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[2334]米、中の 貿易戦争(通商交渉)の大きな動きの、底を見ること。 私は、歴史の勉強に打ち込む。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-08-03 23:47:02

副島隆彦です。 今日は、2018年8月3日(金)です。

 私は、この1か月、ずっと、『傷だらけの人生』という 新書版の本を書くことに熱中していました。 この 「傷だらけの人生」は、ベストセラーズ新書から、9月に発売になる。そのとき宣伝します。  自分では、初めての 実用書(ハウツー本)を書いてみようと思った。

 自分の自伝のような本ではない。そんなものは書きたくない。私は、「世の中に、たくさんある、様々な騙(だま)し、詐欺に、引っかからないで、生き延びる知恵 を 身につけよう」 という本だ。 あまりうまくいかなかった、が、私にとっては、この ウソだらけ、ダマしだらけの、世の中で、何とか、それらの罠(わな)に、嵌(は)まらないで、陥(おとしい)れられないで、大損をすることなく、大失敗だけは、することなく、生きることが出来るか、という 本だ。 

 私にとっても、他の人たちにとっても、今の、追い詰められて、生きるだけでも、本当に苦しい日本で、どうやって、自分の活路を開いて行くのかを、私なりに真剣に考えた。

 それと併せて、「生命保険 は、ヒドい。ダマシしだ」という本も書き進めている。

 それから、「副島隆彦の 3200年の世界史 の通史(つうし)」の本も、ずっと、まだ、書いている。イスラエル=パレスティナ を、世界の真ん中において、その両側に、エジプト帝国 と バビロニア帝国(それぞれ5000年の歴史がある)がある。 イスラエル=パレスティナは、小国であり、一度も、帝国(地域大国、覇権国)になったことがない。世界史上の10個の帝国によって、占領、支配され属国となった。 ユダヤ人は、自分たちの起源、発生は、エジプト人であるのに、自分たちで、自分たちを、作った、発明した民族である、という本だ。

 「パレスティナ人などいない。あいつらは、エジプト人だ。エジプトに帰れ」 
と、 イスラエル=ユダヤ人たちが、テレビで叫んでいるのを、私は、最近も、BBCのニューズ報道とかで、よく見る。

 私、副島隆彦は、あなたたちユダヤ人自身も、真実は、エジプトから、やってきた、開拓農民、屯田兵(とんでんへい)、満蒙(まんもう)開拓団だったのだ。 それを、自分で、自分を、発明(インヴェンション)してしまって、YHWH ヤハウエという 神聖体を、自分たちで作って、それに忠実に従う 自分たち、という 新しい民族の 作出を、自分たちの意思で、やってしまった特異な人々だ。


日本史だけでなく、世界史(=人類史)の5千年もまた、「帝国-属国」関係として、存在した。

 このことを、世界史(=人類史)大きな理解の重要な一部として、私は、証明して、描ききることを、今、やっている。

 ここでは、私は、ベネディクト・アンダーソン著の 大作 (1) 「想像の共同体」(日本語訳 NTT 出版、 1987年初訳)“ Imagined Community ,1983 “ 「イマジンド・コミューニティ」という本を重視する。 



 そして、この大著「想像の共同体」に触発されて書かれたのが、(2) 「ユダヤ人の 発明 」 “ The Invention of the Jewish  People , 2008 ” 「ザ・インヴェンション・オブ・ザ・ジューイッシュ・ピーポー」である。(2)「ユダヤ人の発明」は、(1)の「想像(された)の共同体」を、自分に先駆のする本として高く評価している。 この(2)「ユダヤ人のはつめい」本そこは、巨大な真実を大きく暴き立てた、世界規模での 歴史学、政治学での重要な本だ。私、副島隆彦は、この本を、自分の思想と学問の研鑽(けんさん)のために、ずっと使っている。

 この「(ユダヤ人による)ユダヤ人の 発明」 は、 ショロモー・サンド という、テルアビブ大学の歴史学教授として、イスラエルの大都市、テルアビブで、教え続けている「人類史の大きな真実を抉(えぐ)り出した」優れた歴史学者だ。Sholomo Sand ショロモー・サンドは、1946年生まれだから、現在、72歳だ。

 この 本は、去年、2017年に、ちくま学芸文庫 から、出版された。その際、翻訳者と編集部が、何を、勘違いしたか、大きな誤解を、誤解のまま、押し通すつもりで、やった。 日本語訳を 「ユダヤ人の起源」とした。そして、サブタイトルを、「歴史はどのように創作されたのか」 と、実に、安易に、いい加減にやってしまった。本当は、「ユダヤ人は、自分たちをどのように創作したか」である。

 原書の書名が、「ザ・インベンション・オブ・ザ・ジューイッシュ・ピ-ポー」となっているのだから、そのまま、忠実に、 「ユダヤ人の発明」 か 「ユダヤ人(ユダヤ民族)は発明された 」 とするべきなのだ。 そうすると、ユダヤ人、や、この民族の 発明とは、一体何なのですか、となる。



 ところが、ちくま書房の翻訳者たちは、 原書のどこにも、 「ザ・オリジン・オブ・ザ・ジューイッシュ・ピーポー」と書いてないのに、日本語翻訳では、「ユダヤ人の起源( origin オリジン)」とした。 このことの、学問的な誤り、と 真実を覆い隠そうとする、その愚鈍で、怯懦(きょうだ)な精神は、強く、批判されるべきだ。 ×「ユダヤ人の起源」ではない。○「ユダヤ人の発明」だ。 書名を、今からでも、訂正せよ。

