「135」 渡邊善美(わたなべよしみ)の造反、離党劇の頃(2008年末から翌1月ごろ)の記事のまとめ。2010.9.11
副島隆彦です。今日は、2010年9月11日です。 続けて載せます。 

 自民党を割って出ようとして、「新党ひとり」と揶揄(やゆ)された渡邊善美(わたなげよしみ)氏の、今の みんなの党(英文名 Your Party)での活躍を考えると、たった、2年弱なのに隔世の感がある。 自民党という政党は瓦解を始めていたことが分かる。 副島隆彦拝


(転載貼り付け始め)


● (副島隆彦注記。この頃から、渡辺善美の造反劇は、始まっていた。副島隆彦注記終わり)

「「離党してから言え」 綿貫氏、渡辺元行革相を一喝 」

下野新聞 2008年12月3日

 「今にも離党するような過激なことを言っているが、離党してから言え」。 国民新党の綿貫民輔代表は3日の記者会見で、麻生政権批判のボルテージを上げている渡辺喜美元行政改革担当相を一喝、自民党離党の「先輩」として心得 を説いた。

 同席した亀井静香代表代行は「面白いことを言えばテレビや新聞が取り上げ、選挙にプラスだと思っている」と批判。綿貫氏は「離党がどんなことか、われわれが一番知っている。口だけなら誰でも言える」と迫力不足を皮肉った。 一方で亀井氏は「党の中でおかしな連中と口げんかしなくて済む」と離党・新党結成を勧め、最後には「やってくれりゃ国民新党がかわいがってやる」とすごみを利かせた。


●「<2次補正予算>与党だけでも13日に衆院通過を…古賀誠氏」

2009年1月11日毎日新聞

 自民党の古賀誠選対委員長は11日、地元・福岡県柳川、筑後両市での会合であいさつした。08年度第2次補正予算案と関連法案について「野党のどんな抵抗があっても、自民、公明の与党だけでも、13日にきっちり成立させることが大事ではないか」と述べ、与党単独でも、13日の衆院通過を断行すべきだとの考えを示した。

 2次補正に盛り込まれた定額給付金について古賀氏は「自民党には、支持が5%、10%でも必要なことはやりぬく責任感と使命感が必要だ」と強調した。給付金を批判する自民党の渡辺喜美元行政改革担当相を念頭に「後ろから鉄砲玉を撃ち、『聞き入れなければ(離党を)考える』と言うが、考える前に出て行け」と批判した。【田所柳子】


●「自民:政界再編論者に手詰まり感 遠のく衆院選、造反なく 」

毎日新聞 2009年1月11日

 麻生太郎首相に批判的な自民党の加藤紘一元幹事長、山崎拓前副総裁、中川秀直元幹事長ら「政界再編論者」に手詰まり感が漂っている。

 首相は年頭に、春ごろの09年度予算成立までは衆院解散・総選挙をしないことを明言。 定額給付金が焦点になった08年度第2次補正予算案の衆院採決で自民党に造反の動きはなく、離党が確実視される渡辺喜美元行革担当相への同調者も出ない見通しで、「攻め手」を欠いているためだ。

 加藤氏は10日、山形県鶴岡市での後援会会合で、定額給付金について「自民党議員は強い賛成ではなく、公明党に近々選挙でお世話になるから賛成する」と指摘しながらも、  「自分も含めて自民党からそんなに造反する人は出ないだろう」と語った。「選挙区が不安定な人の行動は限界が出てくる」と政界再編の難しさも暗に認めた。

 定額給付金の撤回を主張していた山崎氏は今年になって容認に転じた。6日夜には、首相が出席して開かれた九州選出国会議員の会合で、「新年になったので心機一転、首相を先頭に頑張っていきたい」とあいさつし、2次補正への協力を約束した。

