス コロンビア大学教授


 また、カーティスはこの前後に米「ウォールストリート・ジャーナル」のウェブサイトの動画インタビューに出演し、日本にとって良いシナリオとして「一つの政党が両院で過半数を持っていることで国民が次の選挙の時にその政党が何をやったのか分かる」と言っている。「民主党の過半数越えが良い」としながらも、それでも「10議席くらい足りなければ、みんなの党という、リベラルな政党があるが、それと組むことでより市場経済を重視する政権になればセカンドベストだと思う」と述べている。(動画:http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_74604

 そして、カーティスがこの発言をしたとたん、民主党の現在の執行部が次々とみんなの党との連携を臭わせるようになった。27日に衛星放送での番組の発言として、枝野幸男幹事長は次のように発言している。読売新聞の記事から。

(貼り付け開始)

民主・枝野幹事長、みんなの党との連携に意欲

 民主党の枝野幹事長は27日夕、都内で記者団に、参院選後のみんなの党との連携について「行政改革などかなりの部分、一致している。政策的判断としては一緒にやっていただけると思う」と意欲を示した。

 27日のNHK番組でも「(衆院の比例定数80削減を)早期に実現したい。みんなの党にも協力いただければ」と述べた。

 一方、みんなの党の江田幹事長は記者団に「公務員制度改革や国会議員の定数削減の各党協議をやるならいいが、それなしでは本気度があると言えない」と述べ、民主党との単独協議に慎重な姿勢を示した。
(2010年6月27日20時16分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100627-OYT1T00551.htm
(貼り付け終わり)

 これに対して、「みんなの党」の渡辺喜美党首は街頭演説で「顔を洗って出直してきなさい」と、痛烈に批判している。渡辺喜美は、おそらく自分がアメリカの口車に乗せられてコーポラティズム(大企業と組合重視)の菅政権に取り込まれると警戒したのだろう。(渡辺発言:http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100628/elc1006281754005-n1.htm

 

(追記:こういう風に書いたら、なぜか私が「みんなの党」の応援団だと批判されてしまった。どこをどういう風に読んだらそういう風な理解になるのかは分からないが、とりあえず違いますよと強調しておく。なお、みんなの党は今のところ寄せ集め政党であるというのが私の考えだ。私の知り合いが「みんなの党」がYour Partyという名称なのは、連立相手を探しているからだろと書いていた。みんなの党が増税反対と公務員改革を一貫して主張してきたことは評価されるべきだが、それが政治的にどのように利用されるかは別でしょうね。確かに本来なら Our Party(私たちの党) にしないと変だ)



 また、先ほど調べて気が付いたのだが、麻生・鳩山・安倍の元首相は官邸にジェラルド・カーティスを呼んだことがない。産経新聞の首相動静の過去記事検索をすると、先日21日のカーティス訪問の一つ前の「首相動静」の記事は福田康夫内閣のときになっている。ジェラルド・カーティスというのは元々日本の選挙区事情をアメリカに紹介した男で、その後、山本正の三極委員会の姉妹組織である下田会議などに参加してきた。日本の政治を長年、監視し続けた大学教授だ。

 




 ただ、それだけならまだ良くある話なのだが、カーティス教授はじつは「CIAに対する情報提供者」のリストに名前が載っている人物である。かつてのCIA上級オフィサーだった、ロバート・クロウリーという人物が2000年に死去したときに残していったものだ。(このリストをウェブサイトに掲示しているグレゴリー・ダグラス氏によれば、情報の更新は1996年で止まっているという)

クロウリー・ファイル:http://cryptome.org/cia-2619.htm



 上にリンク先を示したこのリストはアルファベット順に2619人の「CIAの情報源」とされる人物の名前をリストアップしているが、<b>この中の「C」の項をみると、この中にジェラルド・カーティス(Curtis, Gerald L.    :Columbia University, New York, NY 10027)の名前がある。</b>つまり、カーティスはCIAにきわめて近い人物だったということだ。(写真上)

 そのような不穏な人物が定期的に首相官邸に出入りしたり、「時事放談」というTBSの番組に出演して、小沢一郎批判を展開していた、ということなのだ。

 