ショロモー・サンドが、自ら、ユダヤ人であり、テルアビブ大学で、長年教え続けた歴史学者でありながら、大きく暴き立てた真実は、「我々、ユダヤ人は、自分たちで自分たちを 発明した、(世界に例のない、恐るべき秘密を持った)民族である」ということを、はっきりと、この分厚い本で書いた。 

「(民族の)歴史が創作された」のではない。そんな、生やさしいことではない。ユダヤ人は、ユダヤ人自身を、自分たちで、自分たちのために、発明した。自分で自分を創作したのだ。 このことの 重要性を、日本人の知識層 に、大きく知らしめないといけない。このように思って、私は、自分の「真実の世界史の本」を、今も書いている。

3冊目は、読書人たちの間で、静かに評判を取った、 (3) 「サピエンス全史」(河出書房新社 、上下2巻、2016年刊 ) の原書である、 “ Sapiens , 2014 “  である。世界的なベストセラーの本である。 私は、この本については、詳しい書評を、「今日のぼやき」でやった。 





著者の ユヴァル・ノア・ハラリ  Yuval Noa Harari は、1976年生まれだから、現在42歳 だ。まだ、こんなに若い人だ。首都のエルサレムの北にある ヘブライ大学の 歴史学教授だ。ハラリは、写真から見て、ガリガリに痩せ細った、骸骨のような顔の、激しいヴェジタリアン(菜食主義者)で、「動物たち、とりわけ、牛、豚、ニワトリが、年間に 何千万頭も、人間の食用として、トサツ=殺されている」と、この本の中で、訴えている。 



私は、ハラリ教授の、最新刊の “Homo Deus “ 「ホモ・デウス」が、もう出たようだが、まだ、読んでいない。 ゼウス、デウス に 着目することは、ものすごく重要だ。

ギリシアの「オリュンポスの12神」の筆頭の神々の中の大王である ゼウス、デウスこそは、 人類の 最高の 天帝(てんてい)である。 中国人が言う、天帝(ティエンダイ)も、実は、ゼウスである。  紀元後、184年辺りに、後漢(ごかん)帝国が、崩れ始めた頃の、「三国志」の始まりの頃に、 五斗米道(ごとべいどう)と 太平道(たいへいどう) の乱があった。

 この時に、アリウス派のキリスト教の 宣教師(牧師、パスター。シェパード )たちが、中国にまで、やって来ていた。彼らが、中国人に、「天」 the heaven ヘブン と 天帝 Deus, Zeus 、ゼウス、デウス を教えている。

 アリウス派は、「イエスは、人間だ。ただの普通の男だ。ただし、この人の教えが大変優れているので、私たちは、この人の言行に習う」と考えた。

イエス・キリストは、「主よ、主よ。我を、 救けたまえ 」と言うとき、この主は、英語の聖書 では、Lord ロード と 訳しているが、元は、「ゼウス、デウス よ 、・・・」である。ギリシア語である。 新約聖書(イエスというアホな男の物語)は、な初めの本は、なんとローマで、ギリシア語で、書かれたのだ。紀元後60年とか、80年、100年である。ヘブライ語ではない。 

 日本の戦国時代(室町時代の後半部、1550年ごろ、から1600年までの、たったの50年間 ) にやってきた、ローマン・カトリックの、多くは、イエズス会の宣教師(ミッショナリー。神父。パードレ=ファーザー)たちは、 日本人の信者たちに、「我らが主ゼウスさま、ゼウスさま」と教えている。 イエスさまとは、言っていない。 ここにも秘密が隠されている。 そして、隠れキリシタンたちが、決死の密入国をしたパードレたちから習った ハライソ (天国)は、パラダイス paradise だ。   
 このローマンカトリックの、主に、イエズス会(ジ・ハウス・オブ・ジーザス)の伴天連(バテレン。パードレ、神父)たちは、本当に、悪い人間たちだ。人類の諸悪の根源である。

 私は、ニーチエ とモーツアルト と ミケルアンジェロを、研究してきて、この巨大な真実に、50歳で到達した。

 ローマン・カトリックと CIAの 凶暴な、堅い信念の反共(はんきょう)人間たちが、が、後述する 統一教会 Moonie ムーニー、安倍晋三たち を作ったのだ。

 共産主義(コミュニズム)は、政治思想としては、大体、地球上で死んでいる。それなのに、、そのアンチ・テーゼである、自分たちの 反共(はんきょう)主義 は、死なない。 テーゼ(命題、措定 )の方が、死んだのに、自分たち、アンチ・テーゼ(反措定)が、死なない。 

 私が、最近、調べてようやく分かったが、旧約聖書もまた、何と、一番始めは、ギリシア語で、書かれている。 紀元後200年ぐらいに、成立している。 ヘブライ語ではない。断じて、古代ヘブライ語ではない! ギリシア語で書かれたのだ。 この時代の、世界中の 知識人言語、優等言語( リンガ・フランカ)は、ギリシア語だ。 

 ローマ人が、ローマ帝国を作って、世界中を席巻していたのに。それでも、ローマ人は、ずっとギリシア語(ギリシア文化)に頭が上がらなかった。ローマ帝国の時代にも、 支配言語、官僚言語、知識人言語は、ギリシア語だったのだ。 このあと、紀元後の300年代から、東ローマ(=ビザンチン)帝国が中心の時代になって、再び、ギリシア語による支配 に回帰した。

 ヘブライ語など、もっと、ずっとあとで出来た言語だ。ヘブライ語が出来たのは、紀元後、200年代だろう。それなのに、「自分たちユダヤ民族は、古ーくから有る、古ーい民族だ」と、大きなウソを付かないことには、やっていられない、という おかしな人間たちなのだ。 こういう秘密を、私は、自分の世界史の本で、徹底的に、大きな真実を暴き立てる。