 加藤、山崎両氏は党内で学者を交えて再編に向けた構想をまとめる考えだが、「反麻生」の機運が盛り上がらない中、突出しないよう水面下での活動にとどめる方向だ。

 次期衆院選直後の政界再編を視野に入れていた中川秀直(なかがわひでなお)氏は、4日の新年会で、「一昨年の参院選敗北に伴う謹慎期間も、昨年の大みそかで終了させていただく」と語り、 改めて意欲を示した。だが、麻生内閣の支持率急落で民主党の結束は強まっており、自民党の「独り負け」の可能性も浮上している。 中川氏に近い議員は、「決断の時期を先送りせざるを得ないのではないか」と漏らす。

 再編論者の方向性には違いもある。加藤、中川両氏は一時、協力を模索したが、山崎氏は「財政再建か経済優先かという議論で新党を作っては、あまりにもお粗末だ」と述べ、 中川氏とは一線を画している。


●「公明党の賀詞交歓会 選挙協力をアピール 福岡市 自民現職3人平身低頭 」

西日本新聞 2009年1月10日

 公明党福岡総支部の新春賀詞交歓会が、9日、福岡市内のホテルであり、来賓として出席した自民党衆院議員3人が「次期衆院選での自公協力」を相次いでアピールした。衆院選比例代表をめぐり、自民党の古賀誠選対委員長(衆院福岡8区)が公明党との選挙協力見直しに言及したが、小選挙区で厳しい戦いを迫られる自民現職は「固い組織票」に簡単には背を向けられないようだ。

 「自民党と公明党は異体同心的な関係。小選挙区は自民党を応援していただき、比例は公明党でいきたい」。 自民党の山崎拓前副総裁(同2区)はこう強調し、「やめた方がいい」と昨年は批判していた定額給付金も「(給付金を盛り込んだ)本年度第2次補正予算案の1日も早い成立を願う」と軌道修正した。

 太田誠一元農相(同3区)は、出席予定だった衆院委員会に代理を立ててまで参加。「『公明党の会合に行かなかったら私の政治生命は終わりだ』と言って、代わってもらった。もはや自公合体してやった方がいいくらいの気持ちでいる」と公明党を持ち上げた。

原田義昭氏(同5区)も「私も太田先生と同じ気持ち。 この場にいなければ政治生命はない」と支持を呼び掛けた。 古賀発言以来、公明党や同党支持者の中には、「自民不信」がくすぶるだけに、 3人とも平身低頭で「公明頼み」の姿勢を徹底。 麻生渡知事があいさつで「まるで自民党の総決起集会のようだ」と話すと、会場からは苦笑が漏れていた。

● 「渡辺氏の主張に理解=中川秀直氏」

時事通信 2009年1月9日

 自民党の中川秀直元幹事長は9日、渡辺喜美元行政改革担当相が、国家公務員OBが天下りを繰り返す「渡り」の全面禁止などを求めたことについて「民間人になった人まで政府が再就職あっせんをやるのは、誰が見ても妥当性はない。その点では渡辺氏の言うことも正しい」と一定の理解を示した。都内で記者団に語った。

 渡辺氏が離党も辞さない構えであることについては、「政治家は有権者の負託に応えるため、それぞれ信念、信条を持って行動していくもので、渡辺氏はそういう信念で行動していると理解している」と述べた。(了)


● 2008年1月9日

週刊誌 週刊朝日  2009年1月23日号(来週号)

⇒本誌恒例企画:衆議院選挙300選挙区完全当落予測-最新候補予定を網羅(監修:森田実&野上忠興)