TBS番組に毎月のように出演し情報工作を行うジェラルド・カーティス教授

  さらにリストのFの項目には< Funabashi, Yoichi        Ashai Shimbun, Washington, DC>とある。これは、あの朝日新聞主筆の船橋洋一である。一部の報道では、船橋が次の駐米大使になるという噂もあるだけにこれは見過ごすことのできない情報だ。この大使人事は参院選の後に発表されるという説まであるようだが、このような「CIAへの情報提供者」である過去を持つ人間を大使に任命することで、どれだけの国益が損なわれるのか考えるべきだ。

  話を戻すと、いくらCIAのカーティスであったとしても、カトリック教徒の麻生太郎、特殊な右翼というか原理主義者の安倍晋三と、そしてフリーメーソンで欧州統合論者を祖父に持つ鳩山由紀夫の3人の首相が在任中は官邸に近づけなかったのだろう。またコロンビア大学のカーティスの教え子には小泉進次郎衆院議員や中曽根博文元外相の息子(http://nakasone-family.blog.so-net.ne.jp/2010-04-28-2)などもいる。
 

 まさに継続的に日本を「スパイ」するように育成されてきた人材だ。最近、アメリカではロシアのスパイを芋づる式に逮捕したようだが、日本ではカーティスのような「スパイ」はなぜか野放しになっている。日本の官僚組織が日本の政治家の意見ではなく、外国人の情報工作員のカーティスの言い分を聞くことすらある。これは非常に恐ろしい話だ。中国のスパイ、ロシアもスパイも日本では野放しらしいが、一番怖いのは味方であるはずの同盟国のスパイではないのか。

 ともかく、CIAのカーティスが首相官邸に直接乗り込んできて、日本の選挙や政治に手を突っ込んでいるということをメディアはまったく報じない。だから、でここで書いておかなければならない。私は、カーティスの講演会を何度か聞きに言ったが、いつも眼は鈍く光り、笑っていなかった。諜報組織の息のかかった人間だとすればそれも納得である。


<前のめりの菅政権>


 ただ、何よりも問題は、菅・民主党が「前のめり」で参院選の争点にしてしまった、消費税率引き上げの動きだ。これについても、おかしなことが起きている。松下政経塾出身の野田佳彦財務大臣は先週のG8サミット前にアメリカのジョン・ルース大使の前で次のような発言をしている。産経新聞の記事。

(引用開始)

 消費税増税論議「国民も理解」 野田財務相、米駐日大使に説明
2010.6.25 13:14

 野田佳彦財務相は25日午前、都内で、ルース米駐日大使と会談した。野田財務相は参院選の争点となっている<b>消費税率引き上げの議論について、「国民もだんだん理解し始めている」と述べた。</b>

 会談は、ルース大使が要望した。同大使は消費税のほか、日本経済の現状や成長戦略について質問した。(以下略)

『産経新聞』(2010年6月25日)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100625/fnc1006251315007-n1.htm
(引用終わり)

 これは、野田財務大臣がルース大使に消費税率アップの世論形成の報告をしているご説明である。

 もともと菅直人は鳩山政権の財務大臣の時代、消費税増税の条件として、「逆立ちしても鼻血も出ないほど、完全に無駄をなくしたと言えるまで来たとき、必要であれば措置をとる」としていたにも関わらず、しだいに財務官僚に取り込まれていった。

 そもそも、消費税は逆進性も強い上、これを法人税減税のセットで行うことは結果的に法人減税のコストを消費税が担うこととなるだけで、果たして強い財政が実現できるかかなり疑問だ。何より手順が乱暴だ。


 ただ、野田大臣がわざわざルース大使に「世論形成」の成果を「ご報告」に向かっていることで、この政権が国民ではなくアメリカの方を向いていることがいよいよはっきりしたといえる。


 そもそも菅直人首相の言う「強い経済、強い財政、強い社会保障という、いわゆるよく分からない「第3の道」はまず税率アップありきの政策である。国民はそれに本気で怒らなければならない。


 読売の世論調査(2010年6月12-13日)が消費税増税容認66%という数字を無理矢理にはじき出したようだ。この調査手法にはきわめて問題がある。正しい世論調査のやり方としては「あなたは消費税率の引き上げが必要だと思いますか」と単純に聞かなければならない。(読売の調査結果:http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/koumoku/20100614.htm


 ところが、この世論調査では前段に「財政再建や、社会保障制度を維持するために・・・・」と回答者を誘導する文言が入っている。このような世論調査は信用できない。いくらでも設問の作り方で世論が誘導できる。


