「124」 「小沢一郎 対 検察(オール官僚)の闘い」(9) 「小沢一郎を礼賛している日刊ゲンダイの記事 その他 を載せます。 副島隆彦 2010.3.15

●「「制度」を変えることで「政治」を変える豪腕 」

( 国民政治家・小沢一郎を礼賛している日刊ゲンダイの記事である。 副島隆彦注記)

日刊ゲンダイ 2009年11月19日

 それにしても、小沢一郎という政治家の凄腕には、驚嘆するしかない。自民党の強さは、地方組織の盤石さにあったが、政権交代した途端、陳情のルールを変えることで、自民党の組織をズタズタにしてしまった。

 小沢幹事長の恐ろしさは、目的を達成するためなら「エイ、ヤッ」と政治のルールを変えてしまうことだ。かつては、政権交代可能な「2大政党制」を実現させるために、小選挙区制の導入に突っ走った。日本の政治を「官僚主導」から「政治主導」に変えようと、「党首討論」や「副大臣・政務官」を導入したのも小沢一郎だ。

 最近は「国会改革」に乗り出し、官僚答弁の禁止を打ち出している。「松下政経塾」出身者を見れば分かるように、日本の政治家は、チマチマした制度の手直ししかできないのが大半だ。戦後60年間、ここまで大胆に政治システムを変える能力を持った政治家は、小沢一郎しかいない。空前絶後だ。歴史作家の加来耕三氏が言う。

 「好き嫌いや、人物評価はいろいろあるでしょうが、小沢一郎が100年にひとりの稀有(けう)な政治家なのは確かです。明治維新の西郷隆盛に似ている。西郷隆盛の特徴は、徳川幕府時代の制度を徹底的に破壊したことです。廃刀令、断髪令、廃藩置県、四民平等、廃仏毀釈……。

 行き過ぎた改革もあったが、新しい時代をつくるためには、どうしても制度やルールを変える必要があった。小沢一郎も日本の政治を大きく変えるつもりでしょう。実際、いま、制度変更という大掛かりなことを断行できるのは、700人いる与野党の国会議員のなかで、小沢一郎しか見当たりません」

目指すは「国民生活が第一」

 戦後、初めて選挙によって政権交代が起きたのは、明治維新のようなものだ。明治維新によって、庶民の暮らしが一新されたように、このまま小沢一郎の改革が進んだら、日本が大きく変わることは間違いない。

 マニフェストに書いてある通り、民主党が目指す政治は、一言で言えば「国民生活が第一」に尽きる。「脱官僚政治」も「政治主導」も、「国民生活が第一」を実現させるための手段にすぎない。小沢一郎が目指すところも、そこなのだろう。

 「子ども手当、農家への戸別所得補償、高速道路の無料化……と、民主党の掲げる政策は、直接、国民に恩恵を及ぼすものです。自民党政権は、いったん官僚の天下り先などに税金を流してから、余った税金が国民に渡っていた。

 発想が百八十度違う。陳情のルール変更も、自民党を潰すという狙いだけでなく、国会議員と役人の接触を禁じることで族議員をなくし、政・官・財の癒着を一掃したい、という狙いがあるのでしょう。党と内閣の間でオープンに陳情が行われれば、利益誘導の行政もやりづらくなる。国民のための政治が行われやすくなります」(山口朝雄氏=前出)

 もし、明治維新が中途半端に終わり、幕藩体制が残っていたら、日本の近代化は大きく遅れていただろう。同じように、政・官・財で癒着して税金を食い物にし、国民生活をないがしろにしてきた自民党の復活を許すようなことがあれば、日本国民の生活は、どうにもならなくなる。ここは、自民党の壊滅を小沢一郎にトコトンやらせるしかない。

● 「小沢氏の狙いが馬鹿にも分ってきたかな?  金欠自民党議員が干上がった!」

ゲンダイネット 2009年11月12日

  モチ代なし、パー券も売れないのに… 政党助成金が50億円以上も減額され、金満政党から貧乏政党に成り下がった自民党。毎年12月、国会議員に配られていた300万円の「もち代」も支給中止となった。