▼渡辺喜美「離党」で状況は一変!
▼町村信孝・中川昭一・武部勤の北海道トリオは崖っぷち!
▼新潟、福島は自民党全滅も
▼石原兄弟、兄・伸晃は○、弟・宏高は×
▼<静岡7区>片山さつきは城内実に完敗!
▼森喜朗も正月からどぶ板の必死
▼小沢一郎は結局、地元・岩手から出馬へ
▼「エリ」福田衣里子の「クマ」久間章生退治に超高齢化の壁
▼意外と善戦する山崎拓 ほか
⇒怒りの密着ルポ:新聞が書かない「年越し派遣村」の真実
⇒怒りと後悔の激白:<規制緩和の旗振り役>中谷巌氏が懺悔する「「改革」が日本を不幸にした
■アメリカ留学経験者「小泉純一郎」の"アメリカかぶれ"が間違いの始まり。新自由主義の正体は、欧米エリートによる大衆搾取のツールだった!
http://publications.asahi.com/syukan/nakazuri/image/20090123.jpg

●「麻生内閣 給付金で不一致!甘利行革相が「申請しない」 」

報知新聞、読売新聞 2009年1月10日

 麻生太郎首相(68)が方針を二転三転させた末に受け取るかどうかの明言を避けている定額給付金を巡り、 9日、閣内でも足並みの乱れが露呈した。閣僚17人のうち11人が受け取る意向を表明したが、甘利明行政改革担当相(59)は辞退の意思を見せ、5人は態度を明らかにしなかった。思わぬ“閣内不一致”に自民党の細田博之幹事長(64)は甘利氏を批判。定額給付金を含む第2次補正予算案の採決(13日)を控え、「麻生丸」の迷走は続く。

 細田幹事長は都内で開かれた公明党会合で、甘利氏を念頭に批判。「『辞退する』と格好つけるようなことを言う人もいる。閣僚ももらって地元で景気振興に使おうという公明党側の提案に一も二もなく賛成だ」と強調した。

 定額給付金を含む第2次補正予算案成立に向け全力を挙げるべきタイミングでの、閣僚間の不一致。受け取る意向をすでに表明している河村建夫官房長官(66)は、受け取るかどうか「個人の判断」としたものの、迷走を続ける首相の求心力低下を裏付ける形になった。

 麻生首相は昨年12月6日、長崎県での演説会で高額所得者の受給を「さもしい」とし、同15日の参院決算委でも「1億円も収入がある人はもらわないのが普通。人間の矜持(きょうじ)の問題」と答弁していた。しかし年明け早々、政府・与党内から自発的辞退を否定する声が上がり、メンツは丸つぶれ。今月6日に突然「その時になって判断する」とトーンダウンしていた。

 9日の衆院予算委でも、民主党の枝野幸男氏から給付金を受け取るかを迫られ「(第2次補正)予算案も通っていない段階で 『たられば』の話に答えようがない」と苦しい答弁に終始。首相周辺は「『さもしい』とまで言ったのはやはりまずかった。あれがなければ『景気対策のために受け取る』と軌道修正できたのに」と 悔やんでいる。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090110-OHT1T00068.htm


●「 「自民細田幹事長「100年に1度やめよう」 」

共同通信 2009年1月10日

 自民党の細田博之幹事長は9日、都内の会合であいさつし、経済情勢の悪化に関し
「『100年に1度』という表現はやめようではないか」と強調した。 過度に不況を強調すれば消費者心理を冷え込ませ、景気回復を遅らせると懸念した発言。 「100年に1度の経済危機」は麻生太郎首相の決まり文句だけに、首相に苦言を呈した格好だ。


●「落選危機!森喜朗まで地元で居酒屋回り 」

日刊ゲンダイ 2009年1月8日 掲載

 「あれでも政界の大物なんだから、ジタバタせずに、もっとどっしり構えてもらわないと、逆効果になる」地元選挙区の関係者がこう嘆くほど、森喜朗元首相(71=石川2区)が落選危機にうろたえている。毎週どころか、週に何度も地元入り。若者が大勢いる小松市内の居酒屋を訪れ、テーブルを回って写真撮影にも応じる。街頭には、数メートルおきにポスターを張った看板を立てる念の入れようだ。