 だから、例えば、「菅新政権は無駄の削減や公務員制度改革よりも消費税の議論を参院選の争点に打ち出しましたが、あなたはこの姿勢に賛成ですか、反対ですか」という設問を使えば、8割は反対と出るのではないか。

 おそらく大新聞は、都合の悪い調査結果の回の結果数字は発表せず、再度調査を行うなどのこともやってきていると思う。

 世論調査の研究書を出している谷岡一郎という学者は「自分はどんな世論調査でも思い通りの結果を出す自信がある」と『社会調査のウソ』(文春新書)でに書いていた。だから、私は現在の世論調査(電話世論調査)はまったく信用のできないと思う。安易な電話世論調査を紙面を埋めるための手段として使っている大新聞が多い。これは新聞の堕落である。
  

<小沢戦略にとってベストはあるのか>


 この参院選、小沢一郎・前民主党幹事長にとってのベストシナリオは何か。それは自分のグループに所属する新人候補を次々と当選させていくことである。これはきわめて単純だ。鍵となるのが小沢一郎が幹事長時代に、12ある2人当選区に現職やすでに公認されていた新人とは別に擁立した独自の新人候補(10選挙区に擁立)たちである。なお、選挙区で1人しか当選しない「1人区」は全部で29ある。それ以外には大都市圏で当選者数3とか5の複数区もある。(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100625-OYT1T00205.htm

 

山梨県を訪れた小沢一郎・前幹事長


 当初の小沢戦略としては、鳩山政権なり、自分が主導権を握って樹立した菅政権のもとで、自分は選挙対策本部長か何かについて表舞台からは引っ込み、細野豪志あたりを幹事長に据えて選挙戦に突入するというシナリオだっただろう。ところが、ご存じのように6月2日以降の「反小沢クーデター」が起きてしまった。私はシナリオがここで崩れたのではないかとみている。そして、菅首相が消費税を争点に選挙を始めてしまった。これで相当に小沢は怒っている。朝日新聞の6月28日記事。

 

(貼り付け開始)

「約束、実行しなきゃ駄目」 小沢氏、菅執行部を批判
2010年6月28日22時2分

 民主党の小沢一郎前幹事長は28日、党が子ども手当の満額支給断念など昨年の衆院選マニフェストを見直したことについて「約束は実行しなきゃ駄目だ。政権取ったら、カネがないからできません、そんな馬鹿なことがあるか」と述べ、菅執行部の対応を批判した。愛媛県今治市での会合で語った。

 小沢氏は公示日の24日は山梨、25日は青森と1人区を中心に選挙遊説を続けている。新執行部が人事や政策で「脱小沢」路線を進めたことに対し、様子見の姿勢を示していた小沢氏だが、選挙戦が始まってからは執行部批判を鮮明にした。

 この日の会合で、小沢氏は「公然と政党が約束し、政権を与えられたのだから、やればできる。必ず私が微力を尽くし、約束通り実現できるよう頑張りたい」と強調。菅直人首相の「消費税10%」発言についても「一生懸命無駄を省き、最終的に4年たって、社会保障費などがどうしても足りないという場合は検討しなければならないが、(昨年の衆院選で)上げないと言ったんだから約束は守るべきだ」と訴えた。

 会合後も収まりがつかない様子で、小沢氏は記者団に「国民の皆さんと約束したことは、何としても守らなければ社会は成り立たない。これでは結果としてうそをついたことになる」と述べた。

 

「朝日新聞」(2010年6月28日)

http://www2.asahi.com/senkyo2010/news/TKY201006280409.html

(貼り付け終わり)

 

 このような小沢一郎が抱いた「怒り」を、実際のところは国民の多くが共有していると思う。

 

 ところで、選挙では地上戦と空中戦がある。参院選というのは本来ならば、労働組合とかゼネコン、農業団体とかの組織票を奪い合う「地上戦」である。だから、消費税発言によって一番影響を受けるのはこの組織票ではなく、組織ではなく個人の人気や勢いといった要素に左右される「空中戦」で得られる浮動票でなのである。

 逆に言えば「2人区」では黙っていても民主党は1人は当選する。みんなの党などに有力な候補がいない限り、民主は1人は確保できる。

 今の組織を握っているのは今は小沢一郎ではなく、新幹事長の枝野幸男であるということになっている。選挙対策本部長の安住淳が枝野の「みんな」との連携発言を注意したと報じられた。