 私は、2008年に、読んだ新聞記事に、自分がヒドく驚いたことを、今も覚えている。その新聞記事は、前述したテルアビブ大学のショロモー・サンド教授が、本を出した、と書いてあって、そのあとに、

「古代の ペリシテ人 は、今のパレスティナ人であり、農民として、ずっと、この地にいたのだ。今もいる。彼らはエジプトからやってきた。そして、ユダヤ人というのも、エジプトからやってきた農民たちである、と証明した 」という記事を読んで、度肝(どぎも)を抜かれた。 

 ということは、ユダヤ人も、パレスティナ人と同じ、全く同じ、エジプトからの、開拓農民の、遊牧民である。自分たち自身が、エジプトからの移民、開拓農民であり、ペリシテ人そのものなのである。

 ところが、他のペリシテ人たちを、「自分たちは、彼らとは、全く、違う。あんな連中と、同じにしないでくれ。自分たちは、ヤハウエ神を信じるのだ」 と、 自分たちは、全く、別物だ、と言い出した。

 真実は、このヤハウエ神というのは、これが、アーメンの起源 なのだ(エジプトで、紀元前1300頃に、激しい、アマルナ革命があった)が、これが、そのまま、アメン神官の一団である。
彼ら自身が、 自分たちを、ヤハウエ YHWH だ、と名乗った。その裏に、エロヒム神という隠れた神 が付いて いる。

 アメン神官たちは、生身の人間たちだ。10人ぐらいだろう。この神官たちが、ヤハウエそのものであり、ゾロゾロと、モーセたちに守られながら、付いてきた。 嫉妬深い神とされる。「自分たち以外のカム(神)を、拝んだら、天罰が起きるぞ。焼き殺してやる」と。 このアメン神官団を世話しながら、モーセたちは、遊牧民(ノウマド)として、例の「ユダヤ12部族(支族)」のうちの、レビ族が、聖櫃(せいひつ)担ぎで、ベニヤミン族が、荷物担ぎ だ。 そのように決まっていた。


*「出エジプト記」のモーセのイメージ

 そして、この時期に、自分たちはユダヤ人になった。ユダヤ人を名乗った。本当は、自分たちも、エジプトから移民してきた、他のペリシテ人(今のパレスティナ人)と全く同じエジプト人のくせに。 自分たちを、ユダヤ人Jews だ、と言い出した。 自分たちで、自分たちを、インヴェンション(発明)したのである。 自分たちを、特別な人間たち、特別な民族だ、と 言い出した。だから、紀元前1200年頃に。モーセが指導者として、エジプトを出た頃から。すなわち今から3200年前に。

 そして、 自分たちよりも少し早くやってきて、カナンの地(パレスティナ=イスラエル)に、すでに、定住していた、ペリシテ人たちの町を、次々と、襲撃して回った。彼らの土地を奪い、殺して回った。 全く同じ民族なのに。同じ、エジプトから来た農民たちなのに。  

 今もある エズレル(イスラエル)平原 のあたり一帯の、
先に来ていて、バアル神(太陽崇拝、豊穣神)を素朴に信じていて、普通の人々である ペリシテ人(今のパレスティナ人。やや愚鈍)たちに、戦争を仕掛けて、土地を奪っていった。それが、モーセのあとの、200年間で、 それが、士師(しし)の時代だ。このあと、紀元前1000年ぐらいから、エルサレムを中心( 至聖所 を作った。今の岩のドームの場所) にして、王国( 「列王記」)になった。

それから、10以上の、たくさんの帝国に、次々と、踏み荒らされた。今に至る。ある時期は、イスラエル人(ユダヤ人)は、全く、そこらにいなかった、時期もかなりある。 100年間、ぐらい、ユダヤ人が、エルサレムにいない、時期がある。その時は、彼らは、ちゃっかり、ただのペリシテ人に、戻っていたのだ。そうやって、生き延びた。 それが、イスラエル国の 真の歴史、3200年 だ。 

 それが、モーセのあと、後継ぎの ヨシュア からあとの、モーセ五書の中で、このあと、紀元前1000年までの、200年間が、士師(しし)の時代だ。 士師とは、シェファルド 、シェパード shepherd で、羊の群れを連れている人間のことだ。羊飼いのことだ。 遊牧民(ノウマド)時代のユダヤ人が、創作される途中の、人間たちだ。 今のトランプも、こういう、民族の移動、と指導を引き受けている、シェパードだ。 幌馬車(ほろばしゃ)隊の隊長だ。

 まだ、預言者(よげんしゃ)とかは、出てこない。 紀元前1000年頃に、サウルと ダビデを、ユダヤの王だと、次々と認定した、サムエルが、最後の士師(シェパード)で、かつ、最初の預言者(プロウフェト)だ。

自分たちも、エジプト人なのに。エジプトの 新王国 第19王朝 の王(ファラオ)ラムセス2世 (在位 紀元前1301-1234)から、「お前たちは、エジプトの新しい領土となった、北の方の、豊かな土地であるカナーンに、どんどん、移住しろ。開拓農民となってゆけ」「ひとり300万円とかの支度金を出す」で、移住していった者たちだ。日系ブラジル人と同じような、移民だ。

 それが、まさしく、紀元前1250年の モーセ Moses  が 率いた、 出エジプトだ。ダス・エグゾダス Exodos 『出エジプト記』 だけが、本当にすばらしい。この本は、あまりウソがない。

 聖書の中では、ユダヤ人は、エジプトから出たり入ったりで、忙しいが、すべて、ウソだ。初めから、エジプトからの移民として、移動していった。この事実だけだ。行ったり帰ったりは、していない。イエスとその家族もそうだ。すべての赤ん坊が殺されるので、などと、エジプトになんか行っていない。