「地元の催しにはこまめに出席し、年明けには断酒も宣言。危機感は相当なものです。14年度に予定される北陸新幹線の開業を、1年でも2年でも早めると強調するなど、自らの政治力をアピールしています」(地元関係者)

 対抗馬は33歳の田中美絵子(たなかみえこ)氏。民主党の河村たかし議員の秘書を務めていた美人候補だ。「もともと知名度はゼロだったが、解散・総選挙が延び延びになっていることが幸いし、顔が売れ始めている。自民党調査でも数ポイント差まで追い込んでいます。

 07年参院選岡山選挙区の“姫の虎退治”のように、大手マスコミも注目する選挙区になれば、地元は盛り上がり、元首相が嫌う無党派層も寝ていられなくなる。田中の伸びしろは大きいです」(選挙事情通) 2月に実施される2つの市長選も、森にとっては悩みの種だ。小松市長選、能美市長選ともに保守分裂の公算が大きく、シコリが残れば、足元はグラグラである。

 息子で県議の祐喜(ひろみ)氏は、2人区で2位当選 (07年石川県議選) と人気がない。森ファミリーが政界から消える日は近いか――。

●(副島隆彦注記。古賀誠 選対委員長が、猪口邦子を、無理やりにでも、栃木3区の自民党公認にして、離党(除名)する渡辺善美と戦わせて、落選させる計画だ。なるほどなあ。いいごみ捨ての仕方だ。副島隆彦注記おわり)

「渡辺氏離党確実 “刺客”は猪口氏か 」

スポニチ 2009年1月7日

 衆院は6日、08年度第2次補正予算案に関する代表質問が行われ、与野党論戦が本格化した。
そんな中、5日に自民党に提出した政策要求が受け入れられず、 離党することが確実となった渡辺喜美元行政改革担当相への“刺客”がクローズアップされている。 党関係者は「負けるにしてもある程度、票が見込める候補」としており、 小泉チルドレンの猪口邦子衆院議員(比例東京)の名前が浮上している。

 渡辺氏はこの日、本会議前にテレビ出演。離党のタイミングについて 「政策要求への回答を見た上で最終判断する」との考えを示した。 永田町では渡辺氏の離党は既成事実として語られており、反麻生の動きが高まった昨年12月、自民党の細田博之幹事長が離党者には刺客を送るとけん制していたことから、栃木3区の“刺客問題”がにわかにクローズアップされている。

 渡辺氏は父の美智雄元自民党副総裁の地盤を引き継ぎ、05年9月の総選挙では
民主党新人候補に約5万7000票差のダブルスコアで圧勝。党内外で「勝てる候補者はいない」とまで言われており、追い風が吹く民主党も候補者を擁立できないのが実情とされる。しかし、自民党関係者は「渡辺氏支持派もいる県連と党本部の意見は割れるだろうが、 党はメンツにかけても対立候補者を立て不戦敗は避けようとする」と指摘する。

理想の候補者は、無党派層からの支持を受けやすい著名人。しかし、負けるリスクを背負ってまで立つ可能性は低いことから、テレビでも活躍し知名度の高い猪口氏の名前が浮上。 前回は比例単独で次期総選挙でも比例単独にこだわっており、党からの選挙区打診を「断った経緯がある」(別の党関係者)が、古賀誠選対委員長は、そんな“わがまま”を認めない方針を示しているほか、後ろ盾となるはずの小泉純一郎元首相は引退を表明。 党方針に逆らい続けるのは難しいという見方が大勢だ。


●「次期衆院選は麻生政権で=中曽根氏」

時事通信 2008年12月26日

 中曽根康弘元首相は、2008年12月26日午後、TBSの番組収録で、次期衆院選について
「麻生太郎首相に代えて誰にするのか。次の候補者がまだ熟していない。 首相を代えて解散するという態勢には持っていけない」と述べ、麻生政権下で解散・総選挙に臨むべきだとの考えを強調した。
  中曽根氏は「予算案の審議中に自民党内でそういう(首相交代の)動きを起こすことはできない。国民の反感が強くなる」と指摘。