 安住は、「ここで増税路線を打ち出した現執行部にそっぽを向いて民主党の組織が小沢側に転ばれてしまうと、小沢系の新人候補は浮動票ではなく組織票で当選する可能性が出てくる。選挙後も何が起きるか分からない」と警戒したのだろう。消費税を巡っては、玄葉光一郎政調会長や小沢との間でもすでに「つばぜり合い」が起きてもいる。

 ここまでの話をまとめると、参院選というのは基本的には組織票の選挙であり、今回は「2人区」の二人目の新人候補は基本的には「民主党」の風が無ければ当選が難しい例がかなりある、ということになる。

 以下で各選挙区を見ていく。参院選は、「現職」の議員は経歴を見るだけで、どういった組織が付いているか分かる人が多い。そういう候補はガチガチに固めた組織票の奪い合いを自民党とやる。

 だから浮動票である一般有権者の出る幕はない。実際には相当難しいだろうが、2人区新人の「小沢系候補」が10人、それと複数区の小沢系と言われる候補が、世論の支持を得て全て当選していけば、小沢としては満足のいく結果のはずだ。今の選挙情勢を見ると新執行部と旧執行部の大物が公然と論争する事態になっている。これはもう分裂選挙だ。

 

(追記)

 参院選でこの学問道場ではどのような候補を応援すれば、小沢一郎にとって今後の役に立つかということをこの数日間、副島先生や研究員たちと話し合いました。この参院選の争点は「増税か否か」ということであり、小沢一郎はその反増税を「大義名分」に掲げて、菅政権やその執行部の暴走を批判している。マニフェストの撤回についても小沢は批判している。これは現執行部が官僚の言いなりになって、実際に公務員制度改革もやろうともしていないのに、次々と官僚やアメリカ、IMFなどの口車に乗せられて増税方針を打ち出してしまったからだ。その怒りは国民全体に序々に共有されている。

 小沢一郎は幹事長時代に12ある2人区で自らが選んだ候補を擁立した。これは小沢が自分の手兵を増やす狙いもあるが、もちろん、当初の目算では、参院選で鳩山政権で過半数を確保して政治改革を勧めるためだった。そこにアメリカによってダークサイドに落とされた菅政権が登場し、小沢は打撃を加えられた。

 この時点で政治戦略家である小沢一郎はどのような戦略を採るのか。まずは自分が擁立した候補者を全部当選させることである。昨日のNHKのニュースに出ていた2人区の小沢系候補も「がんばって2人とも当選したい」と話していていたことも重要である。党が割れるときには割れる。そのときには能力のないまるで「幼稚園児」のような現執行部よりも小沢一郎の側につく政治家がぞろぞろと出てくるかもしれない。

 その2人区に擁立された小沢系候補とは新聞報道などによると次の通りになっている。以下は日刊ゲンダイや大手新聞の情勢分析などの情報で得た内容が中心になっている。

(北海道)徳永 エリ     (48)     元リポーター
(青森)波多野里奈     (37)      元青森朝日放送アナウンサー
(宮城)伊藤 弘実     (36)     介護ジャーナリスト
(福島)岡部 光規     (41)     医師、米国立がん研究所客員研究員
(茨城)長塚 智広     (31)     元五輪選手
(長野)高島 陽子     (42)     元県議
(岐阜)小見山幸治     (47)     元松田岩夫参議院議員秘書(今年2月まで)
(静岡)中本奈緒子     (31)     会社員、大阪府立大院
(京都)河上 満栄     (39)     元衆院議員、全日空客室乗務員
(兵庫)三橋 真記     (32)     元厚労省職員
(広島)中川 圭     (52)     乳がんの患者会『きらら』の世話人代表
(福岡)堤  要     (49)     無所属([民][社])    元大学教授 (ただし福岡は2人区であるが民主党2人だけではなく与党では国民新党の吉村剛太郎も出馬している)

 

 この12の選挙区が二人区といわれ、民主党の現職と小沢系の新人が二人立候補している区である。また、3人以上の複数区というのもある。その中で日刊ゲンダイの特集で小沢系候補とされていたのは次のとおり。

(埼玉・3人区)大野 元裕     (46)     中東調査会客員研究員(公募で選ばれた大野の宣伝バナーが現幹事長の枝野のサイトに貼ってある。ただ、政治家というのは両方の勢力と何らかの関係を持つのが普通。ゲンダイ記事には「大野さんなら、大丈夫だよね」といわれたと書いてあった)