 ユダヤ人の始祖とされる アブラハム は、いない。こんな人はいない。 創作だ。でっち上げだ。アブラハムのモデルは、紀元前1700年ぐらいの、メソポタミアの南の、バビロニア(今のイラクの南部。バビロン)の大王だった、ハンムラピ王だ。『目には目を、歯には歯を」の法律を作った王だ。そのハンムラピ王 を、 アブラハム、という人物に、自分たちで勝手に作った、創作した。

 アブラハムという、でっち上げた人物を 自分たちの始祖としたのだ。作り話だ。このモーセ五書の第一巻である「天地創造」の後半の、 アブラハムの登場からは、紀元後200年代に出現した、ユダヤ人のラビたちによる、作り話である。 紀元後200年代に、Rabbies ラビたちが、生まれて、ギリシア語で、旧約聖書(その冒頭の五冊がモーセ五書)を編纂した。そして、この時に、ユダヤ人、というのが、創作された。

 第一巻の「天地創造 記」の中の、作り話の、始めの、アダムとイヴ(エヴァ)、その子供たちのカインとアベル( カインがアベルを殺した)、それから、ノア の箱船のノア。 そして、大洪水のあとの干上がった大地に降り立ったノアが作った、3人の息子である、 ヤペテ (このヤペテが、ヨーロッパ白人の始祖とされる)と、セム(これが、今のユダヤ人とアラブ人) と ハム(北アフリカ黒人の、ベルベル族や、ヌビア族の始祖) だ、とする。

 ここまでの 話には、私は何の違和感もない。神話 (Myth ミス) としては、上出来である。素晴らしい出来だ。ここらあたりには、私は、異論はない。

 だが、このあとの、アブラハムから、イサク、ヤコブ そして、その12人の息子たち(これが、ユダヤ12氏族となる) そして、その11番目の子であるヨセフ (ここで、急に、モダンな名前になる) が、エジプトに渡って、ファラオ(エジプト王)に継ぐ高官になった、だと。

 そして、自分を殺そうとした 兄弟たちが、エジプトにパレスティナから、頼ってやって来たときに、大事にした。 そして、12氏族 が、エジプトに住んだ、と。インチキ話を作って、それで、無理矢理、それから、350年後の、モーセの 「出エジプト記」に繋(つな)ぐのである。 この インチキ、歴史の偽造 、ねつ造(ホウクス Hoax )を、ラビたちは、やった。 

 この ヤコブの 12人の息子たちは、 ハラン Harran という、今のシリアの 第2の都市アレッポ(IS戦争で、今は、完全に廃墟だ) の 東の、水がたくさんある、稲作も出来るぐらいの アッシュール湖、のそばの大都市で生まれている。 それが、なぜ、どうやって、エジプトに、移り住んでいった、という ウソ話に、 することが出来るのか。 

 何が何でも、ユダヤ民族は、太古にエジプトに移住していて、それが、それが、モーセに率いられて、「出エジプト」して、イスラエルの地に、帰ったのだ、と、 なんとか、無理矢理、辻褄(つじつま)を合わせなければ いけない、ということで、紀元後200年代に、ラビたちが、インチキ話を、でっち上げたのだ。

 だから、今の、ずうずうしくて、あつかましい限りの、人の言うことを聞かない、人の迷惑を全く、気にしない、嫌われ者の、ユダヤ人という選民思想(チョウズン・ピーポー)の民族が出来上がった。彼らが使ったのはギリシア語だ。それで、一番初めの旧約聖書 が出来た。

 その前に、伝承がずっと、その前の1千4百年間、有った、だから、それらを文書に纏(まと)めたのだ、と強弁するだろうが、それも怪しい。 彼らは、自分で自分を創作した、無から作り出した、のだ。  そうやってユダヤ人 (ユダヤ民族)が、作り出された。まさしく発明だ。

 フランケンシュタイン博士が、怪物 フランケンシュタインを作ったのと、同じだ。
 
 自分たちで、自分たちを創作して、発明した、ユダヤ人(紀元後200年ぐらいに、ユダヤ人は、創作され、誕生、発生した)は、紀元後200年代から、出現した、 ラビ Rabbi ( 英語ではラーバイ。 宗教指導者 律法の解釈者たち。お坊さまだ)たちが、「エスサレム・タルムード」と「バビロニア・タルムード」の成立と同じ時に、旧約聖書(モーセ五書 Tohra トーラ)が、その冒頭)も、 作った。創作したのだ。 

 それらは、ギリシア語で書かれた。決して、古代ヘブライ語ではない! 当時の、世界の中心言語、優等言語、支配者言語は、ギリシア語だからだ。官僚と、学者と、知識人たちは、ギリシア語で書いた。

 だから、このラビニック・ジュダイズム Rabbinic Judaism 以後の研究しか、今の、世界中の ジュダイズム Judaism ( ユダヤ教。ユダヤ思想とも訳せる。同じことだ) 学者たちは、やらない、と決めている。 その前には、無いからだ。

 だから、ユダヤ教は、キリスト教よりも、遅れて出来た。 これは、現在の、ほとんどのユダヤ学者たちが認めている。

 イエスが生きた、紀元前後( 紀元後30年に、イエスは処刑死) の ローマ帝国による支配の頃も、ローマ人の官僚や、軍人の将校たちは、ギリシア語で文書をかいた。ローマ語ではない。 私は、ラテン語、という 言葉が、いつから使われたのかを、調べている。ローマ語でいいのに。 

 その前の、アレキサンダー大王による、ペルシャ帝国全体の の支配 (BC333年の イッソスの戦いで勝った。ダレイオス3世に )で、ギリシア語、ヘレネスの言葉、 ギリシア人の優位が、確立していた。 このヘレニズム の ギシシア白人たちの、植民都市が、 中央アジアから、インドにまで作られた。