 「多くの自民党議員は、12月か1月にパーティーを開いて、政治献金を集めてきた。ところが、野党に転落した今年は、パー券がまったく売れない。例年の半分程度です。政党助成金の減額とダブルパンチ。みな悲鳴をあげています」(自民党事情通)

 民主党の小沢一郎幹事長は、金欠自民党にトドメを刺すつもりだ。 民主党が導入した「陳情ルール」が、決定打になるらしい。これまで企業や業界団体は、族議員に陳情し、族議員が役所に話をつけてきた。しかし、民主党は国会議員が個人で陳情を受けることを禁止し、陳情は幹事長室に集約してから、大臣や副大臣につなげるシステムに一変させた。役人が陳情に関与する余地をなくすつもりだ。この新システムを定着させれば、自民党議員は干上がるという。

 「野党に転落しても、役所に顔が利く自民党の大物議員や族議員のボスは、個人的なつながりで陳情をさばけると甘く考えていた。しかし、役人が陳情に関われなくなったら、自民党議員はお手上げです。まさか、民主党の大臣に陳情するわけにもいかない。役に立たないと分かれば、企業だって頼み事もしないし、献金もしない。

 自民党は、政党助成金、政治資金パーティー、企業献金と3つの蛇口を閉められることになります」 (政界関係者)

 金権政治にドップリつかってきた自民党が、どこまで貧乏生活に耐えられるか楽しみだ。

 「水谷献金疑惑  「全くデタラメな報道だ。日本のマスコミの報道のレベルに疑問を呈する。」小沢幹事長 」

● 2009年 11月24日  記者会見

[コメント]  2009/11/24 に行われた小沢幹事長の記者会見から、ワタナベ記者(読売新聞)との質疑応答を書き起こしました。動画は下記URLから見ることができます。当該部分は12:35あたりからです。

http://www.dpj.or.jp/news/?num=17326

ワタナベ記者:読売新聞のワタナベと申します。

小沢:また君か(笑い)。

ワタナベ記者:一部報道で「水谷建設の関係者が04年と05年に小沢氏側に計1億円の献金をしたと供述している」という記事がありましたけれども、それが事実なのかどうかと、あと窓口になったのが公設第1秘書大久保さんと石川衆議院議員との報道もありましたが、お二方に事実関係を確認されたのでしょうか?

小沢:事実関係も聞きました。全くデタラメな報道だということでございまして、そのような事実はありません。日本のマスコミの報道のレベルに疑問を呈したいと思います。


● 「鳩山氏、偽装献金「すべて検察に」 小沢氏、接待疑惑「でたらめ」」

産経新聞  2009年11月24日

 事業仕分けの視察に訪れた鳩山由紀夫首相(中央)=24日午後、東京都新宿区(寺河内美奈撮影) 鳩山由紀夫首相は24日、自身の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金問題で、東京地検特捜部が懇話会の会計事務担当だった元公設第1秘書について政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で在宅起訴する方針を固めたことに対して「これから(東京地検が)最終的な判断をされるわけだから、すべて検察にお任せしている。どうなっていくか、私自身のことも含めて申し上げる時期ではない」と述べた。首相公邸前で記者団の質問に答えた。

 菅直人副総理・国家戦略担当相は記者会見で「首相自身が捜査当局の判断を待つ姿勢でいいのではないか。いろいろ批判があるのは当然だが、政権そのものが揺るがされることにはならないのではないか」と強調した。

 一方、民主党の小沢一郎幹事長は同日の記者会見で、公設第1秘書らが水谷建設幹部から都内の高級料亭で頻繁に接待を受けていたなどとする報道に対し「事実関係も聞いたが、まったくでたらめの報道だ、ということで、そのような事実はない」と強く否定、「日本のマスコミの報道のレベルに疑問を呈したい」と報道を批判した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝


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