●「野中広務氏「麻生総理は資質もないのに必死に権力にしがみついている」 」

TBSニュース  2008年12月27日

 野中広務元官房長官は、TBSの番組「時事放談」の収録で、支持率の低下が止まらない麻生総理について、資質もないのに権力にしがみついていると厳しく批判しました。「支持率がどんなに下がろうが、必死に権力にしがみつく。 資質がないのに、そういう嫌な面を国民が見せられ、どん底に国民が落ちていく。 そこに警告を発する政治家がいないのは非常に悲しいこと」(野中広務 元官房長官)
 
 また、野中氏は「大不況の中、政治は緊張感もないまま年末をむかえてしまった」と指摘して、政治は、責任と緊張感をもってさらなる対策を講じるべきだ、と強調しました。(27日11:10)


●「渡辺氏の造反「論外で無責任」=中川財務相」

時事通信 2008年12月26日

 中川昭一財務・金融相は26日の閣議後の記者会見で、自民党の渡辺喜美元行政改革担当相が
民主党提出の衆院解散要求決議案に賛成したことについて、「論外だ。日本がこういう金融、経
済情勢にある時に、閣僚まで経験された方が政治を混乱させるようなことをするのは全く無責任だ」
と厳しく批判した。 中川氏は「自民党の中にいながら、ああいうことを正々堂々とやるのは、わたしの理解を超える」 とも述べた。

●「執行部に結束求める=自民9府県連」

時事通信 2008年12月26日

 自民党福岡県連など9府県連が、渡辺喜美元行政改革担当相ら党内の一部議員による政界再編
をにらんだ動きを問題視し、執行部に結束を求める文書を提出していることが分かった。
同党関係者が26日、明らかにした。「反麻生」グループの動向次第では、今後も増える可能性
がある。
 
 文書は麻生太郎首相の地元、福岡県連を筆頭に、秋田、茨城、山梨、京都、大阪、兵庫、和歌山、
熊本の各府県連が相次いで提出。 幹事長室によると、内訳は渡辺氏らへの抗議文が4県連、結束強化を呼び掛けた緊急要望や意見書 が5府県連という。

●「自民党 都道府県連会議を開催 渡辺元行革相の処分で不満」

時事通信 2008年12月26日

 自民党の各都道府県連で、民主党提出の衆院解散要求決議案に賛成した渡辺喜美元行政改革担当相への処分の甘さに対する不満が強まっている。 26日、東京都内のホテルで開かれた同党の全国幹事長・政調会長会議に出席した地方幹部から、麻生太郎首相(自民党総裁)に政権基盤が揺らいでいることへの自覚を促す声が続出した。

 09年衆院選を前に、渡辺氏ら中堅・若手による政界再編にらみの動きを容認すれば、自民党惨敗の導火線になるとの危機感が地方に強まっている表れだ。

 全国幹事長・政調会長会議の年末開催は異例。
麻生首相は「08年度2次補正予算案と09年度予算案の成立に勝る景気対策はない。 (世界で)最も早く不況から脱出したい」と景気対策優先をアピール。細田博之幹事長も会議冒頭のあいさつで「一致結束して難局を乗り越え、次期衆院選で堂々たる勝利を収めたい」と強調した。 自民党の地方自民党、都道府県連では渡辺喜美の人気は最低。


●「新政治勢力結集を示唆する手紙 渡辺元行革相 」

産経新聞 2008年12月25日

 自民党の渡辺喜美元行革担当相が地元衆院栃木3区の後援会関係者に出した手紙で「これからは何が起きるかわかりません」などと離党や新政治勢力結集に動くことがあり得ると示唆していたことが24日、分かった。
 手紙は22日発送で「政治生命を賭して、混迷する政治に一石を投じたい。『ひとりぼっちになっちゃう』と心配されるのは分かります。 自民党の器の中だけで考えるとそう見えるかもしれませんが、積極果敢に行動すべき時です」と24日の造反を示唆していた。

