「26」 三河武士という人のブログから。拙本「預金封鎖」のことを書いている。
副島隆彦です。三河武士という人のブログから転載します。

(転載貼り付け始め)

驚愕の事態も予見される日米密約

 今「預金封鎖」(著者、副島隆彦氏)という経済書が、専門書としては稀にみる勢いで売り上げを伸ばしている。発売以来1ケ月を経ずして、発行部数は8万部悠に超えているからその関心の度合い如何ばかりか推して知るべしである。

 この著書は、秘密のベールに包まれた国際政治上の密約を暴くもので、この国一国の運命ばかりか世界の運命すら変えかねない驚愕の事実を指摘すると共に深刻な事態をも予見している。その内容以下。

1.[公的資金の投入]・・・(日米首脳会談)二人の間で諸密約が交わされた。・・・5月18日、例の「りそな銀行グループへの政府救援資金2兆円の投入」が決まった。ところが、それよりも1週間早い5月12日に、この「りそな処理案」は、ワシントンで既に決定されていたのである。

  その決定は、駐日大使l館のハワード・ベーカー大使に、ホワイトハウスから直ちに連絡された。それで翌5月13日に、ベーカー大使は、日本の大物・実力者政治家3人を、東京・虎ノ門にあるアメリカ大使公邸に裏口から呼びつけた。

 そして怒鳴りつけるように指示(指令)を出した。ベーカー大使曰く、「お前たちは、小泉首相の言うことをよく聞いて彼に協力せよ」

2. [デフレなのにインフレが起きる現象]・・・日本銀行が、実体資産(原資)の裏付けなく、お札(紙幣)をさらに大増刷し(毎月平均3兆円)、財務省が国債を更に大増刷している。この国債を日銀に密かに引き受けさせている。

 アメリカがそうしろと言うからだ。中央銀行による公債(国債)引き受けは、財政法第4条、第5条に基ずき本来は違法なのである。それなのに、この違法行為を日本政府はアメリカの言いなりになってズルズルと行っている。だから、お札と赤字国債の発行量が膨大に膨らんでいる。だからデフレなのにインフレになるのだ。・・・

3. [日本とアメリカは一心同体]・・・日本の金融システムが、大銀行の抱える不良債権とデフレ崩壊(破綻)したら、保有する米国債の投げ売り換金(日本国内への資金の戻りl現象)がどうしても起きてしまう。そうなると、アメリカの債券市場が暴落する。
 米国債の価格が暴落すると言い換えてもいい。長期金利が暴落する。それは明らかに「アメリカ発の世界恐慌」である。この事態をアメリカ政府としては何としても阻止しなければならないのである。・・・・

4. [アメリカの抱える爆弾]・・・アメリカ経済の不安要因はまだまだある。米国債と同様に、ニューヨークの大銀行も危ないのである。・・・そして、恐ろしい額の金融投機を行って、どうやら全体では大失敗して巨額の焦げ付き(隠れ負債)を抱えているらしいのである。

・・・50兆ドル(6000兆円)にも及ぶデリバティブ取引残高を抱えており、そのうちの不良債権化した部分が、ニューヨークの金融界が抱えている”核爆弾”なのである。それはいつか破裂するであろう。・・・

5. [2年後、世界経済の崩壊が始まる]・・・2003年5月6日から日本の株価が上がりだした。アメリカでは、これに先立ち、3月の7600ドルを底値にして上昇を始め、6月中頃に9200ドル台にまで回復した。ここに、「日米同時株上昇の演出」というブッシュ政権が意図的かつ計画的に仕組んだ景気回復のシナリオが存在している。

・・・だから、来年末までの、2年間弱の「短期の見通し」では、金融市場は堅調に上げ続ずける。政治が経済を主導するからだ。しかしこのことは「長期(大シナリオ)で見た場合の」自然の法則(市場原理)や経済原則に反している。だから再来年の2005年頃から、世界の経済の雲行きは急激に怪しくなるだろう。・・・「アメリカ発の世界大恐慌」である。・・・・

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

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