だから、ガンダーラ(カンダハール川の流域。今のパキスタンの北部一帯。バーミヤンからペシャワール、イスラマバードも)で、大乗仏教に、変じて、お釈迦様(ゴータマ・ブッダ)の像(=仏像。「ブッダズ・イメッジ) は、髪が、ギリシア美術の クリクリ毛の、 パンチパーマのような、頭をしているのだ。 私は、この 「このパンチパーマの 人は、誰ですか? 」と、 「隠された歴史 そもそも
仏教とは なにものか? 」(PHP 刊 、2012年) の冒頭で書いた。

 アレキサンダー大王よりも、160年前の、紀元前490年と、480年の 2回、ペルシア(・ギリシア)戦争(と表記するべき)で、ダリウス1世が、ギリシアに攻め込んだ。 が、何とか、ギリシア人たちは、世界覇権国(ヘジェモニック・ステイト)であるペルシア帝国からの攻撃を、撃退できた。しかし、真実は、デロス同盟は、どうも、ペルシア帝国に服属したようだ。 

イスラエル=パレスティナ は、私が、数えたら、なんと12個の 歴史上の帝国(大国)に 占領され、服従して、生き延びた国、 小さな国、小国だ。 一回も帝国(エムパイア)になったことがない。
このことが、重要な真実だ。

人類の歴史(=世界史)は、副島隆彦が、ずっと唱導して、研究してきた「帝国 ー 属国」関係で出来ている。

 ペルシア戦争のあとの、ペロポネソス戦争の頃から、アテネは、自らが、周囲の小都市を集めて、(小)帝国になったようだ。

 このあと、30年もしないで、紀元前450年ぐらいに、賢帝(けんてい)ペリクレスと、それより21歳下の、ソクラテスの時代が来る。 

 我慢に我慢の、寛容の精神をした、ペリクレス が、アテネの デモクラシーを実現した。だが、本当は、ペリクレスは、独裁官(どくさいかん。ディクタトーレ)であった。 人類の理想の、優れた指導者に率いられた、古代デモクラシーが完成した。それがアテネだ。 だだし、ほんの数十年間 の話だ。

 アテネこそは、人類の歴史の頂点とされ、欧米白人たちが、今でも、自分たちの原点として、鼻高々で、威張る理由だ。  もうひとつの人類の 初のデモクラシーは、 ローマ人から見たら、むくつけき蛮族であって、ゲルマン諸族の、 紀元前後からの、ゲルマン民会(ゲマインデ)の、「チュートン森 (トイトブルグの森)から生まれた、デモクラシー」(モンテスキューの「法の精神」で書かれた)だ。 
 もしかしたら、イエス自身は、アラム語(アラマイト)だけでなく、さらには、シリック(古代シリア語 Cyric  とする説が出ている)だけではなく、 イエスは、まさしく、ギリシア語を話した教養人だったろう。 アラム語(アラマイト)が、当時、古代世界の、エジプトから、ずっとぐるりと、メソポタミアまで広く使われて、話されていたという。 今のアラビア語のような、大きな広がりを持ってたのだ。 

 だから、大事なのは、ギリシア語なのだ。紀元前500年代から、紀元後500年代まで、実に、一千年間、エジプトでも 地中海でも、どこでも中東世界全体 の、支配階級は、ギリシア語を話していたようだ。 文献、文書は、ギリシア語で書かれている。 一体、人類の歴史の大きな真実は、どこにあるのか?

 ギリシア語も、フェニキア文字のアルファベットである。だから、フェニキア人(ポエニ人、カルタゴも、ベネチアも)が、一番、古い、言語の民族だ。紀元前1200年代(13世紀)から、あの辺に、居るようだ。 元々のユダヤ人、というのも、どうも、始めは、フェニキア人 という海洋性の民族で、「海の民」そのもので、ある。フェニキアとは、今の、レバノン(人)(首都ベイルート)である。 

 ヘブライ語は、あとから出来た。これも、フェニキア文字だ。だから、ギリシア語も、 アラビア語も、ラテン語(ローマ語)も、のちのロシア語(スラブ語)などのキリル文字も、元々は、フェニキア語から派生したのだ。

アラビア語は、それよりも、ずっとあとの、紀元後622年 のイスラム教の成立(ヘジュラ元年)ときの、クルアーン(コーラン)の成立と共に、成立したのだ、と、考えればいい。アラブ人というのも、この時、クルアーン(コーラン)の成立と同じ時に出現した、生まれたのだ、と、考えればいいのだ。 その前には、アラブ人はいない。・・・・

 私は、ずっと、こういうことばかり、書いている。 こうやって、日本の思想家である副島隆彦は、この炎暑と台風が、交互に押し寄せる、今の時期を、生きている。

 誰かが、日本にも大きな真実を、世界基準では、すでに明らかになっていることを。 私が、簡潔に書いて、伝えなければならない。これが、私の使命で有り、運命だ。

 以下の載せる記事は、昨日の WSJ (ウオールストリート・ジャーナル)紙のものである。WSJは、金融・経済の日刊紙であり、日本の日経新聞のような経営者や投資家が読む新聞だ。

 この記事に、もの凄く、重要なことが、書かれている。それは、 次の米大統領選(2020年)での、民主党の 候補は誰かが、書かれているわけではないが、私、副島隆彦はピンと来た。 鋭く読む能力のある人は、分かりなさい。いや、誰も、まだ、分からないだろうなあ。 

(転載貼り付け始め)