 さらに、「国会の内外を問わず、志を同じくする仲間を作り、この国を変える国民運動を地道に起こしたい。全国の首長や議員、 政治家を目指す人々、産業界や消費者の皆さんに呼びかけたい」と訴えた。
 
 麻生太郎首相については「政権末期症状を呈したのは首相が党利党略で衆院解散を先送りしたから。 『景気対策のため』との言い訳を国民は信じない」と指摘。首相の経済対策を「100年に一度の非常時プランか。答えは否。各省縄張り平時モード政策を膨らませただけ。3年後の消費税増税を決めても、行政改革や天下り規制は骨抜きだらけです」と切り捨てた。


●「 独立行政法人、財団法人などへの天下りが過去最多の590人 」

産経新聞 2008年 12月25日

 政府は25日、昨年8月から1年間で退職した課長級以上の国家公務員1423人の再就職状況を公表した。
 許認可などで中央官庁との結び付きが強い独立行政法人や公益法人(財団、社団)、特殊法人、認可法人に再就職したのは590人(前年比67人増)で、平成14年の公表開始以来、最多となった。

 退職者に占める割合でも、最も低かった前年の40・7%から微増して41・4%となり、いまだ続く「天下り」の実態が浮き彫りになった。 退職者で再就職が確認できたのは全体の87%の1239人で、前年よりも130人増えた。独立行政法人には、財務、国土交通両省などから計77人が再就職(前年比10人増)。財団法人には329人(同46人増)が再就職し、退職官僚の最大の受け皿となった。

 独法や公益、特殊、認可法人への再就職を省庁別にみると、国交省の214人がトップで、厚生労働省(90人)、経済産業省 (64人)、農水省(46人)が続いた。 国家公務員の再就職に関しては、政府が31日付で、再就職業務を一元的に管理する「官民人材交流センター」と、再就職を監視、 承認する「再就職等監視委員会」を内閣府に設立する。設立から3年以内には、各省庁が個別に行ってきた天下り斡旋(あつせん)を全面禁止する。

 この期間中は監視委員会が承認した場合のみ、各省庁による斡旋を認める移行措置を設けている。ただ、委員長含め委員5人の就任は、 野党が国会同意人事で承認せずに空席のままで、政府は当面、本来承認の権限を持つ麻生太郎首相自らが斡旋を承認することを閣議決定している。


●「2次補正採決で「自民から造反も」…渡辺元行革相が指摘 」

読売新聞 2008年12月25日

 自民党の渡辺喜美・元行政改革相は、25日午前、テレビ朝日の番組で、来年の通常国会に提出される2008年度第2次補正予算案について、 「(2次補正の柱である)定額給付金は評判が悪い」と述べた。 また、採決では自民党から造反する議員が出る可能性を指摘した。
 
 その後、都内で記者団に対し、麻生首相と距離を置く自民党の中川秀直・元幹事長との連携について、「基本方針が同じだったらあり得る」 と述べ、前向きな姿勢を見せた。地方の改革志向の首長と連携し、政策目標を掲げて衆院選前にも国民運動を起こしていきたいとの考えも示した。 渡辺氏は、24日の衆院本会議で民主党提出の衆院解散要求決議案に賛成し、戒告処分を受けた。

● 「渡辺元行革担当相、「政界再編は必至だ」 」

産経新聞 2008年12月25日

 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は25日午前、民放テレビ番組で、「政界再編は必至だ。選挙の前に旗を立てることが大事だ」と述べ、政界再編を想定し、次期衆院選前に独自の政策理念を提示する考えを明らかにした。さらに「自民党や国会の垣根を越えて、地方の首長、議員などいろいろなレベルの人たちと連携する国民運動が大事だ」との考えを示した。