(愛知・3人区)安井美沙子     (44)     元東京財団研究員、マッキンゼー(公募組み)
(大阪・3人区)岡部 まり     (50)     タレント、エッセイスト

以上に加えて、民主と自民の直接対決となる1人区が29ある。
その中で小沢系と言われているのは次のとおり。
(島根)岩田 浩岳     (34)     民主     元山陰中央テレビアナウンサー
(山口)原田大二郎     (66)     民主     俳優
(宮崎)渡辺  創     (32)     民主     元毎日記者(元小沢一郎番記者)
(鳥取) 坂野 真理     (32)     民主     倉吉病院精神科医師、松下政経塾生

1人区の山口の原田大二郎は俳優出身。俳優出身でもきちんとやっている政治家はいる。昔は社民党で今は民主党の横光克彦らである。確かに原田は未知数だが共産党が勝つ可能性がない上、対抗馬があの安部晋三元首相のファミリーの岸一族であることを考えるべきでしょう。長年の長州閥支配を脱却したい人は原田を応援するだろう。
また1人区では鳥取で外交評論家の浜田和幸が出ている。ハマカズといえば米同時テロのときにアメリカの裏側を鋭く解説したジャーナリストである。なんでまた立候補してしまったのだろうか?

正直なところ、長年の愛読者としてはハマカズには今後在野の立場で国際情勢を分析して国益に貢献して欲しいところ。ハマカズのブログを読んでも地元の話題ばかりなのが残念。

民主の坂野は祖父が自民党の元自治大臣(日刊ゲンダイ、6月26日記事)。一児の母で小沢系だそうだ。一部の国際政治通には有名なハマカズもなかなか一般では32歳の女性より注目という訳にはいかないだろう。ただ、ハマカズが言論活動をしている時と同様に密約やタブーに切り込むというのであればそれはそれで見てみたい気はする。ただ、選挙公約をブログなどをつうじて見る限りでは、そのような大きなテーマをぶち上げているようには見えない。残念ですね。

そのほか、消費税増税に反応して、名古屋の「減税日本」の河村たかし市長がついに立ち上がったようだ。河村は住民税の一律10%削減など意欲的な減税案を打ち出して名古屋市民(市議会以外)の全面的支持を得ている政治家だ。河村市長は北海道、宮城、千葉、京都、大阪、兵庫などの10県の民主党選挙区候補の応援に登場するという。(日刊ゲンダイ7月2日より)

 
そのほか、小沢一郎は独自に一人区の候補の応援にもでかけている。小沢は参院議員会長の輿石東(こしいしあずま)が立候補している山梨、香川(民主党候補は岡内須美子)、愛媛(同・岡平知子)、山形(同・梅津庸成)に公示後に出向いている。(日経新聞の記事など)

 

また、鹿児島県も注目だと思う。鹿児島県連会長は普天間国外移設派の川内博史。民主候補者の 柿内弘一郎 は、川内が応援する候補者だろうと思う。また、 長崎の 犬塚直史 も、多少リベラルすぎる面もあるが、信念を持った立派な政治家だろうと思う。


それ以外の1人区や3人区の神奈川(千葉景子・法務大臣と金子洋一)や5人区の東京は小沢系といわれる候補者がいない選挙区。小沢は選挙は川上からというのを持論にしていて、田舎の町、都市圏ではない自治体を重視して遊説を始める。今回は山梨から遊説を始めたが山梨市ではなく南巨摩郡身延町という山間の町からスタートさせている。

 

 

このように小沢一郎は党執行部の方針を批判しつつ、選挙の勝利に向けて復権のときを探りつつ全国を行脚している。この小沢一郎の方針を支援すること以外に今の私たちにはほかに手段がないのでしょう。

この参院選が増税政権の方向転換のきっかけになることを祈らざるを得ません。

なお、自民党候補も含めた私の選挙区分析は私の個人ブログに掲載してあります。ご参照ください。( http://amesei.exblog.jp/11449591/ 、http://amesei.exblog.jp/11449598/)

また、挙区の候補者リストは毎日新聞のサイト(http://mainichi.jp/select/seiji/10saninsen/area/etc /kouji.html)などをご参照ください。

 せっかくの一票なのですから、自分の頭で考えて悔いのない参院選にしたいものです。
 
アルルの男・ヒロシ拝
 

 

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アルルの男・ヒロシ拝


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