「米中貿易戦争、解決のキーマンは王岐山(おうきざん)副主席か」

2018年8月2日 WSJ  By Chun Han Wong



 王氏は米国に舞台裏でメッセージを伝達する役割を果たしている

 貿易をめぐる米中の緊張が高まった今年5月、中国の王岐山(おうきざん)国家副主席は米実業家らとの会談の場で、中国の産業政策に対する米国の批判に反論した。中国の歴史に関する米国の無知について詳しく説明したのだ。 (略)

 米国は7月6日、340億ドル(約3兆7800億円相当)の中国産品への追加関税を発動し、貿易戦争をエスカレートさせた。その数日後、王氏はシカゴ市のラーム・エマニュエル市長、 テスラ のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と個別に会談した。

 エマニュエル氏との会談は王氏の要請によるもの。エマニュエル氏の報道官によれば、会談で王氏は、米中関係の現状は中国側が望んでいるものではないとしながらも、「中国は自国経済を強化するというビジョンを思いとどまることはない」と述べた。・・・・



(転載貼り付け終わり。あとで、この記事の全文を、再度、掲載する )

副島隆彦です。 ようやく 中国の一番の大物の人物が、表に出てきた。真打ち登場、である。

 「(習)近平 (チンピン。呼び捨てだ)よ、まあ、私が、アメリカのトランプ との交渉、駆け引きの仕事を引き受ける から、見ていなさい」という感じだ。私、副島隆彦 の研ぎ澄まされた眼力から分かることは、王岐山は、いきなり、アメリカの最深部の急所に、手を突っ込んだ。

 王岐山が、これから、トランプと、激しい、政治ドラマを、たくさん作ってゆく。だが、この勝負は、表面には、あまり出ないだろう。 国家副主席の 王岐山(おうきざん、 ワンキーシャン 70歳。習近平より5歳上 )が、ついに出てきた。 そして、トランプに向かって、大きな、くせ玉を、これからたくさん投げる。中国も、簡単には負けない。 トランプは、内心、ゾッとしただろう。

 米中の 貿易戦争、通商交渉では、緒戦(しょせん。スカーミッシュ)では、中国の完敗だ。トランプの大勝利だ。 今も進撃を続けている。 中国側で、防御戦の、先陣を引き受けた、劉鶴(りゅうかく。リャウホウ)は、早くも、5月に、対米交渉で ボロボロになった。 そのあと、7月から、王岐山が動き出した。 

 中国は、群議技術含めた、あらゆ分野の 先端技術を、すでに、世界中から、ドロボウして、もう、自分のものにしてしまった。ほとんど盗んだ。だから、アメリカに対しても、決して下手(したて)には出ない。

 王岐山は、 一帯一路(いったいいちろ)の 戦略のまま、大きく、アフリカ諸国、南米諸国、そして、アジア諸国の華僑圏 から、遠回りにして、アメリカを包囲するだろう。トランプに「もっとカネを払え」と、虐(いじ)められているヨーロッパ諸国も、中国に、こっそり付くだろう。 ロシアと、トルコ、イランも、中国に付く。 だから、中国が、トランプの電撃、攻撃を、ガチッと受け止めてからが、本当の闘いだ。 これは、持久戦(じきゅうせん)である。 トランプが、ああいう人だから。

 だから、トランプは、緒戦で、電撃作戦(でんげきさくせん。ブリッツクリーグ)で、ナポレオンのような、あるいは、ヒトラーがやったような手口で、激しい攻撃を仕掛ける。そして、相手が真っ青になり、脅しあげておいてから、“デイール(交渉、駆け引き)の天才 ” として、落としどころを探る。
裏から手を回す。 トランプは、商売人であるから、ベロリと舌なめずりして、そして、どれだけでも、態度を変える。 

 この手口は、今では、もう、世界中で読まれている。トランプの虚仮威(こけおど)し、や恫喝(どうかつ)と、同時の、裏から手を回しての、相手を交渉に引き釣り込む、というやり口は、もう満天下に、バレている。

 それでも、 私、副島隆彦が、今のトランプを支持しなければならない。 それは、アメリカの国内政治で、今も、米民主党の中に、強力に、根付いて、巣くっている、Moonie ムーニー、統一教会の勢力 、すなわち、反共(はんきょう)の精神に満ちた、反共、反(はん)共産主義だけを自分たちの教義(ドグマ)にしている、狂った精神をした者たちの、大群、大軍との闘いを、今も、厳しくやっているからだ。  

 アメリカのリベラル派の中に、ヒラリー・クリントン派の形で、 この Moonie ムーニーの大勢力 が、居る。 

 それは、アメリカの政治ニューズを見ていると分かるとおり、FBI(司法省の下部組織)、とCIA(国務省の下部組織 国家情報部、国家スパイ組織 )の 中に、それぞれ、数百人の幹部たちが、この 反共主義の、ムーニーの強固な、強烈な宗教心をもったものたちが。今も厳然として、いるからだ。 

そして、アメリカの メディア(テレビ、新聞)である。この連中にも、Moonie が、たくさんいる。

 彼ら、宗教的な 反共主義の 恐ろしい狂信に満ちた、ヨーロッパにもいる、大勢力との闘い、戦い において、 トランプが、決して、優勢だ、という判断を、出すことは、まだ、できないのだ。

 この Moonie 勢力 は、日本にも強力に存在している。厳然として、私たちの日本国が、抱えている。それが、まさしく、安倍晋三と昭恵夫人を頭目とする、日本の統一教会の組織だ。彼らが、日本の政治権力を握っている。 恐るべきことだ。 今、現在も、安倍政権の形で、現出(げんしゅつ)している。私たちは、この勢力の奴隷のようにされて生きている。 誰も、このことを、怖くて言わない。 