 24日の衆院本会議で民主党が提出した衆院解散要求決議案に賛成した自身の動きが、自民党内で拡大する可能性については、「広がる。すでに予兆はある」と語った。渡辺氏は番組後、記者団に政界再編に向けた政策理念に関し、「『官僚主導から政治主導へ』『中央集権から地方分権へ』ということだ」 と述べた。また、麻生太郎首相と距離を置く自民党の中川秀直元幹事長との連携について「基本方針が同じならあり得る」と語った。


●「渡辺元行革相:衆院選前に新たな政治勢力結集…TV発言 」

毎日新聞 2008年12月25日

 民主党提出の衆院解散要求決議案に賛成した渡辺喜美元行革担当相は25日午前、民放番組に相次いで出演し、「政界再編は必至。選挙の前に旗を立てるのが大事だ」と述べ、次期衆院選前に新たな政治勢力の結集を目指す考えを示した。

 渡辺氏はすでに政権公約作りを始めており、記者団に「そんなに時間はかけていられない」と語った。 渡辺氏は番組で、08年度第2次補正予算案に関連し、「定額給付金は評判が悪い。国会で修正があっていい」と指摘し、来年の通常国会で定額給付金に反対する民主党に同調する可能性を示唆した。
 
 さらに「自民党の小さな垣根を越えて首長や経済界、いろいろなレベルの人たちと連携していく」と強調。公務員制度改革で足並みをそろえた中川秀直元幹事長との連携についても番組後、記者団に「基本方針が同じならあり得る」と述べた。

● 「「離党した人、みな不幸に」=中川氏外し町村派幹部が会合-自民党 」

時事通信 2008年12月24日

 自民党町村派の中川秀直元幹事長を除く同派主要幹部が24日夜、都内の料理屋で会談した。
  民主党提出の衆院解散要求決議案に賛成した渡辺喜美元行政改革担当相や、政界再編に向けた動きを活発化させる中川氏らの動きを念頭に「これまでも党から出て行った人はみな不幸にな
った。若手議員の運命を迷わせてはいけない」との認識で一致した。

 会合には森喜朗、安倍晋三両元首相や町村信孝前官房長官のほか、細田博之幹事長らも出席した。 しかし、中川氏は呼ばれておらず、同氏と他の幹部の溝の深さが露呈した形となった。


●「公務員改革:再就職等監視委が空席 首相自ら天下り承認--閣議決定 - 」

毎日新聞 2008年12月20日

 国家公務員の再就職を監視、承認するための「再就職等監視委員会」委員長らの人事が、野党の反対により国会で同意を得られなかったことを受け、政府は19日、当面は首相が再就職を承認することを閣議で決定した。監視委は委員空席のまま31日に設置する。

 07年成立の改正国家公務員法は、公務員の再就職業務を一元化させる「官民人材交流センター」と監視委を08年中に設置すると規定。  3年間の移行措置として、監視委から承認を受けた場合に限り、各省のあっせんが可能とした。しかし、「ねじれ国会」の影響で監視委の委員人事が承認されず、首相自ら天下りあっせんを承認する異例の事態となった。

 25日に公布される政令は、許認可権にかかわる「利害企業」への再就職禁止などの基準を定めており、首相もこの基準に従う方針。 実質的には天下りにある程度の規制がかかるものの、民主党はセンターと監視委を「天下りの制度化」と強く批判している。河村建夫官房長官は19日の記者会見で「異例の事態ではあるが、法律事項を実効させるためにはこの方法をとらざるを得ない」と説明。

 「できるだけ早く委員の任命をお願いしたい」と語った。 一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「『天下りをなくせ』という国民の声を自ら否定するかのように、首相があっせんを承認する。法の規定に沿わない『官僚内閣』そのものだ」と批判した。