 本当は、金持ち、と資産家、でなければ、自民党支持者になってはいけない。金持ちたちだけが、自民層(保守党)支持であるべきだ。 ところが、反共の燃え上がるような、頭の芯からの狂信が、あれば、自分は、貧乏人(一般庶民)でも、自民党の支持者で、ある資格がある、と 勘違いさせるために、 この気色の悪い、反共の宗教団体が、磁石(じしゃく)となって、いろいろの隠れ蓑を、使って、 安倍晋三自民党 の 500万人ぐらいの大勢力を、この国に、作っている。彼らは、この国に、癌(がん)細胞だ。

 その隠れ蓑(かくれみの)が、 日本会議や、笹川財団 や、幸福の科学(=幸福実現党)である。
この他に、出版社の、ディズカヴァー・トゥエンティワンなどの、気色の悪い、 イエズス会(上智大学など。ローマン・カトリックの中の大派閥。今の極悪人、フランシスコ法王は、公然とイエズズ会だ)
が、出資、応援している。

 この 狂信の宗教団体、信念の反共人間たち、によって、乗っ取られている日本の国家体制を、何とかしなければいけない。この 狂った勢力を何とかしないことには、日本国内で、政治言論とか、社会評論とか、は、成り立たない。 

 有識者、言論人は、このことを、分かっているくせに、、ものすごく怖(こわ)いものだから、すっとぼけて、逃げる。あるいは、当てこすりの、いい加減な言論や、新聞記事にして、この日本国の 根本の問題を、すり抜けて、他の何ごとかに、変えて、代えて、それで、ゴマ化している。あるいは、自分自身が、安部派=統一教会 に 尻尾を振って、寄ってゆく。 おいしいご飯を食べたいからだ。冷や飯食いは、イヤだからだ。  私、副島隆彦は、こういう 大きな真実しか書かないで、生きて来た。

 私が、毎日、死ぬほど、不愉快極まりないのは、やはり、この問題だ。この問題から、目を離して、他のことに逃げることは、私は、自分が、日本国民のために、大きな真実を伝え続ける、という仕事をしてきて、自分への裏切りとなる。  私は、この Moonie  統一教会 勢力との闘いを、すべての自分の言論、思想研究の中心に置いている。

安倍晋三は、 自分は、明確に、明らかに、ヒラリー派=ムーニー の勢力に、付属するはずなのに。何と、トランプが、大統領に当選した(11月9日)、の、わずか8日後、2016年11月17日 には、おカネ(50億円)を持って、トランプ・タワーに、行って、トランプに、べったりとしがみついた。恥も外聞も無い、恐るべき技(わざ)を使う者たちなのだ。 

 今や、自民党内の、ハト派や、良識のある人々、真の温厚な能力のある経営者たち が、安倍勢力の、恫喝、脅しに、屈して、 黙りこくらされている。 この他にも、古色蒼然の本物の 民族右翼、さらには、日本の広域暴力団が、そのまま政治家集団になった組織である竹下派に、担がれている、石破茂(いしばしげる)さえも、 どうにもならない。 日本の危機である。

 他の国のことを、あれこれ言えるような、状態ではない。 日本こそは、暴力団よりもヒドい、特殊な狂気の宗教団体を、頂点に置いている、見るも無惨な国なのだ。このことを、皆、腹の底から、自覚せよ。日本は、大きな危険の中にいるのだ。

 韓国も、北朝鮮も (すなわち、文在寅も 金正恩も)、―私は、はっきり書く ー この愚かな朝鮮族、韓国人たちも、日本と同じく、統一教会によって、政治が乗っ取られている国である。目も当てられないぐらいの、惨状である。文在寅(ムンジェイン)と金正恩(キムジョンウン)は、ふたりで一本のナイフを、しっかり握り合って、「統一」という名のウエディング・ケーキを切る、結婚式のような 儀式を あのとき、世界に向かってやってみせた。あれは、統一教会の「合同結婚式」そのものであり、これと全く同じ精神構造をしているから出来ることだ。

 こういう 大きな事実を、鋭く、真っ正面から、見つめる能力がないなら、他に、何の、政治言論が成り立つというのか。

 私、副島隆彦のこの書き方が、異常だとか、ものすごい偏向(へんこう)だとか、気が触れたのか、と 思う人は、 それは、私、副島隆彦の本をこれまで、真剣に読んで来なかった人だ。

 私が、どれぐらい本気で、これらの大きな真実を、ずっと、書いてきたか。そのことの信用と、大きな支持が、私にあるから、私は、こうやって、苦悩のドン底からでも、こうして、書いて、公表できている。大きな真実を、分かりたくない者は、 この 学問道場には、近寄るべきでない。  私は、本気だ。 

(最後に、上記の新聞記事を、再掲載する)

「米中貿易戦争、解決のキーマンは 王岐山(おうきざん) 副主席か」

2018年8月2日 WSJ (ウオールストリート・ジャーナル紙)
By Chun Han Wong
https://jp.wsj.com/articles/SB11443694453778813656304584383691732929568

王氏は米国に舞台裏でメッセージを伝達する役割を果たしている

 貿易をめぐる米中の緊張が高まった今年5月、中国の王岐山(おうきざん)国家副主席は米実業家らとの会談の場で、中国の産業政策に対する米国の批判に反論した。中国の歴史に関する米国の無知について詳しく説明したのだ。

 この会談の内容を知る関係者によれば、王氏は貧困から抜け出そうとする中国の苦闘を理解しない米国の姿勢をたしなめた。米国が中国の苦闘を理解すれば、中国共産党とその政策についても理解が進むだろうと話したという。王氏は、孫武の兵法書「孫子の兵法」の「敵を知り、己を知れ」の格言を引用し、自らのメッセージを強調した。