●「川元幹事長の孤立化画策? 「生活安心保障勉強会」を旗揚げに町村派“包囲網”」

産経新聞 2008年12月11日

 反麻生勢力のリーダー的な存在である自民党の中川秀直元幹事長が11日、 新たな議員連盟「生活安心保障勉強会」を旗揚げした。麻生太郎首相と距離を置く小池百合子元防衛相や渡辺喜美元行革担当相らがずらりと並んだが、首相に近い安倍晋三元首相や菅義偉選対副委員長らも出席し、「反麻生」的な言動に目を光らせる奇妙な展開に…

 町村派では「中川包囲網」がジワジワ進んでおり、会合は逆に中川氏の孤立化を浮き立たせる結果となった。安倍、町村、森の3氏が共闘態勢をとったことで、中川氏は窮地に追い込まれた。このまま反麻生で突っ走れば、町村派を追われかねないからだ。

 中川氏は5日の議連発足を11日に延期。安倍、菅両氏らに自ら電話し、議連への加入を求めた。反主流色を薄めようと考えたようだが、安倍氏らはこれを逆手に取り議連の骨抜きに動いた。

裏では森氏が町村派若手を「麻生さんが大変なときにバカな行動をするな!中川を総裁にする気か!」と電話で恫喝した。この企ては奏功し、議連は純粋な勉強会と化した。議連終了後、安倍氏は勝ち誇ったように語った。 「政局がらみの議連では全くない。中川さんが参加しているから、そういう
うわさになってしまうのでしょうが、そういう思惑で参加した人はいません…」。


●「後ろから鉄砲玉撃つな」 “反麻生”の動き叱責 」

産経新聞 2008年12月11日

 古賀派会長の古賀誠選対委員長は派閥総会でマイクを握ると、塩崎恭久元官房長官の方に向き直り、すごんでみせた。 塩崎氏は渡辺喜美元行革担当相らと「速やかな政策実現を求める有志議員の会」を結成し、麻生太郎首相に批判的な姿勢をとってきた。

 谷垣禎一元財務相も「古賀氏の言う通りだ。団結していきたい」と応じた。同派議員からも「ガタガタしていては『自民党弱し』という雰囲気が出てくる。意見を自由に言うのはいいが時期がある」と批判の声が続いた。

 青くなった塩崎氏は総会後、古賀氏に面会を求め、「政策提言をやっている。説明不足だった」と釈明した。 また、伊吹派総会でも伊吹文明元幹事長が、「ああだ、こうだと家の中のことを外で言いふらして、自分だけいい子になろうというのは政治家として感心しない」と痛烈に批判した。 津島派総会では津島雄二元厚相が 「日ごろ結束していること、心を合わせていることが大事だ」と派内の結束を呼びかけた。


● 『速やかな政策実現を求める有志議員の会』

現在、政界漂流中の哀れな24人の政治家
 
 赤澤亮正 大塚高司 小野寺五典 加藤勝信 上川陽子 後藤茂之 
塩崎恭久 新藤義孝 菅原一秀 寺田稔  西村明宏 西村康稔 
萩生田光一 平井たくや 福岡資麿 水野賢一 茂木敏充 山内康一 
山際大志郎 渡辺喜美  世耕弘成 田村耕太郎 古川俊治 丸川珠代


● 自民党派閥別勢力予想(宮川予想@文春 2009年 1/15号)
  現有勢力         衆院小選挙区 総選挙後
__ 合計_参院_衆院__現有→予測__衆参計
町村 089  27  62   50→21   48+比例
津島 069  23  46   32→10   33+比例
古賀 061  10  51   43→19   29+比例
山崎 041  03  38   31→13   16+比例 
伊吹 028  06  22   12→05   11+比例 
麻生 020  04  16   13→07   11+比例 
高村 016  02  14   12→04   06+比例
二階 015  02  13   06→01   03+比例
無閥 049  06  43   29→13   19+比例
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合計 388  083  305  228→93   176+53
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(新人の小選挙区当選予測3人を除く)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝
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