↑一番左が、王岐山(おうきざん)

 習近平国家主席の腹心である王氏は短期間政界から退いた後、今年3月にそれまで儀礼的役割だった国家副主席の座に就いた。

舞台裏でメッセージ伝達
 王氏は副主席として、訪中する米国人らに舞台裏でメッセージを伝達する役割を果たしている。習主席の経済アドバイザーである劉鶴(りゅうかく)副首相が、貿易紛争をめぐる米国との交渉を主導している。一方、王氏は、外圧に屈することなく自らの発展の道を進む中国の決意を伝えている。

 王氏が政治の最前線に復帰したことは、過去半年間で習氏が中国の政治的序列をいかに変えたかを物語っている。この間に習氏は、自らを政策立案のトップに据え、周囲に同志や子飼いを配置してきた。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は、今年3月、国家主席と副主席の任期制限を撤廃した。 習氏と王氏は、無期限に現職にとどまることができるようになった。

 米国は7月6日、340億ドル(約3兆7800億円相当)の中国産品への追加関税を発動し、貿易戦争をエスカレートさせた。その数日後、王氏はシカゴ市のラーム・エマニュエル市長、 テスラ のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と個別に会談した。

 エマニュエル氏との会談は王氏の要請によるもの。エマニュエル氏の報道官によれば、会談で王氏は、「米中関係の現状は中国側が望んでいるものではない」としながらも、「中国は自国経済を強化するビジョンを思いとどまることはない」と述べた。

 上海に電気自動車(EV)工場を建設する計画を発表するため中国を訪れていたマスク氏は、ツイッターで、王氏と面会したことを明らかにし、「歴史や哲学に関する非常に興味深い話し合いをした」と書いた。

米国で一目置かれる存在
 一部の米当局者や企業経営者は中国当局者に対し、貿易摩擦解消のため王氏が訪米して交渉に当たるよう要請している。王氏は1990年代以降、銀行家や政府高官として多くの米側関係者と交流してきており、米国の金融界や政界で一目置かれる存在だ。

 ただ関係者によれば、王氏は5月に北京の中南海(ちゅうなんかい)で米経済界の首脳らと会談した際、自らが対米関係を統括することは否定。習氏が望むことならば何でもするのが、国家副主席としての職務であると語った。

 副主席としての王氏は、前任者をはるかに上回る名声と影響力を持って外交上の職責を果たしている。昨年10月に共産党政治局常務委員から退任したものの、今も重要会議には出席しており、党の外交政策を担う新設の中央外事工作委員会の事実上のトップに就任している。

 習主席にとって、王氏を副主席として置く意味は、米国に対する洞察力を持つ貴重な人物を、実績あるトラブルシューター、かつ忠実な部下として身近に置くことにある――。これが中国政治ウォッチャーたちの見方だ。

 また、潜在的ライバルとなり得る年下の幹部を、次の国家主席をうかがうポストに就かせる、のを回避するのにも役立つ。現在70歳の王氏は習氏より5歳ほど年上で、後継者になるには高齢過ぎると考えられている。

 王氏は、経済政策通の銀行家および政治家としての長いキャリアに定評があるが、その後は汚職撲滅(おしょくぼくめつ)運動も指揮した。この反腐敗(はんふはい)闘争により、習氏は就任1期目の5年間で、政敵を追い払い、党員たちに忠誠を誓わせることが可能になった。王氏を知る人々は、正直者だという評判があって、子供がいない同氏が、この職務にうってつけだったと述べる。

 1990年代半ばに、大手国営金融機関のトップだった王氏は、米モルガン・スタンレーと交渉し、同国初の合弁投資銀行である中国国際金融(CICC)を創設した。

 1995年のCICC創設時、株主の1人が王氏に高価なゴルフクラブのセットを贈った。当時、CICCのCEOを務めていたハリソン・ヤング氏によると、「倫理・優待規則によって受け入れも拒絶もできない贈答物に相当した」ため、「董事長だった王氏は、これ見よがしにゴルフクラブを自分のオフィスの目立つところに置き、我々は、これに触ってはいけない、と職員に告げた」という。

文化大革命の頃から盟友
 習氏と王氏は、少なくとも1966年から76年の文化大革命の頃から互いを知る間柄だ。2002年に習氏にインタビューしたチャン・シーミン氏によると、このとき両氏は、毛沢東の命令の下、都会から農村地帯に下放した何百万人もの若者の一部だった。

 1980年代、習氏が地方の党トップだったとき、王氏は中央政府で農村政策を勉強していた。農村政策で王氏と緊密に協力していた経済学者の黄江南(こうこうなん)氏によると、王氏は北京で開催する討論会に参加するよう習氏ら地方行政官をしばしば招いていた。黄氏は1979年、党指導部に提出された経済政策論文を、王氏らと共同で執筆したこともある。

 同氏によると、若い頃に出会った習氏と王氏は「強い親近感を抱き、互いの考え方を理解し、同じような政治目標を共有していた」という。

 外国の賓客との会談で、王氏は、中国について、「世界における正当な場所を求める善意のパワーだ」と説明している。大学時代に歴史学を専攻した王氏は、フランスの思想家アレクシ・ド・トクヴィルの「アメリカの民主政治」から、ハーバード大の哲学者マイケル・サンデル氏の「これからの『正義』の話をしよう」に至るまで、数々の著作を渉猟してきた。中国史や世界史に言及することもしばしばだ。

  王氏は今年5月、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで国家副主席として初めて公の演説を行い、「あらゆる国には独自の歴史と文化と同様に、独自の現実がある」と主張。あらゆる国は「自国に適した開発の道を追求すべきだ」と説いた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 






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